定義
- 非可算基数 κ が strongly compact であるとは,任意の言語 L_{κκ} と,その閉論理式からなる集合 T に対して,濃度が κ 未満の T の任意の部分集合についてのモデルが存在すれば,T のモデルが存在すること.
- ここで L_{κκ} は,κ 個未満の式の論理和,論理積と,κ 個未満の変数の存在量化,κ 個未満の変数の全称量化を許した,(一階述語論理の言語の拡張といえる)ようなものである.
性質
- compactness theorem (logic) より,ω は上の条件を(非可算のところ以外は)満たしている.
- 明らかに strongly compact ならば weakly compact (cardinal)? である.
注意
出典
Akihiro Kanamori, The Higher Infinite, Perspectives in Mathematical Logic, Springer, 1991.