トレーニング/Training-Air to Air(J)_1111

Last-modified: 2012-11-13 (火) 23:35:38

[1]


[2] A-10C空対空交戦訓練へようこそ。


オートパイロットで高度を維持している。フライト中230-240ktsを保つようパワーを調節してくれ。


[3] A-10Cはジェット戦闘機ではない。しかしドッグファイトにおいて優れた敏捷性と、自己防衛としては充分すぎるほどのパンチ力を発揮する。イボイノシシが吹く30㎜砲の前には、如何なる捕食者も挑戦をためらうだろう。また、AIM-9 Sidewinderでは広い交戦範囲をもってエアボーン・ターゲットに対抗することができる。


[4] 約1nm先にエアボーン・ターゲットとして2機のSU-25が準備している。いま視認しやすいようにフレアを放ってくれている。Numpad*(アスタリスク)を押してHUDにズームインすればよく見えるだろう。


Numpad ENTER を押せばデフォルトのコクピット視点に戻る。


このフライトでは速度に注意を払い、230-240ktsに保つことが肝要だ。でなければターゲットに置いてきぼりにされるか、オーバーランしてしまう。


[5]


[6]


[7] 左MFCDでDSMSページを開き、ペイロードを確認しよう。


[8] ステーション2にLITENING-IIと、ステーション11にAIM-9Mを2発積んでいる。さらにCM弾丸も満載している。


[9] 原則としてA-10で、もつれ合いの空中戦を行うことは避けるべきだが、いつ敵機が襲いかかってくるかは分からない。また戦闘では、地上を低高度で飛び回る敵のヘリや対地攻撃機など、よい獲物が現れてくれる可能性もある。


そんな時、奴らを追跡するのにLITENING-II TGPが非常に役に立つ。


OSB-4を押してTGPのA-Aページを開け。


[10] HOTASクーリーハットRIGHT(ロング)コマンドもしくはKを長押しして、TGPをSOIにしろ。


[11] 右側のターゲット2がフレア放出をやめた。まだ放出している左側のターゲット1に狙いを定めよう。


HOTASスルーコントロールもしくは「;」「,」「.」「/」を使ってTGPのLOSをターゲット1に合わせろ。


[12] TGPディスプレイのクロス・キューはTGPがトラックできる目標を示している。ターゲット1がフレア放出をやめた。


HOTAS TMS UPコマンドもしくは左CTRL+↑を押して、ターゲット1の上でTGPをPOINTトラックモードにしろ。


[13] HOTASチャイナハットFORWARD(ショート)コマンドもしくはVを押してTGPをナロー・フィールド・オブ・ビュー(NFOV)にしろ。


[14] 背景に対してターゲットがくっきり見えるように、FLIRビデオに切り替えるのが賢明だ。


HOTASボートスイッチFORWARDコマンドもしくは右ALT+→を押して、TGPをWHOT(ホワイトホット)ビデオにセットしろ。


[15] HOTASクーリーハットUP(ショート)コマンドもしくはUを押してHUDをSOIにしろ。


[16] ではHOTASマスター・モード・ボタンもしくはMを長押ししてHUDをエア・トゥ・エア・モードにしろ。


[17] HUDは現在AIM-9Mレティクルを表示している。この音はAIM-9シーカーの捕捉状態を示している。信号の音が高いほど、シーカーの捕捉度は高い。


AIM-9は現在、ボアサイト・モードになっている。これはシーカーがボアサイトに固定されているため、発射するにはレティクルがターゲットに重なるように機体をもっていかなければならないということだ。


HOTASチャイナハットFORWARD(ショート)コマンドもしくはVを押して、シーカーを解放しろ。


[18] 解放されるとシーカーはボアサイト・ラインから離れて自由にスキャン・ゾーンを漂う。ボアサイト・モードでターゲットを攻撃する場合は、発射の前にシーカーを解放し、シーカーがしっかりとロックしているか確かめてみるのが良いだろう。


HOTASチャイナハットAFT(ショート)コマンドもしくはCを押してシーカーをボアサイトに戻せ。


[19] AIM-9シーカーはSCANモードにもできる。これは機体前方のより大きな範囲をカバーするために、ボアサイト・ラインの周りを周回しながらスキャンを行うものだ。


Press the HOTAS TMS UP (short) command or LCTRL and UP arrow key on the keyboard to enter SCAN mode.


[20] 準備が出来たらいつでもAを押してオートパイロットを切り、直接ターゲット1の背後についてシーカーでロックしろ。


[21] サイドワインダーの発射は2nm以内で行うのがベストだ。ターゲット1をしっかりロックしていることを確かめたら、ウェポン・リリース・ボタンを押して発射しろ!


[22] フォックス2!


[23] 撃墜!


水平飛行。


[24] まだAIM-9は残っているが、もう一度HOTASチャイナハットAFT(ショート)コマンドもしくはCを押してミサイルを無効にし、ガン・インジケーションを見てみよう。


[25] それからTGPもボアサイトに戻し、ターゲット2の追跡を開始しろ。現在、視認のためにもう一度フレアを放っている。


[26] HOTASチャイナハットAFT(ショート)コマンドもしくはCを押してTGPをボアサイトにしろ。


[27] HOTASチャイナハットFORWARD(ショート)コマンドもしくはVを押してTGPをワイドFOV(WFOV)に戻せ。


[28] TGPをターゲットに合わせ、HOTAS TMS UP(ショート)コマンドか左CTRL+↑を押してPOINTトラックモードを入れろ。


[29]


[30] 機銃を発射するにはもう少しターゲット2に近づく必要がある。パワーを上げて距離を詰めろ。だがターゲットをオーバーランしないよう気をつけろ。


[31] ファンネル・ガン射撃のできる距離に近づいた。高度と速度を合わせ、230-240ktsに保て。


[32] HOTASクーリーハットUP(ショート)コマンドもしくはUを押して、HUDをSOIにしろ。


[33] ファンネル・ガンサイトを使うには、プリセットされた10のターゲット・プロファイルから1つをセレクトしなければならない。ターゲットであるSu-25のプロファイルをセレクトするには、HOTAS DMS RIGHTコマンドもしくはPAGE-DOWNを4回押せ。HUDのウェポン・プロファイル部分にプロファイル名がサイクルするのを見てみろ。


[34] ファンネル・ガンサイトを使って狙いを定めるには、ターゲットと自機の動きを合わせ、ターゲットの両翼端がちょうどファンネルの縁に触れるように、ターゲットをファンネルの内側に入れろ。この位置はどんな距離においても発射ソリューションとなるように、選択したプロファイルにセットされている翼幅をもとに計算されている。


ガン・インジケーションには、ガン・ボア・ライン(GBL)クロスの下の、エア・マス・インパクト・ライン(AMIL)もある。AMILは発射2秒後の弾丸の弾道を表している。ターゲットとの距離が近い場合は、AMILの一番上をターゲットに合わせれば、よい照準となる。


[35] ターゲット2への発砲が許可された。


[36] ガンズ、ガンズ、ガンズ!


[37] 命中!


[38] 水平飛行したら、この訓練のまとめに入ろう。


[39] オートパイロットを入れた。高度を維持する。


訓練を終わる前に、IFFCC TESTメニューを見てみよう。ここでファンネルのターゲット設定をいじることができる。


AHCPのIFFCCスイッチを1回右クリックし、IFFCCをTESTモードにセットしろ。


[40] SELロッカーキーでAAS(エア・エア・サブメニュー)ページにスクロールし、ENTキーを押して開け。


[41] AASページはガンサイトとして選択可能な、10のプリセットされた航空機をリストアップしている。加えて、カスタム固定翼機エントリー(MAN-FXD)が1つ、カスタム回転翼機(MAN-RTY)エントリーが1つ作成できる。


SELロッカーキーを使ってプロファイルをサイクルし、ENTキーを押してプロファイルをON、OFFにできる。OFFにセットされたプロファイルは、AIR TO AIRモードのターゲット・プロファイルでサイクルすることができなくなる。


よければ、IFFCCスイッチを左クリックしてONに戻せ。


[42] これでA-10Cの空対空訓練を終わる。