トレーニング/Training-Landing(J)_1111

Last-modified: 2012-05-12 (土) 20:48:51

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[3] ランディング・トレーニング・ミッションへようこそ。このミッションでは、計器着陸装置(ILS)を使ってBatumi基地に着陸する訓練を行う。


オートパイロットで高度と方位を保つようにしておいた。アプローチの準備ができたら、速度を約200ktsに維持しろ。


騒音で私の説明が聞き取りづらかったら、ミッションを出て、WORLDとIN-COCKPITの音量を50%に下げろ。


[4] ランディングはどんなフライトにおいても難しい作業だ。良いランディングをするには機体のコントロールに注意を払い、基地の航空管制官(ATC)の指示のもと、様々な計器類を駆使して精密なアプローチを行う必要がある。


ランディングは次のような順に行われる。TACANかGPSを使って飛行場にナビゲートする。ラジオを飛行場の周波数に合わせる。ILSレシーバーを飛行場のILS周波数に合わせる。ATCの指示に従ってファイナルアプローチ・フィックスにナビゲートする。そして最後にファイナルアプローチを行って、滑走路のタッチダウンポイントに向かうグライドスロープを正確に降りていく。


準備ができたらスペースバーを押せ。


[5] 前回TACANナビゲーションをやったので、今回はEGIのGPSを使って目的地にナビゲートしよう。CDU DIVERTページは、ウェイポイントとして選択可能な、最寄りの飛行場4つをリストアップしてくれる。このページに見るには、まず、右MFCDのOSB-13を押してCDUページを開こう。


[6] UFCで「FUNK」の後に「2」(NAV)を押してCDU NAVページを開け。


[7] OSB-10を押してDIVERTページを開け。


[8] DIVERTページは最寄りの4つの飛行場と、その方位、距離、Time-To-Go(所要時間)を表示している。


OSB-16をおしてBatumi基地をステアポイントにしろ。


[9] これで、HUD右下のナビゲーション・データブロックで、「ホームプレート」までの距離とTTGを見ることができる。


CDUのFLD INFO(フィールド・インフォ)ページに示されているように、BatumiのATCラジオ周波数は131.000MHzだ。この周波数にVHF/AMラジオを合わせる必要がある。


VHF/AMラジオを131.000に合わせたら、スペースバーを押して次に進めよう。


[10] MHzの1桁目のホイールを1回左クリックして「1」に合わせろ。


[11] よし。これで、Batumi ATCにコンタクトして、イニシャルアプローチの指示を受けることができる。だがその前に、アプローチのためにILSパネルをセットアップしよう。


ILSは地上に設置されている正確なアプローチシステムだ。滑走路にアプローチしてくる航空機を、垂直(グライドスロープ)、水平(ローカライザー)電波信号を使って誘導する。


ILSビーコンは特定の周波数で発せられているから、アプローチする航空機が合わさなければならない。Batumi ILSは110.30MHzだ。


ILSパネルの、左の周波数ホイールの上で、マウスホイールを回して、まず「110」に合わせよう。


[12] 次に右の周波数ホイールの上で、マウスホイールを回して、小数点以下を「.30」に合わせよう。


[13] 左周波数ホイールを右クリックして、ILSレシーバーの電源を入れよう。


[14] Batumi approachにチェックインして、我々がインバウンドすることを伝えよう。


HOTAS Mic Switch FORWARD command か 左ALTとNum+キーを押して VHF/AMラジオメニューを開け。


[15] F5を押してATCラジオページを選択し、Batumi approach、そしてF1を押してインバウンドをコールしよう。


インバウンドの指示を受けたら覚えておけ。


Batumi ATCから、ファイナルアプローチ・フィックスへの方位を受け取ったら、スペースバーを押して進めよう。


[16] ESCキーをおしてラジオメニューを出よう。数分後にまた使うだろう。


これでファイナルアプローチ・フィックスへナビゲートすることができる。そこは滑走路から約10nm離れた場所だ。


飛行していく高度は、飛行場や状況によって異なってくるが、一般的には2,000-3,000ft. AGL(地面からの高さ)だ。


準備ができたらスペースバーを押してくれ。オートパイロットを切って、自力でATCが指示した方位に旋回できるぞ。


[17] オートパイロットがOFFになった。ユーハブコントロール。ATCに支持された方位へ旋回しろ。高度は維持しろ。


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[19] オートパイロットがONになった。


滑走路の高度とコックピットの高度が同じになるように、Batumiの高度計に合わせる必要がある。高度計のpressureノブの上で、マウスホイールを回すかクリックしてノブを回し、マウスを左にドラッグしろ。


[20] それから、ファイナルアプローチにおいてCDIから適切な指示を得るために、HSIの方位を滑走路の方位である130度に合わせる必要がある。これをするには、HSI COURSE SETノブの上でマウスホイールを回して、HSIコースアローを130にしろ。左クリックで左右にドラッグしてもノブを回せる。数値はHSIのコースセレクターウィンドウでわかる。


[21] TADマップを少し縮小して、アプローチする基地のステアポイントをマップ上で見てみよう。左MFCDのOSB-15を押してTADをSOIにしろ。それから、HOTAS DMS DOWNかENDキーを2度押せ。


[22] HOTAS Coolie Hat UP commandかUキーを押してHUDをSOIにしろ。


[23] ファイナルを旋回したら、機体の操縦に集中したいだろうから、ファイナルアプローチ・フィックスに近づくと何が起こるか話しておこう。


約2,500ft、230kts対気速度(KIAS)でアプローチ・フィックスに到達したい。


ファイナルアプローチ・フィックスに近づくにつれ、HSIのCDIが、コースアローにむかって下がってくる。滑走路の方位に沿ったグライドスロープを拾うためには、2つの線が一直線になるように、滑走路へ向かって旋回する。旋回しながら、着陸に向けて速度を落とし、ランディングギアとフラップを展開する。


準備ができたらスペースバーを押せ。


[24] ILSレシーバーがILSの信号を拾うと、ADIにグライドスロープ指示計が現れる。この針が中央にくるように高度を上げ下げしていると、ADIにピッチステアリングバーが現れ、グライドパスを降りる正確なピッチを教えてくれる。バンクステアリングバーもADIに現れ、正確な方向をおしえてくれる。


準備ができたらスペースバーを押せ。


[25] グライドパスに乗ったら、アングル・オブ・アタック・インデクサーを使ってアプローチ中の速度を維持しろ。今日は軽いので、120kts以下でいいだろう。


AOAインデクサーでは「/\」(上矢印)のライトは速度が速すぎることを示している。「\/」(下矢印)のライトは速度が遅すぎることを示している。「O」(「ドーナッツ」)のライトは適切な速度であることを示している。ドーナッツと矢印が同時に表示されている場合は、速度が少しだけずれていることを示している。


準備ができたらスペースバーを押せ。


[26] ILSに加え、Batumi基地には進入角指示灯(PAPI)も設置されている。PAPIはファイナルアプローチ中にパイロットがグライドスロープを維持する補助として作られている。滑走路の脇に、4つのライトが横一列に並んでいる。ライトは赤か白のどちらかで示される。目標は、左から、赤2つ白2つの順に見えるようにすることだ。赤が多いときは、グライドスロープより低いことを示している。白が多いときは、グライドスロープより高いことを示している。


準備ができたらスペースバーを押せ。


[27] アプローチ・フィックスにもう少し近づくまでオートパイロットを続ける。


時間を早回しにしたければ、左CTRLとZキーを押すといい。左SHIFTとZを押すと元の時間に戻る。


[28] ファイナルアプローチ・フィックスに近づいている。


NMSPでILSモードを選べ。


[29] ADIの赤いグライドスロープ・ワーニング・フラグは我々が現在ILS信号を受信していないことを示している。滑走路に近づくとフラグは消え、グライドスロープ指示計が現れる。


準備ができたらスペースバーを押せ。オートパイロットを切るから自力で降下できるぞ。


[30] オートパイロットがOFFになった。


今、Batumiの滑走路が10時の方向に見えるはずだ。滑走路が9時の方向に近づけば、アプローチ・フィックスの近くだ。


アンチスキッド・スイッチがONになっているか確認しろ。


2,500ftに降下し、230から250ktsの間を維持しろ。


[31] HSIのCDIがコースアローに近づいている。滑走路に向けて左旋回しろ。200kts以下に向けて、徐々に速度が下がるようにパワーを落とせ。


滑走路のコースを通り過ぎてしまったら、CDIが再びコースアローと一直線になるように、反対方向にコースを修正しろ。


[32] グライドスロープ指示計が、グライドスロープより低いことを示している。針が中央になるように高度を上げろ。


[33] グライドスロープ指示計が、グライドスロープより高いことを示している。針が中央になるように高度を下げろ。


[34] グライドスロープ指示計が、グライドスロープに乗っていることを示している。ADIのピッチステアリングバーが中央になるようし、グライドスロープを維持しろ。


[35] もしまだだったら、機体を着陸態勢にしよう。Fキーを2度押して、フラップをDN(ダウン)ポジションにし、左SHIFTとGキーを押してランディングギアを下せ。


[36] ADIのピッチ・バンクステアリングバーが中央になるように飛べ。


速度が約120ktsを維持するようモニターしろ。


[37] Batumi approachは着陸許可をするため、我々をBatumi terminal controlに移管した。着陸を要請するには、HOTAS Mic Switch FORWARD command か左ALTかNum+キーを押し、VHF/AMラジオメニューを開け。それからF1を押し、着陸許可を要請しろ。


許可が下りたら、ESCキーを押してラジオメニューを出ろ。


[38] AOAインデクサーが速度が高すぎることを示している。機首を上げるか、パワーを下げてAOAを上げろ。必要であれば、左CTRLとBを押してスピードブレーキを展開しろ。スピードブレーキを格納するには左SHIFTとBキーを押せ。


[39] AOAインデクサーが速度が低すぎることを示している。パワーを上げろ。


[40] AOAインデクサーが速度が適切であることを示している。アプローチ中、ドーナッツライトを維持しろ。


[41] 滑走路の端に近づくと、ADIのピッチステアリングバーが少しずつ振れ出すかもしれないが、それを追ってはならない。タッチダウンポイントまでグライドスロープを維持しろ。


[42] 滑走路まで数フィートのところまで接近したら、パワーを絞ってアイドルにし、やさしく操縦桿を引き、機体にフレアをかけろ。


[43] タッチダウン!機首を下げ、ノーズギアをタッチダウンさせろ。


[44] ラダーか、XとYキーを使って機体に滑走路の中央を走らせろ。Wキーを押してホイールブレーキをかけろ。


速度が70kts以下になったら、HOTAS Pinky button か INSERTキーを押してノーズホイールステアリング(NWS)を入れろ。


[45] 左側の誘導路を使って滑走路からでろ。


タキシングをしている間、曲がりながらブレーキをかけるをことはよせ。速度を制御できる範囲に維持して、タイヤやギア装置にダメージを与えたり、機体が傾かないようにしろ。


[46] 駐機場まで誘導路のラインを追え。チーフクルーがそこへ向かっているようだ。


[47] 機体をシャットダウンしよう。


まず、アンチスキッドとピトーチューブヒートスイッチをOFFにしろ。


[48] ILSレシーバーの左周波数ダイアルノブを右クリックして切れ。


[49] AHCPのIFFCCとCICUを切れ。


[50] 左右のMFCDを切れ。


[51] カウンターメジャーシステムを切れ。


[52] 左SHIFTとFキーを2度押してフラップをUPポジションまで引き込め。


[53] 右コンソールのEGIとCDUを切れ。


[54] 右ALTとENDキーをおして左エンジンをスプールダウンしろ。


EMIパネルで、0コアスピードRPM、ITT200度以下になるまで安全なスプールダウンかチェックしろ。エンジンが止まるとわずかに熱を持つ「ソークバック」がおこる。


[55] 右CTRLとENDキーを押して、右エンジンを切れ。


[56] エレクトリカル・パネルのインバータースイッチをOFFにしろ。


[57] バッテリーを切れ。


[58] VHF/AM、UHFとVHF/FMラジオを切れ。


[59] これでランディング・トレーニングを終了する。ESCキーを押してミッションを終了しろ。