すみれのレズバトル

Last-modified: 2023-09-28 (木) 20:58:03

満月の夜。すみれは巫女服姿で境内の掃除をしていた。夏も終わり、鈴虫たちの鳴き声と涼しい風が心地よく、すみれも落ち着きながら掃除をしていた。
(もう秋なのね。あんなに暑かったのが信じられないわ)
しかし、そんな静けさの中で境内の奥から人の声が聞こえた。
「ちょっと…やめなよ…神社よ…」
「いいじゃん…ちょっとくらい…」
若い女性2人の声が聞こえたが、何か違和感を感じてそっと近づき、物陰からこっそり見るとすみれは言葉を失った。2人の女性はキスをして、淫らな行為をしていたのだ。神社という神聖な場所にも関わらず、2人の女性は汗だくでキスをしながら胸やお尻を触れ合っていたのだ。
「あなた達!何をしてるんですかっ!?」
すみれの声に2人は驚いて、すぐにその場から走り去った。
「全く…」
すみれはその場を去り、再び掃除を始めた。

その夜。23時を過ぎた頃。すみれの部屋は暗闇の中で荒っぽい息とクチュクチュと水の音が聞こえる。それは、すみれがオナニーをしている事を証明している。
「ハァ…ハァ…ダメ…なのにっ…」
僅かな時間だったが、あの二人組の淫らな光景は高校生のすみれにとっては刺激が強すぎたのか。その後も脳内にその事が過り、興奮して今に至る。
「ハァ…ハァ…んんっ♡」
自らの豊満な胸を揉んだり、乳首を触れたり、秘部を指でグチャグチャにしている。彼女の頭の中は性欲に溢れており、声を押し殺してイッてしまった。
「~~っ!くっ!ん~~!!」
でも、これが悪夢の始まりになるとは、この時思いもしなかった。

「ーさい。ーなさい。ー起きなさい」
どこからかすみれを起こす声が聞こえる。秘書とか女性社長のように力強い声が響く。
「ん、ん~」
すみれは目を開けるとそこは自分の部屋ではなく、周囲は真っ暗で何もない空間で全裸になっていた。
「キャアッ!?何よって言ったら何よ!?」
いきなりの事で状況が理解できないが、すみれの遥か上にとある光っている塊のような物が浮いている。すみれからすれば、人魂のようにも見える。
「私は性欲の精霊。あなたにはある罰を受けてもらいます」
「な、なによっ!?ここから出しなさいよっ!!」
「あなたは神社の娘にも関わらず、自慰をしましたね?」
「そ、それは…オナニーくらい誰だってしてるでしょ!?」
「はい。それはそうですが、あなたは巫女の娘にも関わらず、淫乱な二人組を見て興奮しましたね?神聖な場でそのような思考をするなんて、巫女として許されません」
「そ、それは…」
反論できず、すみれは言葉が詰まる。
精霊はなおも続いて告げる。
「そんなに性欲があるあなたにはある罰を与えます。ただし、あなたが罰に勝てればこの世界から解放してあげます」
その瞬間、光輝きすみれは眩しくて目を閉じる。そして、目を開けるとそこには自分が大量にいるのだ。自分を含めたすみれが10人おり、上から下まで全く同じ姿をしている。
「「「「「「「「「「な、何よこれぇ!?」」」」」」」」」」
某マンガで読んだハーレムの術に似たような光景だが、精霊があるルールを告げる。
「あなたにはこの9人全員と性行為をして30分以内に勝てば良いのです。ただし、30分以内に全員に勝たなければまた人数を増やします。増やす人数はこちらで決めます」
勝手なルールを作り、すみれ達は文句を言い始める。
「ちょっと!何よそれ!?」「そんな変なルール作るんじゃないわよ!」「大体、10分でセックスで勝負つくわけないじゃない!」「そうよ!そうよ!」「ふざけないでよっ!」「何で自分同士でこんなことしなきゃいけないのよっ!?」「やめなさいったらやめなさい!」「何なのよ!もぉー!」「こんなのやだー!」「いい加減にしなさいよっ!」
異口同音に相応しいが、精霊は重い言葉で反撃する。
「黙れ。お前のような汚らわしい巫女は巫女としてあるまじき行為をしたのだ。当然、罰を受けるまでだ」
10人のすみれは反撃できず、ただ黙ることしかできなかった。ただ、逆を言い換えれば30分は厳しいが9人相手に勝てばいいのだ。
「しょうがないわねったらないわね」
「あなた達偽物に勝てばいい訳ね?」
「「「「「「「「…は?」」」」」」」
「な、何言っているのよ!?私が本物よっ!」
「違うわよ!私が本物の平安名すみれよ!」
「すみれは私よ!変な事言わないでよっ!」
「ハァ!?ふざけないでよ!本物はわたし!」
「私が本物であなた達が偽物でしょ!?」
「冗談じゃないわっ!あなた達なんか本物の私がイカせてあげるわよっ!」
「ふんっ!本物は私1人でいいわよっ!」
「私が平安名すみれよ!いい加減にしてよ!」
「偽物さん達は黙っててよ!」
「あなた達が偽物よ!」
「「「「「「「「「「こうなったら先手必勝よっ!」」」」」」」」」」
ついに10人のすみれによるレズバトルが始まった。性行為自体は経験ないが、本や噂話、SNSで多少知識を覚える位だから、実際に勝てるかは不安だが、今は勝つしかない。それぞれが対戦相手を見つけて様々なプレイで相手に勝負してきた。
「じゅるっ!じゅううう!あんたどんだけキスが下手なのよ?偽物さんはキスもまともにできないのかしら?」
「そいいうあなたも下手なキスね。」
「「くっ!ふざけないでよっ!」」
キスと言ってもすみれ同士のキスは快感を求めず、相手に負けない一心でひたすら舌を相手の舌より動かしている。だが、どちらもすみれつまり、同一人物なので思考も同じだから舌を絡ませるタイミングもほぼ一緒。
((この子…キス激しい…でも、負けない!))

「「あんたのおっぱい小さいわね?そんなので私のおっぱいに勝てるのかしら?」」
別のすみれとすみれは互いに胸を押し付けて戦っている。Liella!の1期生(かのん。可可。千砂都。恋)の中では大きい方で自分の武器にもなっていた。
「あんたのおっぱいなんか負けないわよっ!」
「私のおっぱいに負けなさいよっ!」
ぎゅううと胸と胸が重なり合うと同時に乳首同士も密着しており、地味に乳首が敏感のすみれは押し付けるときに感じていた。
((うそでしょ?おっぱいで感じているの私?))

「「痛い!痛い!このバカ!!私の髪引っ張らいでよっ!」」
別のすみれ達は互いの髪を引っ張り合いしている。自慢するほどサラサラヘヤーを引っ張られてしまいボサボサヘヤーになって台無しになった。
「偽物にこんな髪なんか似合わないわよっ!」
「うるさいっ!あんたこそその髪型おかしいわよっ!」
「「離しなさいよっ!このバカ‼」」

「「ふっ!ふんっ!あんたのお尻デカすぎるのよデブ!!」」
こちらのすみれとすみれは互いの尻と尻をぶつけ合いをしている。自分のヒップが大きいとか言われ複雑な事もあったが、それを武器にした方がいいと2期生(主に夏美と四季)からアドバイス貰ったこともあり、意識はしていた。パンパンと肉と肉がぶつかり合う音やお尻を当てたりする音が響く。
「お尻で感じてるの?ほんっと偽物は淫乱ねぇ?んんっ♡」
「そ、そっちこそ…ん♡感じてるじゃない?」
やがて尻と尻をぶつけ合いは激しさを増していき、すみれ同士の秘部は濡れ始めてきた。
((やだ…お尻だけで感じてるの?))

「「ほらっ!イキなさいったらイキなさいよっ!」」
いきなり貝合わせをしているすみれとすみれ。前座なしでいきなり貝合わせも感じるのか不安はあるものの、今はただ相手勝ちたい一心で自分の秘部を相手の秘部にぶつけ合う。
「「んぎぃっ!あ、あんた腰の動かし方下手ね!?そんなんじゃ、私に勝てないわよっ!」」

各々のすみれ達がセックスをしているが時間は減っていきあっという間に制限時間の30分を過ぎてしまった。

「時間切れ。10人追加」
すると、すみれ達の横に別のすみれ達が現れすみれが20名に増えた。つまりすみれは19名のすみれ達とレズバトルに勝てなければならなくなった。しかも制限時間は変わらず30分。
「「「「「「「「「「うそでしょ…」」」」」」」」」」
「「「「「「「「「「勝てるわけないわよ…」」」」」」」」」」
だがやられねば脱出できない。すみれ達は再びレズバトルを再開した。

「ほらっ!イキなさいったらイキなさいよっ!」「冗談じゃない…んひぃいいいっ!誰よ!おっぱい触ったの!?」「私じゃないわよっ!」「あぁもうっ!さっさとイキなさいっ!」「負けないわよっ!ほらっ!!あんたのデカ尻邪魔よっ!」「誰がデカ尻よっ!」「かはっ!くっ!あんたらなんかに負けないわよっ!」「やぁっ!おっぱいだめぇっ!」「耳舐めしてやるわよ!」「おぅっ!おぅっ!」「ハァ…ハァ…いい加減観念したらどう?」「そっちこそ…負けを認めたら?」「ちゅぱ。ちゃぱ。乳首弱いのね?いいわよ?どんどん乳首虐めてあげるわよ?」「下手くそなキスね!もっと上手にできないのかしら?」「ハァ!?あんたらの方が下手じゃないっ!」「痛い!やめてよっ!」「そっちこそやめなさいよっ!」「ダメェ!両耳舐めやめてよっ!」「クッ…偽物めっ!」「そっちが偽物でしょ!?」

すみれ達の20Pというレズバトルは終わりが見えない。そしてまた10名追加で30名に増えた。
「「「「「「「「「「また増えたのっ!?」」」」」」」」」」
「「「「「「「「「「やめてぇ!増えないでよっ!」」」」」」」」」」
「「「「「「「「「「あなた達が負けないからよ!」」」」」」」」」」
30名ともなればあちらこちらですみれの声が重なり合い、何て言っているのかすら分からないほどすみれ達はすみれ達を罵倒しつつバトルし始める。ただ、数人のすみれが違和感を感じる。それはすみれ達の空間が少しずつではあるが狭くなっているのだ。人数が増えたから当たり前かもしれないが、段々狭くなっているので、精霊に尋ねた。
「そうです。あなた達が増えれば増えるほど狭くしているようにしてるわ。でも、狭くなるだけで死なないわ。押しつぶされそうになっても死なない。永遠の苦楽を味あわせてもらわ」
それを聞いた瞬間全員の顔が青ざめた。たださえ絶望的な条件な上にさらに絶望が加わることは地獄を体験するような事。
そしたら、まだ30分も経ってないのにすみれがまた増えて40名になった。
「あら?制御が効かなくなったわね。でも、あなた達も段々セックスを楽しんでいるようにも見えてるし…このまま増殖を繰り返すわね」
そして、また10名増えて50名。10名増えて60名…どんどん増えていくすみれ達はもはやセックスどころではなく恐怖を感じて叫び声が響き渡る。
「「「「「「いやぁあああ!出して!ここから出して!!」」」」」」「「「「「苦しい…たすけて…」」」」」「「「「「お願いします!たすけて下さい!」」」」」「「「「「無理無理!!私が偽物でいいから出してよぉおおお‼」」」」」
だが、増殖は止まらない。70名。80名。90名。増え続ければその分肉体同士が絡みあうので身体中にすみれの身体が密着し続ける。
顔面に脇が密着するすみれ
「くさっ!!脇!?やだ!やだ!やだぁ!」
無理やりキスされ呼吸ができないすみれ。
((キスしつづけるの?このままずっとキスし続けるの!?))
豊満な胸が身体中に当たるすみれ。
「おっぱいがいっぱい!来ないでよばかぁ!」
強制にクンニする。クンニされるすみれ。
「やぁああ!クンニしないでよぉ!」
「仕方ないでしょ!んんっ!じゅるるる!」
そして大量のすみれ達の肉体が密着していると秘部にも異変が起きて、この窮屈で苦しい状況でも感じるすみれ達もいた。
((((((((ウソ?感じてるの?こんな時でも私は感じる変態女になってるの?))))))))
それを見た精霊は最後にすみれ達に告げた。
「あら?どうやらこの状況の中でも性欲が収まらないようね。なら、1秒間で200人増加させるわ。私はここで失礼するわ。永遠に自分同士のぎゅうぎゅう詰めを楽しむのね?」

以降,一生外に出られない生活を送るのは,また別の話