男とサキュバス

Last-modified: 2024-01-22 (月) 21:50:58

はじめに

彼方ちゃんの正体がサキュバスだったら…という話

本編

 男の名前は牧田 上(まきた かみ)で、どこにでもいるサラリーマンだ。普段は会社で仕事をしているが、牧田は虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の大ファンで彼方推しだ。
今日も彼方の楽曲を聴いては癒されていた。
「あぁ…彼方ちゃん最高だあ~」
ふんわりとした雰囲気であり、家庭的な彼女。お嫁さんにしたいキャラでも上位にランクインするほどの彼方の妄想をするのが牧田の夜だ。
 部屋の壁や飾り棚には彼方のポスターやアクリルスタンドなど、会社の給料はほとんど彼方のために使っている。(だからといって、借金地獄の日々はしないように計算している)
そんな彼は一度でいいから生で彼方と会いたいと何度も思う。そんな二次元の世界に行けるはずもないが、口にすると叶うこともあると誰かが言ってたのを思い出して寝る前は彼方に会いたいと何度も何度も枕に顔をうずめて言っている。
「彼方ちゃんに会いたいよ~」
そんな毎日を繰り返しだが…奇跡は起きた。

 まだ夜中にも関わらず、身体が重い。何かが自分の身体の上に乗っているようなので、うっすらと目を開ける。
「あ♡ようやく起きたぁ?」
聞きなれた独特な声。安らぎのような香りもする。腕を伸ばして電気のスイッチを入れると、そこには…。
「か、彼方ちゃん⁉」
「やっほ~♡彼方ちゃんで~す♡」
見間違いでもない、本当に近江彼方が牧田の身体の上を馬乗りのように乗っている。
でも、顔は彼方であるが、牧田が驚いたのはその衣装。小悪魔のように黒の露出が多い衣装を着ており、胸や陰部に至っては何も隠されてない。ちょっとした角としっぽが生えている。
「え?か、彼方ちゃん…なの?」
「そうだよ。彼方ちゃんは彼方ちゃんでも私は『サキュバス彼方ちゃん』だよ♡」
「サ、サキュバス?」
恐らく一部の人なら聞いたことのある名前。睡眠中の男性と性行為し誘惑して精液を奪う悪魔。推しの彼方がサキュバスなのかと牧田は頭の中で混乱していた。
「ふっふっふっ♡彼方ちゃん。本当はサキュバスだから、精液が欲しいんだ。で、お兄さんは私のこと大好きみたいだから、Hして精液分けてほしいなぁってわけ♡」
サキュバス言えど、彼方とセックスできるなんてこの先一生無いかもしれない経験。しかも、彼方のムチムチボディとほのかに香る安らぐような香りが、牧田の思考を狂わせた。
「ぜ、ぜひ…お願いいたします…」
 彼方はさっそく掛布団を剥がして急いで牧田のズボンを脱がせて、パンツは既に息苦しそうにしている膨らみを見つけてゆっくりとパンツを脱がせる。
ぼろんと彼方に触れてもらいたいように勃起したペニス。彼方はそれを見るや笑顔になり、いきなり口に含み始めた。
「ちょっ⁉か、彼方ちゃんっ!!」
「じゅる♡じゅる♡れろおお♡」
ねっとりと竿全体を舌で味わう。童貞の牧田にとっては初めてのフェラとなり、初めての感覚にただただ喘ぐことしかできなかった。
「ぐっ‼ふっ⁉かはっ!!」
「じゅるるるるる♡んぱぁ♡ふふ♡お兄さんのおちんぽ美味しいよ~♡彼方ちゃんのおまんこ、うずうずしてきたよ♡」
カウパーと唾液で濡れたペニスを今度は亀頭を中心に触りながら感想を述べる。牧田のペニスは普段よりバキバキに勃起しており、この状態の興奮を表現している。
「か、彼方ちゃん…。ほんとうにサキュバスなの?」
「んん~?まだ疑っているのかい~?なぁ~らぁ~」
彼方は腰を上げて牧田の股間に跨り、いきなり挿入してきた。濡れた互いの性器はすぐに合体できて、牧田の童貞はあっという間に卒業した。牧田自身も憧れの彼方で童貞卒業できたかつ、本番セックスできたのでうれしくなった。
「おわああああああ⁉は、入ったの⁉」
「ふふふ♡入ってまーす♡」
慌てる牧田に対してサキュバスとしては当たり前のように返事する。しかも、繋がっていることを証明するかのように膣内を動かしてきた。くねくね。ぬちゅぬちゅ。温かい肉壁にペニスが密着しているので、感覚は牧田の全身にダイレクトに伝わる。
(すげえ…。これがおまんこ…。すごく気持ちいい!1人でする時なんかと比べ物にならない!)
そして、彼方は腰を振り始めて射精へと追い込む。肉同士がぶつかる音と彼方の大きな胸がぶるんぶるんと揺れる効果は牧田の性欲をあっという間に向上させてきた。
「ほら♡ほら♡お兄さんのおちんぽ気持ちいいでしょ?そのまま射精していいよ♡彼方ちゃんのおまんこにたくさん精子出して~♡」
「やばい!も、もう!でちゃうっ!!」
想像以上の快感にペニスが反応して陰嚢から精子が早く出せと言わんばかりに射精しそうになる。
「出してっ!お兄さんの精液出して!」
びゅるるるるるる!びゅうううううう!
彼方の中にオナニーの時の倍以上の精子を射精した。
「おおぅ♡せーしきたぁ♡あったかい~♡」
「ハァ…ハァ…で、でた…」
初めて女性の中に出して牧田はしばらく快楽に酔っていたかったが…。
「さぁて♡そろそろ彼方ちゃんの本気…だしちゃおうかな?」
「?」
牧田は彼方が何を言っているのか分からなかったが、いきなり両方の乳首に刺激が走る。
「ちゅぱちゅぱ♡ちゅぱちゅぱ♡」
「ちゅううう♡ちゅううう♡」
なんと、牧田の乳首を舐めている彼方と乳首を吸っている彼方。2人の彼方が出てきたのだ。
「「「おや?驚いた?彼方ちゃんの得意技の分身の術♡これでお兄さんの精液をた~っぷりいただくよ~♡」」」
「ぶぶぶ、分身⁉」
サキュバスという淫魔の彼方が3人。1人でも快感が桁違いなのにそれが3人となると快感は3倍に。しかも、乳首という意外と女性よりも感じやすい敏感な部位を彼方の舌2枚が這う。1人は乳輪の外から段々と乳首の先端を舐めて、もう1人は飲料ゼリーを吸うように力強く吸引する。そして、ペニスを挿入していた彼方は今度はパイズリをしてきた。豊満で柔らかな胸がまだバキバキ状態のペニスを包み込む。
「うおおおお‼」
(すげえ!彼方ちゃんのおっぱいが俺のちんこを‼柔らかくて温かい!!しかも、乳首も左右別の攻め方だから違う刺激が!!)
「どうだい?彼方ちゃんのパイズリ♡気持ちいでしょ?」
「むむ?彼方ちゃんの乳首舐めが気持ちいいに決まってるよ?」
「ええ~?彼方ちゃんの乳首吸いが気持ちいいに決まってるよ?」
「「「お兄さんはどうかな?」」」
3人の声が同時に尋ねるが、牧田は正直どの彼方のテクニックも快感でただ喘ぐことしかできなかった。
「アッ!アッ!きも“ち”いいい!!」
「「「じゃあ…3人同時に徹底的に舌で気持ちよくしてあげる♡」」」
その瞬間、3人は一斉に舌で乳首と亀頭(こちらはパイズリ+フェラ)で攻めてくる。
「「「じゅる♡じゅる♡じゅる♡じゅる♡じゅる♡じゅる♡じゅる♡じゅる♡じゅる♡」」」
それまで別々の動いていたが、舌を同じ動かし方で容赦なく攻める。
「ぐわああっ!!あっ!あっ!やばいっ!これ!やばすぎるっ!!」
瞬く間に脳内から全身に快感の指示が送られ、精子も急ピッチでペニスへ向けて出発。2回目なのにまだ濃い精子が噴水のように噴き出た。
「わっ♡また出たぁ♡♡♡」
顔にかかる精子。綺麗で小悪魔(正確にはサキュバス)の彼方の顔がドロドロの精液まみれになり、その精液を他の2人の彼方が舐めとる。
(うわぁ…。彼方ちゃんが彼方ちゃんの顔をペロペロしてる…)
同じ顔同士でイチャイチャしているの起こして見ていたら…。
「「ふふふふ♡彼方ちゃんはまだ増えますよ~♡」」
両耳同時に別の彼方が囁いてきた。これで彼方は5人いることになる。
「右耳担当のサキュバス彼方でーす♡」
「左耳担当のサキュバス彼方で~す♡」
「「よろしく~♡」」
左右同時に彼方の甘い声が聞こえてゾクゾクしてきた。3倍の快楽を感じた脳内にプラス2人の彼方の声だけで牧田の脳内はめちゃくちゃになっていた。
そして、2人の彼方は牧田の耳に舌を入れて耳穴をぐっぽりと舐めてくる。さらに空いている手を乳首に伸ばして指先でカリカリしてくる。
「ぐはっ!あっぐ♡ぐうぅぅう!」
「ほうほう。耳舐めと乳首責めを同時にするとはさすが彼方ちゃんの分身」
「ねぇねぇ彼方ちゃん。私たちはちんぽを3人同時に舐め舐めしちゃわない?」
「いいねえ♡お兄さんのちんぽ3人同時にペロペロする~!」
ペニスに顔を近づける3人の彼方。そして亀頭と竿をアイスクリームのように丁寧に舐めたりしては、舌先でチロチロ舐めてバリエーション豊かに舌を動かす。
牧田は5人の彼方というハーレム状態で攻められ、思考が追い付かなくなる。
(すげええ。たくさんの彼方ちゃんが…。耳や乳首、ちんぽを舐めてもらって…)
快感は5倍となり、たくさんの舌が牧田の襲い、あっという間に3回目の射精を迎えた。
3回連続なのに、まったく衰えないペニスとマグマのようにドロドロの精液。どうなっているのか牧田は考えていたら、耳舐めしていた彼方が答えた。
「何でまだ射精できるかって?実は、彼方ちゃんの唾液には精液を増量する特殊な成分が含まれているんだ♡」
「たくさんペロペロされたから、通常の倍以上の精子が生産?されているんだ♡」
「「今のお兄さんは私たちの精子精算機みたいなもんだよ♡だから、た~くさんHして、た~くさん精子出してね♡」」
「そ、そんな…」
さすがに恐怖を感じてきた。そして思い出す。彼女はスクールアイドル同好会の近江彼方ではなく、サキュバスであると。逃げようとしたら…。
「「「「「は~い♡捕まえた♡」」」」
さらに別の5人の彼方が豊満な胸を牧田に押し付けて捕獲してきた。これで10人。1Kの部屋はあっという間に彼方の肉体で埋め尽くされる。
「あ…あぁ…。すみません!もう勘弁してください!」
牧田は彼方たちに土下座をしてこれ以上搾取されるのを辞めてもらうように頼むも、サキュバスにそんなのは通じるはずもない。
「「「「「「「「「「だめで~す♡罰としておっぱい地獄の開始~♡」」」」」」」」」」
10人の彼方は牧田の身体に胸を押し当ててきた。全身に柔らかい感触が襲うも、今の牧田は逃げたい一心だった。
「離せっ!離せえええええ!」
「むむ。まだ逃げようとするの?」
「だめだよ♡お兄さんは逃がさないよ♡」
「まぁまぁ♡とりあえず、おっぱい楽しみなよ♡」
「ほれほれ~♡」
「うわああああ!」
逃げ場はない。部屋にはたくさんの彼方で包囲されている。そして、何人かの彼方はこの状況でも勃起しているペニスを握ってしごき始めた。フェラとは違い、彼女の綺麗な手が1本のペニスを捕まえる。
もはや触れられるだけで、何度もペニスから精子が出される。
そして、ベッドに連れ戻されて、再び彼方の極上のおまんこの中にペニスを入れられる。
「おちんぽも~らい♡それ♡射精♡射精♡びゅっぴゅ♡びゅっぴゅ♡どんどん射精してね♡」「ああん♡ずるい~♡なら、私は乳首をいただくね♡あ~む♡じゅる♡じゅる♡じゅる♡じゅる♡」「ほれほれ~♡彼方ちゃんのおまんこクンニしてぇ♡」「カリカリ♡カリカリ♡カリカリ♡こっちの乳首はずっとカリカリしてあげる♡」「おっぱい見て♡大きくて柔らかいおっぱいがいっぱいだよ♡」「彼方ちゃんのおまんこ見て見て♡とろっとろだよ♡♡次は彼方ちゃんのおまんこ使ってね♡」「ええ?彼方ちゃんのお尻も使っていいよお♡」
あちらこちらで彼方達が牧田を誘惑していく。
(だめだ!これ!彼方ちゃん達の声が…たくさん…ぅぅ)
どんどん射精させられる内に牧田は意識を失っていた。

☆☆☆☆☆

 牧田が再び目を開けると、そこはピンク色に染まった巨大なベッドの中央にいた。
そして、ふと横を見ると彼方が笑顔で待っていた。
「お兄さん。よく寝てたね♡そんなに彼方ちゃん達のセックスが気持ちよかったのかな?」
「ひいいい!もう、やめてくれえ!」
逃げようとした瞬間、横にいたはずの彼方が目の前にいる。そして、また横に、前に、後ろに、斜めに…。あっというまに全裸の彼方が大量に分身してきて、さっきとは比較できないほどの数だ。
「ここは、彼方ちゃんが作った異世界だよ♡これは彼方ちゃんの最終奥義。無限に分身する彼方ちゃん全員でお兄さんを搾取しま~す」
「あ、ついでに言うと…。分身が分身を作れるんだよ♡だから…、兆や阿僧祇、那由他とか関係なく彼方ちゃんが増えていくよ♡」
「無限×無限=無限♡数の力でお兄さんの精液たっぷりいただくよ♡」
「お兄さんのおちんちん彼方ちゃん気に入ったんだ♡」
「さあ♡全員に射精するまで現実世界に帰れませーん♡」
そういって、一斉に牧田に襲い掛かる彼方達。顔、耳、乳首、手、足、全身を肉体が襲う。ペニスもこれまでにない速さで射精して、すぐに別の彼方へと替わってすぐ射精。
完全に牧田は,追う彼方達から逃れることができなくなった。
「やめてくれえぇぇぇぇぇぇぇ!」

END