結城明日奈

小説

私たちの世界よりはるかに進んだ異次元には、夢見ることしかできないようなガジェットにあふれた社会がある。彼らは宇宙を植民地化し、次元を移動し、それ以上のこともできる。にもかかわらず、彼らはまだ人間であり、ちょっとしたミスで何千もの装置が無数の異次元に送られ、それを取り戻す術もないまま終わってしまった。

そのひとつが複製片で、小さな刃のような物体で、触れた生物に有糸分裂を起こさせる。この過程で、その生物は2つの生物に分裂し、一卵性双生児よりも見分けがつかないペアを作ることになる。
そしてそれは、ソードアート・オンラインをプレイしていたアスナという少女を襲った。

ゲーム内に閉じ込められた事件から1年以上が経っていた。その間、アスナは大好きなキリトとともに、ゲームを攻略しようと最上階を目指していた。そうして初めて、自分たちも、ゲームに閉じ込められた人たちも脱出できるのだ。今はまだ、それほど心配はしていなかった。キリトは買い物に出かけ、アスナは家に残って、アスナのベッドで眠っている娘のユイを見ていた。
その日は平穏に始まっていたので、アスナは突然の痛みを予期していなかった。自分の体が真っ二つに引き裂かれるような感覚に襲われ、アスナは大きな声を上げた。

「大丈夫ですか？キリトはアスナの安否を気遣い、駆け寄った。「どうかしたのか?」

"うん" アスナは自分を見た。全く問題なさそうだった。切り傷もなく、服もまったく無傷で、さっき悲鳴を上げなければ、怪我をした形跡もなかっただろう。軽い頭痛を除けば、痛みも消えていた。"大丈夫よ"

「本当に？ここにいてほしい？

「大丈夫。自分のことは自分でできる。

「そう言うなら 少し不安になりながら、キリトはゆっくりとその場を立ち去ろうとした。「元気でね

アスナは手を振って別れた後、バスルームで自分の体をチェックした。さっきと同じように、ここにも異常はないようだった。では何が原因だったのだろう？ゲームの中で、HPを下げずにあれだけの痛みを与えるようなことは、彼女には覚えがなかった。バグかもしれない。彼女の好きな言い訳ではなかったが、それしか見つからなかった。

あまり深く考えない方がいいのかもしれない。結局のところ、彼女は少しストレスを感じていたのだ。彼女は服を脱ぎ、熱い湯船につかった。肩にのしかかっていた重荷がすっと溶けていくようだった。

"チイズ・ロイブス・ンチース" 今のは何？アスナは自分の口が思うように動かないようで、ただ混乱して座っていた。まるで他の誰かが彼女の口で話そうとしているようだった。

でも、気のせいかもしれない。彼女の目の前にシャンプーのボトルが2つあった。アスナは片腕だけ出してボトルを1本だけつかむつもりで手を伸ばした。残念なことに、彼女の疑念は正しかったようで、両手で両方のボトルを掴もうとした。

「お前は誰だ！なぜ私の体を操っているんだ！」。アスナは叫んで、誰が答えようと攻撃しようとしたが、何の反応もなかった。「私の声が聞こえるなら、ブルピウエンクのボトルを放せ！」。

"ブルピウエンク・ボトルと言ったんだ！"

「放せ！」。

彼女を操っている者を離させようと、ボトル同士がぶつかり合った。シャンプーはアスナの体中に降り注ぎ、アスナは完全に水浸しになった。アスナはますます腹が立ち、誰が自分の体に入っているのか我慢できなくなった。

"出て行け！" アスナが自分を操っているものを叩き出そうとすると、顔に何度も平手打ちが浴びせられた。アスナは何度も何度も自分を叩いたが、突然腕が止まり、胸の上に落ちた。シャンプーのせいで、下に滑り落ちただけの事故だったが、その後、肉を強くつかんだ。

「離して！今すぐ！" 怒りでいっぱいのアスナは、腕をコントロールしようともがいた。相手の反対方向に引っ張ろうとして、腕が前後に揺れた。二人の胸は、スポンジから水を絞り出すように、きつく圧迫された。引っ張られ、押しつぶされ、アスナはかつてないほどの興奮を覚えた。

戦いはしばらく続いたが、突然の横揺れで中断せざるを得なくなった。アスナのアバターは激しく揺さぶられ、バスタブから硬い床に滑り落ちた。アスナのアバターは激しく揺さぶられた。

「言ったでしょ、あっち行って！」。アスナは自分の体を操っている人物の返事を期待して、できるだけ大きな声で叫んだ。残念ながら、何も返ってこなかった。アスナはこの体験に少し気が動転していた。もし、それが幽霊のようなものだったら......。しかし、彼女はキリトに「自分で何とかできる」と言い、その通りにしようとした。

その時、彼女は閃いた。彼女は強力な戦士であり、特にレイピアを手にしていた。必要であれば、彼女は簡単に脅威を撃退することができる。そこで彼女はメニューを開き、レイピアのところに行き、この仕事にぴったりの剣を取り出すことにした。

「リアムンベントリー・ストリオグクテ！」。アスナはまた言葉につまずき、下を向いて、誤ってレイピアを1本ではなく2本抜いてしまったことに気づいた。

これはちょっと問題だった。彼女にはキリトのような二刀流がない。にもかかわらず、彼女を操っていると思われる人物は、彼女をあざ笑うかのようにもう一本の剣を持ち出そうとした。アスナはその代償を払ってやると誓った。

怒りに咆哮し、アスナの右手は二本のレイピアの柄に突進し、二本を同時に掴んだ。その手がもう片方のレイピアを押し出そうと精一杯もがいている間、左手はアソコに向かい、揉みしだいた。

「離せ！レイピアを使わせろ！" アスナの懸命な努力にもかかわらず、反応があるようには見えなかった。彼女の右手は、レイピアを牽引して格闘している間、完全に自分自身に絡みついていた。戦いが激しくなるにつれ、指はアソコを強くこすりつけ、ますます強く押し付けた。戦いを続けるうちに、興奮はますます高まっていった。

アスナの戦いは終わらないように思えた。しかし、アスナは地面に足を滑らせ、誤ってレイピアを投げ飛ばしてしまった。うつ伏せになったアスナは、この人なら自分を倒せるかもしれないと思った。

アスナは前の格闘を繰り返したくなかったので、メニューを開き、できるだけ早くアイアンレイピアを取り出した。うまくいったようで、今度は剣が一本だけ出てきた。アスナは何かが起こる前に素早くそれを掴み、犯人は誰だろうと辺りを見回した。

何かがおかしい。いくら探しても、彼女を操っているような人物は近くにいなかった。幽霊のことを考え直すまでは、とても奇妙だった。

緊張しながら、アスナはレイピアをアソコの方に下ろし、ゆっくりと中に押し込んだ。もし本当に何かが自分の中にいるのなら、自分を傷つけずにそれを傷つけるには、これが一番簡単な方法かもしれない。アスナはゆっくりと剣を押し込むと、興奮が再び高まり、うめき声をあげた。

快感は増していったが、剣は何にも当たらないようだった。アスナはしばらく考え込んだが、剣を横に傾けてみることにした。しかし、彼女の腕はまるで剣を反対方向に押し出そうとしているかのように抵抗した。つまり、彼女の言う通り、彼女を操っているものが命中しそうになったということなのだろうか。アスナはそう思った。

一刻も早く戦いを終わらせるために、アスナは剣をできるだけ強く自分の側に押そうとした。押して、押して、剣をより深く押し込もうともがいた。覚醒はますます大きくなっていったが、彼女はついにこの幽霊を自分の中から追い出そうと、戦い続けた。

"出て行け！" 剣はさらに深く押し込まれた。

「出て行け！" 剣はますます深く押し込まれた。

「出て行け！」。最後のひと押しで、アスナはオーガズムが湧き上がるのを感じた。狂おしいほどの快感は、彼女を殺してしまいそうなほどだった。

残念ながら、そうなった。オーガズムとともに、彼女は無意識のうちにレイピアをより深く押し込み、現実なら心臓がある位置まで押し込んだ。さらに悪いことに、その直後、剣は体をまっすぐに切り裂き、気がつくと外に出ていた。先ほどの押し込みで彼女のHPが0にならなかったとしても、それは確かだった。

アスナは目を閉じて涙を流した。これで終わりなのだ。ゲームの中で死ぬことは、現実で死ぬことだった。終わりが来るのを待ちながら、アスナはゆっくりと目を開けた。

最初、アスナはほっとした。彼女は自分が死ぬと心から信じていたし、生きていることに興奮していた。それでも彼女は泣いた。そのゲームの中で、彼女は夫のキリトと娘のユイに出会った。そこで彼女は、人生そのものに対する新しい考え方を得た。二人を置いていかなければならないことが、彼女にはたまらなく残念だった。

それが彼女だった。アスナはそう何度も自分に言い聞かせた。この詐欺師が存在しなければ、彼女はまだ大切な人たちと一緒にいたはずだ。彼女はこの代償を払うことになる！

髪を掴み合い、2人は怒りに燃えてぶつかり合った。互いの胸がぶつかり合い、互いのアソコがぶつかり合い、互いの目を合わせ、互いを完全に破壊しようとした。

体中の毛穴が一直線に並び、2人はお互いを完全に潰し合おうとした。乳首が疼き、クリトリスが脈打つ中、2人がイクのに時間はかからなかった。何年もオーガズムを感じていなかった二人の身体は、快感が押し寄せ、破壊されそうなほどだった。

二人はそこで止まらなかった。二人は何度も何度もトライし、できる限りお互いを押し付け合った。

そしてまた戦った。