ジャンル | シューティング |
対応機種 | Windows XP/Vista/7/8/10 (Steam) |
発売・開発元 | ピコリンネソフト |
発売日 | 2018年1月20日 |
定価 | 1,080円 |
判定 | 良作 |
概要
同人ゲーム制作チーム「ピコリンネソフト」が販売した横スクロールSTG。2013年から開始された『INFINOSシリーズ』の3作目。
シリーズ通して、メンバーのRYO氏がほぼ一人で制作している。1作目の『INFINOS』はフリーゲーム、2作目の『INFINOS2』はインディーゲームとして販売された。
本作も『2』と同じくインディーゲームとなる。2017年のコミックマーケット93で頒布、翌年の2018年にSteamで一般ダウンロード販売開始。
90年代アーケードゲームをイメージした内容が特徴。
80年代をイメージしていた過去作の作風も引き継いでおり、複数の有名STGシリーズを参考にしたようなシステム及び演出が用いられている。
ストーリー
第一次アルグス戦から数十年、惑星インフィノスが平穏を取り戻していた頃―
再び迫り来るであろう侵略惑星アルグスの軍勢に対し戦力を増強していた惑星インフィノスであったが、それは突如訪れた。
元より強大な力を持つアルグスの軍勢は数十年の年月の中で勢力を建て直し、巨大ワープホールを利用してインフィノスに対し電撃侵攻を仕掛けてきたのであった。
不意を打たれたインフィノス軍にはこの軍勢を食い止めることはできず、終にはインフィノス上への侵攻を許してしまう。
インフィノス軍は前大戦、単機でインフィノスに勝利をもたらした伝説の宇宙戦闘機「AT-フォーリア」を宇宙に送り込み、アルグス本軍基地への攻撃作戦を開始するが、既にインフィノス上へ降り立ったアルグス軍の攻撃は凄まじく、地上は壊滅し、占拠されていった。
地上のインフィノス軍はもはや機能を失い、インフィノス人は絶望の縁に立たされるが、その中で唯一アルグス軍と対等に戦うことができる戦闘機たちがいた。
それは、従来戦闘機をベースに伝説の機体の技術を受け継いだ量産機「フォーリアmp-フェルノート」。アルグス軍拠点を鎮圧するべく空を飛び交い、散っていく彼らを、人々は「解放者(リベレーター)」と呼んだ―
※公式HPストーリー紹介ページより
- ストーリーはシリーズ通して、STGとして最もオーソドックスな「宇宙からの侵略者に対抗するべく人類は最後の希望を最新鋭戦闘機に託す」というもの。
- 本作は『2』と同時期に発生した出来事に当たる。『2』主人公を含む攻撃部隊が敵本拠地へ遠征している間、本星における防衛戦に身を投じるリベレーターの活躍が描かれる。
特徴
基本内容
- 本編
- 全7面構成の1周エンド。
- 6面では特定の行動に応じて、表ルートの7面か裏ルートのEX面に分岐する。
- 7面ラスボス戦では、最終形態時に一定時間内に倒せなければバッドエンドで強制ゲームオーバー。
- EX面では大ボスがいない代わりに中ボス戦を挟みながら進行する。アイテムはステージ冒頭で大量に入手できるが、それ以降は無補給。
- その場復活の残機制で、初期残機は3機。エクステンドは、1回目が5万点、2回目以降は10万点獲得する毎に発生。
- 難易度はイージー、アーケード、ハードの3段階。
- コンティニューはオプションで設定した回数まで可能。最大9回。
- 全7面構成の1周エンド。
- チャレンジモード
- 決められた難易度及び残機数で指定されたステージをクリアする番外編。コンティニュー不可。
- 単なるステージセレクトモードであるだけでなく、ボスラッシュ、過去作再現ステージ、特殊条件ステージなどがある。
システム
- ボタン1でショット、ボタン2でビット配置切替。
- ビット
- 武器アイテムを取ることで自機に装備される、2個1組の補助兵器。
- レベルは最大3段階。1段階目は通常ショットに似た援護射撃、2段階目以降はアイテムの色に対応したレーザーを撃つ。
- ボタン2で上下または前方にビットの配置を変更できる。レーザーによっては発射方向や性質が変化する。
- ビット自体にも攻撃判定があり、敵に接触させると高いダメージを与えられる。破壊されることはないが、敵弾防御は不可。
- ミスすると自機は初期状態にパワーダウンするが、ビットは画面内に残り、回収することで1段階目からリカバリーできる。
- アイテム
- 武器アイテム緑色/プラズマレーザー:前方攻撃特化。ビット配置で大きく武器の性質が変わる。
- 上下配置:過去作と同様の高威力前方ショット。連射力は高くないが、接近して全弾当てることで全武器中最も高い威力を発揮できる。
- 前方配置:照射レーザー。攻撃が途切れず、かつ集中しているため、距離を問わず安定したダメージを与えられる。
- 武器アイテム水色/ブラストレーザー:敵や地形に当たると爆発する高威力ショットを、一度に最大4発同時発射する。1発の威力は高いが連射不可。
- 上下配置:X字状に斜め4方向を攻撃。全武器で唯一後方攻撃が可能。
- 前方配置:前方斜め4方向を攻撃。
- 武器アイテム赤色/ウェーブレーザー:ウェーブ状の広範囲・高連射・低威力ショット。地形貫通効果あり。
- 上下配置:前方斜め2方向を攻撃。
- 前方配置:前方のみを集中して攻撃。
- Bアイテム:3回分のダメージを防ぐ全方位バリアを装備。
- Sアイテム:スピードアップ。最大3段階。
- 武器アイテム緑色/プラズマレーザー:前方攻撃特化。ビット配置で大きく武器の性質が変わる。
評価点
システム
- シンプルで分かりやすい操作システム及び各種仕様。
- 操作自体に関しては、状況に応じて2パターンのビット配置を切り替えることを覚えれば、後はショットで攻撃しながら敵弾やトラップを回避すれば良いだけなので、煩雑さがなくプレイしやすい。
- 自機の機能は多くないが、適切なビット配置及びレーザーを考えてプレイする必要はあるため、シンプルな割に戦略性は高い。
- 複雑な操作や、知らないと攻略難易度に影響が出る分かりにくい仕様などはなく、快適さは十分。
- 過去作よりも高性能化した各種レーザー。
- 連射力や攻撃範囲などが強化されており、複数の雑魚の一掃、大型敵の速攻撃破などの爽快感が増した。
- 特に、連射力がない上に2方向しか攻撃できなかったブラストレーザーは4方向攻撃になったことで、使い勝手が改善されている。
- チャレンジモード
- 本編の各ステージ(EX面含む)は、ここで一つ選択してプレイできるので、苦手な場面の練習がしやすい。
- ボスラッシュ、過去作から計3面選出されたSP面、本作最難関の真EX面など、本編クリア後も楽しめる要素が複数存在している。
- 『2』仕様の自機で本編表ルートを攻略するレジェンドモード
- ビットのデザイン及び各武器仕様が『2』と同じ自機を操作でき、シリーズ経験者へのファンサービス的なモードとなっている。
- 連射力の低さなどの不便さを再現している一方で、見た目に反して全武器威力が高く、本編自機よりもボス戦に強い。
ゲームバランス
- STGとしては低難易度寄りながらも程良く難しさを織り交ぜている、覚えゲーとして絶妙な難易度調整。
- 従来の古典的なSTGと同様、初見殺し*1は相応に存在する。しかし、どれも覚えさえすれば対処は容易で、周回を重ねればノーミスクリアも十分可能なゲーム設計。
- ばら撒き弾などのアドリブが要求される箇所も存在するが、いずれも極端に厳しい弾避けにはならない。「先制攻撃や適切な位置取りで楽に回避できるが油断すれば被弾する」程度の難しさに留まっている。
- 難易度曲線はゲームとして理想的と言って良い調整がされている。
- 1面はSTG初心者でも初回プレイでノーミスできるくらいに簡単。自機の操作や仕様を覚える上で余裕のあるプレイが可能。
- 2~4面は段階的に難しくなっていくが、過去のアーケードSTGでよく見られた「1面を超えていきなり難しくなる」ようなことはない。STG慣れしている人であれば、4面辺りまでは初回でノーミス突破も不可能ではない範疇。
- 5面からは一筋縄では行かない高難度となる。特に5面は意地の悪い敵配置やトラップがあるので、攻略方法が分からなければミスは確実な内容。6面は演出重視のためか終盤の割に道中はやや簡単。
- 7,EX面はそれぞれラス面、隠し面に相応しい難しさ。前者はラスボスが最強の敵で、後者は道中の厳しさ・複数の中ボスとの戦闘がある関係で本編では最難関。
- 3種類のレーザーはそれぞれで得意分野が明確で、状況に応じた使い分けの面白さがある。
- ウェーブレーザーは3種類の中で最も高汎用。道中は基本これで問題なく、ボスによってはプラズマレーザーより強い場合もある。
- プラズマレーザーはボス戦向き。弱点が大きい相手には上下配置が、弱点が小さい相手には前方配置が効果を発揮する。
- ブラストレーザーは連射力が低い関係で使い所をかなり選ぶ。しかし、後方攻撃や角度の深い斜め攻撃ができる唯一の強みがある。特にEX,真EX面では最適解の武器。
- あらゆるダメージを確実に3回防いでくれるバリアがあり、自機の生存力は高い。本編では各面に必ず1個は入手でき、アイテム配置も良く考えられている。
- ミス時パワーダウンの悪影響は少なめ。レーザーは撃てなくてもビットは装備できるので、復活直後もある程度の戦闘力は持っている。また、レベルは3段階だけなので、リカバリーも難しくない。
演出・作風
- 良い意味で「普通のSTG」であること。
- 本作延いては本シリーズは「宇宙戦闘機を操作して侵略者から母星を防衛するSF作品」と基本に忠実。そして、くどいストーリーや余計なキャラ媚び要素もなければ、斬新過ぎるメカデザインなども用いられていないため、STGとして最も賛否が分かれにくい内容が特徴。特に、80~90年代のSTGが好きなシューターには、後述するオマージュも相俟って刺さる作風になっている。
- この「普通さ」はゲーム面にも表れており、分かりにくいシステムや人を選び過ぎる高難度調整、好みが分かれる可能性のある弾幕要素などは取り入れられていない。結果的にこれらがゲームバランスの良さにも繋がっている。
- 総じて、本作には奇をてらった要素が全くと言って良いほどなく、無理のない非常に堅実なゲーム作品に仕上がっている。
- 過去作とは比較にならないほど進化したグラフィック。
- 前作までは、フリーゲーム発の個人制作ゲームとしては良いが商業作品には流石に負けるという程度だったが、本作は90年代前半のアーケードSTGレベルと言えるほどまでに綿密なドット絵が用いられるようになった。同年代の名作STGと比較しても何ら見劣りしないほど品質が上がっている。
- ドット絵自体だけでなく、各種演出も同じく強化。自機のショットはエフェクトがより派手になり、ボス撃破時は大爆発演出となって非常に迫力のあるものになった。
- 各ステージにはゲームやストーリーを盛り上げる演出が複数仕込まれている。中でも、敵艦隊の包囲網を突破して大気圏離脱する6面や、ラスボスを追撃して大気圏突入する7面は非常に凝っており、尚且つ疾走感や緊迫感に溢れている。
- BGMコンポーザーは『サンダーフォースV?』などを手掛けた九十九百太郎氏が担当。ピコリンネソフトでは、『Battle Crust』に続いて2回目。
- テクノソフト時代と同じく「STGに大変良く似合う熱いハードロック調BGM」でゲームを存分に盛り上げてくれる。どのステージBGMも派手または印象的で、難解さがなく魅力が伝わりやすいものばかり。
- 1面BGM「Liberator」は、もう後がない絶望的な状況と、それに立ち向かうリベレーターの雄姿を表現したような、哀愁漂いつつも力強いメロディーが特徴。バトルアニメあるいは特撮のOPのような曲構成や、Aメロのピアノパートとサビのギターパートの対比が印象的。
- 6面BGM「Get over the light」は使用されているステージのコンセプトも含め、「Steel Of Destiny」をイメージした曲。非常にハイテンポでノリが良く、一転攻勢や大気圏突破の高速戦闘を見事に表現している。
- 過去作BGMのアレンジも作曲されており、九十九氏が得意とする作風に変わっている。3面BGM「The legend I came back to*2」やボスラッシュ及びSP面ボスBGM「Nightmare again*3」が該当。
- エンディングBGM「And he became light」は、『ブラストウインド』の「THE LONGEST VOYAGE」を思わせる非常に物悲しいメロディーが魅力。サビでは「Liberator」のフレーズが使われ、前半はシンセサイザー、後半はギターで演奏される。
- シリーズコンセプトの関係上当然と言えるが、名作STGのオマージュが豊富。主に2作品の影響が強く表れており、それ以外にも様々な既存作の小ネタが仕込まれている。
- 「外伝」だからなのか、『ダライアス外伝?』のオマージュが非常に多い。
- オープニングデモは、『ダラ外』を知っていればすぐにその影響を受けたと気付ける展開。艦船のレーダーに警告表示が出る、敵戦艦がワープアウトして襲撃してくるのも同じ。
- グラフィックについては、ゲーム内でのキャラデザイン、特にドットの色使いがよく似ている。ゲーム中に表示されるステータス表示もどことなく『ダラ外』を思わせる内容。
- ボスの爆発演出は完全に『ダラ外』そのもの。光が数回漏れ出す演出の後、間を置いて画面全体が閃光に包まれる大爆発を引き起こす。
- 3面ボスは登場の仕方がアンシェントドーザーと全く同じ。ラスボスにはストームコーザーを思わせる、背景からの攻撃パターンが存在している。
- 『TFV』オマージュはBGMだけでなくステージ内容にも存在している。
- 2面では同じくジャングルステージが採用。南米風のパーカッションがBGMに用いられているのも共通している。
- 5面要塞ステージは、『TFV』4面のように中盤でエレベーターシャフトを縦に進み、要塞内部に進攻する。逆境に立たされるイメージの哀愁漂うBGMも、『TFV』側と雰囲気が似ている。
- 6面は明らかに『TFV』5面で、BGMの雰囲気まで似せてある。ただし、こちらではむしろ大気圏内での戦闘がメインで、終盤に差し掛かってようやく宇宙空間に上がる。
- 上記以外には、コアを持った戦艦のデザインや攻撃方法で『グラディウスシリーズ?』、点滅する紫色の誘導レーザーで『Gダライアス?』、4面の夕日に照らされる雲海ステージで『サンダークロス?』などが挙げられる。
- 「外伝」だからなのか、『ダライアス外伝?』のオマージュが非常に多い。
- 7面クリア時は、本作が「外伝」であることを活かした、悲しくも感動的なエンディングを迎える。
- 母星へ降下し、最後の攻撃を仕掛けようとするラスボスを追撃、大気圏突入という危険な状況下で撃破に成功する。しかし、自機はボスの爆発から逃れようとするも巻き込まれて操縦不能となり、機体が摩擦熱に耐え切れず空中分解を起こし、パイロットは戦死する。
- 場面が変わりエンドロールが開始されると、1面の都市上空にデブリの流れ星が現れて消滅、その後、街は穏やかな朝を迎える。エンドロール終了後は、宇宙空間を漂う自機ビット残骸が映し出される後方で、『2』のフォーリアと味方艦隊が凱旋する様子が描かれて幕を閉じる。
- 主人公の死という悲劇的結末を迎えてしまうが、主人公らリベレーターの尊い犠牲があったからこそ母星の防衛や、敵軍を壊滅させた英雄である『2』主人公の無事な帰還に繋がったと解釈できる。これらを考えると、ビターエンドではあるものの後味の悪さは一切残らないばかりか、単なるグッドエンドよりもストーリー的にはより印象深く素晴らしい内容として本作のラストを飾っている。
- このエンディング演出の秀逸さはBGMに寄るところが大きい。画面とBGMのシンクロ演出が用いられており、前半デモで自機が消滅するシーンの直後にサビに入ることで、溢れ出す悲壮感がこれでもかというほど表現されている。1面背景が映る中で1面BGM兼メインテーマのフレーズが流れるのも非常に心憎い。
賛否両論点
- 実際にプレイするか、ある程度STG関連の知識がないと魅力が伝わりにくい作風。
- 元からSTGが好きなプレイヤーなどの「分かる人」には、プレイ前の段階でも「分かる」作品ではあるのだが、そうでない人には「ありふれたベタなSTG」にしか映らない可能性がある。
- 悪目立ちする要素は皆無な一方で、多くの人間に強いインパクトを与えるほど目立った・尖った要素に乏しい。良くも悪くも癖がなさ過ぎると言える。
- チャレンジモード最終ステージの真EX面が頭一つ抜けて難しい。
- 本編裏ルートのEX面をさらに高難度化したステージ。背景やBGMは同じだが、敵配置や地形は全く異なり、中ボスも登場しない道中を戦い抜く。
- 難易度はハード相当、残機0の上、EX面でも最初に支給されたバリアすら入手できないと、プレイ条件が過酷。フルパワーアップこそ可能だが、武器変更は不可。
- EX面以上に雑魚敵の配置が嫌らしく、ブラストレーザーがないと対応できない状況が多い。一方、ブラストレーザーが適さない状況も存在しており、結局はどのレーザーを選んでも大なり小なり苦戦は免れない。
- 本作をやり込む上で最大の関門となる。何度も根気よくプレイするか、上手い人のプレイ動画で予習しないとクリアが非常に困難。
問題点
- スコア稼ぎ要素が乏しい。精々「できるだけ敵を多く倒す」「ボスの部位破壊を忘れない」程度で、スコアアタックをすると自ずと限界が見えてくる。過去作には存在していた残機・ノーミスボーナスもなくなった。
- 後方からの敵の奇襲が多い作品の割に後方攻撃手段が少ない。加えて、それを担うブラストレーザーは連射力が低いので、過去作よりは強化されたとは言え、依然として使い勝手が良くない。
- バリア無敵時間が短い。回避の仕方が悪いと一気に2回以上のダメージを受けてしまうこともあり得る。
- EX面エンディングについて
- 6面ボスのデータ空間移動システムを利用し、その内部の敵軍を掃討、自機が光の先に飛び込んだところでエンドロール開始、そのままゲームが終了する。
- つまりは打ち切りエンドであり、隠しステージをクリアしたのに達成感を得られにくく、あまりすっきりしないエンディングになっている。
- 公式ブログではこの結末についての解説が存在するが、結局はプレイヤーの想像に委ねるというスタンスであり、各々が独自に解釈するしかない。
総評
「普通」「王道」「正統派」を良い意味で極めた、往年シューター向け横STG。
フリーゲームの『1』、同人専売の『2』を経て、『INFINOSシリーズ』集大成と呼べる作品となった。
全てにおいて手堅くまとまった内容であり、目立った欠点のない丁寧な作りが大きな特徴。
普段からSTGをプレイしている人向けの要素は多いが、癖が少ない内容のため、非シューターでも遊びやすいのも魅力。
有名所の商業STGと比較しても何ら遜色なく、後述のEXA版が登場したのはその証左と言える。