LA2H

Last-modified: 2009-08-01 (土) 18:55:32

LA2H

LA2H=Low AC Two Hand
つまりLow ArmorClassな上にShield Blockなしという事
『High AC 飽きた』と言ってる、そこの貴方やってみましょう

LA2Hに挑戦

というのきついかもしれません まずはLowAC盾ありに挑戦してみましょう

LA2Hの準備

第一に大切なのは装備です。装備がなければ始まりません。
まず、敵の攻撃がこちらに必ずヒットするようにLow Acにすることです
基本的にAC Upするものをつけなければ必ずといっていいほどHell/Hellでは攻撃があたります
次に、こちらの攻撃が敵にヒットする確立がより100%に近い装備でなくてはいけません
こちらは必ずヒットするということですから相手に攻撃が当たらなければ死を意味します
ウォーリアーの場合ですとChar Level+To Hitで240%以上で最大ACのBKに95%の確率でヒットします
ローグも弓ならば上記とおなじですが、弓以外ならChar Level+To Hitで260%以上が必要になります。
ソーサラーも同じです

敵との戦闘

「基本的に敵とは一対一で戦う」

あなたの攻撃が当たり続けさえすれば敵はのけぞり続け、その攻撃は封じ込めることができる。
つまり、常に一対一で敵と戦うことができれば基本的にはノーダメージ、
もしくはこちらの予想の範囲内でのダメージでいけるはずだ。
だが、もし二匹以上の敵と戦うということになれば、
たとえ一匹目を先に倒そうと攻撃し続けていても、二匹目から攻撃を食らったとたん
こちらから一匹目への攻撃はキャンセルされてしまう。
運が悪ければこちらからの攻撃は常にキャンセルされ続け、
二匹から一方的に攻撃を受け続ける可能性すらある。
LA2Hの場合、敵に囲まれないように戦うなどということは当たり前で、
理想的には常に一対一で戦う局面を作っていかなければならない。
二匹を相手にすることによって生じるリスクは二倍では済まされない。
状況によっては死を意味することにもなるのだ。

だが、常にこの原則が働くことは稀であろう。
メンバーは四人しかいない。
多くの局面で一人何匹もの敵を相手にしなくてはならないはずだ。
しかし敵数匹から自分が攻撃目標にされていたとしても
これから紹介するテクニックを使って難局を切り抜けていっていただきたい。

移動の仕方

LA2Hの場合、移動に関しても高AC装備と比べ神経を使う必要がある。
移動の基本は歩きだ。もちろん明らかに安全と思われる場所、
例えば見通しのよい通路や室内で、視界の中に敵がいない状況でのテレポはむろん問題ない。
だがテレポ後、進行方向に敵の大群がいるかもしれないということを常に頭に置く必要がある。
敵の群れとあらかじめある程度距離をおいて戦うためには、常にテレポ終了後すぐに進行方向とは逆、
テレポ開始地点に向かって数歩戻るのもいいだろう。
また、通路から部屋、部屋から部屋など壁にさえぎられて
その部屋の中の状況がまったく分からない場合は必ずこの原則が当てはまる。
    
「部屋の入り口前では一旦止まる」
    
そして視界に動く影がないことを確認してから歩いて室内にはいる。
室内に動く影があれば部屋に入る前に手前のブロックで待機し、
室内から出てくる敵を繊滅させる戦法が有効だ。
これは蛇足だが、LA2Hの場合、視界のさえぎられた室内や通路にいきなりテレポでショートカットするなどといった移動は当然論外である。

位置取り

まずは最初に、LA2Hの戦闘におけるあらゆる局面で位置取りの原則となる
Marik抜けといわれるテクニックを紹介したい。
Marik抜けとはこう定義できるテクニックだ

「自分と敵のいるブロックが隣接している場合、
下三方向に動けば最悪でも一回のダメージで敵との距離を離すことが出来る」

逆を言えば、下三方向以外に動いても敵からダメージを受けるたびに元いたブロックに引き戻され、
決して敵と距離を離すことは出来ない。

Marik抜け自体はDiabloのプログラム的な仕様といったものに近い現象なので、
LA2Hでの原則としてはこう提示しよう。

「基本的に敵の下に位置して戦い、さらに下方向は敵や壁、障害物で塞がないよう脱出方向を常に確保する」

回復方法

常に一対一で敵と戦えるわけではない。
二匹以上を相手にすることによって相当量のダメージを食らうこともあるだろう。
もしくは一対一で戦っていても魔法攻撃の集中砲火を浴びる事もある。
そこでライフ回復の手段だが、基本的には二つ。赤ポーションとヒーリングだ。
二つの特性から考えていきたい。

まずは赤ポーションの特性。それはプレイヤーがどんな状況にあろうとも一瞬でライフが全回復するという点だ。
たとえあなたが敵に囲まれている状況であろうとポーションを飲む行動を敵の攻撃によって潰されることは決してない。
また、あなたが移動中や攻撃中であったり、さらに魔法詠唱中であっても、その行動に干渉することがない。
つまり、あらゆる状況において最も安全で確実な回復手段だと言える。

次にヒーリングだが、魔法はその効果が現れるまえに必ず魔法詠唱という行動を伴う。
この魔法詠唱中は完全に無防備な状態なので、敵に物理攻撃を食らうと魔法そのものが潰されてしまう。
さらには移動中や攻撃中でもその場に立ち止まって詠唱に入るため、
安全な場所をプレイヤーが確保してから唱えない限り回復どころか逆に危機的状況を招く可能性すらある。
つまり、ヒーリングはかなり危険で不確実な回復手段と言えよう。

このように書くと赤ポーションメインの回復で間違いないとも考えられるが、
ここではヒーリングを主として使っていくプレイスタイルを提唱したい。
生存よりもさらに最優先されるべき事は本来のLA2Hが目指す主旨
テクニックをフルに駆使して状況を切り抜けるということだと考えるからだ。
     
   
では、実際の戦闘におけるヒーリングの使い方を解説しよう。
原則として敵のいるブロックと隣接した状態で使ってはならない。
前述したように敵の物理攻撃によって魔法詠唱中に高確率で潰されてしまうからだ。
そこで一旦敵との距離を離してヒーリングを唱えることになる。
もちろん距離の取る方向は下三方向。そして詠唱中に攻撃されない安全な位置を確保してからヒーリングだ。
そしてあなたを追ってくる敵と再度戦闘に入る。
また、安全な位置を確保するために敵から離れる距離に関しては、敵の移動速度や攻撃間隔の速度によって変わってくる。
だが、まずは安全に長めの距離をとる事から始めてほしい。
そして敵の移動速度や攻撃間隔の速度が体で覚えられるようになってから、
徐々に距離を短くとるようにして短時間で回復を済まし、
すぐに戦線に復帰できるようになるのが理想的だ。

各敵別対応

ここから先は敵の種類を系統別にわけて各対応、および攻略を進めていく

  • 魔法系
    魔法系との戦いに関してはACの低さはまったく問題にならない。
    むしろ装備の関係上、通常装備と比べてライフの高いことが多いので逆に楽なくらいだ。
    戦い方に関しても通常装備と同じと考えてよい。
    本稿の意図からは少々外れてくるが、おさらいしてみよう。
    まずは常に振り子理論を応用する。
    振り子理論とは、あらゆる魔法や飛び道具はキャラクターが画面に対して水平移動している限り当たることがない。
    というDiabloのプログラム的な仕様を利用したテクニックだ。
    すさまじい数のFBやBSが画面を飛び交っていてもあなたが水平に動いている限り決して当たることはない。
    この事から移動は常に水平移動を基本に行う。
    ただ敵を攻撃したり魔法を使う際はその場に立ち止まることになるので魔法の集中砲火を浴びることになる。
    ヒーリング等の魔法を使う際は十分注意したい。
    詠唱時に大量のFBやBSを食らい、あえなく死亡。
    よくあるケースだ。その際も数歩水平に歩いて敵の集中砲火から外れた後に魔法を使用することを心がけよう。
    ただ、物理攻撃系の敵と戦っているときに魔法攻撃を浴びているなど、水平移動でその戦闘から抜けることが不可能な場合もある。
    Marik抜けと振り子理論は相反する特性を持っているからだ。本当に危なければ赤ポーションの使用もためらう必要は無い。
    また、魔法系と物理攻撃系が同時に現れた場合は基本的に物理攻撃系から倒していくこと。
    逃げる魔法系を追いかけるように移動していると、位置取りのイニシアチブが取れずに物理攻撃系に一瞬で囲まれてしまう可能性がある。
    まずは魔法系を無視して物理攻撃系を倒すのに専念しよう。
    あまりにも魔法の集中砲火が激しい場合は、魔法があまり当たらない場所まで位置取りしなおすとよい。そして物理攻撃系を倒した後にゆっくり料理してやろう。
  • ストーム系
    物理攻撃系の攻略一匹目はLA2H最大の敵といわれるストームにしよう。
    ストーム攻略で得られるテクニックによって残りの敵の攻略がスムーズに進むと思われるからだ。
     
    まずはストームの特性から説明しよう。
    なぜLA2H最大の敵と言われているのか?それはあの両手を振りまわすような連続攻撃にある。
    その攻撃速度、攻撃間隔の速さは全モンスター中最速だ。
    武器がAxeとStaffの場合、
    あなたの攻撃が先制してストームにヒットしたとしても、あなたからの二発目の攻撃が当たる前にストームの攻撃に割り込まれてしまうだろう。
    さらにストームの攻撃が一度でも当たると、こちらからの攻撃を割り込まして反撃することは決して出来ない。
    あとは一方的にあなたが攻撃を受け続けるだけ。
    つまりあの連続攻撃に捕まったら最後、下方向に逃げようとしない限り反撃はおろか生き延びることさえ不可能。
    そう、対ストームに関してはまともに殴り合っては100%勝てないのだ。
  • ゲロ犬
    ストームに次いで恐れられているのが犬だ。
    その早い移動速度と攻撃速度、攻撃間隔でプレイヤーを瞬時に囲み、なぶり殺す強敵。
    必ず一対一で戦うよう心がけよう。
    ストームと違い隣接したブロックでの戦いは可能なので、斬り返しは必須ではない。
    こちらの攻撃が一度入れば十分ハメられる。
    ただしStaff やSpeed以下のAxeでは
    犬の攻撃が一度でも入ってしまうと攻撃速度の関係上こちらの攻撃を割り込ましての反撃は決して出来ない。
    プレイヤーの先制攻撃は必須だ。
    こちらからうかつに近づかず、シフト斬りで迎え撃とう。
    一発でもダメージを食らったら迷わず下方向に抜けること。
    だが、犬は非常に斬り返しやすい敵だ。
    StaffやSpeed以下のAxeでは、出来る限り斬り返しを使うように意識していくのがいいだろう。
  • バルログ系
    盾ありWでは大量に現れても比較的楽な敵だが、LA2Hにとってはなかなかの強敵。
    それは攻撃を受けても決してのけぞらない特性にある。
    つまりこちらの攻撃がヒットし続けてもバルログの攻撃を封じることが出来ないのだ。
    だが、バルログの攻撃間隔は非常に遅い。
    一対一ならば運が悪くてもバルログの攻撃を二発受ける程度で倒せるだろう。
    その攻撃間隔の遅さから、密着した状態でのヒーリングやテレポも比較的潰されにくい。
    ライフ残量ギリギリの殴り合いだからこそ、こまめなヒーリングやテレポによる位置取りをしていこう。また、斬り返しは非常に難しい敵だ。
    斬り返しによるノーダメージでの撃破も不可能ではないが、行動特性とその戦局を考えるとほとんど実用にならないと考えた方がいい。
    また、ねーちゃんの大群との組み合わせで出現した場合も注意が必要だ。
    前述した攻撃順序もバルログの場合は当てはまらない戦局がある。
    もし魔法の集中砲火を浴びていた場合にバルログを先に倒そうとすると、減りつづけるライフの中、バルログの突然の一撃は不確定要素としてのリスクが大きすぎる。
    この場合バルログをSCで固めて速攻で破壊するか、バルログの集団に囲まれないようにテレポ斬りでねーちゃんを先に倒していこう。
    テレポの始点と終点を長めにとり、バルログを翻弄させるぐらいのペースでテレポ斬りするのがよい。
    この組み合わせでは逆にねーちゃんを片づけてからバルログをゆっくり料理してやろう。
  • ムカデ系
    攻撃間隔、移動速度ともに普通。一度ハメれば楽な相手だ。
    しかしプレイヤーと隣接したブロックに入った瞬間に繰り出される初弾の攻撃速度の速さは脅威。
    むやみにこちらから近づくと先制の一撃を食らいやすい。
    犬と同じように、こちらからうかつに近づかず、シフト斬りで迎え撃とう。ただし斬り返しは非常に難しい。
  • ナイト系
    物理攻撃系では最も楽な敵。動きも遅く、斬り返しも非常にしやすい。ナイト相手にLA2Hの基本的なテクニックを練習するのもいいだろう。