【L】魔法能力を決め、呪文を選ぶ

Last-modified: 2017-08-21 (月) 19:18:25

呪文を使うキャラクターは覚えている呪文の数や一日毎に使用できる回数などを確認し、習得呪文と準備呪文を選択します。覚えることのできる呪文や覚え方、準備の仕方はクラスによって異なるので、それぞれのクラス情報をみてください。

 

まずは気の向くように呪文を選んで遊べば良いと思います。ここでは、クラスに関わらず呪文を有効に活用していくためのちょっとしたコツを幾つか説明します。特に覚えなければゲームができないとかいう話ではないので、気が向いたときに参照してください。


 

呪文には主に以下の4つのタイプのものがあります。
 [1]「呪文を使えば成功し、接触した自分や味方の助けになるもの」
 [2]「呪文を使えば成功し、範囲内の自分や味方の助けになるもの」
 [3]「命中判定を行い、当たればセーヴ」
 [4]「使用すれば成功し、敵側が抵抗するためのセーヴを行う呪文」

 

[1]と[2]はクレリックなどの信仰系の呪文使いが主に使う回復・補助呪文の類に多いパターンです。一般的にパスファインダーの戦闘中には治癒呪文での回復速度が敵の攻撃によるダメージの喰らい方を上回ることはありません。また敵の目前で呪文を使うのはとてもリスキーです。「転ばぬ先の杖」というわけで、このタイプの呪文は使うタイミングが重要で、戦況を読んで被害を受ける前に予防できる呪文を使うことが重要になります。

 

一方、[3]と[4]の呪文は必ず効果を発揮してくれるとは限りません。命中判定やセーヴで硬化を発揮しない可能性があり、また一部の敵は「呪文抵抗」能力で呪文を無効化してきます。

 

[3]のタイプの呪文は命中判定に成功すれば一撃必殺の効果を持つ代わりに、外れると全く効果を発揮しないリスキーさがあります。この呪文を使用するのなら、遠隔接触攻撃や近接接触攻撃を当てやすくする工夫が必要になります。遠隔接触攻撃なら《近距離射撃》や《精密射撃》、近接接触攻撃なら《武器の妙技》や《武器熟練》が役立ってくれます。低レベル帯では対接触ACが高い敵が多いのに対し、高Lv帯でも敵の対接触ACが上がらないというか、むしろ下がる敵もいますの。このため低レベル帯で使えなかった呪文も高Lv帯でこそ有用になってくるケースがあります。

 

[4]のタイプの呪文はセーヴに成功されても広範囲に一定の効果を残すものが多く安定性が高いです。とはいえ敵の弱点セーヴを狙うことで最大の効果を発揮することができます。敵の種別ごとの得意なセーヴと弱点セーヴ、呪文抵抗の有無を把握してしていれば弱点セーヴを突きやすくなります。呪文ごとに相手を狙う方針としては次のようになります。
・「頑健セーヴの呪文は、タフで頑丈そうな奴を避け、ひ弱なもやし野郎を狙う」
・「反応セーヴの呪文は、素早い奴を避け、動きの鈍いノロマを狙う」
・「意思セーヴの呪文は、頭良かったり怪しい雰囲気の意識高い系を避け、単純バカを狙う」
     ◆
例)人間の1Lvウィザードであるエズレン(知力18)がグリース呪文(反応セーヴ目標値15)で敵を転ばそうとしました。弱いくせにチョロチョロ素早いゴブリンのコソ泥が転倒する可能性は35%しかありません。一方で、怪力を持つがノロマなオーガは70%ほどの確率で転倒します。
     ◆
敵にかける呪文では様々な状態異常を与えることができますが、敵の無力化で最も信頼できる手段はhpを0にして倒してしまうことです。戦場コントロール手段として、味方アタッカーと協力してダメージ呪文で低hpの敵を倒すのも単純に有効な手段です。参考までに、クリーチャーのタイプのセーヴや呪文抵抗、hp傾向をまとめましたので、参考にしてください。

 

クリーチャーのタイプごとの得意セーヴ(○)と苦手セーヴ(×)など

分類頑健反応意思呪文抵抗hp
ウィザード××
クレリック×
ソーサラー××
ドルイド×
バード×
バーバリアン××
パラディン×
ファイター××
モンク
レンジャー×
ローグ××
ウォリアー××
アデプト××
エキスパート××
アンデッド無効×○or無効
異形××
植物××or無効
人怪×
人造×××or無効無or特殊
動物×
粘体×××or無効
人型生物※△?△?×?
フェイ×
魔獣×
××or無効
来訪者○/△○/△頻繁
一定齢以上

※)人型生物のセーヴは修得クラスによって変わります。

 
 

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