【わ 私は 私… は…】

Last-modified: 2024-02-26 (月) 00:22:26

DQ7(リメイク版)

【フォズ】のセリフ。
ストーリー石版の一つ【幼き大神官の思い出】において、フォズの依頼を最後まで容赦なく断り続けるとこのセリフが出る。
全文は

「そう ですか… すみません 無理を申しました どうか お忘れください。
 そもそも この事態は私の大神官としての チカラ不足が まねいたこと。
 いつも いつも 皆に無用な苦労ばかりかけて…
 わ、私は 私…は…」

その後、「なんと フォズの瞳から ぽろぽろと 涙が こぼれ落ちている…。」と表示され泣いてしまう。
「私は 私…は…」の部分では「わたし」の振り仮名がずれて表示されるなど、妙に凝った演出がなされている。見ているこっちも辛い…と同時にかわいいとも言える。
まあこんなことを起こすのは【無限ループ】を期待して遊ぼうとしたプレイヤーくらいだろうが、無限ループにならないどころか泣き出してしまって驚いた人もいるのでは?
更に最後の問いは「どうしても だめ ですか…?」とYes, Noが逆になっており「いいえ」で断り続けるとここで依頼を引き受けてしまう。そのため、ここであえて「はい」を選択して断る必要がある。
 
この気まずい空気に仲間達も黙っているはずがなく、見かねた【メルビン】がフォローに入り、主人公を諫める。

「うぬぬぬぬぬ。このような 幼子を 泣かせるとは…見損ないましたぞ 〇〇どの!
 おお よしよし。かわいそうに…ただでさえ その 小さな肩に 重石をのせておるのに。
 〇〇どのが 何と言おうと フォズどのを 世界一高い塔へ お連れするでござる」

メルビンの言葉にフォズは戸惑うが、メルビンは快く同行を了承して主人公にも「よろしいですかな?」と形ばかりの了解をとる。
一応【はい/いいえ】の選択肢はでるが、「いいえ」を選んでもメルビンは何度でも「よろしいですかな?」と尋ねてくるので結局行く事になる。
 
メルビンがパーティにいない場合は彼の代わりにマリベルが主人公をこき下ろす。

「ふん。最近 ちょっとだけ 見直してあげようかと 思ってたけど やっぱり 〇〇は 〇〇ね。
 女の子を こんなふうに 泣かせるなんて サイテー。信じらんない。
 あのバカの 言うことなんて 気にすることないわ。ちゃんと 連れて行ってあげるから。」

そして戸惑うフォズに「大丈夫! このあたしに 任せておけばいいの」と優しく声をかけて依頼を引き受け、主人公には「わかってるでしょうけど あんたの意見なんか 聞くつもりないからね」と一喝する。
 
いずれの場合も、その後は依頼を引き受けた場合と同じように進行する。
なお、このイベントの開始時にパーティメンバーのHPとMPが全回復し、死んでいるキャラも復活するので、二人を死亡させてイベントを起こしてもガボやアイラがフォロー役になる事は無い。

DQ8

ベルガラック到着後、宿屋(カジノの扉前)でカジノの役員と酒場のマスターがウワサ話を聞いた後、夜地下の酒場に行くと酒場のマスターも上述のフォズと同じ台詞がある。

ライバルズ

フォズ大神官の死亡時ボイスの一つに、これがそっくりそのまま採用されている。