【アミット】

Last-modified: 2024-02-09 (金) 05:41:06

DQ7

主人公の住む漁村【フィッシュベル】の網元で仲間の【マリベル】の父親。
英語版での名前はPS版ではAmitt、3DS版ではMayor Meyde。
 
恰幅のいい中年男性でマリベルからはパパと呼ばれる。村の中でも一番大きな邸宅に【アミット夫人】と共に住み、メイドも雇っている。ゲームの序盤、中盤、終盤に起こるフィッシュベルでの重要イベント全てに関わる名脇役。
あくまで網元であり、村長ではないのだが、英語版の名前を見る限りその役目も兼任しているのかもしれない。
 
漁船を所有しており、年に一度の大掛かりな遠洋漁業である「アミット漁」は彼の名を冠したもの。また【アミットまんじゅう】【アミットせんべい】など、村の名物にも彼の名前が使われている。
網元である彼自身はアミット漁以外では基本的に漁に出る事は無く、船長を任せた【ボルカノ】を始め村の漁師たちに船を貸し与えて漁を任せている。グランエスタード城の兵士長曰く、ボルカノと並ぶ国の名士。
 
しょっちゅう冒険に出かけるマリベルに関してはとても心配しており、始終気が気でない様子だった。そうした心労も一因となったのだろうか、物語の中盤に病に罹り、生死の境をさまようことに。幸い命は取り留めたものの、マリベルは看病のため冒険メンバーから離脱することになる。
マリベルが家に留まると見る見る病状は回復し、神復活の儀式成功後の宴には元気な姿を見せている。
・・・実はそれより前の【魔空間の神殿】クリア後には元通り治ってたが「こうしているとマリベルが家にいてくれる」と、まだ完治していないフリをしていることが分かる。
 
その後【エスタード島】【オルゴ・デミーラ】に闇に落とされた時にはボルカノが行方不明になっていたため、自ら持ち船の船長として主人公らと共にフィッシュベル沖に突如現れた謎の海賊船【マール・デ・ドラゴーン】に乗り込む。
海賊たちの早とちりで主人公たちが乗船に失敗し、手当てを受けている間船長の【シャークアイ】と対面、主人公達の素性や今までの冒険について詳しく説明し、自身は海賊船に危険は無い事を村民に伝えるためだろう、先にフィッシュベルに帰還した。
 
無事にエスタード島が復活した後は、「マリベルは外の世界へ飛び出していくことで一番輝く。それこそがマリベルの幸せだ」と気付き、引き止めることはしなくなった。
マリベルを冒険から一時的とはいえ引き離した主因だが、事情が事情であり本人に責任は全くない…どころか、本人の意思とは言え年頃の娘を危険な冒険に連れ出している主人公たちの方がどう考えても非常識なので、非難されることはあまりない。
前述のように最終的には娘の意思を尊重してくれる良き父親である。
冒険したがる娘に対して心配して抵抗する父親としては【サントハイム王】(DQ4)、【ルドマン】(DQ5)の系譜だが、諦めて応援するにいたるまでの経緯はそれぞれがかなり異なる。
 
ちなみに【いっぱつギャグ】に「アミットさんたら まあ みっともない。」というネタが存在する。