【思い出の木の下で】

Last-modified: 2020-07-30 (木) 05:47:04

DQ11

クエストNo.19。
依頼者は【メダル女学園】の副校長【グレース】
受注可能時期は人魚の女王【セレン】に会った後。
内容は図書室で偶然みつけた本に、自身に向けられたとしか思えない伝言が書かれていたため、その真偽を確かめてほしいというもの。
その伝言がいうには、校庭のとある場所に伝言の主の青春が埋められているらしい。
 
3DS版では、思い出の木の南側から東に20歩、南に5歩と懐かしの歩数指定をされる。
「神の目の見方を変える」と言うヒントの通り、(普段が3Dモードなら)2Dモードに変更すると良い。
しかし、同じような歩数指定があった過去の作品と比べて常時ダッシュ状態なので「1歩」ずつきっちり歩くのがとても難しい。
実際に歩くのではなく、茂みなどのオブジェクトや道の模様、キャラの大きさなどを見ながら、距離を数えた方が良いだろう。
ただ、これはこれで割と面倒くさく、数えそこねるとやり直しである。
また、「1歩」は1マス分の事を指し、移動の最小単位である半マス分のことではない。
半マスで数えて東20・南5(つまり東10・南2.5)の地点を調べると、

ざんねん! 私たちの青春は ここにはないわ!
あわてんぼうなところは 相変わらず
変わってないわね 私の親友。

というメッセージが見つかる。
ヒントに気づかなかった人、ヒントは分かったが数えるのに手間取った人も多い様子。
ネット上でも、特にこのクエストの回答を公開しているサイトが多い。
答えを見れば簡単なのが幸い。
大体の場所さえわかっていれば3Dモードでもある場所の付近でAボタンを連打していればそのうち見つかる。
 
一方、PS4版等では思い出の木の影が伸びる先というヒントになる。夕方まで待ってから木の影の先に行くとキラキラがあり、非常にわかりやすい。
 
ともあれ、どの機種でも、指定された場所で【思い出のプレゼント】が見つかる。
これをグレースの元へ持っていくとプレゼントの中に入っていた手紙をグレースが読み始める。
手紙を書いたのはやはりグレースの親友で、デルカダール王妃となった女性、すなわち【マルティナ】の母であったことがわかる。
彼女とグレースは同級生であり、深い友情で結ばれた親友であったが、卒業式の日、彼女がデルカダールに嫁ぐことを初めて知らされたグレースは、どうしてもそのことが受け入れられず大喧嘩をしてしまう。
そしてそのまま仲直りすることなく、彼女は流行り病で亡くなったことがグレースの口から語られる。
グレースは彼女のことを一度たりとも忘れたことはなく、喧嘩別れしたことを今でも悔やんでいるが、手紙の最後に記されていた、
「あなたと過ごした学園生活はすばらしい思い出です、ずっと親友でいて下さい」という言葉にいくらか救われる。
手紙と一緒に同封されていた【思い出のリボン】は自分が持つよりも長い黒髪の女の子、マルティナのほうがふさわしいと譲ってもらえ、これが今回の報酬となる。
 
ところで、PS4版等では(夕方に時間指定されることもあり)グレースは副校長としての業務が忙しくて自分で伝言の内容を確かめにいけないと言ってくるが、これほど想っている相手のものかもしれない伝言よりも仕事を優先するなんて考えられるだろうか?
おそらくは、自ら行動し真実と向き合うのが怖かったというのが本音だろう。