【暴魔のメダル】

Last-modified: 2024-02-26 (月) 00:50:28

ダイの大冒険

【フレイザード】が体に襷状に巻き付けている鎖につながった金色のメダル。旧アニメ版では鎖とメダルの縁の部分が青緑色になっている。
メダルの中央には大魔王【バーン】を象ったシンボル(【鬼岩城】と同じもの)が描かれている。
あくまでも勲章のようなものであり、特殊な効果などは一切ないが、後述の業火の中でも全く溶ける気配はなかったので、特殊な金属でできている可能性がある。
 
このメダルは初めて六団長がバーンの元へと集まった際にバーンが用意したもので、魔王軍結成祝いに六団長に与えたものである。
しかしメダルは凄まじい業火に包まれた状態で提示されており、この業火の中に手を突っ込まないとメダルを掴めないと言う、六団長の忠誠心を試すための試練も兼ねていた。
他の軍団長があまりの業火の凄まじさに躊躇する中、いち早く手を伸ばしたのはフレイザードであった。
ちなみに原作では【バラン】【ミストバーン】すら躊躇していたが、本来の立ち位置からするとバランはそもそも目的の一致のみでバーンの元にいるのだし、ミストバーンが忠誠心の塊なのはわかりきっているのでこれを取ることに意味がない。おかしな描写だったためか、新アニメでは2人は回りに合わせるように手を伸ばしているような演出に差し替えられている。
自身の半身である氷の身体の大部分を失うダメージを負いながらも炎の半身でメダルを掴み取り、バーンにそれを讃えられる。
この出来事以来、彼は「魔王軍の切り込み隊長」と呼ばれるようになり、彼にとっては最初に掴んだ栄光の証で命の次に大切な物である。
 
しかし、ダイ達に無傷では勝てないと悟るとこのメダルを外す。このメダルは全身をバラバラに散らして攻撃する奥の手【弾岩爆花散】を使う際に邪魔となるからであろう。
過去の栄光を捨てて新たなる栄光を求めたフレイザードであったが、二度に渡って完全敗北した末にミストバーンに身限られて踏み消されるという惨めな最期を遂げ、憐れんだポップが「破片集めて墓ぐらい作ってやっか…?」と提案したとき、ヒュンケルが打ち捨てられた暴魔のメダルを示し、「あれがヤツの墓標だ」と言ったシーンが有名。
かくして彼の破滅的な虚栄心を象徴する暴魔のメダルは、彼の墓標と化した。
 
ところが、後に【ピラァ・オブ・バーン】【バルジ島】に投下された為その墓標すら跡形もなく吹き飛んでしまったと思われる……。
もっとも、新たにもっと立派な墓標ができたと解釈することもできるが。

DQMSL

ダイの大冒険コラボで入手可能なアクセサリー。
ウェイト0で、装備すると防御力が4上がる。
固有効果は「ときどき防御力アップ」。

ウォーク

ダイ大コラボ中のイベントミッションで入手可能なアクセサリー。
MPと素早さが10上がり、メラ・ヒャド属性呪文ダメージが3%ずつ上がる。