機種別シリーズ説明

Last-modified: 2016-07-26 (火) 01:13:55
 

さまざまなメーカーがドライブレコーダーを販売していますが、過去スレで提供された情報を元に、
メーカーごとの簡単な説明をまとめてみました。機種選択の際に参考にしてください。
(こちらで紹介している機種は、ほとんどが店頭・国内通販での入手が可能です)

国内カーオーディオメーカー

昨年までまともな機種がなく、スレ住人から「やる気あるか?」と疑われていたケンウッド・パイオニアが、
最近になって、ドラレコスレ基準で合格点が出せる製品を出してきました。

 

ニュース映像等でドライブレコーダー有用性は認知されつつありますが、店頭では海外製や知名度の低いメーカーだったりで、
購入を足踏みしていた方も多いと思います。
今後は圧倒的なブランド力・販売力を持って、海外製が幅を利かせてきたドラレコ市場で巻き返しが出来るかが注目です。
とりあえず、それぞれのメーカーで代表的な機種を紹介します。

 
  • KNA-DR300(ケンウッド)
    http://www2.jvckenwood.com/products/car_audio/option/recorder/kna_dr300/
    FHDのGPS付というスペックで15000円程度で購入出来るため、非常にお手頃といえます。
    知名度のないメーカーは嫌・安物は嫌、でも何を買えばいいか判らんという初心者は、とりあえず購入候補に入れて下さい。
     
    ※西日本LED信号の写り方が、通常の30fps機種とは異なるという情報があります。気になる方はyoutubeで確認して下さい。
     KNA-DR500というモデルが発売予定ですが、こちらは単品での利用が出来ません。対応するナビを持っていない人には
     無用の長物となってしまいますので、注意して下さい。
     
  • ND-DVR1(パイオニア)
    http://pioneer.jp/carrozzeria/system_up/navi/nd-dvr1/
    27.5fpsの西日本LED信号対策とカメラ本体分離型という、住人のツボに嵌る仕様から、今年の有望機種と見られておりましたが、
    人柱レポにより、多くの人が疑問視する仕様が発覚した為、今後、お薦めされることは無いものと思われます。
     
    問題となる仕様
    通常、ドラレコは事故で外部からの電力供給が途絶えた場合を想定し、本体内部にあるLIPOやキャパシタに電力を確保することで、
    最終ファイルの正常な保存を行いますが、ND-DVR1はその様な内部電源を持っていない為か、電源が遮断されるような事故では、最終ファイルの
    正常な保存が行えません。(最後の1秒は完全にロストし、かつ再生出来ないMOVファイルが残る)
    しかしながら、この最終ファイルにある映像こそが事故の原因や状況を知るもっとも重要な映像であるため、事故後の調査・交渉に備えて
    衝突時の映像を確実に保存するという、ドラレコにとっての最重要機能が不完全な仕様となっています。
     
    対応策1(公式)
    パイオニアからは、再度電源入れ直せば、再生可能な正常なファイルに修復されるという情報が出ています。
    http://faq.pioneer.co.jp/faq2/userqa.do?user=piofaq&faq=RL09&id=29177&parent=8872
    安全上の視点から、事故車両の通電は避けたほうがよいので、本体・ケーブル・カメラの3点セットを取り外してから稼働させる必要があります。
    しかし、この方法について住人からは、「事故の現場を想定すれば、実際には無理な対応」という意見も・・・
     
    対応策2(フリーソフトを利用しての動画ファイル修復)
    動画ファイルを再生可能なファイルに修復するフリーソフトの情報が寄せられています。
    Video Repair Software
    http://grauonline.de/cms2/?page_id=5
     
    対応策3(電源オプション追加)・・・ケーブルの加工が必要です
    この仕様の発覚直後から、スレ住人達が抜本的な対応策を考えていましたが、その意見を集約したような電源オプションが、一部の小売店より発売されています。
    情報が知りたい人は、「ND-DVR1 スーパーキャパシタ」でググって下さい。
    発火の可能性があったとのことで、小売店が全数回収・返金の通知を出しています。
     
    ※楽ナビ連動が可能なのは、比較的新しい機種に限定されています。(対応機種はメーカーサイト参照)
     その他機種でも映像出力は可能ですが、端子がオスの4Pinミニジャックとなっているので、変換ケーブルの購入時に注意して下さい。
     RCA変換にはカモンの435F-RM3が利用可能です。(赤が映像になります)

ドライブマンシリーズ

http://www.driveman.jp/
国内のドラレコメーカーとしては、古参といってもいいメーカーです。
最近になって本体を小型化したシリーズに変更しました。付属品の種類によってセット名が異なっていますが、
本体は720α・1080GS・1080Sαの3種類。古い720と1080のシリーズは在庫切れで終了したようです。

 

1080GS GPS搭載モデルは自動時刻設定、
映像再生時に、地図と連携した経路表示、速度表示に対応

  • セールスポイント
    すべての機種で、西日本LED信号の映像落ち回避
  • 備考
    1080GS・1080Sαはセキュリティモードという駐車録画が可能になっています。
    駐車判定条件(ACC電源OFF)を満たすと、1fpsという低フレームモードで録画してくれます。
    1080sαは最近評判のAmbarella社のA7チップ採用で、2K画質も可能。しかし、その設定の場合には30fpsとなるので、
    西日本LED信号には対応出来ません。

PAPAGO!シリーズ

http://www.papago.co.jp/
台湾メーカーですが、昨年末に日本代理店を開設、正式な日本モデル(カスタムFW)を出すなど日本での販売に力を入れているのが窺えます。
現在のラインナップ、GPSなしのP1PRO・GPS付のP2PRO・GPS+簡易MAPのP3・偏光レンズ付の300・HDの110/115・駐車録画サポートの350
バックミラー設置の200が発売中。
共通する特徴として、安全運転サポートの各種警告機能を搭載しています。

 
  • お薦めできない点
    PシリーズはWDR搭載・低照度対応となっていますが、ちょっと夜間の画質がざらついています。
  • セールスポイント
    パパゴジャパンで保障サポートを受付けています
    全機種が電波干渉しにくい設計となっています。
    イエローハットの取り扱いが始まっていますので、自分で取り付けできない人でも大丈夫。
  • 備考
    1万円以下のスレでは110/115が定番扱い。バックミラー設置という要望の購入相談には、GS200以外の選択がない状態です。
    350の駐車録画サポートは内蔵電源を利用するため、監視可能時間は1時間程度、外出先のちょっとした時間での利用を想定して下さい。
    オプションでA-JP-RVC-1という常時直結電源コードが発売中。利用すれば長時間の駐車録画が可能となります。350以外でも利用出来ますので、
    興味がある方はメーカーサイトで確認して下さい。

ガーミンシリーズ

http://www.garmin.co.jp/products/ontheroad/
http://www.garmin.com.tw/products/GDR/

ガーミンはGPSロガー・ナビ・サイクルコンピューター等、多くのアウトドア製品を扱っているメーカーです。
扱っているドライブレコーダーの種類は多くありませんが、トレッキング等、ドラレコ以上に信頼性が問われる製品の実績もありますので、
品質は期待できるかと思います。
現在、国内販売で入手出来るの製品は、GPS付FHDのGDR35(リアカメラ拡張可能)・GDR32・GDR33J・GDR190Jです。
GDR35Dは、GDR35にリアカメラのGBC30がセットになった商品です。
GDR190Jはカメラ2つを搭載し、1カメラ1280×720で撮影したものを合成して1920×1080として出力します。
そのためカメラ1つのみのドライブレコーダーよりも広い視野角(200°)ですが歪みの少ない映像となっています。

 
  • お薦めできない点
    夜間の白飛び回避で効果を発揮するダイナミックレンジ関連の機能がありません。
    欠点ではありませんが、GBC30を追加して2カメラ運用した場合、フロント・リア共にFHD→HD画質に下がる点に気を付けてください。
  • セールスポイント
    ダイナミックレンジ関連の機能はありませんが、昼夜問わずバランスの良いきれいな映像が撮れます。
    GDR32・33ともは2万円を切る値段です。他のGPS付FHD機種と比較してもお手頃な価格です。
    ガーミン代理店以外にカー用品店でも取り扱いがありますので、店頭で購入・取付け依頼をすることが出来ます。
  • 備考
    GDR32で実装が期待されていたオービス警告(スピードアラート機能)は、後継のGDR33Jで実現されました。(形状はちょっとだけ薄くなりました)
    しかし、それ以外の機能差がないようなので、型落ちお手頃値段のGDR32とGDR33Jは悩ましい選択ですね。
    総評すると、ナビ・アウトドア関係も含め、メーカーの知名度は一番だと思います。
    とりあえずメーカーとしての実績と信頼性を評価して、ドラレコを探している人ならば、有力候補としておいて良いでしょう。
    ハイエンド機種は店頭購入が難しいため、取付けで二の足踏んでいた方にもいいかと思いますよ。
  • GDR190Jのおすすめしにくい点
    特徴であるHD画質(1920×1080)ですが、画質を落として記録するモードがないため32GBのSDカードで5.5時間と記録時間が短い。
    64GBのSDカードをFATフォーマットすることにより撮影時間を延ばすことができるようですが、推奨されない使用方法なので自己責任で。

VICO シリーズ

http://www.vicovation.com/default.asp?lang=en

VICOはAIPTEK社より提供を受けている台湾のOEM先メーカーです。
昨年まではAIPTEK社のXシリーズより、こちらの製品が知名度があったように思います。
最近、商品ラインナップがMarcusシリーズへと更新されています。(SF2・TF2・TF2+は型落ち)
国内販売も始まっています。

 
  • お薦めできない点
    人柱情報が少ない点以外、Marcusシリーズに関してはこれといった欠点がないように思われます
  • セールスポイント
    3機種とも操作上限75度と耐熱性能が売りです。青空駐車や高温地域の方にはいいです。
    SDXC/SDHCサポートなので、大容量のMicroSDカードが使用できます。
    PLフィルターが使えます。
  • 備考
    手堅い商品を出すメーカーでしたが、カタログ見る限りMarcusシリーズになっても変わらずですね。
    前後設置のMarcus5が、ちょっと人気のようです。

Transcendシリーズ

http://jp.transcend-info.com/product/cvr
一般にはUSBメモリやSDカードで知名度があるメーカーです。
DrivePro200が発表された時点から注目されていたのですが、特徴がWIFIのみという点だったせいか
スペック重視の多いスレ住人には、今一つ琴線に触れなかったようです。
現在、WIFI無の100・WIFI有の200・GPSとWIFI有の220が発売中。

 
  • お薦めできない点
    200に関して、時刻設定の保存期間が短いとの報告がされています。
    報告通り数日程度でリセットされると、サンデードライバーにはちょっときついかと・・・
    どうも個体差があるようで、1週間OVERでもリセットされないとの報告もあります。
  • セールスポイント
    ドライブレコーダーとしては新参ですが、メーカー知名度はあります。
    WDRは謳っていませんが、画質は昼夜問わず良好との評価です。
  • 備考
    1万円前半の200は、性能・保障・価格で無難な商品と思います。
    時刻同期のGPSは不要と割り切れる人や、日常的に車を利用される人に良いかと思います。
    GPS付の220は時刻合わせの問題がなくなります。価格次第ですが、今後は、こちらのほうが人気が出そうな気がします。

DODシリーズ

http://tw.dod-tec.com/product
海外通販で多く見かける台湾メーカーです。2013年夏までは、国内通販であまり見かけることもなく、
人柱志向のある住人にしか需要のないメーカーでしたが、夜間映像の綺麗さから一気に有名になりました。
現時点で住民に人気があるのは、LS460Wです。2015年年末にLS470Wも国内に登場しました。

 
  • お薦めできない点
    無加工映像データがUPされたり、daskcamtalk.com等でも多くの報告が出てきた現在、おすすめ出来ない点は特に無し。
    強いて言えば同じNovatek96650+AR0330を備えた中華ドラレコとの値差が倍近い点。
    画質に関して言えばレンズの差があるためDODの方に軍配が上がるが、その値差程の価値があるかどうか…
  • セールスポイント
    画質に関して言えばWDR(HDR)搭載&高性能レンズのおかげで現在最高峰。(特に夜間)
    また、夏場でもフリーズ無し(ただし灼熱時に画像が若干ぼやける事がある報告が上がっています)。
  • 備考
    日本には正規代理店はありませんが、正規販売店はあります。Lisway、ハンファQセルズジャパン、がくーどっとこむなどがあげられます。
  • 特記
    LS430W以降西日本LED信号対応しています。LS460W、LS470Wは確認済み。

ユピテルDRYシリーズ

http://www.yupiteru.co.jp/products/drive_recorder/index.html
ユピテルはレーダー探知機など数多くの自動車関連パーツを扱っている国内メーカーです。
価格比較サイトの常連ですが、スレではお薦めの常連ではなく、相談持ち込みの常連です(DRY-FHXXってどうですか?)

現在販売中のラインナップは下記の通り。

GPS・各種センサー有無本体形状機種名備考
GPS無しスタンダード型DRY-FH200・FH210・FH22・FH2000・FH5000・FH23・FH211FH22は家電量販店・ホームセンター専売
FH2000・FH5000はユピテルダイレクト専売
GPS無し・Gセンサ有りスタンダード型DRY-FH32GS・FH72GS・FH530GSFH32GSはディーラーと電装店専売
GPS有り・Gセンサ有りスタンダード型DRY-FH52WG・FH92WG・FH2500・FH590WG・FH550WGFH52WGはディーラーと電装店専売
FH2500はAmazon専売
GPS有りスタンダード型DRY-FH500G・FH510GP・FH511GP特定カー量販店専売
GPS無しスイング型DRY-FH31・FV33
GPS有りスイング型DRY-FH51・FV53GP
GPS有り・Gセンサ有りスイング型DRY-FV93WG・DC93WG
GPS無しミラー一体型DRY-FH220M
GPS無しミニ型DRY-mini1
GPS有り・Gセンサ有り無線LAN型DRY-WiFi40c・WiFi40d
GPS無し無線LAN型DRY-WiFi20c・WiFi20d

上記以外にも、業務用のドライブレコーダーが多数あり、またバイク用ドライブレコーダーのBDR-1・BDR-S1という機種もラインナップしています。

 
 

[種類分け]
2013年以降のユピテル新シリーズでは、機種毎に大きく動画エンジンが異なっており、それぞれ性格が異なります。以下に2012年モデルも含めて記載。


  • DRY-FH200系
     該当機種:DRY-FH200・FH210・FH500G・FH510GP・FH31・FH51・FH220M・FH23・FV53GP・FV33・FH211・FH511GP
  • 良い点
    DRY-FH200等は販売数量が多く、そのぶん国内メーカーにしては低価格です。(2013年10月現在、6千円台)
    種類が多いので、色々な形状から選べます。
    FH210・FH510GPは外部映像出力が付き、またブラケットが小型になりました。
  • お薦めできない点
    夜間の画質が悪いです(明るさが足りません)
    HD録画なら30fpsと標準的な映像ですが、FHD録画の場合は10fpsのカクカク映像となります。
    地デジ相当の1440x1080に落としても15fpsのカクカク映像です。
    また、液晶を自動OFFにする設定がありません。
  • 備考
    FHDの10fps映像は旅行記録では残念なレベルですが、事故対応としては十分かと思います。

  • DRY-FH22系
     該当機種:DRY-FH22・FH2000・FH2500・FH72GS・FH92WG・FH5000・FV93WG・FH590WG・FH530GS・DC93WG・FH550WG
  • 良い点
    フルHDで30fps撮影できます。
    液晶自動OFF設定があります。
    ブラケットが小型です。
    FH72GS・FH92WG・FH5000・FV93WGでは、CMOSセンサが500万画素になりました。
  • 悪い点
    撮影映像が全体的にピンぼけ気味です。(ピンぼけでは無く、エッジが甘い?)
    上記FH200系以上に、夜間の明るさが足りません。

  • DRY-FH32GS系
     該当機種:DRY-FH32GS・FH52WG
  • 良い点
    フルHDで30fps撮影できます。
    また、比較的広角なレンズを採用しており、事故時の映像には周囲の状況が把握しやすいです。
    CMOSセンサは350万画素採用との情報あり。色合いは自然な色味かと思います。
    夜間映像は上記FH200系・FH22系と比べると改善されており、明るく撮影されます。
    また、Gセンサを搭載しているので、事故衝撃感知で専用フォルダに記録されます。
    液晶自動OFF設定があります。
    ブラケットが小型です。
    外部映像出力があります。
  • 悪い点
    記録ファイルが独自形式のため、専用のビューアソフトを使わないと再生できません。
    ビューアソフトでAVI形式に変換もできるようです。
    広角レンズのぶん、全体的に小さく映るので、細かい部分の映像は確認しにくいかもしれません。
    フルHD/30fps設定だと、本体で再生する際に1fpsのカクカク映像で再生されます。
    (本体での音声再生設定をOFFにして再生するか、PCで確認すると問題なし)
  • 備考
    付属品の電源コードが先バラ線の直結コードです。
    途中にDCDCコンバータが付いていて、5Vに変換される仕様。
    ユピテルの他のシリーズはシガーソケットですので、裏配線したい人は余計な出費が無くて良いかもしれません。
    その分、配線知識の無い人には難易度が高くなりますので、電装店などで取り付けてもらいましょう。

  • DRY-mini1系
     該当機種:DRY-mini1
  • 良い点
    とにかく本体が小型です。
    小型の割には液晶がついているので、最低限の映像確認ができますし、
    設定関連も本体で設定できます。
  • 悪い点
    FullHDでの記録には非対応です。
    また、MJPEG形式となるため、記録時間が短いです。

  • DRY-WiFi40系
     該当機種:DRY-WiFi40c,WiFi40d,WiFi20c,WiFi20d
  • 良い点
    2014年に発表された新シリーズで、無線LAN(WiFi)を搭載しています。
    AndroidやiPhone等のスマートフォンへ映像をリアルタイムに送信することができます。
    インターネット経由での映像確認も行えます。
    1台のスマートフォンで無線圏内の4台までの映像を同時に確認できます。
    また、スマートフォンからドライブレコーダーへ遠隔で音声を送る事ができます。
    録画解像度はFullHDの1段上の、300万画素(2304×1296)まで対応しています。
  • 悪い点
    今までのユピテル製機種よりも、本体が高額です。(ハイエンド機種+1万円ほど)
    GPSアンテナが外付けになっています。

 
  • セールスポイント
    自動車用品店で取扱いが多いので、店頭買いが出来れば設置まで依頼できます。
    価格比較サイトの販売ランキングなどを見ても、他メーカーと比較して上位を独占状態です。
    国内メーカーですから、故障時の保障サポート交渉も容易かと思います。
    DRY-FH31・DRY-FH51は省スペースタイプなので、すっきり付けたい人には向いています。
    2013年モデルのFH210・510GP・FH22・FH32GS・FH52WG・FH2000・mini1は小型ブラケットになっています。
    また、TVやGPS等の毒電波対策も全モデルでされています。
  • ウィークポイント
    SDカードが壊れた、ピントが合っていない等の不良が多く聞かれます。
    販売量が多いと思われる為、そのぶん不良の声が目立っているのかもしれません。

「通販でお薦めの機種を買っても、設置が・・・」と悩むくらいなら、店頭購入・設置可能なDRY-FHシリーズをお薦めします。

 

ユピテルさん、もうちょっとユーザーに判り易いラインナップになりませんか・・・

COWONシリーズ

http://www.cowonjapan.com/

COWONは、デジタルオーディオプレーヤーで知られている韓国メーカー。
KEIYOと同じく価格比較サイトの常連ですが、最近まではHD機種しか出しておらず、名前がでることが稀なシリーズでした。
しかし、FHD機種に様々な機能を満載したAW1が発売されると同時に注目され始めています。
現在、HDのAC1、前後2カメラのAD1、FHD・Wifi・低照度対応・GPS対応のAW1、タッチパネルのAE1で、計4機種が発売中。
すべてに共通する機能として、対衝撃・駐車録画対応となっています。

 
  • お薦めできない点
    機種により対角120~150度となっていますが、魚眼の傾向があります。
    AW1の動作温度は上限60度と、夏場の駐車録画をするにはかなり低いと思われます。(AC1・AD1は50度)
  • セールスポイント
    日本語の直販サイトがあります。(アウトレットもあり)
    どの機種も別売りのケーブルを購入するだけで、駐車録画が可能。
    AW1にはWifi機能を利用して映像参照や設定が出来るスマホアプリ・高熱保護機能があります。
    純正の外付けGPSは比較的小型、それと撮影映像の常時ビデオ出力が可能です。(ただしGPSアンテナと排他、ケーブル別売り)
  • 備考
    住人からのAW1の画質に関する評価は、可もなし不可もなしという状態です。
    Wifiやユーティリティー・簡単に実現できる駐車録画など、多機能性に惹かれる人は候補としてよいと思います。
    猛暑となったこの夏、不安視されていた高温停止の報告がぽつぽつと寄せられています。
    絶対に停止は避けたいという人は、日除け等の対策を検討しておく必要があるように思います。
    新製品のAE1は、HDとちょっと残念な点もありますが、モニター付機種でありながら、マウント含めてもかなりの省スペースです。
    デザイン重視の方は、検討してもいいかと思います。

1万円中華シリーズ (主にDOME)

http://ch.szdome.com/en/index.html
http://www.szdome.com/upload/new/index.html
http://www.blackview.com.cn/
製造元がはっきりしない場合の多い中華製品ですが、住人達の調査により、かなりの種類がDOME社の製品であること、
または、そのパクリ品・類似品ということがわかってきました。
DOMEはblackviewという自社ブランドをもっていますが、OEMでの製品提供が多いので、そっくりの製品があっても、
パクリ品なのかOEM品なのか、判別が難しいケースが多いです。
扱う機種は、単機能1カメラ型から始まり、GPS付・バックミラー型・分離型2カメラ・一体型2カメラ、果ては前方2カメラで
180度撮影可能な機種まで、思いつくものは、殆どが製品化されているといっていいでしょう。

 

ここでは、話題に上がる機種のみを紹介しておきます。

 
  • K6000(別名:dvr-a01・EL-DR-6007・X3・DYT・他多数)
    国内では別名で売られることが多いですが、ここでは正式名称のK6000と呼ばれています。
    機能はG・モーションのセンサー付でFHD・mini病なしと合格ラインの性能、画質に関しては夜間が弱いが
    昼はかなり良いという評価です。
    価格はAMAZONでも4000円程度、オークションならそれ以下と、非常に安価で購入可能なため、ドラレコ入門機
    として購入される方が多いようです。
    注意事項としては、少し毒電波を出す機種なのでナビ・テレビ・レーダーの利用者は要注意です。
    しかし、ほとんどが日中の運転・毒電波の影響を受ける機器は使っていないという人には強くお勧め出来ます。
    住人からは、毒電波の影響を受けにくいリアでの利用報告もありますので、後方監視用の2台目として購入するのも
    良いかと思います。
    昨年、住人から解体報告があり、基盤違いの存在が確認されています。
    類似品の存在も疑われますので、実績のある販売元からの購入を心掛けて下さい。
     
  • G1W/G2W(別名:?)
    2013年新型ドラレコ。
    形状は、DOD社のLS300WにそっくりなG1W・K6000のボタンがサイドに移動したようなG2W。
    機能はG・モーションのセンサー付でFHD・mini病なしと、今では標準的な性能ですが、海外で安価な割に性能がよいと評判の
    NOVATEK 96650チップを搭載しています。メーカーカタログではWDRとなっており、人柱提供の生データを確認する限り
    夜間画質は標準より上と思われます。また、独電波に関しても無いとのこと。
    特にG1Wは海外でもコスパの点から評価が高く人気です。いくつかの発展形(新基盤・高温対応)も発売されています。
    価格はG1Wが6000円程度・G2Wが7000円程度となり、海外通販が可能な方にはチャレンジ価格としてお勧め出来ます。
     
  • スーパーノヴァ
    Amazonで見かけるG1Wにそっくりなドラレコ。人柱が殻割して基盤相違とファームウェア不一致を確認済。
    しかし、G1Wと同じNOVATEK 96650チップを搭載しWDRも対応、内部の作りもG1Wより良かったという評価。
    画質も提供された生データで比較する限り、同等品と評価してよいでしょう。
    そんな訳で、海外でも好評のG1Wは欲しいが海外通販はちょっと・・・という人や、aliexpressで当然のように溢れている
    劣化版G1Wを掴むことを恐れる人が、人柱検証済のスーパーノヴァを購入する状態となりました。
    しかしながら、人気商品はパクリ劣化品に埋もれるという中華の法則からは逃げられなかったようです。
    すでに国内通販もG1Wパクリ劣化品が溢れてカオスな状態、購入の際には注意して下さい。
 
  • G90
    NOVATEK 96650チップより高性能なAmbarella A7を搭載していますが、GPS無しで格安モデルとして販売されています。
    こちらも海外では好評で、キャパシタ搭載のG90C・上位チップのG90Aのような派生モデルが追加されました。
    Ultra-WideFHDでの録画が可能で、G90C・G90AはFHDで60fpsという設定も可能です。
    海外では画質向上のカスタムFWも公開されていますので、改造マニアな人には受けるかも?
 
  • 備考
    中華ドラレコを購入する際に必要なのは、泣かない覚悟。

追記
DOME社のドラレコを探す場合、OEM品の真贋は難しいです。中華のスペック表は記載ミスが多いので、ブランド名がblackviewか
そうでないかくらいしか、判断材料がありません。
どうしてもパクリ品を掴むのは避けたいという人は、メーカーリンクからいけるSHOPで購入するのも一つの手です。
(大きな価格差はないようです)

西日本LED信号対策シリーズ

少し前まではドライブマンシリーズのみが対応していましたが、最近、LED信号対策を売りにする機種が増えてきたことと、
購入時に考慮点としてチェックする相談者が多くなったので、対策機種をピックアップして紹介します。

 

・西日本のLED信号問題と対策方法について
LED信号は交流周波数によって高速点滅しています。(東日本は1秒間に50回・西日本は60回)
多くのドライブレコーダーが採用する30FPSは、西日本では信号が消えているタイミングで記録が同期してしまうと、
数秒間、信号が写っていないことが起こります。(同期しない東日本では起きない)
対応機種には、27.5FPSのように信号との点滅タイミングが同期しないFPSが採用されています。
逆にいえば、どんな高級機種でも30fpsなら、西日本LED信号の記録落ち問題を抱えていることになります。
実際の映像はyoutube等で多くの映像がUPされていますので、確認してみて下さい。

 
  • I-O DATA DR-FH5M120
    http://www.iodata.jp/product/av/camera/dr-fh5m120/
    GPSはありませんが、夜間の白とび軽減のFDR機能を搭載。
    西日本で利用・事故対策を第一に考えるという人は、候補に入れていい機種かと思います。
    大手カー用品販売店での購入も可能です。
     
  • JAFMATE DD-06
    http://www.jafmate.co.jp/dr/dd06/
    http://www.plk.co.kr/en/roadscope-series.php (製造元らしいメーカー)
    西日本LED信号対策はされても機能は劣るというドラドラシリーズ評判を覆すようなDD-06が発売されました。
    FHDでGPS付、その他にも安全運転支援機能・タッチパネル・リアカメラ(別売りオプション)ということで高機能機種に分類されます。
    WDRやHDRが無い点が気になりますが、動画サイトにUPされて映像を見る限りでは、夜間や暗所が苦手という印象は受けませんので、
    あまり気にしなくともよいかと思います。
    住人の注目も多いのですが、価格が今一つ不満のようです。 最近は高機能機種でも2万円前半が多いので、
    販売元がJAFで3年保障という点まで評価しても、税込36720円という価格をどう評価するかです。
 
  • HP f520g
    http://onpro.com.tw/?product=hp%E6%83%A0%E6%99%AE-f520g-%E8%A1%8C%E8%BB%8A%E7%B4%80%E9%8C%84%E5%99%A8
    hp社は2年ほど前からドラレコを発売していましたが、最新のAmbarella社A7チップを積んだこの機種の特徴は、FHDで45fps設定が可能な点。
    発表直後、チェックの厳しい住人が45fpsならLED信号と同期しない点に気づき、西日本利用の購入相談者にひっそりお勧めしていました。
    もちろん夜間画質が良いWDR、さらに2Kを超えるUltra-WideFHDでの30fps録画も可能なので、画質至上主義者にもお勧めです。
    価格も2万円前半で販売している店もあるので、手頃といえると思います。
    レポも好評ですので、2015年3月時点、スレ住人からは最も多く推奨される機種です。
    徐々に取り扱い店舗が増えているようですが、Amazonなどでレビューを書かない住人ばかりなので、一般には知られていない隠れ優良機種。
 
  • mini 805/806
    http://www.mini0806.com/index.html
    こちらもAmbarella社のA7チップを搭載し、FHDで45fps設定が可能です。他にオプションとして、GPS一体型マウント・PLフィルターがあります。
    国内通販での取り扱い店は報告されていませんので、新機種の海外通販購入に躊躇いの無い上級人柱向けです。
    (参考価格: 806にGPSマウント・PLフィルター付で15000円程度)
    ロシア人の購入レポが多くあり、たくさんの映像がyoutube上にUPされていますので、参考にして下さい。