シリアス系ビッタストーリー

Last-modified: 2020-03-23 (月) 02:34:41

第一話

シリアス系ビッタストーリー

5 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] :2006/09/11(月) 06:11:06 ID:GwyxdhUT
シリアス系ビッタストーリー

オレに弟ができた。
3年前に離婚していた父親が再婚して、新しい母親が我が家にやってきた。
その母親の子どもがオレの弟にあたる。名前はビッタ。オレより4歳年下だ。
あれは初めて「新しい家族」みんなで夕食を食べた日のことだ。
夜の6時。父親に嫌々連れられて近所のそこそこいい料理を出すレストランへ行った。
父「えーと、おお、あの席だ。」
オレ「じゃあ…あの二人が。」
父「そうだ。お前の新しい母さんと弟だ。」
オレ「……。」
父「ちゃんと挨拶するんだぞ。ほら、行こう。」

あそこで座っている他人が家族になる…オレには受け入れ難かった。

6 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] :2006/09/11(月) 18:09:26 ID:GwyxdhUT

オレ「はじめまして…。」
母「はじめまして。あなたが息子さんね。大きいわねぇ。」
オレ「そうですか…。」
ビッタ「……。」
母「ほら、ビッタも挨拶しなさい。この人が…あなたのお兄さんになるのよ。」
ビッタ「………。」
母「ビッタ!」
ビッタ「そんなのいらねえよノロマァァァァァ!」
その小さい男の子は椅子から跳ねるように立ち上がると振り向きもせず急ぎ足でレストランを出て行った。
オレ「………。」
母「ごめんなさい…わがままな子で…。私、連れ戻しに…」
父「行かなくていいさ、難しい年頃だ。あまり頭ごなしに叱るのもよくない…。」
母「わがままなのは…私が甘やかし過ぎたのが原因かもしれないわ。
今日だって嫌がるのを無理矢理引っ張って連れてきたの。」
父「うちの息子も同じだよ。」
オレ「………。」
母「…本当にごめんなさいね。」
会って10分も経たないけどその母親が悪い人ではない、というのは何となく感じた。

7 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] :2006/09/11(月) 18:24:52 ID:GwyxdhUT

母「それにしても本当に背が高くて大きいわね。お父さんに似たのかしら?」
オレ「…そうかな。学校じゃ真ん中くらいだけど。」
母「あら、そう?嫌いな食べ物はある?」
オレ「特に…ないかな。」
母「偉いわねぇ、あの子小さいでしょ?」
オレ「あの子って…。」
母「ビッタのことよ。あの子、好き嫌いが多くてね…。たがら小さいんだと思うの。」
オレ「ふーん、そうなんだ。」
母「いろいろ…あの子のお手本になってくれないかしら?」
オレ「うん。」
母「まぁ、ありがとう。よかったわ、こんなに偉い子で。
大人の私が言ってもなかなか聞いてくれないときがあって困るのよ。」
父「あんまりほめてるとウチのは天狗になるからな…ははは」
母「ふふ、そんなことないわよ。よろしくね。」
オレ「うん…。」
「お手本」…その言葉が何とも言えないプレッシャーをオレに与えた。
オレ「ちょっと…ビッタのこと連れてくるよ。」
オレはそう言って席を立ち、なんとなく空気の重くなったテーブルをあとにした。

8 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] :2006/09/11(月) 19:42:23 ID:8F5PWHnX
「お手本」から、すべてがエロになるオーラが出ているのはなんでだぜ?

9 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] :2006/09/14(木) 03:17:35 ID:18aPDpr8

ビッタはすぐに見つかった。レストランの駐車場にある縁石に座り込んでいた。
オレ「ビッタ…こんなとこにいたのかよ。」
ビッタ「……」
オレ「早く戻ろうぜ。」
ビッタ「さわるなノロマー!」
オレ「!!…どうしたんだよ。」
ビッタ「……。」
オレ「オレだってこういうの恥ずかしくてイヤだけどさ…」
ビッタ「……」
オレ「ビッタの母さん優しそうじゃん。ちょっとほっとしたよ。」
ビッタ「……」
オレ「オレの父さんも負けないくらい優しいぞ。」
ビッタ「…本当か?」
オレ「ああ。そうだよ。」
ビッタ「お前のトーチャンは優しいのか。」

10 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] :2006/09/14(木) 03:18:36 ID:18aPDpr8

オレ「うん、何も心配いらないって。」
ビッタ「……」
オレ「ほら、行こうぜ?」
ビッタ「オイラ恐いんだ。」
オレ「え?」
ビッタ「オイラの前のトーチャンは…」
オレ「前のトーチャンは…?」
ビッタ「前のトーチャンは…よく酔っ払ってオイラのこと殴ったり蹴ったりしたんだ…。」
オレ「え…」
ビッタ「オイラそういうのが恐くてダメなんだ。」
オレ「そうだったのか…。大丈夫だよ。うちの父さんは絶対そんなことはしない!」
ビッタ「……」
オレ「酒も弱っちくて飲まないから酔っ払うなんてこともほとんどないんだぜ!」
ビッタ「……」

11 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] :2006/09/14(木) 03:19:26 ID:18aPDpr8

俺はなぜか必死だった。
ビッタを守ってやらなきゃならない、そんな使命感まで知らぬ間に宿っていたようだ。
ビッタ「お前はオイラのこと好きか?」
オレ「え?あ、ああ…もちろん!」
ビッタ「オイラもお前のこと好きだ。」
オレ「おう…ありがとう。」
俺はホモでもゲイでもないがこのとき目の前にいる小さな男の子が
たまらなくかわいく感じられたんだ。
そして人気のない駐車場で二人きりという状況。オレの股間はなぜだか熱くなり始めていた…。
オレ「ビッタ、あっち…行かない?」
ビッタ「どこだ?」
オレが指差したのは公衆トイレだった。

12 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] :2006/09/14(木) 03:20:27 ID:18aPDpr8

オレ「ビッタ、こっちだ。」
ビッタ「なんでオイラまで入るんだ?」
オレ「いいから!」
ビッタとオレはトイレの個室で二人キリになった。
もう絶対、誰の邪魔も入らない。
自然とオレの胸は高鳴っていた。
オレ「オレとビッタは好き同士だよな?」
ビッタ「何…するんだよ?」
オレ「エッチなこと…しようぜ?」
ビッタ「オイラが…お前と?」
オレ「そう。」
ビッタ「え…オイラ…」
ビッタがもじもじしてる間にオレはビッタのズボンとパンツを下ろした。
ビッタ「わぁ!やめろぉ!」
オレ「ビッタの…おちんちん…。」
ビッタがジタバタするたびにそのちっちゃいおちんちんはぷるぷると揺れた。

13 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] :2006/09/14(木) 03:21:20 ID:18aPDpr8

毛も生えてなければ皮もむけてないまるで未成熟な果実だった。
そしてオレはそのかわいいかわいい果実にしゃぶりついた。
ビッタ「うわぁあ!や…やめろぉ!」
くちゅくちゅくちゅくちゅ
ビッタ「あ…頭…ぼーっとして…………ぅうううっ!!」
ビッタのミルクがオレの口の中で広がった。
ちっちゃいおちんちんから出たミルクは少なかったけど一滴残さず大事に飲んでやった。
ビッタ「なんで…なんでオイラの…」
オレ「今度はお尻出して。」
ビッタ「や…やだ!」
オレ「さっき気持ちよかったろ?今度はもっと気持ちいいぞ。」

14 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] :2006/09/14(木) 03:22:16 ID:18aPDpr8

いくら説得しようとしてもビッタは首を横に振るばかりなので
無理矢理犯すことにした。
ビッタ「やっやめろぉ!ノロマァ!!」
オレ「ビッタ!もっと…もっとお尻の穴…見せてくれ!」
小さなお尻をわしづかみにして押し広げ、アナルをむき出しにすると
すぐさまオレは自分のおちんちんを押し当て一気に挿入した。
ビッタ「わぁぁぁぁぁん!!ノロマァァァァ!!」
オレ「ビッタ!気持ち…いいか!?」
ビッタ「あっ…あっ…あっ…あっ…ぅぁああん!」
変声期前のビッタの喘ぎ声は女の子のそれよりずっとかわいくてHなのでは?と思えた。

15 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] :2006/09/14(木) 03:23:06 ID:18aPDpr8
10

オレ「ビッタ!ハァ…ハァ…気持ちいい…ぜ!オレはすごく…気持ちいいぜ!」
ビッタ「ハァハァハァ…あっ…ん…ノロマァ…」
オレ「毎日いっしょに住むようになったら…ハァハァ…毎日…毎日…しような…!」
ビッタ「うん…オイラも…オイラももっと…したい…」
オレ「出るっ!」
ビッタ「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

THE END

第二話

90 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] :2006/10/07(土) 22:25:28 ID:5e72kkbA
シリアス系その2

ビッタと一つ屋根の下で暮らすようになった。
最初はなかなか慣れなくて
同じ家族というよりも親戚のおばさんとその子どもが
ちょっと遊びに来ているという感覚だった。
父親と二人で住んでいた家は一気に賑やかになった。
そしてあれは一緒に住むようになって3日目のことだった。

オレ「おいビッタ、学校行くぞ」
ビッタ「イヤだ」
オレ「昨日もおとといも休んだじゃないか。サボり過ぎだぞ」
ビッタ「うるせーノロマー!」
オレ「…朝からゲームばっかりやりやがって…」
ビッタ「学校よりは楽しいぞノロマー!」
オレ「……」
両親は二人とも早々と仕事へ出掛けていた。
残ったのはオレとビッタだけ。
ビッタの持ってる携帯ゲームの音だけが家の中に響いていた。

91 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] :2006/10/07(土) 22:28:01 ID:5e72kkbA
ビッタ「おまえは何で学校にいくんだ?」
オレ「勉強しに行くんだよ」
ビッタ「勉強なんて嫌いだ」
オレ「友達もいるじゃないか」
ビッタ「オイラに友達なんかいねえよノロマー」
オレ「一人くらいいるだろ、知り合いとか…」
ビッタ「オイラは入学して一度も登校してないから知ってる人もいねーよ」
オレ「休み過ぎだろ…ていうか、おまえ不登校児じゃないか」
ビッタ「オイラはこの方が楽しいからいいんだよ!ノロマー!」
オレ「……」
ビッタ「勉強とかめんどくさいことやるよりも
     ゲームやってた方がラクだし楽しいし…いいんだよ!ノロマー!」
オレ「……」
ビッタ「学校行ってるからって偉そうな口叩くんじゃねえよノロマー!」
オレ「……なんだと?」ビッタ「…え?」
オレ「楽しいしラクだから…それでいいだって?」
ビッタ「な…何だよノロマー!」
オレ「そうやってな、嫌なことから逃げてばっかで済むと思うなよ!」
ビッタ「…う…」
オレ「人生はな…嫌なことの連続なんだよ!!」
ビッタ「な…何言ってんだノロマァ…」
オレ「…未来にはどうしても越えなくちゃならないハードルがいくつもあるんだ!」
ビッタ「……」
オレ「最初の、一番低いハードルから逃げておいて…あとに待ってるもっと高い
    ハードルが跳べるのか?」
ビッタ「う…うるせぇよ…ノロマァ…」
オレ「無理だな。そんなんじゃ一生何にもできないままさ!」
ビッタ「うるせえんだよ!ノロマー!出ていけよ!」
ビッタは目に涙を浮かべながらオレを部屋から押し出そうとした。
これ以上もめても仕方なさそうだし何よりオレが遅刻しそうだった。
そういうわけで渋々一人で学校へ行くことにした。
オレ「…言い過ぎたかな…」

92 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] :2006/10/07(土) 22:31:20 ID:5e72kkbA

「ビッタは…今頃家で何してんだろう」
なんてことを学校にいる間考えたりした。
そして5時頃、学校から帰る。
「両親」の帰宅はいつも8時ごろ。
それまでビッタと二人きりだ。
よく見ると家の前に小さい人影があった。それはビッタだった。
オレ「ビッタ…」
ビッタ「……」
オレ「……」
ビッタ「…今日は…ごめん」
オレ「ああ…オレも言い過ぎたな」
ビッタ「オイラ…今日ずっと考えてたんだ」
オレ「……」
ビッタ「オイラも…明日から学校行く」
オレ「お…そっか」
ビッタ「オイラ…がんばるから!」
そう言ってビッタは抱き付いてきた。
そして小さい頭をオレの腹にぐりぐり押し付けてきた。
オレ「うん、そうだな。がんばろうな。ビッタ」
ビッタ「…うん…」
オレ「ほら、家に入ろうぜ」
ビッタ「うん!…あ」
オレ「どうした?」
ビッタ「お風呂…お湯入れたから…いっしょに入ろう…」
オレ「うん、いいぜ」

 ・ 
 ・ 
 ・

93 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] :2006/10/07(土) 22:33:03 ID:5e72kkbA

オレはビッタの小さい背中を洗ってやる。
一緒に風呂に入るのは初めてだった。
ビッタはずっと恥ずかしそうにおちんちんを手で隠していた。
オレ「次はここを洗わないとな!」
オレは素早くビッタの背後から手を回しおちんちんをわしづかみにした。
ビッタ「あっやめろぉ!ノロマー!」
オレ「なんだよ、おちんちん気持ちよくして欲しいんじゃないのか?」
そういうとビッタは顔を赤くしてうつむいた。
ビッタのちっちゃいおちんちんはピンピンにおっきしていた。
オレ「しゃぶって…いいか?」
ビッタは何も言わないで小さな頭を一度だけこくんと動かした。
ビッタのおちんちんはおっきしていても余裕で口の中に入ってしまう
オレはそのあったかいビッタの大事な部分に激しく激しくしゃぶりついた。
アイスクリームを溶かすようにピンピンに興奮したビッタの体の一部を口の中に閉じ込めた。
ビッタ「…あ…ああ…」
ちゅぱちゅぱちゅぱちゅぱちゅぱちゅぱちゅぱちゅぱちゅぱ
ビッタ「ん…んん…あ…あっ…あっ…ん…」
ちゅぱちゅぱちゅぱ…
ビッタ「あ…オイラ…もうっ…もう出ちゃう!出ちゃうよぉ!!」
オレ「…ん」
とくんとくんと小さなおちんちんから精液が放出された。
そしてオレはそれを一滴残さず飲み込んだ。
そのあと風呂で3時間くらい抱き合ってビッタは7回も射精したのだった。

THE END

第三話

119 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] :2006/10/26(木) 03:13:43 ID:xLZ4dCzm
シリアス系その3

ビッタは学校へ通うようになり仲のいい友達もそれなりにできたようだった。
時間が合えばビッタとオレはいっしょに家に帰った。
ビッタ「このノロマー!」
オレ「ごめんごめん」
いつもの見通しのいい交差点でオレ達は合流したが
この日はオレがかなり遅刻してビッタを怒らせてしまった。
オレ「悪かったよ。今日はクラブが長引いちゃってさ…」
ビッタ「知らねえよノロマーさっさと帰るぞノロマー」
ビッタはオレのカバンのヒモを引っ張って歩き出した。
オレ「なぁ、今日はあっちから帰ってみねー?」
ビッタ「ん…あっちは遠回りだぞノロマー」
オレ「ゲーセンあるだろ?寄っていこうぜ」
ビッタ「オイラは今日お小遣い持って来てないぞ」
オレ「オレのおごりだよ。今日遅れちゃったしな」
ビッタ「いいのか?」
オレ「遠慮するなって」
周りと比べたら小遣いはたくさんもらっていた方だと思う。
たまに欲しいものを買ったり普通に遊んだりする分には全然困らなかった。

120 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] :2006/10/26(木) 03:14:52 ID:xLZ4dCzm

自動ドアを抜けてゲーセンの中に入った。
ビッタ「うわっ…」
オレ「どうした?」
ビッタ「オイラこんなに広いとこでゲームなんかやったことない」
オレ「あれ、来たことなかったのか。こーいうとこ」
ビッタ「オイラゲームするときはいっつも家で一人だった」
オレ「ああ、そうかぁ」
ビッタは今まで一人で部屋にこもってゲームをやっていた。
ゲームが進まないときのイライラやゲームをクリアしたときの達成感を
誰とも共有することなく黙々と一人で遊んでいたのかと思うと少し寂しくなった。
なんだか今日はビッタをたっぷり楽しませてやりたくなった。
ビッタ「こういうとこよく来るのか?」
オレ「よく…じゃないけど来るよ。たまに」
ビッタ「ふぅん、オイラはパチンコならトーチャンによく連れてかれたぞ」
オレ「ひでえ親父だな。」
ビッタ「ここはパチンコより面白そうだな」
オレ「ああ、面白いに決まってるよ。ほら行こうぜ」
ビッタ「うん!」

121 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] :2006/10/26(木) 03:16:48 ID:xLZ4dCzm

オレ「おし!とれたぁ!」
ビッタ「おお!」
得意のクレーンゲームでぬいぐるみをゲットした。使ったのは見事にワンコイン。
オレ「ほら、ビッタにやるよ」
ビッタ「いいのか?」
オレ「もちろん」
ビッタ「あ…ありがとな」
ビッタは顔をちょっと赤くしてうつむいた。そして手に持ったぬいぐるみをじっと見る。
それからビッタとオレはレースゲームしたりメダルゲームをやったりして楽しんだ。
家にいるときとか、ビッタはたまに寂しそうな顔をする。
そしてその表情にはどこか達観したような雰囲気があった。
一緒に住むようになってからビッタがその顔を見せるたびオレは戸惑うのだった。
でもこうやってはしゃいでいる姿を見ると
どこにでもいる普通の男の子なんだな、と思えてくる。
オレ「楽しかった?」
ビッタ「うん」
気がつけばもう6時半。オレ達はゲームセンターを出た。

122 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] :2006/10/26(木) 03:19:04 ID:xLZ4dCzm

出入口のそばにあった自販機でジュースを買い近くの公園のベンチに二人で腰掛けた。
いつもより楽しそうなビッタの顔があった。
オレ「もう寂しい顔すんなよな」
ビッタ「…?何のことだ?」
オレ「オレさ、いつでもビッタと遊ぶから」
ビッタ「うん」
オレ「一人に…しないからな」
ビッタ「…うん」
ビッタの膝の上にはオレがプレゼントしたぬいぐるみ。
全身青のそのキャラクターが何だかビッタに似合っている。
ビッタ「お前は寂しくなかったのか?」
オレ「オレ?」
ビッタ「トーチャン帰ってくるまでは家に誰もいなかったんだろ?」
オレ「ああ…家に帰っても一人っていうのは毎日だったな…」
ビッタ「オイラも家にいても一人だった。でも今はお前がいるから楽しいぞ」
オレ「うん、オレも楽しい。またこうやって遊ぼうぜ」
ビッタ「うん」
オレはビッタの頭をそっとなでた。
その少しちっちゃくて丸い頭は手の平に程よくおさまり少し気持ちよかった。

123 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] :2006/10/26(木) 03:20:54 ID:xLZ4dCzm

突然ビッタの体が震え出した。
オレ「どうした?」
ビッタの目線は遠くに向けられていた。
そこにあったのはパチンコ店。
店を出た一人のおっさんがこっちに向かって歩いてくる。
オレ「おい、あのおっさんがどうかしたのか?」
ビッタ「あれ…オイラのトーチャンだ…」
オレ「えっ、そうなのか」
ビッタ「あ…」
トーチャン「ビッタ…」
その男はベンチの前までやってきた。
ビッタはおびえ切っている。今にも泣き出しそうな顔だった。
虐待への恐怖がビッタの脳に深く刻まれているのだろう。
男の背は高い。180センチくらいあるかもしれない。
体つきもガッシリしている。
中学生の力では、つかみ合いになったところでどうこうできるもんじゃない…
というのは見てすぐにわかった。

124 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] :2006/10/26(木) 03:22:45 ID:xLZ4dCzm

トーチャン「なんだ、こんなところにいたのか。やっと見つけたぞ」
ビッタ「……」
トーチャン「帰って来なさい」
ビッタ「……」
トーチャン「父ちゃん反省したんだ。もうお前のイヤなことはしないよ」
ビッタ「……」
トーチャン「さあ、来るんだ。今日は好きなとこに連れてってやろう」
ビッタ「……」
トーチャン「どこがいい?ご飯は食べたか?お寿司でも食べに行こうか?」
ビッタ「は…は…腹は減ってない…」
トーチャン「ん?そうか…そういえば母ちゃん再婚したらしいな?」
ビッタ「……」
トーチャン「どこの男か知らないが…あの女も…」
ビッタ「…カーチャンの悪口は言うな!」
トーチャン「わ…悪かった。そうだな、ビッタは母ちゃん大好きだもんなぁ」
ビッタ「……」
トーチャン「ん…そこの君はビッタのお友達かな?」
オレ「……」
トーチャン「いかんいかん…いかんなぁ…友達の親に挨拶の一つもないなんて」
ビッタ「お前なんか…親じゃねえよ!」
トーチャン「…ああ?」

125 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] :2006/10/26(木) 03:23:52 ID:xLZ4dCzm

オレ「ビッタ!」
オレはビッタの手をつかんだ。
そして打ち合わせていたかのごとく公園内にあるトイレまで二人で駆けて行った。
トーチャン「待てや!コラッ」
オレ「速く!」
ビッタ「……!」
滑り込むようにトイレの個室に入るとすぐさまオレは扉を閉めロックした。
オレもビッタも息切れが止まらない。
目に涙を浮かべたビッタをオレはしっかり抱きしめた。
腕の中でガタガタ震えているこの小さな男の子をオレは何としても守りたいと思った。
そしてトイレに入ってくる足音が聞こえた。
重く響くその足音は間違いなくあの男のものだった。

126 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] :2006/10/26(木) 03:25:29 ID:xLZ4dCzm

オレ「……」
ビッタ「……」
トーチャン「ご、ごめんな…父ちゃんも…あんなこと言われたらそりゃあ怒るよ

ビッタ「……」
トーチャン「ほら、出ておいで」
ビッタ「……」
トーチャン「父ちゃん、絶対ぶったりしないからさ…」
ビッタ「……」
トーチャン「…おい」
ビッタ「……」
トーチャン「返事くらいしろ」
ビッタ「……」
トーチャン「おい!!」
ダンダンダン!と扉を強く叩く音。
その叩き方から相当腹を立てているのがわかった。
トーチャン「いい加減にしろや!おい!コラ!聞いてんのか、ガキ!!」
ビッタ「…ううっ…」
ビッタの体の震えが激しくなる。

127 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] :2006/10/26(木) 03:27:01 ID:xLZ4dCzm

ここはオレが何とかしなきゃ…。
オレ「……」
トーチャン「おい!ガキ!開けろや!!どうなるかわかってんだろな!?」
オレ「…か…帰れよ」
トーチャン「…あ?」
オレ「帰れよ!!」
オレはドア越しに精一杯叫んだ。
オレ「ビッタが嫌がってるだろ?帰れよ!!」
トーチャン「……」
オレ「……」
トーチャン「…お前、連れ子だろ?」
オレ「……」
トーチャン「わかってんだよ、こっちはよォ」
オレ「……」
トーチャン「血も繋がってないてめえが家族を気取るなや!!あ!?」
オレ「…う…」
トーチャン「コッチは正真正銘の親子だっつーんだよ!!ちょっと出てこいや!てめぇ!!」
ズガッ!ズガッ!ズガッ!ズガッ!
ドアが蹴り破られてもおかしくないと思った。
ガタガタ震えるビッタを抱きしめながら自分も震えが止まらなかった。

128 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] :2006/10/26(木) 03:27:58 ID:xLZ4dCzm
10

そしてしばらく沈黙。さっきまでが嘘のように何も聞こえなくなった。
深呼吸一つでオレの体の震えは少し治まった。
個室のドアを少し開けて外をのぞいてみるが男の姿はなかった。
オレ「ビッタ、もう大丈夫みたいだ」
ビッタ「……」
オレ「ほら外見ろよ、いないから」
ビッタ「……」
ビッタのまぶたははれて目は真っ赤だった。
ビッタ「…オイラ、まだここにいたい」
オレ「あ…そっか、わかった」
ビッタ「ドア…閉めて…」
オレ「うん」
震えの残る手でオレはドアを再び閉めロックした。
ビッタ「オイラ…おしっこ漏らしちゃった…」
オレ「え…」

129 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] :2006/10/26(木) 03:29:54 ID:xLZ4dCzm
11

見るとおちんちんのあたりから足元にかけてタイツにおしっこの染みができていた。
濡れて冷たくなったそのタイツからはビッタのおしっこの臭いがした。
オレ「帰って母さんに洗ってもらわないとなぁ」
ビッタ「ヤ、ヤダ!やめろぉ!ノロマー」
オレ「冗談だよ、オレが洗うから安心しろって。」
トイレを出たころには外は真っ暗だった。
オレとビッタはピッタリくっつくようにして帰り道を歩いた。
ビッタ「オイラは…家族だと思ってるから」
オレ「え?」
ビッタ「オイラは…家族ごっこしてるんじゃなくて…お前のことニーチャンだと思ってるから」
オレ「あ、ああ…」
ビッタ「本当に思ってるからな」
オレ「オレもだよ。オレもビッタのこと本当に弟だと思ってる」
ビッタ「う、うん…。明日も…いっしょに帰ろう」
オレ「おう、あ…でも明日は小遣い持ってこいよな」
ビッタ「あ、当たり前だ!ノロマー」

THE END

第四話

165 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] :2006/11/30(木) 23:56:05 ID:Q0pRQVYz
シリアス系その4

今日は家族みんなで旅行に出かけた。
一泊二日の温泉旅行だ。
両親ともに仕事が忙しい我が家にとってこれが初めての
家族そろっての遠出だった。
父「到着だよ。この旅館だ」
母「立派な旅館ね」
オレ「スゲー」
ビッタ「……」
父「いや~~疲れたな。早速お風呂に入ろうか」
母「そうね。運転ご苦労様」
オレ「オレも入るよ!」
父「おう、ビッタも来なさい。家族みんなで入ろうじゃないか」
ビッタ「う、うん」
オレ「ビッター、な~に不安そうな顔してるんだよ。言ってるだろ、うちの父ちゃんは安全だって」
ビッタ「……」
父「はっはっは、お風呂だとどうなるかわからんぞ!」
ビッタ「な、何だとノロマー!!」
母「ふふふ、もうすっかり家族なんだから」
オレ「はは…」
母「あら、そういえばここの露天風呂は混浴なのね」
オレ(なんだって~!)

166 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] :2006/12/01(金) 01:00:40 ID:RH0PpL2L
シリアス職人ktkr

…あぁん!焦らしプレイかよ!

167 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] :2006/12/02(土) 21:50:28 ID:ulydfD/v
ここでシエル様の登場ですね

168 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] :2006/12/03(日) 23:54:52 ID:gRvBFtaC
続きマダー?

169 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] :2006/12/06(水) 03:28:05 ID:P8qaMHbe

かなり広くてきれいな部屋だった。
畳の和室なんて家にはないのでオレ達は少しドキドキした。
父さん母さん、そしてオレとビッタはタオルや着替えを持ってさっそく温泉浴場
に向かった。
ビッタ「オイラトイレ行ってくる」
オレ「早く来いよな」
ビッタ「うん」
オレ「先行ってるぜー」
父「ビッタは…父さんに怯えてるのかな?」
母「そんなことないわよ」
父「そう?」
オレ「そうだよ。大丈夫だよ父さん」
父「お前はだいぶ仲良くしてるみたいだな、ビッタと」
オレ「…うん」
父「これからもビッタのこと、頼むぞ。」
母「私からもお願いね」
オレ「わかってる。父さんもあんまり下手な冗談は言わない方がいいぜ?」
父「さっきはさすがに悪かったかなぁ」
母「あの子大袈裟に受け取っちゃうとこあるから…気にしなくていいの」
父「…そうか」
オレ「……」

170 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] :2006/12/06(水) 22:11:50 ID:XYmxAPn0
なごやかだぜ

171 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] :2006/12/06(水) 23:22:10 ID:P8qaMHbe

オレと父さんは露天風呂でビッタの母さんと合流した。
父「立派なお風呂じゃないか!」
母「そうねー。こんなに広いと思わなかった」
父「いやーいい旅館だよ、グレードの高いとこ選んでよかった」
母「そうね。素敵な家族旅行になりそうね」
オレ「ビッタ来ないな…」
母「大丈夫よ、心配要らないわ。あの子方向音痴じゃないし」
オレ「そう?」
母「それよりも、本当にありがとうね」
オレ「何が?」
母「ビッタのことよ。あの子学校に行けるようになるなんて思わなかったわ」
オレ「そのことか」
母「あの子も口に出さないけどすごく感謝してると思うの」
オレ「うん…」
母「これからも面倒お願いね、お兄さん」
オレ「うん」
父「頼れる兄貴になるんだぞ」
オレ「うん」

172 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] :2006/12/06(水) 23:25:09 ID:P8qaMHbe

オレ「ビッタ、やっと来たか」
ビッタ「うん」
父「これで家族がそろったわけだ」
ビッタは恥ずかしそうにおちんちんをタオルで隠していた
いつもオレとお風呂に入るときは平気なくせに。
母「そろそろ母さん、上がるから」
父「父さんもそうしようかな」
オレ「オレとビッタはまだ入ってるよ」
父「ほどほどにしとくんだぞ」
オレ「うん」
家族の団欒はあっというまに終わってしまった
オレ「せっかくビッタも来たのになぁ」
ビッタ「…カーチャンはオイラのことあんまり好きじゃないみたいだ」
オレ「え?」
ビッタ「カーチャンはオイラのこと面倒見てくれてるけど
    あんまり優しくしてくれねえんだ」
オレ「なんで?」
ビッタ「オイラ…カーチャンの本当の子供じゃねえから」
オレ「…」
ビッタ「オイラ本当の家族って何なのかわからなかったんだ。
    悪いことしたら怒ったり本気で心配してくれたり…そういうのが家族なんだよな」
オレ「そうだよ」
ビッタ「おまえに会って初めてわかったぞ」
オレ「そっか」

173 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] :2006/12/06(水) 23:25:49 ID:P8qaMHbe

ビッタは今まで親の愛情も知らずに育った。
確かにビッタの母さんはビッタを女手一つでここまで面倒を見た。
でもそれは事務的な愛情だったわけで
ビッタが学校に行かなくても怒らなかったし
父親に虐待されても見てみぬ振りだったのかもしれない。
オレは長いことお湯に浸かったせいで大分体が熱くなってきた。
オレ「ビッタ、なんで遅くなった?」
ビッタ「迷ってたんだよノロマー。オイラこんなに大きい建物めったに入らないぞ」
オレ「そうだよな、ごめん」
ビッタ「別に謝らなくてもいいぞノロマー」
オレ「いや、今度は迎えに行くよ。探しに行く。助けに行く。
   オレ、もっとビッタのために何かしたいんだ!」
ビッタ「そうなのか?」
オレ「うん、だからもっと甘えていいんだぜ」
ビッタが親に甘えられなかった分オレがこいつを抱きしめてやるんだ…
そんな決意があった。

174 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] :2006/12/06(水) 23:26:59 ID:P8qaMHbe

ザッパァン!
オレはすごい勢いでビッタに飛びかかった。
ビッタ「わぁ!なんだノロマー」
オレ「ビッタ、オレたち以外に客いないし…ここで抱いてやるよ」
ビッタ「あ、や、やめろぉ!」
オレはビッタのおちんちんを触った。
思ったとおりビッタのちっちゃいそのおちんちんは精一杯硬くなっていた
オレ「ははっお風呂に入るといっつもおっきくなっちゃうんだよな、このおちんちんは」
ビッタ「あっ…あっ…ノロマー…」
すごくいやらしいビッタの喘ぎ声が大浴場に響いた
男の子の感じてる声って何でこんなにエロいんだろう?と
ビッタのことをよがらせるたびに思う。
オレ「ビッタ!立って!オレ、しゃぶりたい…」
ビッタ「うん…き…気持ちよくしろノロマー」
そういってビッタが立ち上がると
見慣れたかわいいかわいいおちんちんが目の前に現れた。
そしてオレはすかさずそれを口に含んだ。
たまたまもちっちゃなペニスも…
ビッタの全てを口にほおばってしまった。
ビッタ「あっ……あっ……」
一層かわいい喘ぎ声にオレのチンコもギンギンになってしまっていた。
ビッタ「でる…で…出るよぉ!」
おちんちんの先端から放出されるあったかい精液をオレは一滴残さず全て飲み込んだ。

175 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] :2006/12/06(水) 23:31:01 ID:P8qaMHbe

オレたちは温泉を出て体を洗っていた。
ビッタがオレの背中を流している。
オレ「ビッタ…」
ビッタ「何だ?」
オレ「これからも甘えていいからな」
ビッタ「…うん。オイラおまえのこと好きだ」
オレ「ああ、オレもビッタのこと好きだし
   ビッタのおちんちんも大好きだ」
ビッタ「恥ずかしいぞノロマー」

こんな感じでオレたちの家族旅行は何事もなく終わった

THE END