今は音楽もゲームの世界に欠かせないもののひとつになっています。
当然、DSLuaでも音声再生用の関数が用意されており、簡単に使用することが出来ます。
音声関係の関数はSound関数とMusic関数に分かれていますが、さほど大きな違いはありません。
SEや音声等にSound、BGMにMusic関数を使用すると覚えて置いてください。
また、Sound関数ではRAW(.raw)ファイル、Music関数ではMOD(.mod)ファイルのみ使用できます。
scriptsフォルダの中にある以下のファイルがそれぞれサウンドファイルとBGMファイルになります。
- サウンド
- blaster.raw
- ion.raw
- saberoff.raw
- BGM
- dk2.mod
Sound関数
まずは、スプライトや背景などのようにファイルを読み込むことから始めます。
SoundObject = Sound.LoadRaw(RawFile)
SoundObject……サウンドオブジェクト
RawFile……サウンドファイル名を指定
この関数もオブジェクト名を返します。
読み込んだサウンドファイルはPlay()関数で再生できます
SoundObject:Play()
SoundObject……サウンドオブジェクト
この関数では一度再生するだけです
使用後のサウンドファイルはこの関数でメモリ割り当てから解放してください。
SoundObject:Free()
SoundObject……サウンドオブジェクト
Music関数
こちらもまずはファイルを読み込みます。
MusicObject = Muisic.LoadMod(ModFile)
MusicObject……ミュージックオブジェクト
ModFile……BGMファイル名を指定
BGMの再生
MusicObject:Play()
MusicObject……ミュージックオブジェクト
BGMの一時停止
MusicObject:Pause()
MusicObject……ミュージックオブジェクト
BGMの停止
MusicObject:Stop()
MusicObject……ミュージックオブジェクト
BGMのメモリ割り当ての解放
MusicObject:Free()
MusicObject……ミュージックオブジェクト