ここを読む前にHelloWorldの記述を呼んでおくことをオススメします。
ここでは、print()関数以外の方法でテキストを表示する方法について説明します。
元々、print()関数は標準出力用なのであまり便利な関数にはなっていません。
そこで使用するのが、以下のスクリプトになります。
--上スクリーンを使用 SCREEN_TOP = 1 BGTopText = Screen.LoadTextBG() Screen.Initialize( SCREEN_TOP, BGTopText )
--文字色設定 BGTopText:SetColor( 6 )
--画面に文字列を表示 BGTopText:PrintXY( 10, 12, "Hello World!" )
--ボタンが押されるまで待つ DSLua.WaitForAnyKey()
こちらも解説用にコメントと空白行を削除してみます
01:SCREEN_TOP = 1 02:BGTopText = Screen.LoadTextBG() 03:Screen.Initialize( SCREEN_TOP, BGTopText ) 04:BGTopText:SetColor( 6 ) 05:BGTopText:PrintXY( 10, 12, "Hello World!" ) 06:DSLua.WaitForAnyKey()
01~03及び06行は、表示場所が上スクリーンになっていること以外、前のHelloWorldと同じです。
04:BGTopText:SetColor( 6 )
では表示する文字列の色を指定しています。
文字色は定数で決まっており、6は青色となっています。
Object:SetColor( color )
Object……文字色を変更するオブジェクト
color……文字色定数
指定する文字色定数は、公式の資料とはやや違いがあるようです。
詳しくはこちらをご覧ください。
05:BGTopText:PrintXY( 10, 12, "Hello World!" )
次に、こちらの行では実際に文字列を表示しています。
Object:PrintXY( x, y, String)
Object……文字列を表示させるオブジェクト
x……文字列を表示する位置(0~31)
y……文字列を表示する位置(0~23)
String……表示する文字列