魔法戦士霊華

＜PERSONAL INFOMATION＞
Character Name 　REIKA
Race 　gynoid
Sex 　female
Age 　?
Height 　163cm
Weight 　90kg(メカだから重い)
3szie 　83・61・89
Battle Style 　オールレンジ対応万能型

＜Free Space＞
エルフ族は特性上故郷を離れる事が出来ない為、ティリスの地に降臨する際はガイノイドを依代としている。
元々このガイノイドはM氏（仮名）のサポートや護衛のために「先祖の霊」となって眠る霊華のアストラル体の一部を
魔道工学の最先端技術によって封入して作られたが、家事全般をロクにできないM氏の身の回りの世話などもしていたようだ。
霊華のアストラル体に合わせて作られているため、依代としての相性は良好。
大剣を用いた格闘と光と風を行使した支援・遠距離攻撃で闘う。
一撃の威力は低く、広範囲攻撃も出来ないが、素早い回復による耐久力と継戦力に長けている。
あらゆる局面で高いパフォーマンスを発揮するが、剣も魔法も本職には及ばない。よくも悪くも万能型。
神技の《見えざる癒し手》は霊華のもう一つの異名に由来する。
不可視の回復職を連れた戦士のように見えることからこの名で呼ばれ、神技を使用した者はその姿を再現するだろう。
趣味はタロット占いと酒、武器収集。料理を作らせると専ら酒のつまみになる。

＜使用武器＞
五行武器と呼称している五つの武器
レーヴァテイン 刀（火）
ラフレシア　双剣（木）
ヒュドラ　拳（水）
ナサローク　斧（土）
メタリカ　槍（金）

＜先祖の霊＞
「先祖の霊」とは、寿命の無いエルフ族における生の終着点の一つである。
自らの意思で自然に帰ることを選択したエルフ族は、森へ帰り、肉体を捨てて自然と一体となる。
こうして自然と一体になったエルフ達を「先祖の霊」あるいは「精霊」と呼ぶ。
精霊術師とは、先祖の霊の力を借りて魔法を行使する者という意味である。
霊華は5000と18歳のとき自然へと帰った。

＜怨霊拠点対策委員会規則＞
ダンジョンに突入するには、ダンジョン管理局への申請、及びリザレクションフィールドの付加が必要。
ダンジョン攻略は、24時間以内に戻らなければならない。
6人パーティでの突入の義務。
2時間おきの定時連絡の義務。
夜間のダンジョンへの突入不可。

＜リザレクションフィールド＞
リザレクションフィールドは、致命傷を負うと光が展開される。
リザ結界とも呼ばれるこの光は、傷病の進行を止め、身体全体を仮死状態にする効果がある。
その代わり、いかなる回復魔法も治療薬も受け付けず、また、怨霊をもこれに触れることは出来ない。
致命傷を治療し、意識不明を回復するリザレクションの真の効果はここにある。
リザ結界に再度リザレクションを施すことで、結界は解除され致命に至る傷を最小限度回復する。
さらに余剰魔力は体内に蓄積され、次に命を脅かすような傷を負った時にリザレクションフィールドとして発動するのだ。
この強力な効果故に、リザレクションは精霊術師最大にして最高の秘術とされている。
リザレクションを模して作られた復活の巻物もあるが、量産が困難な為ダンジョン管理局が管理し、必要なときにセイバーに手渡しされるのがほとんどである。
リザ結界の維持限界はきっかり24時間である。また、その付与方法は貴重であり、委員会に管理されている。

＜セイバー＞
セイバー資格は5段階あり、上からS級、A級、B級、C級、D級がある。
セイバー資格を得る為の試験は、委員会から出向する試験官と委員会専属の護衛チームの監督下で行われる。
該当ランクのダンジョンを単独でクリアできることを認められれば合格となる。
ダンジョンに突入した6人が戦闘不能に陥ったとき、助けに行くのがセイバーの役割である。
その仕事の性質上、セイバーには単独で作戦行動を取ることのできる能力が求められる。
多対一での戦闘や、パーティーメンバーをかばいながらの戦闘、それを行う為の戦略と戦術。自分や仲間の負傷、戦闘不能への対処。
不測の事態に対する判断力。単独で長時間行動するだけの精神力と体力。
このような独特の能力故に、救出以外にも軍から任務が課せられることも多々あるという。
霊華はA級ライセンスを持っている。

＜創世神話＞
古の時代、まだ、神々が人に近しい存在だった頃、世界には神々と人、邪神と怨霊がひしめきあっていた。
邪神と怨霊は、世界に約歳と破滅をもたらす為、神々と人は自らの生存を賭けて、熾烈な争いを続けていた。
怨霊の力は極めて強大であり、また、日増しにその力を強めていくようだった。
窮地に陥った神々は最後の力を振り絞り、新たな世界を創造する。
生き残った人々を新たな大地へと送り出し、旧世界は聖なる大洪水に飲み込まれた。
邪神群と怨霊達を旧世界に閉じ込め、力を使い果たした神々は姿を消した。力を取り戻すために眠りについていると言われている。

＜始まりの洞窟＞
神々が最後の力を振り絞ったように、邪神群もまた、封じ込められる前に力を結集した。
邪神群は、我々の住むこの世界と、奴らの巣食う古い世界を隔てる壁に、小さな穴を開けた。
その穴はこちらの世界のとある洞窟に繋がった。そこから怨霊達が次々と現れ、世界は再び戦乱へと巻き込まれていった。
洞窟を封じるべく、人々は討伐隊を組織した。腕に覚えのある者達が集い、30人程度の小隊規模の編制になった。
ぽっかりと口を開ける「始まりの洞窟」。意を決して突入する討伐隊だったが、先頭の7人しか洞窟に入ることができなかった。
7人が侵入した時点で入り口には見えない壁のようなものが現れ、それ以上の侵入を拒む。
壁は、いかなる物理攻撃も魔法も、はね返した。そのくせ、一人でも外に出ると、何事もなかったように壁が消える。
討伐隊は選り抜きの7人を選び出し、突入させた。3日後、変わり果てた姿で1人が戻った。
顔半分が焼け爛れ、頭蓋骨が露出していた。腹や背中から、この世のものとは思えない異形の腕が生えていた。
肩には醜い顔が人面詛のように張り付いて、呪いの言葉を吐き続けている。
「殺してくれ」と彼は呟き、事切れた。新たな怨霊が生まれ、討伐隊に襲い掛かった。
討伐隊は報告する。「始まりの洞窟」は怨霊の張った強力な結界により、「生きた人間」は一度に7人までしか入れない。
「始まりの洞窟」は、まさしく始まりに過ぎなかった。日毎に強力な怨霊が洞窟から這い出し、新世界の大陸中に広がった。
怨霊達は洞窟や谷、神殿に侵入し、それを拠点に変えた。怨霊達の拠点は全て、「始まりの洞窟」と同じ結界が張られていた。
次に討伐隊が「始まりの洞窟」を訪れた時、そこには洞窟は無かった。初めから何も無かったかのように。
それから、世界各地で「始まりの洞窟」は発見された。しかし、いずれの目撃例においても、最後には忽然と姿を消してしまっていた。
運良く発見して強襲をかけた豪傑達もいたが、誰一人として帰っては来なかった。
全ての始まりにして全ての元凶たるこの幻の洞窟は、今もどこかでひっそりと口を開けているという。