配信をバケツリレーをすることにより、配信者の回線が細くても大人数で視聴できる魔法のツール。
ここでは、えりりんぐ専用YPを利用した配信・視聴の設定を説明します。
よくわからないところがあったら、グルチャで質問してみるといいですよ。
参考ページ: http://peercast.rdy.jp/?FrontPage
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- ここを参考に以下の作業を済ませます。
- PeerCastの設定ページを開きます。 (たぶんここ)
- イエローページ1に[えりりんぐ専用YP鯖のアドレス]*1を入力します。
注意 ポート番号は入れないでください。ここに入力するのはポート番号無しのアドレスになります - イエローページ2に適当なYPを入れます。
ここではKPのアドレスkp.podzone.netを入れておきます。 - [Save Settings]をクリックして設定を保存します。
ポート未解放の場合起こりうる問題
ポート解放に手間取る場合、その手順を飛ばして配信を視聴することも出来ますが、以下の弊害が発生します。
- 自分の所から情報を発信することが難しく、配信を作成することが出来ない。
- 同様に視聴している配信のリレーをすることも厳しく、配信者の手助けをすることが出来ない。
- 配信をリレーしてくれる人の回線の負担になるのみなので、ピアキャスソフトではポート未解放の人は軽視される傾向にある。リレーの接続先が短時間で変わっていき、バッファッファに近い状態になることがある。
- 少人数で配信視聴をしている際、リレーをする人が不足し、配信を見られない人が出てくる場合がある。
現在は、J:COMケーブルテレビやマンション回線等でもポート解放出来ることが確認されています。ごく一部の共有ルータの設定が厳しいマンション共有回線や、レ○ネっト等本当にごくわずかなプロバイダを除けばほとんどの人はポート解放が出来るはずです。もし困っているなら、グルチャで相談してみましょう。
視聴側
- PeerCastが起動していることを確認します。
- インターネットブラウザを用い[えりりんぐ専用YPチャンネルリストのページ]*2を開きます。
- 視聴したいチャンネルのPlayをクリックします。
- Peercastソフトを表示させて配信者の放送を選択し、「再生」を実行するとプレイヤーが実行される。
- 簡単に、複数の配信を同時に見る方法(ピアキャスで配信を見るとWMPが開く人向け)
- 通常の視聴方法で1つめの配信を見る。
- 配信視聴にWMPが開くので、「ファイル→プロパティ」内の「場所」にあるアドレスをコピーする。
- 他のプレイヤー(MPCやGOM等)を起動し、そちらに先ほどコピーしたアドレスを貼り付け、視聴する。
- 2つめの配信をイエローページより開き、視聴する。
これをくり返せば、いくらでも同時に配信が見られます。「視聴者がいる」ということは配信者にとって代え難いモチベーションの源となるので、1つの配信に絞るのではなくこうやって複数見てみることをおすすめします。
配信側
- いつもと同じ手順で配信を開始します。
- PeerCastの配信ページを開きます。 (たぶんここ)
- 項目を入力して[リレー作成]をクリックします。
項目 説明 ストリームURL [必須] 配信のURLを入れます。 (例: http://localhost:8080) チャンネル名 [推奨] この放送の名前を入力します。 詳細 [任意] ジャンル [任意] コンタクトURL [任意] ビットレート [任意] 自動で設定されるので通常は入力不要です。 タイプ [必須] ストリームの形式を選択します。例:ShoutCast=MP3、WME(映像付き)=WMV、WME(音声のみ)=WMA - PeerCastの情報ページを開きます。 (たぶんここ)
- ポートの欄が「開いてる(OK!)」になっていることを確認します。なっていない場合はYPに掲載されません。
※ポート開けているのに「開いてる(OK!)」になっていない場合は以下の操作を試してみてください。- 作成したリレーを停止します。
- KPから何でもいいんで適当なチャンネルを受信します。
- 受信しながらリレー作成をやり直します。
- 「開いてる(OK!)」になっていることを確認できたら受信を停止します。
- 約1分くらいで[えりりんぐ専用YPチャンネルリストのページ]に掲載されます。
- リレー→リレーツリーでぶら下がっている人たちを確認できます。リレー不可の人が直下に固まるなど、リレーが詰まってないか定期的に確認する事を推奨します。
任意ですが、リレーツリー自動更新対応パッチを当てておくといいかもしれないです。
RelaytreeAutoRefresh.zip
- より多くの人にリレーをしてもらうために、現在配信ビットレート390kbps以下での配信をオススメしています。ぜひご考慮ください。
参考までにビットレート配分の目安。これ以外の設定でももちろんおk- 映像・音声合計375kbps + オーバーヘッド9kbps = 配信384kbps時の例
(合計:375kbps) 映像ビットレート 音声ビットレート 映像徹底重視 367kbps 8kbps 映像重視 343kbps 32kbps バランス型 311kbps 64kbps 音声重視 279kbps 96kbps 音声徹底重視 183kbps 192kbps
- 映像・音声合計375kbps + オーバーヘッド9kbps = 配信384kbps時の例