1-123への便乗
シグルド「アイクは体力テストはどうだったんだ」
アイク「どういう訳か、俺だけ別メニューだったらしくな。
一人別室に連れて行かれたんだ」
シグルド「ほう、どんなテストだったんだ?」
アイク「手の届かない位置に吊るされたバナナを取れ、ってテストでな。
流石に3mぐらいの高さがあって難しかったが、
何とか垂直飛びで取れた」
シグルド「・・・・・」
アイク「それで終わりだが、いったいどういうテストだったんだ?」
シグルド「・・・椅子とか踏み台はなかったか?」
アイク「在ったが飛ぶのに邪魔で脇に除けた。よく知っていたな?
有名なテストなのか?」
シグルド「ああ、有名なテストだよ・・・」
アイク「そう言えば、終わった後、記録員の顔を見ると、
えらく沈痛そうな顔で目線を反らしていたな。
丁度、今のシグルド兄さんみたいに」