1-341

Last-modified: 2007-06-14 (木) 22:23:49

1-332への便乗

エリウッド「なるほど、そのことだったのか。」
ロイ「えっ?兄さん知ってたの?」
エリウッド「ああ、昔と棚を整理してたときにアルバムを見つけてね。黙ってたけど」
ロイ「??(何でこんなに平然としてるんだろう?)」
エリウッド「ハハッ、確かに驚いたけど、あの頃だったら仕方ない気がしてね。
      ・・・セリスも幸せそうに笑ってたし。」
ロイ「あの頃?」
エリウッド「姉さん達が一番大変だった時期さ。ヘクトルやエフラムはもちろん、僕やリンだって
      やんちゃしてたからね。毎日けんかばかりするは物を壊すは汚すは・・・今思えば
      本当に苦労をかけたよ。」
ロイ「・・・だから、なの?」
エリウッド「セリスの写真しか見なかったのかい?あれほど幸せそうに笑ってる姉さん達は他には無いよ。
      そう思うと、いまさら何も言うことは無いよ。・・・リンは違うだろうけどね。」
ロイ「!」
エリウッド「1番怒ってたのはリンだっただろう?」
ロイ「う・・・うん。でもどうしてわかったの?」
エリウッド「わからないのか?・・・だって、リンは本物の女の子だよ」
ロイ「あ・・・そうか・・・」
エリウッド「遠い・・・遠い昔話さ。」