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Last-modified: 2008-05-22 (木) 22:07:41

233 名前: 第一次ヘザー大戦、捕獲編 [sage] 投稿日: 2008/04/13(日) 11:30:52 ID:cF5q22/Q
~兄弟家玄関~

ピンポーン

リン   「はーい、どちらさまですか?(ガチャ)」
ヘザー  「新聞見たわよ!リンちゃん、こっちの世界にようこs(ry」
リン   「誤解ですから帰って下さい!(バタン)」
ヘザー  「なんで閉めるのよー、私達は同志でしょ?」
リン   「だから違いますって…」
ヘザー  「開けてよー抱き着かせてよー語り合いましょうよー」
リン   「 早 く 帰 れ !」

ヘザー  「…くすん、せっかく来たのに…」
ロイ   「あのー、家に何か用ですか?」
ヘザー  「…あなたもしかしてリンちゃんの弟さん?」
ロイ   「そうですけど…」
ヘザー  「私、リンちゃんに大事な用があるの…、家に入れてくれないかしら?」
ロイ   「大事な用ですか?わかりました、今カギ開けますね」
リン   「ロォォォイィィィ!絶対に開けるなぁぁぁ!!」
ロイ   「うわぁ!家の中から凄い殺気がっ!
      …ダメだよ、闇の波動で近づけない…ごめんなさいヘザーさん」
ヘザー  「…しょうがないわね、ピッキングで開けましょう(カチャ)よし!開いた」
ロイ   「早っ!」
ヘザー  「これでリンちゃんに…、って開かない!?中からドアノブ押さえられてる!」
リン   「むぐぐぐ、家に入れさせるもんですか!(ガタガタガタ)」
ヘザー  「くぅぅぅ、絶対にリンちゃんをGetするんだから!(ガタガタガタ)」
リン   「くっ、意外と力が強い…、シグルド兄さん手伝って!」
シグルド 「きた!ディアドラとデートの約束きた!メインイベントきた!これでアルヴィスに勝つる!」
リン   「…聞いてないし」
エイリーク「リン、さっきから玄関で何をしてるのですか?」
リン   「エイリーク姉さん調度いい所に、助けて!」
ヘザー  「エイリーク?まさか…ルネス女学院のアイドルと言われるエイリークちゃんがドアの向こうに!?
      うひょー!楽園がすぐそこに、ここを開けろぉぉぉぉ!(メキメキ)」
リン   「イヤァァァ!なんかパワーアップした!?このままじゃドアが…」
エイリーク「凄く、身の危険を感じるのですけど、リンの友人は変わってますね…」
リン   「どこをどう見たら友人に見えるのよ!」
ミカヤ  「二人共うるさいわよ!一体何して…」
エイリーク「ミカヤ姉上!」
リン   「ミカヤ姉さん今来ちゃダメェ!」
ヘザー  「ミカヤ?あの占い師の?ふふ…前々から狙ってたのよねぇー
      銀の髪の乙女を我が物にぃぃぃ!(バキバキ)」
エイリーク「ああ…ドアが…」
リン   「だから来ちゃダメって言ったのにぃ」
ミカヤ  「ヘザーさんが来てるなんて知らなかったんだからしょうがないでしょ!
      とりあえず二階に逃げるわよ」

234 名前: 第一次ヘザー大戦、捕獲編 [sage] 投稿日: 2008/04/13(日) 11:32:14 ID:cF5q22/Q
ヘザー  「はぅ~、三人共おっ持ち帰りぃぃぃ」
リン   「追ってきたわ!」
ミカヤ  「ここは都合よく近くにいたリーフを階段から落として足止めよ!(ドン!)」
リーフ  「うわあぁぁぁ、なんでーっ!このひとでなしー(ゴロンゴロン)」
ヘザー  「無駄無駄ぁ!【すり抜け】」
リーフ  「ちょ!僕の犠牲、意味無しっすか?(ゴロンゴロン)」
グローメル「階段から落石がっ!」
リーフ  「僕は落石じゃないから!ってか、なんでここにいるんですか!(ゴロンゴロン)」
電化製品の修理のために兄弟家に呼ばれたグローメル
      しかしそれはマルスによって仕組まれた巧妙な罠だった!
グローメル「…ということだアッー!(グチャ)」
リーフ  「そういうことですかアッー!(グチャ)

ヘザー  「フハハハ!我を阻む者無し!」
エイリーク「目標止まりません、さらに速度を上げて来ます!」
ミカヤ  「アイクの部屋に逃げるわよ」
リン   「了解!」

アイク  「どうしたんだ?そんなに慌てて」
ミカヤ  「そこの窓から私達をブラザーアーチで投げて!」
リン   「ちょ、姉さん何言って…」
アイク  「俺は別に構わないが、リーフぐらい頑丈じゃないとキツイぞ?」
ヘザー   「この部屋かぁ!」
エイリーク「姉上、追い付かれました!」
ミカヤ  「アイク早く投げて!!」
アイク  「…わかった、うおおおっ!(ブンブンブン)」
ヘザー  「くっ、まさかそうくるとは…」

~紋章町上空~
ミカヤ  「ふぅ…助かった…」
リン   「助かってないから!私達飛んでる最中よ、このままじゃ地面にぶつかってひどい有様だわ!」
エイリーク「うふふ、空を飛ぶって気持ちいいですね」
リン   「エイリーク姉さん、現実逃避しないで」
ヘザー  「待ぁぁぁてぇぇぇ!私の夢っ!受けとれぇぇぇぇ!」
リン   「ヘザーさんが大型メガ粒子砲のような勢いで飛んで来た!?」
ミカヤ  「アイクが肉で買収されたようね…」
エイリーク「ど、どうするのですか?」
ミカヤ  「大丈夫、ちゃんと考えてあるわ」

~グレイル工務店~
ワユ   「ねえ、ミスト、大将のお姉さんと妹さん達がこっちに飛んでくるよ?」
イレース 「…飛んできます…」
ミスト  「そんなわけな……本当だ!」
ミカヤ  「ミストちゃーん!レスキューお願い!」
ミスト  「え?は…はい!」つ【レスキュー】
エイリーク「ふぅ…助かりました」
ミカヤ  「ありがとうミストちゃん」
ミスト  「いえ、それより何故、空を飛んでいたんですか?」
ミカヤ  「実は…」
ヘザー  「待てぇぇぇ!」
リン   「前方にあったビルの壁を蹴ってこっちに方向転換した!?あの人は化け物か!?」

235 名前: 第一次ヘザー大戦、捕獲編 [sage] 投稿日: 2008/04/13(日) 11:33:42 ID:cF5q22/Q
ヘザー  「頑張り屋の妹とアホ毛の元気っ子と儚げなハラペコ少女もお持ち帰りぃぃぃ」
ワユ   「この人なんか危ないよ…うぅ…鳥肌立ってきた…」
ミカヤ  「私達はこの人に追われてるのよ、お願い助けて!」
ミスト  「と、とりあえず今はみんなで逃げないと!」つ【ワープ】
ヘザー  「ワープなどさせるか!」

ヒュン カキーン!

ミスト  「杖がナイフで弾かれた!?」
リン   「なんて非常識な!」
ミカヤ  「みんなテレビ局に逃げるのよ!あそこなら広くて隠れる場所もあるわ」
エイリーク「そんなに簡単に入れるのですか?警備員に捕まるんじゃ…」
ミカヤ  「警備員なんてレクスオーラで蹴散らせばいいのよ」
リン   「鬼だ!ミカヤ姉さんは人の皮被った鬼だ!」

~FETV~
イリオス 『5、4、3、2、1…本番スタート!』

マードック「こんなマズイ飯が食えるかっ!」
ナーシェン「ああ!一生懸命作ったのに…」
マードック「貴様の料理はこの程度か?私を失望させるな!この無能!」
ナーシェン「私が…無能?私は強い・・・私は賢い・・・私は美しい・・・私は正しい・・・
      誰よりも・・・誰よりもだっ!…それなのに…」
マードック「そうやって現実逃避し、自分を美化するから無能だと言っている、もういい離婚だ!」
ナーシェン「そんな!?マードック殿…いえ、あなた…待って、私を捨てないで!」
マードック「知らん!私はもう出ていく、そのデルフィの守りと青の宝玉をよこせ!」
ナーシェン「だ…駄目です…デルフィの守りだけはやめて下さい!
      私…もう、飛行特効に怯えながら暮らすのは嫌なの!」
マードック「貴様の事などどうでもいい、そこらのアーチャーに撃ち落とされてしまえ」
ナーシェン「ああ…そんな…酷い…」

イリオス 『カット!OK!休憩入ります』
ドロシー 「…何ですか?このカオスなドラマ」
セーラ  「たまには修羅場っぽいのも必要でしょ?」
ナーシェン「なぜ私が女役なんだ!?」
セーラ  「俳優少ないんで…」
マードック「私がやってもいいんだがな、役を交換するか?」
ドロシー 「放送事故レベルの映像になるんでやめて下さい」
マードック「…そうか」
ユアン  「オッサン達より可愛い女の子を撮影したいよ」
セーラ  「なら私を撮ればいいじゃない?」
ユアン  「…鏡見ろよ」
セーラ  「なんだと!もういっぺん言ってみろゴラァ!」
ドロシー 「ハイハイ落ち着いて…ん?なんか音が…」

ドドドドド

セーラ  「何よ、この地響きは?」
ドロシー 「何か来ますよ?」

236 名前: 第一次ヘザー大戦、捕獲編 [sage] 投稿日: 2008/04/13(日) 11:35:08 ID:cF5q22/Q
ミカヤ  「どいてどいてー!」
ヘザー  「銀の髪の乙女を我が手中にー!ついでにツンデレ少女ゲトー(ガシッ)」
セーラ  「イヤァァァ!ドロシー助けてー」
ドロシー 「ヘザーさんGJ!」
セーラ  「裏切ったな地味顔ぉぉぉぉ!」

~FETV倉庫~
ミスト  「どう?追ってきてる?」
ワユ   「ううん、とりあえずは大丈夫そう」
ミカヤ  「ここに隠れていてもすぐに見つかるわ、作戦を立てないと」
リン   「あれ?エイリーク姉さんとイレースさんは?」
ワユ   「そういえばさっきから見てないね?」
ミスト  「まさか捕まったんじゃ!?」
ミカヤ  「ごめんなさい…捕まりそうになったから囮にしちゃった、てへ♪」
リン   「HIDEEEEEEEEEE!」
ヘザー  「む!リンちゃんの声…この部屋かぁー!(ドン)」
ワユ   「見つかった!?」
ミカヤ  「リンの声が大きいからよ」
リン   「人に注意する前に自分の行いを反省してよ!」
ヘザー  「ウフフフ、あなたたちもすぐに捕まえて、私の家に輸送してあげる
      そして百合の楽園をつくるのよ!」
ミカヤ  「リン…私ね、アイクのお嫁さんは勇気がある子がいいと思うの
      あと誰かの為に自分を犠牲にするような優しい子だと、もっといいわね」
リン   「ミカヤ姉さんこんな時に何言って…」
ワユ   「ここから先は一歩も通さないよ!」
ミスト  「二人は早く逃げて下さい!」
リン   「この二人、今の話鵜呑みにしてるし!?」
ミカヤ  「ありがとう二人とも、ミカヤ評価1ポイントUPしとくわね」
リン   「ちょ、ミカヤ評価って何?」
ミカヤ  「100ポイントでアイクと結婚出来るのよ、でもフラグを折られたらリセットされるわ」
リン   「結婚までの道のりNAGEEEEEEEEEE!」
ヘザー  「フフ、さあ話は終わったかしら?後はあなた達だけよ」
リン   「えっ?ワユさんとミストさんは?」
ヘザー  「もう気絶させて輸送中よ♪」
リン   「嘘でしょ!?打ち切り漫画じゃないのに、あの二人がこんなに早くやられるなんて…」
ヘザー  「私は近くにいる女の子の数だけステータスが上がるのよ」
ミカヤ  「それなんてシバルリー?」
リン   「作品が違うから自重」
ヘザー  「さあ美少女達よ、私のニャンニャンしましょうねぇぇぇ(ガバッ)」
リン   「ミカヤ姉さんは美少女って歳じゃ…ゲフンゲフン」
ミカヤ  「リン、何か言った?」
リン   「…何も言ってません…」
ミカヤ  「そう、それならいいけど…
      一応ユンヌ(鳥)に助けを呼びに行かせたわ、今は大人しく捕まりましょう」
ヘザー  「ウフフ、いい子ね、もうすぐ…もうすぐで百合の楽園が完成するわ…」

271 名前: 第一次ヘザー大戦、救出編 [sage] 投稿日: 2008/04/15(火) 00:01:16 ID:ax5fFVsq
~兄弟家居間~

ユンヌ  「みんな、大変よ!」
セリカ  「はいはいワレスワレス」つ【メダリオン】
ユンヌ  「ちょ、セリカちゃん待って!話を聞いてよ!」
ヘクトル 「何だよ?なんかあったのか?」
ユンヌ  「実は…かくかくしかじかでミカヤ達が拉致されたの!」
全員   「な、なんだってー!!」
エフラム 「エイリークがいないと思ったら、そんな事が起きていたとは…」
セリス  「早く助けに行かなきゃ!」
ロイ   「でも、場所がわからないと助けられないよ」
エリウッド「みんな落ち着くんだ、まずは情報を集めよう…マルス頼めるかい?」
マルス  「僕の得意分野だね、任せてよ」
エリウッド「マルスが情報を集めてる間、皆はいつでも行動できるように準備して待機してること!」
リーフ  「エリウッド兄さん、オヤツは何Gまで?」
エリウッド「リーフ、これは遠足じゃないんだ」
アイク  「エリウッド、肉はオヤツに含まれるか?」
エリウッド「含まれないから我慢して下さい」
アイク  「(´・ω・`)…そうか」
ヘクトル 「エフラム!向こうに着いたらキャッチボールしようぜ!」
エフラム 「そうだな、ボールとグローブは確か物置にあったはずだ」
エリウッド「いい加減に遠足気分やめれ!……ああ胃が痛くなってきたorz」
ロイ   「ツッコミご苦労様です」

~???~
ミカヤ  「……これからどうする?」
エイリーク「気付いたら牢屋の中だったわけですけど…」
ワユ   「壊して脱出したいけど武器が無いし」
ミスト  「助けが来るのを待つしか…」
イレース 「…お腹すきました…何か食べ物を…」
セーラ  「紫カービィ空気読め」

リン   「…っ…うぅ…ここは…?」
ミカヤ  「リン…気がついた?」
リン   「ミカヤ姉さん…みんな…よかった、無事だったのね…
      …って、みんなその服装なにっ!?」
ミカヤ  「何って言われても…」(ゴスロリ)
エイリーク「起きたら既にこの服に…」(メイド服)
ワユ   「多分、気絶してる間に勝手に着替えさせられたんだと思うけど」(ナース服)
ミスト  「…ヘザーさんの趣味なのかな?」(チアユニフォーム)
イレース 「…お腹すきました…」(着物)
セーラ  「まあ、私は何着ても似合うけどねー」(チャイナ服)
リン   「あの人、恐ろしい行動力ね……、えーと…私が着てるのは……

      Eひのきのぼう
      Eぬののふく」

リン   「うおぉぉい!この扱いの差はなんじゃぁぁぁぁ!私に冒険に出ろってか!?
      やってやろうじゃねーか!スライム撲殺してやんよ!!」
エイリーク「お、落ち着いて下さい!きっとそれしかなかったんですよ!」

272 名前: 第一次ヘザー大戦、救出編 [sage] 投稿日: 2008/04/15(火) 00:02:39 ID:ax5fFVsq
リン   「だからって、こんな服なんか着てらんないわよ!脱いだ方がましだわ!」

このそうびをはずしますか?  →はい

このそうびは のろわれているので はずせない!

リン   「なんで呪われてんのよぉぉぉぉ!」
ミカヤ  「だ、大丈夫!とっても似合ってるわ、自信もって!」
ミスト  「それフォローになってませんよ…」

~???~
ヘザー  「なーんか騒がしいわね、リンちゃんが起きたのかしら?
      まぁ、服の事は後で謝るとして、次は誰を捕まえるか考えなきゃね…
      商店街にでも行けば可愛い子が見つかるかしら?」

~兄弟家~
マルス  「情報を集めた結果、ヘザーさんは最近建設された百合の塔にいるみたいだ」
リーフ  「そのまんまな名前だね…」
アイク  「なんだ、あそこにいるのか」
ロイ   「アイク兄さん百合の塔の事知ってたの?」
アイク  「ああ…ヘザーの依頼でグレイル工務店が建設を担当したからな」
ヘクトル 「なら先に言えよ!」
アルム  「アイク兄さんは興味ないことはすぐ忘れるからね」
アイク  「悪かったな」
エリウッド「よし、姉さん達の場所はわかった、シグルド兄さんはデートでいないから仕方ないとして
      女の人がいるとヘザーさんが強くなるから、セリカとエリンシア姉さんは家で留守番
      アルムとセリスは家に残って二人を守ってあげてくれ」
アルム  「うん、わかった」
セリス  「待って!僕も皆と行かせてよ!足手まといにはならないから…」
エフラム 「お前が強いのはわかってる、だがセリスを連れて行くと違う意味で危険なんだ…」
セリス  「…お願いだよ…僕も姉さん達を助けたいんだ」
アイク  「エリウッド、どうするんだ?」
エリウッド「…しょうがない、セリスも連れて行こう…ただしヘザーさんが来たら隠れること
      この約束は絶対に守ってくれ」
セリス  「うん!ありがとうエリウッド兄さん」
ヘクトル 「へへっ、さっさと助けて、さっさと終わらせようぜ!」
エリウッド「そうだな…、よし!みんな行こう!」

サザ   「ちょっと待ったぁー!話は聞いた、ミカヤは俺が助ける!」
ヒーニアス「そして私がエイリークを助ける!」
アルム  「皆もう行っちゃいましたけど…」
サザ   「無視しないで><」
ヒーニアス「置いてかないで><」

~百合の塔~
ロイ   「とりあえず塔に着いたけど、部屋がいっぱいあってどこから探せばいいやら…」
マルス  「大丈夫!ちゃんと調べてあるから、姉さん達は地下の牢屋の中に捕まってるよ」
セリス  「…でも地下への階段なんて見当たらないよ?」
エフラム 「本当にその情報は信用できるのか?」
マルス  「僕は確実な情報がないと行動しないさ…例えばあそこにあるスイッチ
      あれを押すと…」

273 名前: 第一次ヘザー大戦、救出編 [sage] 投稿日: 2008/04/15(火) 00:04:08 ID:ax5fFVsq
サザ   「このスイッチの事か?(ポチッ)」

ガタン!

サザ   「えっ?」
マルス  「…落とし穴が出現するから気をつけてね♪」

ヒュウウウウウー

サザ   「(´;ω;`)うわぁぁぁぁぁ!」

マルス  「ほら僕の情報は正しかった」
エフラム 「…疑って悪かった」
ロイ   「サザさん可哀相に…」

エリウッド「それで階段の出し方は?」
マルス  「入口の横にイズカ像があるでしょ?」
リーフ  「…気持ち悪いから気付かないフリしてたのに…」
アイク  「あれを壊すのか?」
マルス  「ううん、イズカ像の口の中に特殊なセンサーがあるから
      誰かが像にキスして舌を入れれば…」
ヘクトル 「俺は絶対に嫌だ!!」
エフラム 「激しく同意!」
ロイ   「リーフ兄さん頑張れ!」
リーフ  「嫌だよ!ロイがやりなよ!」
セリス  「みんな仲間割れはやめて!ここはヒーニアスさんに任せようよ!」
ヒーニアス「ちょ、なんで私が!?私のファーストキスの相手はエイリークと決めt(ry」
ヘクトル 「ヒーニアスッ!ヒーニアスッ!」
エフラム 「ヒーニアスッ!ヒーニアスッ!」
ヒーニアス「やめろ!コールするな!」
アイク  「皆がお前に期待しているんだ、行ってこい!(バシッ)」
ヒーニアス「うわっ!そんなに強く押されたらバランスがっ!?助けて!エ(ry」

見苦しい映像なんで省略

ゴゴゴゴゴ

エフラム 「よし!階段が出てきた!」
セリス  「ヒーニアスさん格好よかったよ!」
ヒーニアス「しばらく一人にしてくれ…orz」
リーフ  「…この仕掛、ヘザーさんはどうしてたんだろ?」
マルス  「ヘザーさんは別の通路を使ってたようだね」
ヘクトル 「最初からそっちを教えろよ!」
マルス  「それじゃ面白みが無いじゃない?」
ロイ   「ひどっ!」

274 名前: 第一次ヘザー大戦、救出編 [sage] 投稿日: 2008/04/15(火) 00:05:30 ID:ax5fFVsq
~地下牢~
ミカヤ  「それにしても暇ね…」
リン   「私達一応捕まってる立場なんだから、そんなこと言わないでよ」
セーラ  「確かにそうだけど、やっぱり暇よねー、何か面白い物ない?」
エイリーク「牢屋の中ですし、面白い物なんてあるはずが…」
ワユ   「ねえ?隅っこに本が置いてあったよ」
ミスト  「メモが付いてるみたいだよ?えっと…」

『暇な時はこれでも読んでね♪ヘザーより』

リン   「…余計な事にばっかり気が利く人ね」
セーラ  「いいじゃない?せっかく用意されてるんだし読みましょうよ」
ミカヤ  「それじゃあ私が代表で音読するわね」

【アトスさんとネルガルさん】
アトス  「ネルガル…今更わしに何の用だ?」
ネルガル 「久しぶりに会いたくなった…これでは駄目か?」
アトス  「戯言を…、そんな理由で呼んだのなら帰らせてもらう…」
ネルガル 「待て…帰らせるわけにはいかない(ガシッ)」
帰ろうとしたアトスを後ろから抱きしめるネルガル
アトス  「な、何をする!?」
ネルガル 「ククッ、やはり良いエーギルだ…、アトス…私の物になれ」
アトス  「誰が貴様の物になどなるかっ!やめろっ!」
ネルガル 「やめろだと?そのわりには抵抗しないようだが…?
      貴様が本気になれば逃げるのは簡単なはずだ…、本当は期待してるんだろう?」
アトス  「そ…そんなわけ…」
ネルガル 「素直になるがいい、アトスよ…」
ネルガルはそう言うとアトスの服に手をかけ、一気に脱が(ry

ミカヤ  「イヤァァァァァァ!!(ビリビリビリ)」
エイリーク「うぅ…気分が悪くなってきました…」
ミスト  「ヘザーさん、なんでこんな本を…」
ワユ   「きっと苦しんでる私達を見て楽しんでるんだよ!」
イレース 「…この本食べてもいいですか?」
セーラ  「いいわよ!さっさと食べて消化しちゃて!その本は存在しちゃいけないわ!」

タッタッタッタッ

ミスト  「…足音?誰か来たみたい!」
ミカヤ  「…この足音はロイね…アイクやエフラムのも…」
エイリーク「ミカヤ姉上は足音で判別出来るのですか!?」
ミカヤ  「音に個性があるの…、ロイはタッタッ、アイクはダンダン、ヘクトルはズンズン、セリスはトテトテ
      騎士様は鎧のせいでガシャガシャ、サザはカサカサ、全員は無理なんで省略、これテストに出るから!」
セーラ  「どんなテストよ…」
リン   「カサカサって…サザさんはゴキブリですか…」

275 名前: 第一次ヘザー大戦、救出編 [sage] 投稿日: 2008/04/15(火) 00:06:55 ID:ax5fFVsq
リーフ  「姉さん助けに(ブバァァァァァァッ!)」
ロイ   「うわぁ!リーフ兄さんが久しぶりに鼻血シャワーを出した!」
リーフ  「な…なんで皆コスプレしてんのさ!?も、もしかして少し前まで百合の絡みを…?
      ああ!もっと早く来ればよかった!そしてなんでカメラを忘れてきたんだ僕は!勿体ないっ!」
ミカヤ  「リーフ自重しなさい」
ヘクトル 「そういう姉貴も年齢的にゴスロリは自重しろよ…」
ミカヤ  「着たくて着てるんじゃないわよ!」

アイク  「ミスト、ワユ、イレース、無事か?」
ミスト  「うん、大丈夫だよ」
ワユ   「イレースは空腹で倒れてるけどね」
イレース 「…食べ…物……下さ…」
アイク  「……相変わらずだな」

エフラム 「エイリーク!」
エイリーク「兄上!来てくれると信じてました!」
エフラム 「無事で安心したぞ…しかし、そのメイド服似合ってるな…」
エイリーク「もう、兄上ったら…恥ずかしいからあまり見ないで下さい…」
リーフ  「…さあKINSHINな雰囲気になってきましたよ」
ロイ   「シグルド兄さんがいなくてよかったね」
セリス  「ところでリン姉さんは何でエイリーク姉さんの後ろに隠れてるの?」
リン   「だって…私の服見たら絶対みんな笑うし…」
マルス  「大丈夫だよ、僕は絶対笑わない、約束する(・∀・)」
ヘクトル 「そうだぜ、どんな服でも俺達は笑わねーよ(・∀・)」
リン   「本当…?そ、それなら…(スッ)」
マルス  「ちょwwwぬののふくwww」
ヘクトル 「ひのきのぼうまで装備してるぞwww」
リン   「おいぃ!笑わないって約束したばかりだろーがっ!!」
マルス  「怒ってるwww」
ヘクトル 「逃げよーぜwww」

マルスたちは にげだした!   しかしまわりこまれてしまった!

リン   「一回死んでこいぃぃぃ!!」

リンのこうげき! かいしんのいちげき!

マル&ヘク「アッー!」

セーラ  「……あんた達なに遊んでんのよ」

エリウッド「………」
ロイ   「エリウッド兄さん、急に黙り込んでどうしたの?」
エリウッド「ヘザーさんが邪魔してこないのが気になってね、嫌な予感がする…」

ヒーニアス「わ…私が負けるなんて…」
ヘザー  「うふふ、中々楽しかったわ…次はあの子達よ…」

297 名前: 第一次ヘザー大戦、対決編 [sage] 投稿日: 2008/04/16(水) 18:05:01 ID:nsrQdh1w
ヘクトル 「さーて全員助けたし、そろそろ帰ろうぜ」
マルス  「そうだね、ヘザーさんが来る前に逃げ…」
ヘザー  「ちょっと待ちなさい!」
ロイ   「うわっ!ヘザーさんが来た!」
ヘザー  「私の女の子達を勝手に連れて行こうとする奴はこうなるわよ(ドサッ)」
ヒーニアス「う…うぅ…」
エフラム 「ヒーニアス!?………まだいたのか、帰ったと思ってたぞ」
ヒーニアス「おいっ!ボロボロの私を見て最初の言葉がそれか!?」
ヘザー  「フハハハ!あなた達もすぐに倒してあげるわ!私の攻撃を受けてみろ!」つ【日記】
エリウッド「…何だ?誰かの日記を出したぞ?」
ヒーニアス「それは私の日記だ!やめろ!まだ私を虐め足りないのか!?」

      〇月×日 最近エイリークに会えない、寂しいのでカツラとルネス女学院の制服を装備してみた。
      鏡を見てみると意外とエイリークに似ていた、次は化粧もしてみよう。

      〇月×日 今日は化粧もしてみた。エイリークだ!私はエイリークになったぞ!貧乳も再現!癖になりそう

      〇月×日 ドズラが立った!ドズラが立った!……すまない、少し取り乱した。女装がターナに見つかってしまった
      しかも写真をとって私を脅してきた。さすが我が妹…かなり、やる

      ○月×日 今日はとても風が強い、ハプニングに期待して学校に向かうエイリークを尾行。
      強風が吹くように適当な呪文を唱えながら神頼み(テトラクテュス・グラマトン、風よ吹け!)
      …次の瞬間強風が吹いた、…エイリークのは白だった。目に焼き付けた。私、神様信じる!

エフラム 「ヒィィーニアスゥゥゥ!貴様ぁぁぁぁぁ!!」
ヒーニアス「ま、待て、暴力はいけない!た…助けて!エイリーク!」
エイリーク「……皆さんは今の助けを呼ぶ声が聞こえましたか?」
リン   「聞こえてない」
アイク  「何か言ったのか?」
マルス  「僕のボイスレコーダーには何も入ってなかったよ」
エイリーク「……と、いうことらしいです、助けを呼ぶ声は空耳だったようですね」
ヒーニアス「そ…そんな!?」
エフラム 「さあ…ヒーニアス死ねよやぁぁぁ!!」
ヒーニアス「ギャアアアア!!!」
リーフ  「ヘザーさん、なんて恐ろしい攻撃を!」
ロイ   「…ヒーニアスさんの自業自得じゃん」

ヘザー  「次はこの日記よ」
ワユ   「あっ…あたしの日記だ!……でも、あたしの日記は普通のはずだよ?」

      ○月×日 大将と手合わせをした。流星をだしたら近くにいたボーレに当たった。
      全治二ヶ月らしい…でも、細かいことは気にしない

      ○月×日 地区対抗格闘技大会をもとにしたスマ〇ラというゲームが発売されたので早速購入。
      マイキャラはもちろん大将だ。トレーニングモードで技を研究。意外とあたしにも天空が出来る気がする

      ○月×日 天空の練習をしてみた。剣を投げたら空を飛んでたネサラさんに直撃。
      かなりの重傷で中々意識が戻らないらしい…でも、細かいことは気にしない

アイク  「なんだ…普通の日記じゃないか」
ワユ   「でしょ?」
セーラ  「お前ら怪我人スルーすんな」

298 名前: 第一次ヘザー大戦、対決編 [sage] 投稿日: 2008/04/16(水) 18:06:45 ID:nsrQdh1w
ヘザー  「どんどんいくわよ!」
ヘクトル 「やめろ!それ俺の日記じゃねーか!」
リン   「あんたも日記書いてたんだ…似合わないわね…」
ヘクトル 「うるせぇ!」

      ○月×日 コーヒーにはオズインっていう成分が入ってるらしい、この知識を明日学校で披露しよう。

      ○月×日 カフェインだったorz クラスの皆に爆笑された。
      教室の壁に何度も頭突きして笑いを堪えるフロリーナの優しさに感動した

      ○月×日 最近オズインって麻薬が裏で売買されてるらしい、皆に注意を呼びかけよう

      ○月×日 コカインだったorz また皆に爆笑されてしまった
      笑いを堪える為に亡霊戦士の大群に突撃したフロリーナの強さと優しさに感動した

      ○月×日 蒼き流星SPTレイズナーってアニメにオズインって敵が(ry

リン   「…それはル・カインだろうがぁぁ!さっきから『イン』しか合ってねえんだよ!!
      ってか最近のフロリーナの怪我の多さはお前のせいかぁぁぁ!」
ヘクトル 「ちょ!やめっ!こっち来んな!ザ・ワールド!時よ止まれッ!」
リン   「止まるわけねぇだろぉぉぉ!!(グシャ!)」
ヘクトル 「ウボァー!」

ヘザー  「さーて次はこれね」
エイリーク「そ、その日記は!?」

      ○月×日 今日は下着を買いに行きました。私に合うサイズが中々見つかりません
      店員さんに聞くと『当店ではそのサイズは取り扱っておりません』といわれました。家に帰って泣きました。

      ○月×日 今日は気分転換に散歩に行き、いろいろな人に会いました。最初にニノちゃんに遭遇…
      あれ?私より胸が大きい?み、見間違いですよね?…次にミルラちゃんに遭遇…あれ?私より胸が(ry
      最後にファちゃんに遭遇…あれ?私より(ry……まさか紋章町で胸が1番小さいのって私(ry

エイリーク「ごふっ!」
ミカヤ  「エイリークが大量に吐血を!?」
ロイ   「これじゃあ血液が足りない…早く輸血を!」
エフラム 「助けてやりたいが…、因子が足りない…」
リーフ  「エフラム兄さん何言ってんの!?」

ヘザー  「次はセーラちゃんの日記よ♪」
セーラ  「嘘っ!?ヤバッ!」

      ○月×日 いかにもソッチ系の人達にサインと握手を要求される。正直かなりウザイ。
      交換条件として豚の真似を要求してみた。男達はすぐに豚の真似をしだした。
      アハハハ、面白すぎる。ひとしきり笑った後に本気で蹴り飛ばしてやった。豚は死ね!

エリウッド「HIDEEEEEEEEEE!!」
セーラ  「私なんのことだか、わっかんな~い♪」
ロイ   「この人、悪魔だ…」

299 名前: 第一次ヘザー大戦、対決編 [sage] 投稿日: 2008/04/16(水) 18:08:25 ID:nsrQdh1w
ミカヤ  「まずいわね…このままじゃ全滅よ」
リーフ  「日記に余計な事ばかり書かなきゃいいのに…」
ヘクトル 「ぐぅ…だがなリーフ、日記ってのは余計な事を書いちまうもんなんだぜ?」
リン   「チッ、ヘクトルまだ生きてたか」
ヘクトル 「本気で殺すつもりだったのかよ!?」
エリウッド「二人とも喧嘩してる場合じゃないだろ!?何かヘザーさんを倒す方法を…」
マルス  「ここは僕に任せるんだ!」
ロイ   「マルス兄さん何かいい方法があるの?」
マルス  「ああ、このヘクトル兄さん秘蔵のムフフなDVDをヘザーさんに渡して時間稼ぎを…」
ヘクトル 「馬鹿な!?あの場所に隠したのに見つかっただと!?」
ミカヤ  「ほう…ちなみに場所は?」
マルス  「オルグさんの小屋の中」
アイク  「そういえば一ヶ月くらい前から小屋の掃除はヘクトルが担当してたな」
リン   「…最低ね」
ヘクトル 「ゴミを見るような目で見るな!」
マルス  「ヘザーさーん、これあげますよー(・∀・)」
ヘクトル 「待て!やめろ!」
ヘザー  「もちろん百合ものなんでしょうね?」
マルス  「イエス、マイロード(・∀・)」
ヘザー  「…一応中身を確認しないと信用できないわ」
マルス  「モニターとDVDプレーヤーはここに用意してあります」
ヘザー  「気が利くわね、では早速…」

ピッ

イズカ  「ちょっとだけだよ♪(たくし上げ)」

ヘザー  「ぐあぁあぁぁああぁ!!」
ミカヤ  「…ヘクトル、あなたガチホモだったの?」
リン   「…死んだ方がいいんじゃない?」
エリウッド「……ヘクトル…君って奴は…」
リーフ  「見損なったよ」
ヘクトル 「中身が違う!?誤解だ!マルスの陰謀だ!」
マルス  「僕の陰謀?ハハハ、僕がそんなことするはずないじゃん(・∀・)」
ヘクトル 「UZEEEEEEEEEE!!」

ヘザー  「…ぐふっ…私の負けだわ…でも私を倒したところで第二、第三のヘザーが現れて
      再び女の子達を拉致するでしょう…アハハハ…百合は滅びない…アハハハハ…」
ロイ   「あなたはどこぞのラスボスですか?」
ミスト  「こんな勝ち方でいいのかな?」
ワユ   「細かいことは気にしない!」

324 名前: 第一次ヘザー大戦、戦後編 [sage] 投稿日: 2008/04/17(木) 22:49:33 ID:KXvX2pc+
ヘザー大戦の次の日
~兄弟家居間~

リン   「はぁ…昨日は本当に疲れた…」
ミカヤ  「まあ、みんな無事でよかったじゃない?、ヘザーさんも暫くは来ないだろうし」
エイリーク「そうですね、ヘザーさんも流石にもう…」

ピンポーン

リン   「………」
エイリーク「………」
ミカヤ  「…嫌な予感がするわ…ヘクトルちょっと見てきて」
ヘクトル 「おいおい、昨日倒したばっかだぜ?流石に大丈夫だろ」

ガチャ

ビラク  「新聞見たぞ!こっちの世界にようk(ry」
ヘクトル 「今度はお前かよ!?帰りやがれ!」

バタン

ビラク  「なぜ閉めるんだ!俺達は同志のはずだ!」
ヘクトル 「知らねえよ!新聞って何の事だ!?」
マルス  「僕が勢いで作った、反省はしない」
ヘクトル 「お前の仕業かぁぁ!」
ビラク  「さあドアを開けるんだ!そして俺と熱い抱擁を!(ガタガタガタ)」
ヘクトル 「絶対に嫌だっ!ドアノブから手を離せ!(ガタガタガタ)」
ビラク  「なぜ嫌がるんだ?もしかしてツンデレって奴か?」
ヘクトル 「んなわけあるかっ!」
ビラク  「そうやってツンツンして、すぐにデレるんだろ?可愛い奴だ…ますます掘れたぜ!」
ヘクトル 「漢字が違う!『掘れた』じゃなくて『惚れた』だろ!?…ってかどっちも嫌だ!」
ビラク  「早くここを開けて俺を受け入れてくれ!(ガタガタガタ)」
ヘクトル 「無理矢理開けようとすんな!大体なんでお前はホモなんだ!?いつ人間として道を間違えたんだ!?」
ビラク  「俺は受精卵のころから男だけを愛していた!」
ヘクトル 「ありえねえだろっ!!」
アイク  「ヘクトル、さっきから何をしている?」
ヘクトル 「アイク兄貴、ちょうどいい所に!助けてくれ!」
ビラク  「アイク?あのガチムチ神将アイクがそこにいるのか!?…その肉体で俺を抱きしめてくれぇー!(メキメキメキ!)」
ヘクトル 「ギャアァァー!何かパワーアップしたぁー!?」
アイク  「楽しそうだな、新しい修行か?」
ヘクトル 「これの何処が修行に見えるんだ!?」
アルム  「ヘクトル兄さん、もうちょい静かにしてほしいんだけど…」
ヘクトル 「アルム、今は来ないでくれ!」
ビラク  「アルムだと!?…野菜と一緒に俺も育ててくれぇー!(バキバキバキ!)」
ヘクトル 「ちょ!ドアが壊れる!頼むから一人で勝手に土の中に埋まってろ!」
ビラク  「いい男が俺にとって最高の肥料だ!あとは愛情を注いでくれればグングン育つぞ!」
ヘクトル 「いい加減に黙れ!」

325 名前: 第一次ヘザー大戦、戦後編 [sage] 投稿日: 2008/04/17(木) 22:50:52 ID:KXvX2pc+
ビラク  「まあ、そんなに怒るなよ…、口説き文句も考えてきたんだ、聞いてくれ」
ヘクトル 「男を口説くな!」
ビラク  「しっかり聞けよ?………お前のハートにデッド・エンド・シュート!」
ヘクトル 「UZEEEEEEEEEE!!お前、100回くらい虚空の彼方に消え去れ!」

マルス  「みんなー!面白いことになってきたから玄関に集合してー(・∀・)」
ヘクトル 「俺は見せ物じゃねえぞ!」
ミカヤ  「ヘクトル…あなたやっぱり…」
ヘクトル 「だから誤解だって!」
リン   「……クズね」
ヘクトル 「その軽蔑の眼差しやめろ!」
エイリーク「わ…私は信じてますよ……」
ヘクトル 「じゃあ、目をそらさないでくれ」
ビラク  「…そろそろ俺の愛は届いたか?」
ヘクトル 「届くわけねえだろ!アイク兄貴、エリウッドの部屋から光の結界を持って来てくれ!」
アイク  「ああ、わかった。ちょっと待っててくれ」
ヘクトル 「よし!あと少し耐えれば…」
ビラク  「くけけけけけけけけけ!でっていうでっていう!(ドンドンドンドン)」
ヘクトル 「奇声あげながらドア壊そうとしてるー!?兄貴お願い急いでぇぇぇぇ!」

~10分後~
アイク  「ヘクトル、光の結界持って来たぞ!」
ヘクトル 「もうもたない!早く設置してくれ!」
アイク  「了解した、よし!ここに設置だ!(ピタッ)」
ヘクトル 「…ふぅ、これで助かっ……」

      |ア| 
      |光| 
      |ヘ| 
     _|扉|_
       ビ  

ヘクトル 「なんで俺の退路を塞いでるんだよぉぉぉぉぉー!?」
アイク  「なんか間違ったか?」
ヘクトル  「間違いってレベルじゃねえぞ!」
ミカヤ  「まったく、アイクは天然なんだから…」
リン   「いいじゃない、アイク兄さんらしくて」
エイリーク「ふふ、そうですね、アイク兄上らしいです」
マルス  「個性があるのはいいことだしね」
アルム  「僕も、もっと目立てるように頑張るよ」
アイク  「(・ω・)?」

アハハハ ウフフフ

ヘクトル 「俺を放置して皆で和むなぁぁぁ!」
ビラク  「俺も入れてくれぇぇぇ!」
ヘクトル 「お前は帰れぇぇー!」
マルス  「残りの兄弟も集合してー、今ならヘクトル兄さんで遊べるぞ」
ヘクトル 「マルス、テメェ、覚えてろよ!」

326 名前: 第一次ヘザー大戦、戦後編 [sage] 投稿日: 2008/04/17(木) 22:52:13 ID:KXvX2pc+
リーフ  「ちょwwwヘクトル兄さん閉じ込められてるwww」
ヘクトル 「笑うなッ!」
リン   「m9(^Д^)プギャー!」
ヘクトル 「指差すな!」
マルス  「ヘクトル兄さん、こっち向いて(カシャ!カシャ!)」
ヘクトル 「写真を撮るな!」
エリウッド「ドアが壊れると困るから、大人しく拉致されてくれると助かるんだけど…」
ヘクトル 「俺よりドアが大切なのか!?」
アイク  「今日の夕飯は何だ?」
エリンシア「ハンバーグですわ」
ヘクトル 「目の前の出来事に関心を持ってくれ!」
シグルド 「KINSHINだとっ!?」
ヘクトル 「近親じゃねえよ!関心って言ったんだ!」
セリス  「ヘクトル兄さん、友達は大切にしたほうがいいよ」
ヘクトル 「どう見たら友達に見えるんだよ!」
エイリーク「………」
ヘクトル 「だから目をそらすのやめてくれ!」
エフラム 「今度ミルラとラーメンを食べに行くんだが、流星軒とソーンバル軒どっちがいいと思う?」
ヘクトル 「この状況で俺に聞くな!」
セリカ  「アルム、ここは危険よ二階に行きましょう」
アルム  「そうだね、今なら二人っきりになれそうだ」
ヘクトル 「見捨てないでくれ!」
シグルド 「お前達!KINSHINは許さんぞ!」
ヘクトル 「俺は俺の事を助けようとしないシグルド兄貴を許さない!」
ロイ   「大変だろうけど頑張ってね」
ヘクトル 「言葉とは裏腹に顔が笑ってんぞ!」
ミカヤ  「ヘクトルがホモになるなんて…昔は普通の子だったのに…」
ヘクトル 「アルバムしまえ!」
ビラク  「ヘクトルは瞳を潤ませながら『優しくして』と言った、俺は無言で頷きヘクトルを押し倒(ry」
ヘクトル 「本人の目の前で妄想語るな!………って、え?……目の前…?」
ビラク  「やっとドアを壊せたぜ…さあ、俺と や ら な い か 」
ヘクトル 「アッー!」

      こうしてヘザー大戦を終えて安心した兄弟家だったが
      新たにビラク大戦が始まったとか始まってないとか…

おしまい

マルス  「さあ最後に視聴者プレゼントを用意したよ!ハガキに氏名、年齢、電話番号、住所、ネタの感想
      そして銀行の口座番号を書いて兄弟家に送って下さい。ハガキをくれた方の中から抽選で3名様に
      対決編で使用されたイズカちゃんDVDの無修正バージョンをプレゼント!ちなみにDVDのタイトルは
      【なりそこないパラダイス☆イズカちゃんとニアルチちゃんのドキドキかくれんぼ☆】だよ
      個人情報は僕が有効に使わせてもらうので安心し(ry」
リン   「マァァルゥゥスゥゥ!」
マルス  「ヤバイ!見つかった!…うわっ!しかもマーニ・カティ構えてる!」
リン   「変な事ばっかりしてんなぁぁー!(ズバッ!)」
マルス  「ギャアアアア!」

ホントにおしまい