10-338

Last-modified: 2008-05-25 (日) 13:53:20

ルーテ  「こんにちは」
リーフ  「あれ、ルーテさん」
マルス  「また何か作ったんですか?」
ルーテ  「ええ、私、優秀ですから。こちらです。名付けてボディリング・改」
リーフ  「まんまですね…」
マルス  「効果は…訊くまでもないか」
ルーテ  「はい。使えば誰でもあっという間にガチムチボディになれます」
エリンシア「ガチムチボディと聞いて飛んできました」
マルス  「エリンシア姉さん自重」
リーフ  「実験済みですか?」
ルーテ  「はい。ノールさんに使ってみました。こちらが結果です」
ノール  「……あの……」
リーフ  「似合わNEEEEEEEEEE!!」
エリンシア「ウホッ! KINNIKU!! KINNIKU!!」
マルス  「とりあえず姉さん落ち着こうか。あぁ、鼻血垂らさないで」
セネリオ 「酷い有り様です」
リーフ  「ってセネリオさんどこから沸いてきたんですか」
ルーテ  「という訳で兄弟家のどなたかでお試しになりたい方は?」
マルス  「はいはいはーいリン姉さん推薦しまーす脂肪が筋肉にあだだだだだ」
リン   「マァァルゥゥスゥゥ!」
リーフ  「リン姉さんいつの間に…結局誰か試すの?」
エリンシア「アイクちゃんなんてどう? ウフウフウフフ」

 
 

一同   「(゜Д゜)」
ルーテ  「面白そうですね。優秀な私も知的好奇心を動かされます」
マルス  「どんな知的好奇心ですか」
エリンシア「マルスちゃん、筋肉っていうのは生命の神秘なのよ。ほら、あなたもやってみなさい」
マルス  「いや僕は遠慮しとkうわやめて何を」
リン   「はい装着完了」

 

(ボン!)

 

マルス  「………」
リン   「フフン、いつものお返しよ」
エリンシア「ウホッ! ガチムチマルスちゃんキター!」
マルス  「……うわぁぁぁあん!」
リーフ  「マ、マルス兄さん、これで力の上限値上がるかもしれないよ」
マルス  「フォローになってないよ…ウッウッ」
アイク  「ただいm………マルスか?」
リン   「あ、アイク兄さんおかえりなさい(にっこり)」
ルーテ  「逸材がお帰りのようです。優秀な私もwktkが止まりません」
エリンシア「アイクちゃん! 待ってましたのよ! さぁこれを試してちょうだい!」
アイク  「? なんだこれは。それに何があったんだ?」
リーフ  「実はかくかくしかじかで」
アイク  「なるほど。マルス、良かったな。今度からお前との訓練が楽しみだ」
リーフ  「……」
マルス  「だからフォローになってないってば…ウッウッ」
エリンシア「さぁアイクちゃん、これを使えばあなたはもっとガチムチになれるわぁぁあ!」
リン   「…そろそろ止めた方がいいのかな。勢いでやっちゃったけど…プッ」
リーフ  「(リン姉さん酷い…)」
アイク  「よく分からんが、これを使えば筋力が上がるんだな? よし、試そう」
リーフ  「!? ちょっと待っt」

 
 

(ボン!)

 
 

そこにはまるで着ぐるみのような筋肉を纏ったアイクが立っていた。
エリンシア「ブホォォォォォォ」
リン   「エリンシア姉さん! 大丈夫!? あぁ、こんなに鼻血が…」
マルス  「何この扱いの差」
リーフ  「うぁあ…僕と被る…じゃなくて……ええと」
アイク  「おぉ、これは凄い。明日からの仕事は楽になるだろうな。戦でも有利になるだろう」
リーフ  「それなんてポジティブ思考?」

 

その後、ボディリング・改はエリウッドが丁寧に断ってルーテに持ち帰らせた。
が、後々、ピザ重騎士辺りがこっそりと借りに行ったとか行ってないとか。

 
 
 

終われ