10-617

Last-modified: 2008-06-03 (火) 22:44:14

617 名前: 助けて!名無しさん! [sage] 投稿日: 2008/05/07(水) 23:18:32 ID:IK6WOokr
ミカヤ  「……」
エリンシア「あらお姉さま、暗いお顔で、どうなさいましたの?」
ミカヤ  「……エリンシア。いつの間にか、わたしたちにとても不名誉なあだ名が……」
エリンシア「あだ名、と仰いますと、具体的にはどんな……?」
ミカヤ  「『兄弟さん家の初老コンビ』」
エリンシア「アミーテはどこだったかしら。いますぐ噂の源に叫喚をぶちかましに参りましょう」
ミカヤ  「クッ……おばさんならいいけど、初老……! さすがに許容範囲を超えているわ、これは……!」
エリンシア「全く、失礼なお話ですわ! わたしたちだってまだまだ若いのに」
ソフィーヤ「……あ、あの……」
ミカヤ  「!! あらあらあらあら」
エリンシア「まあまあまあまあ。可愛らしいお嬢さんですこと。どなたにご用事かしら?」
ソフィーヤ「……ろ、ロイさまに、お届け物が……」
ミカヤ  「そうなの。お若いのに感心だわー」
エリンシア「ちょっと居間でお待ちになってね。すぐにお茶をお持ちしますので」
ソフィーヤ「……い、いえ、わたしは……」
ミカヤ  「まあまあまあまあ」
エリンシア「折角ですからゆっくりなさってくださいな、ね?」

リーフ  「……ご近所さんが無茶苦茶なことになってから、ずっとあの調子だね、姉さんたち」
マルス  「千客万来っつーか、我が家を訪れる人の数が圧倒的に増えたからね」
リーフ  「そのたびにああやって無理矢理もてなしては、僕ら兄弟との関係をさり気ない強引さで根掘り葉掘り聞き出して」
マルス  「嫁候補婿候補は一人も逃さないって魂胆なんだろうけど」
リーフ  「……あんなだから初老とか言われるんだって、全然気付いてないんだろうなあ……」
マルス  「特にエリンシア姉さんには浮いた話一つないから尚更ね」
リーフ  (じょふれしょーぐんはこのスレでは滅多に登場しないからな……)
マルス  「エリンシア姉さんはこの調子で喪女になってしまうのか……この先目が離せないねホント!」