12-131

Last-modified: 2008-10-13 (月) 19:54:53

131 名前: 傘とラグネル [sage] 投稿日: 2008/07/22(火) 21:51:43 ID:PTnKnv5h
空気を読まずに投下
1/3
リーフ「うひゃー、もうすごい雨だったよ! べしょべしょだ!」
ミカヤ「おかえりなさい。だから今日は傘を持っていきなさいって言ったでしょ」
ロイ「ただいま~。ミカヤ姉さんのおかげで大丈夫だったよ!」
マルス「僕は常に(ジェイガンが)傘を持ち歩いてるけどね」

2時間後

アイク「ただいま」
ミカヤ「おかえりなさい…って、傘はどうしたの?」
アイク「いや、傘は持っていっていない。ラグネルがあれば十分だ」
ロイ「どういうこと?」
アイク「ラグネルの衝撃波で雨など飛ばせる」
ロイ「普通に傘さそうよ…」
アイク「傘とラグネル2本持ち歩くのは面倒だ。ラグネル1本でなんとかなるからいらん」
ロイ「いや、なんで電車乗るのにラグネル持ち歩く必要が…!」
アイク「急に漆黒の騎士と対決したくなったときに便利だろう」
ロイ「………」
マルス(ツッコミするのに疲れたな、ロイ)

ミカヤ「ところでラグネルはどうしたの?」
アイク「!!」

マルス「雨が上がったから電車に置き忘れてきたんだろうな…」
ロイ「神剣と傘が同レベルってどうかと思うんだけど」

アイク「くそっ…こうなったら鉄の剣4本で出撃するしか…」
ロイ「何言ってるの兄さん」
アイク「でっかい独り言だ、気にするな」
132 名前: 傘とラグネル [sage] 投稿日: 2008/07/22(火) 21:54:00 ID:PTnKnv5h
2/3
リーフ「おつかい行ってきたよ~。お駄賃ちょうだい」
エリンシア「ありがとう、リーフ。あ、肉を忘れてるわね」
リーフ「しまった!」
アイク「…肉を忘れてきたのか…」
リーフ「!!」
アイク「もう一回行ってこい」

ニア ブラザーアーチ  1/1

リーフ「ひとでなしー!」

ロイ「っていうか今、素手だったね…」
マルス「ああ、拳でひとっ飛ばしだ…」

LEVEL UP!! → CLASS CHANGE!!
アイク 神将LV20 → LV1

ロイ「って何!? なんでアイク兄さんレベルアップしてクラスチェンジしてるの!? しかも何のLV1!?」
マルス「アイク兄さん最上級からクラスチェンジなんてくやしいいい!」
アイク「…む! これは…!」

武器レベル 剣:SS 斧:SS 打:A
装備:E 拳

ロイ「何!? 打って! しかも装備が拳って!?」
マルス(ついにゴリラグズにクラスチェンジ…)
アイク「そうか…俺は今まで自分の限界を勝手に決めていたようだ…」
マルス「いや、それシステム上の限界」
ロイ「兄さんメタ的発言は…ry」
アイク「さらなる頂上があるというわけだな…よし! 修行だ!」
ロイ「あー…夕飯も食べないで行っちゃった」
マルス「リーフが飛ばされた意味ないね」
133 名前: 傘とラグネル [sage] 投稿日: 2008/07/22(火) 21:55:04 ID:PTnKnv5h
3/3
3日後

アイク「ただいま」
ミカヤ「おかえりなさい」
マルス「兄さん、打レベルは上がった?」
アイク「ああ、SSになったぞ」
ロイ(どんな修行をしたんだろう…)

「きゃー助けて!」

アイク「む!」
マルス「表でまた暗黒集団ベルクローゼンのやつらが女の子を襲ってるね」
ロイ「マルス兄さん、落ち着いて説明してる場合じゃないよ! 助けに行こう! ってアイク兄さんが飛び出していった」
アイク「ぬぅん!」
敵「ウボアー!」
ロイ「アイク兄さん…拳から衝撃波出してる!?」
マルス(波○拳…)
アイク「天・空!」
ロイ「うわー! 奥義も出るの!?」
マルス(昇○拳…)
アイク「俺より強い奴に会いに行く」
ロイ「ってどっか行っちゃったよ!」
リーフ「リワープの杖ゲット!(倒れてる敵から拾う)」

2時間後

アイク「ただいま! 聞いてくれ!」
ミカヤ「おかえりなさい」
ロイ「どうしたの兄さん!」
マルス(こんな満面の笑みのアイク兄さんの顔はおいしそうな肉を目の前にしているときですら珍しい)
アイク「俺はこの拳で漆黒の騎士を倒した!」
ロイ・マルス「「えーっ!?」」
ロイ「…っていうか…素手で女神の加護を…」
マルス「アイク兄さんだからね」
ロイ「うん…」

RRRRR…

ミカヤ「はい、電話ね。もしもし、あ、はいわかりました」
ミカヤ「アイクー、駅の忘れ物センターにラグネルが届いてたわよ」
アイク「なにっ、行ってくる!」
ロイ「…やっぱりラグネルはいるんだね」
ミカヤ「私がラグネルに名前と電話番号を書いておいたからちゃんと連絡がきたのよ」
ロイ「ははは、さすがミカヤ姉さんだね!(棒読み)」
ミカヤ「ロイ、マルス、あなたたちの剣にも名前と電話番号を書いてあげるから封印の剣とファルシオンを貸してちょうだい」
ロイ・マルス「「結構です!」」
ミカヤ「…リーフ、あなたの鉄の剣にも書いてあげる」
リーフ「いいよ、なくしたら捕ってくるから」
ミカヤ「(´・ω・`)」

ミカヤ「…あ、そうだわ、あの方に…」

3日後、3丁目の空き地で名前と電話番号の書かれたラグネルとエタルドで対決をするアイクと漆黒の騎士の姿が見られたという。