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Last-modified: 2008-10-13 (月) 22:11:35

480 名前: それぞれの避暑法 [sage] 投稿日: 2008/08/12(火) 23:26:10 ID:N1cKc6h3
兄弟家自宅にて

ファ  「暑いよー」
チキ  「暑いねー」
ミルラ 「暑いです………」
エフラム「全くだな。よし、みんなで市民プールにでも」
マルス 「こらこらロリ兄さんいくらょぅじょのスク水姿を見たいからって露骨過ぎやしませんか」
エフラム「なんだマルス、串刺しにされに来たのか」
マルス 「だって事実だし。裸に近い状態で年端もいかない娘3人と液体を使って遊んで
     周囲から( ´д)ヒソヒソ(д` )されても僕は知らないんだから」
エフラム「そんないやらしい言い方をするな!何が言いたいんだお前は!」
マルス 「だーかーら、もっとロリコン扱いされない適切な涼み方が他にあるってこと」
エフラム「というと何か考えがあるのか」
マルス 「んー、さっきエイリーク姉さんに呼んでもらったからすぐ飛んでくると思うけど」
エフラム「………?」

と、そこへやたら暑苦しそうな恰好をした者がワープしてきた

リオン  「やあ、こんにちは」
エフラム 「リオン!」
エイリーク「すいませんねリオン………忙しかったでしょうに」
リオン  「いや、丁度暇だったし平気平気!それに僕はエイリーク達に呼ばれればいつでも来るよ」
エフラム 「しかし………なんでまたお前なんだ?そんな暑そうなローブのお前が」
マルス  「ふふ………知らないようだねエフラム兄さん。この人が何と呼ばれているかを」
エイリーク「兄上、この時期大活躍なんですよリオンは」
リオン  「人呼んでFE界の稲川淳二!歩くお化け屋敷ことネクロマンサーリオンとは僕のことさ!」
エフラム 「なるほど………怪談で涼もうってわけだな」
ファ   「へー!楽しそう!」
ミルラ  「すごく………怖そうです」
リオン  「じゃあ早速始めようか。まずは………ノスフェラート!」
リオンが魔法を発動させると辺りが一気に暗くなり紫の炎が宙を舞い始める
チキ   「ひゃー!ひとだま!」
エイリーク「心なしか既に寒い気まで………雰囲気でますねこれ」
リオン  「魂を啜る冷たい炎だからね。んじゃあ始めますよ…………」

~数十分後~

リオン  「それで………部屋中見回しても誰もいないんだ。なのに声はどんどん近づいてくる……」
ファ   「う………うぅ…………(ガタガタブルブル)」
エイリーク「そそ、それで?………こ、声はなんて?」
リオン  「最初はうめき声のようで何とも取れぬ声だったんだ…………
      だけどそれはだんだんとはっきりしてきた……………………」
エイリーク「………(ゴクリ)」
ミルラ  「も………もう聞きたくないです…………(ガタガタブルブル)」
リオン  (よし、良い具合に怖がってる!ここで一気にたたみ掛けて「きゃあ!」→僕にハグ→
      「大丈夫かい?」→「リオン………嫁にして下さい」ってな流れでウマー!!)

リオン「それは女の声だった………た…………ぁ……た…………ぁな………た…あ……あ……
    そんな風に聞こえた……そしてそれが何を言ってるか気づいた時、後ろに気配を感じたんだ……」
リオン(ここでみんなの背後に亡霊戦士を召還!………いくぞ………!)

亡霊戦士達「あなたあなたあなたあなたあなたあなたあなたあなたあなたあなたあなたあなた」

チキ・ファ・ミルラ「ぎゃあああああ!!!!!来ないでえええええええ!!!!!!(化身&ブレス)」
      リオン「ぎゃああああああああ!!!!!(焼死)」
ょぅじょ達「いやああああ!!!お化け怖い!!!!!」
マルス  「いや、君たちが一番怖いから」
エフラム 「涼むどころかブレスで灼熱地獄だな」
エイリーク「いや淡々と語ってる場合じゃありませんって!」

481 名前: それぞれの避暑法 [sage] 投稿日: 2008/08/12(火) 23:29:24 ID:N1cKc6h3
グレイル工務店にて

ワユ  「いやー、しかし暑いねー!」
アイク 「………だな」
ミスト 「ボーレにお昼に豆腐届けてもらったけどあんまり効果無かったね」
ボーレ 「何を言う!俺の豆腐は最高のはたらきをしたぜ!」
ミスト 「そうだねすごかったね(棒)やっぱこういうときはセネリオのあれに限るよー」
セネリオ「はぁ」
ガトリー「そうっすよー。夏と言えばセネリオのあれっすよー」
シノン 「ケッ」
ガトリー「ほらシノンさんもこう言ってることだしやるべきっすよー」
セネリオ「アホですか、うちは貧乏工務店なんだから物資の無駄遣いは極力避けるべきなんです」
ワユ  「えー!そこをなんとか!」
セネリオ「マンドクセ」
ミスト 「しょうがないなぁ、お兄ちゃん出番だよ」
アイク 「セネリオ、頼む」
セネリオ「了解しました」
ワユ  「早っ!!」

数十分後クルトナーガを囲むグレイル工務店一同
クルトナーガ「あの………これは一体?」
セネリオ  「ちゃんと聖水とマジックシールド使いましたか?魔防床には乗りましたか?
       クルト叔父上には隣接してますか?じゃあいきますよ?」
つレクスカリバー カキィンカキィン!! NO DAMAGE

クルト 「あのぅ………」
ガトリー「うっひゃあ!!マジ気持ちいいっす!!」
シノン 「ケッ」
アイク 「また腕を上げたなセネリオ」
セネリオ「いえ…………どうも」
ワユ  「いいよねーこれ!でっかいかき氷に揉まれてるみたい!!」
クルト 「私はいつまでここにいたら………?」
ボーレ 「おい、セネリオ!もっと出力上げてくれるか?」
セネリオ「はいはい。………あっ」
ミスト 「どうしたのセネリオ?」
セネリオ「【陽光】が発動したっぽいです」
「「「「「 な、な ん だ っ て ー ! 」」」」」

ボーレ 「うげぁぉqあwせdrftgyふじこlp」
ガトリー「シノンさんシノンさんシノンさんシノンさんシノンさんシノンさん」
セネリオ「大丈夫ですかアイク!!お怪我は?!」
アイク 「いや、俺は見切りがあったから平気だったんだが………それよりだな」

   ∩___∩     /゙ミヽ、,,___,,/゙ヽ
   | 丿     ヽ    i ノ       `ヽ'
  /  ○   ○ |    / `(○)  (○)´i、  セネリオ助けてっ!
  | U  ( _●_)  ミ  彡,U ミ(__,▼_)彡ミ   さっきまで元気だった豆腐とガトリーが
 彡、    |∪| ,,/   ,へ、,   |∪|  /゙       息をしてないの!!
 /  ヽ  ヽノ  ヾ_,,..,,,,_ /  '  ヽノ `/´ ヽ
 |      ヽ < ,' 3  `ヽーっ  /     |
│   ヾ    <    ⊃ ⌒_つ ソ      │
│    \,,__`'ー-⊃⊂'''''"__,,,ノ   |
     ワユ          ミスト

ニア そう ひどい有様ですね
   そう ひどい有様ですね
   そう ひどい有様ですね

アイク 「………おい」
482 名前: それぞれの避暑法 [sage] 投稿日: 2008/08/12(火) 23:32:13 ID:N1cKc6h3
エレブ高校にて

ヘクトル 「あっちぃー………」
リン   「そうね………その脂肪の鎧は大変でしょうね………」
ヘクトル 「おめぇだって汗だくだろうが………マルスがいたらリン姉さんこそその体脂肪が(ry
      とか言ってるとこだぜ多分………」
リン   「そうね………でも今はアクティブにフルボッコする気も起きないわ………」
エリウッド「うぅ………熱中症になる………」

そんな折教室に救いの女神が登校してきた

ニニアン 「おはようございます………」
クラス一同「 ニ ニ ア ン キタァァァァァァァ!! 」
リン   「ニニアン!!ウェルカムニニアン!!」
ファリナ 「氷竜様!!氷竜様が来たわ!!」
フィオーラ「…………!」
ヘクトル 「頼むニニアン!この暑さを何とかしてくれ!」
エリウッド「僕からもお願いする。出来るかな?」
ニニアン 「はい………!私がエリウッド様のお役に立てるのなら………!」
エリウッド「あ、でも無理はしないでいいからね?君は身体が弱いんだから」
ニニアン 「はい、頑張ります………!それじゃあエリウッド様、そのデブ剣をお借り出来ますか?」
エリウッド「あぁ、いいけどどうするの?」
ニニアン 「えっとですね………えいっ(グサッ)」

ニニアンは しんでしまった!

リン   「エェェェェェェェェェェェ?!」
エリウッド「に、ニニアァァァァァン!!!!!」
ヘクトル 「思いっきり無茶してんじゃねえか!!」そしてワープしてくるブラミモンド
ブラミモンド「もう………全く世話を焼かせる子ね………ハイハイ八神将ウンタラカンタラ」

ニニアンは いきかえった!

ブラミモンド「もうすんじゃねーぞ!お前がすぐ死ぬから俺様睡眠不足なんだからな!」
ニニアン 「はい、ありがとううございます」
エリウッド「だ、大丈夫?」
ニニアン 「ええ、これで力が戻ってるので………えいっ(ビュオオオオ)」
ヘクトル 「おぉぉぉ!すっげー涼しくなった!」
リン   「凄いわニニアン!」
エリウッド「ありがとう、君のおかげだよニニアン!」ニニアンの手を握る
ニニアン 「まぁ………エリウッド様ったら」
フィオーラ「むむむむむむ……………」
ニニアン 「………(クスッ)」
フィオーラ(カッチーン!!)
ファリナ 「ちょ、姉貴?!」
フィオーラ「ファリナどいて!そいつ殺せない!」つマルテ
ファリナ 「ちょっと少しは空気読みなって!今生き返ったばっかりなのに!」
フィオーラ「わたしは KYナイトフィオーラ クーラーがわりは できませんが
      あのおんなをころして きょうしつのくうきを こおらせることが できます 」
ファリナ 「姉貴が壊れた!助けて!エリウッド様!」
エリウッド「フィオーラ!お、落ち着いて」
フィオーラ「氷竜がなんぼのもんじゃあぁぁい!!氷雪の槍は凄いんじゃあぁぁい!!」
ニニアン 「くやしい脳くやしい脳wwwwwww神将器マイナー№1がほざきおるわwww」
フィオーラ「いいからくたばるんじゃあぁぁぁ!!(グサッ)」
ニニアン 「ぐふっ………浅はかな小娘よ………私は生き返る度に冷却度を増す………!
      そしてあと二回の生き返りを残している………この意味が分かるな?  」
フィオーラ「三回殺せばおk ですねわかります><」
ヘクトル 「違うだろ!!エレブ高校、真夏にまさかの絶対零度で氷付けじゃねーか!」
エリウッド「誰か!誰かアトス様を!!」