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Last-modified: 2008-10-07 (火) 20:41:01

52 名前: BugってHoney 1/3 [sage] 投稿日: 2008/07/17(木) 23:37:56 ID:dy44yrhV
エリウッド 「ピコピコ…うーん、なかなかうまくいかないな…ピコピコカチャカチャ」
ヘクトル  「お、お前がゲームなんて珍しいな。何やってるんだ…って【烈火の剣】じゃないか」
エリウッド 「ああ、実は僕たちのソフトを研究してるんだ。でもうまくいかなくてね。君も協力してくれないか?」
ヘクトル  「研究って何のだ。究極頭脳を持つ神マークの記録でも作るつもりか?」
エリウッド 「今回マークはいないよ。彼に構ってる暇は無いんだ」
ヘクトル  「そうか、じゃぁ何をしてるんだ」
エリウッド 「バグ技の研究だよ。バグの新たな可能性を探ってるんだ」
ヘクトル  「フレイボムとか?バグはゲームバランスも何もかも崩壊する可能性があるぞ。
       それはそれで楽しめるって奴もいるから全否定する気はないけど、
       普通の楽しみ方をするならオススメできないぜ。なんのための研究だ?」
エリウッド 「よくぞ聞いてくれた。ヘクトル、君はカップリング論争についてどう思う?」
ヘクトル  「どう思う?じゃねーよ!そいつはFE世界の核地雷じゃねーか!!お前このスレ潰す気か!?」
エリウッド 「逆だ。僕は論争に終止符を打つためにこの研究を始めたんだ!」
ヘクトル  「どういうことだ?」

エリウッド 「説明する前に…、君はこのゲームを知ってるか? つ【PS2ソフト】」
ヘクトル  「某国民的RPGのPS2リメイク版だな。知らない奴いないだろ。これが関係あるのか?」
エリウッド 「うん。これはオリジナルSFC版が発売されて以来カップリング論争の代名詞ともいえるゲームだ」
ヘクトル  「金髪vs青髪か。まぁ一番のポイントが花嫁選びだからな、ファンも思い入れあるだろ」
エリウッド 「この主人公ゴシュ(仮)君も論争には随分と苦労したようだ」
ヘクトル  「それ(仮)になってねーよ。某板の住人にはデフォルトだろ」
エリウッド 「そんな彼だが、このPS2版ではついに論争に終止符をつけることに成功したのだ」
ヘクトル  「へぇ…それは知らなかった。興味あるな、どうやったんだ」

エリウッド 「では再現してみよう。まずはしばらくの間普通にプレイする」
ヘクトル  「ほうほう」
エリウッド 「で、ある地点まで進んだら…こうしてしまう!」
ヘクトル  「おまっ、何するんだよ!バグって先に進めなくなるじゃねーか」
エリウッド 「うろたえるな!リキア軍人はうろたえるんじゃぁない! バグを起こすことが目的なんだ。
       いいか、次にこうやって ~中略~ 最後に…ああして…こうして…よし、これで完成だ!」
ヘクトル  「すげぇ!金髪と青髪が同時にパーティーにいるぜ!」
エリウッド 「そうだ、重婚達成だ! 見るがいい!
       これが『どちらを嫁にするのか』の問いに対して『両方を嫁にする』を選んだ偉大な漢の姿だ!
       彼はこうやってカップリング論争を終わらせたんだ」
ヘクトル  「すげぇぜ…なんて漢だ。 じゃぁお前が研究してるのは…」
エリウッド 「ああ。僕達だってバグを駆使すれば重婚できるかもしれない。そうすれば論争なんて終わりだ」
ヘクトル  「エリウッド…お前が輝いて見える…眩しいぜ。 俺も協力する!やらせてくれ!」
エリウッド 「そう言ってくれると信じてたよ。さあ、やろう!」
ヘクトル  「おっしゃああぁぁ!!」
53 名前: BugってHoney 2/3 [sage] 投稿日: 2008/07/17(木) 23:38:29 ID:dy44yrhV
ヘクトル  「と、意気込んでは見たもののやっぱりすぐにはうまくいかないな」
エリウッド 「それは仕方ないよ。でもこの苦労の先には天国が待ってるんだ」
ヘクトル  「だな。やべぇwktkが止まんねーぜ」

??    「ふ~ん。で、あんた達は誰と重婚する気なの?」
エリウッド 「やっぱりニニアンとフィオーラかな。このスレ的に考えて」
ヘクトル  「そうだな。このスレ的にはファリナとフロリーナだな」

??    「そう…。もう一人の候補には魅力は無いのかしら?」
エリウッド 「とんでもない。彼女は実に魅力的な女性だよ」
ヘクトル  「だよな。あのオパーイとかFUTOMOMOとか他にはないポイントだな」
エリウッド 「そーそー。でもココだとKINSHINティルフィングkhdsだからね。あまり大声ではいえないんだ」
ヘクトル  「兄貴がコエーからな。まぁゲーム本編では無視する気は無いから安心しろよ」
エリウッド 「そうだ、いっそのこと3重婚してしまえばいいんじゃないかな。それなら嫁を選ぶ苦労は無いよ」
ヘクトル  「おまえ天才じゃね!? それなら誰も文句言わねーよ」

??    「へぇ…。ところで残りの1人って二人とも同じ人よね。どちらが結婚するのかしら?」
エリウッド 「もちろん僕だよ」
ヘクトル  「病弱なお前が3人も相手にしてたら【封印】が始まる前に死んじまうぜ?俺に任せとけって」
エリウッド 「フッ…エロウッドとも呼ばれたことのある僕の力を甘く見ないでもらおうか」
ヘクトル  「ヘッ…デカイこと言うじゃないか。まぁここは主役ルートの奴が嫁にするってことにしよーぜ」
エリウッド 「ああ、それがいいね。それならケンカも起きないよ」

??    「あら…、ふたりとも仲が良いのね」
エリウッド 「当たり前じゃないか。同い年の兄弟なんだし」
ヘクトル  「本編では無二の親友だからな。気が合うんだよ」
エリ&ヘク『HAHAHAHAHAHAHAHA!!!』

??    「じゃぁ…気が合う者同士…一緒に逝ってもらおうかしら?」
エリウッド 「ヘクトル、そういえば先程から僕達は誰と喋っていたんだい?」
ヘクトル  「不思議だよな、てっきり俺たち二人だけだと思ってたのに、いつの間にか誰か居るんだよな」
エリウッド 「僕…、後ろ振り向きたくないな。ヘクトルちょっと見てくれよ」
ヘクトル  「俺だって嫌だ。二人一緒に見ようぜ、仲良くな」
エリウッド 「そうだね。それじゃぁ ・・・3・2・1」

リン    「覚悟は決まったようね」
エリ&ヘク『ぎゃあああぁぁぁぁ・・・ でたああああああああぁぁぁぁぁぁぁ』
リン    「まぁ、失礼ね。 出たー だなんて、人をおばけみたいに言っちゃって」
エリウッド 「お、お化けのほうがまだまし…」
ヘクトル  「やべぇ…勝てる気がしねぇ…。ここは逃げあるのみ!」

エリウッドとヘクトルはにげだした!!
しかしまわりこまれてしまった!!
54 名前: BugってHoney 3/3 [sage] 投稿日: 2008/07/17(木) 23:39:34 ID:dy44yrhV
エリウッド 「だめだったー!」
リン    「知らなかったの?大魔王からは逃げられない」
ヘクトル  「さすが大魔王、ウチの所の魔王(笑)とはワケが違う。っておまえ大魔王じゃねーだろ!」
リン    「今のあなた達にとっては似たようなものだと思うけど…まぁいいわ。
       確かにわたしは大魔王じゃないから、見逃してあげても良いわよ」
エリウッド 「本当かい?頼むよ」
リン    「ええ、いいわよ。・・・みんながいいって言うのなら」
ヘクトル  「は?何言って…」

フィオーラ「エリウッド様・・・残念です…」
エリウッド 「フィオー…ラ?な、なんでここに」
フロリーナ「ヘクトル様の…ばか…」
ヘクトル  「おぃ…おまえら…」
ニニアン 「まさか…こんな日が来るとは…思ってもいませんでした…」
エリウッド 「あ…あぁあ…」
ファリナ  「スレンダーな魅力ってのもあると思うんだけどね~…」
ヘクトル  「・・・・・」

リン    「さて…言い残すことはあるかしら?」
ニニアン 「一度死んでみると…違った景色が見られますよ」
ファリナ  「バカは死ななきゃ治らないっていうしね」
フロリーナ「ちゃんと…治ってから復活してくださいね」
フィオーラ「生き返るまで傍で見守ってますから。安心してください」
エリウッド 「・・・僕の部屋の貯金箱に3万Gくらいは入ってた筈だ。それを使ってほしい」
ヘクトル  「・・・俺は金無いからな。バレンシアのおいしい水でも飲ませてくれ」
リン    「それじゃぁ・・・またね」

リン    「マーニ・カティ特効付ぃーーー!」
ニニアン 「氷のブレスーーー!!」
3姉妹   「トライアングル・アターーーック!!!」

   ぬ わ ー ー ー ー ー  っ ! ! ! ! !