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Last-modified: 2009-01-06 (火) 22:55:29

166 名前: 真ロプトスピリッツ~ユリウス地獄変~ その1 [sage] 投稿日: 2008/11/21(金) 23:36:52 ID:y9wxPrdb
ユリウス「まま、待ってくれユリア!誤解なんだ!信じてくれ!」
ユリア 「いいえ、許しません。私を差し置いてセリス様と一緒に昼食を共にするなんて…」
ユリウス「偶然セリスと相席になっただけなんだ!それに葉っぱやアレスも一緒だったから二人っきりってわけじゃ…」
ユリア 「言い訳無用!ナーガの鉄槌を受けなさい!」
ユリウス「や、やめtアッーーーー!!」

説明しよう!
彼、ユリウス少年が何故にこのような状況になっているかというと

ユリウス「腹が減ったな…久しぶりに流星軒にでも行くか」
ラクチェ「いらっしゃいませー…ってユリウスじゃない
     あんたがここに来るなんて珍しいわねー」
ユリウス「まぁ、今日はラーメンが食いたい気分なんでな」
ラクチェ「そう、んじゃあそこの空いてるカウンター席に座ってね」
ユリウス「ああ」

     テクテクテク……

ユリウス「さーて、なにを頼むかな…」
セリス 「あれ、ユリウス?」
ユリウス「ん?」

ユリウスが隣を見るとそこにはセリスが座っていた

セリス 「やっぱりユリウスだ!」
ユリウス「ゲッ、セリス!」
セリス 「リーフ!アレス!ユリウスが来てるよ!」
リーフ 「ホントだ、珍しいこともあるもんだねー」
アレス 「全くだなー」
ユリウス「(何かいやな予感がしてきたぞ…)」

…とこのようになんだかんだで四人が話しながら昼食を摂り店から出てきたところをユリアに目撃され
毎度恒例のユリウスの必死の説得→問答無用のナーガ!→アッー!!
のお仕置きのパターンが決まっっていたところであったのだ
(ちなみにセリスは店に忘れ物を取りに行っていたため見ていなかった)

ユリア 「私は用があるからもう帰りますけど今後は気をつけるように(テクテク…)」
アレス 「おーい、ユリウス…って大丈夫かお前」
リーフ 「最早恒例のパターンだねぇ」
ユリウス「うぐぅ…このままじゃ葉っぱの奴と同じキャラになっちまいそうだ…」
リーフ 「なにそれヒドッ!!」
ユリウス「フン、そんなの知るか」
アレス 「(既になっているような…)ん?おい、なにか燃えてるぞ」
リーフ 「ホントだ、何だろう…ってあれは…」
ユリウス「ん?どうしたんd…あああああああああ!!」
167 名前: 真ロプトスピリッツ~ユリウス地獄変~ その1 [sage] 投稿日: 2008/11/21(金) 23:39:18 ID:y9wxPrdb
ユリウス視線の先には燃え盛るロプトウスの魔導書があった

ユリウス「なんで燃えてるんだぁぁぁーーー!?(ガビーーーン)」
アレス 「とにかく火を消さねーと!」
ユリウス「言われんでも分かっとるわ!水、水はどこだぁぁ!!」

       ワーワーギャーギャー

ユリウス「何とか火は消したものの…どーすんだこれ?」
アレス 「見た限りじゃとても使えるようには見えないな…」
リーフ 「一回試してみたら?」
ユリウス「そうだな…ハアアア!!」

   ロプトウスは発動せず、少しの間沈黙の時が流れた…

アレス 「……何も起きないな」
ユリウス「どーすんだよ!このままじゃユリアにロプトウス(笑)以下の仕打ちを受ける上に
     チキ、ファ、ミルラの相手なんかしたら確実に身が持たねーぞ!!」
リーフ 「でも流石にここまで酷いと修理のしようもないだろうし…」
アレス 「神器の替えなんてあるわけがない…」
ユリウス「ああ…ついに神は俺を見捨てたのか…orz」
セリス 「ふー、見つかってよかった…ってどうしたのユリウス?」
ユリウス「フフフ…人の大ピンチにのんき顔をしているお前が憎い…」
アレス 「実はな…かくかくしかじか」
セリス 「そんな…大変じゃないか!?」
リーフ 「でも手の打ちようがねぇ…」

   重い空気が立ち込める中そんな四人の前に一人の救世主が現れた

サラ  「リーフ、騒がしいようだけど一体どうしたの?」
リーフ 「サラ…そうだ!サラ、確か君はマンフロイ爺さんの孫娘だよね!?」
サラ  「そうだけど…それがどうしたの?」
ユリウス「マンフロイ…そうか!大司教のあいつなら何か知っているかもしれない!」
アレス 「しかしあのイタズラ好きの爺さんがそう易々と協力してくれるとは思わんが…」
セリス 「とりあえず先のことはマンフロイさんに会ってから考えようよ」
サラ  「リーフ、さっきから状況が飲み込めないんだけど…」
リーフ 「実は…かくかくしかじか」
サラ  「そう…お爺ちゃんなら今はのど自慢でも見てる頃だからちょうどいいわね」
ユリウス「そうと決まれば話は早い!さっそくマンフロイのところに行くぞ!!」
三人  「オオーー!!」
サラ  「(何か面白そうな予感がする…ウフフ…)」

後にユリウス少年は語る
あの時はこんな事になるなんて思いもしませんでした…と
彼らを待ち受ける出来事とは一体何か!?
待て、次回!!