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Last-modified: 2011-06-07 (火) 23:05:44

145 :男へクトル機器一発!?祟りと誘惑と勘違いの三重奏!!1/7:2008/12/21(日) 18:05:11 ID:H/2vnoD1
ヘクトル 「…ちょっと出かけてくる」
エリンシア「あら、お出かけですの?」
ミカヤ  「デートじゃないかしら?」
ヘクトル 「違う違う。マシューを連れて闇の樹海で百人斬りの修行でもしようと思ってな」
セリス  「頑張ってねヘクトル兄さん!」
ロイ   「僕はヘクトル兄さんの無事を心の底から祈ってるよ(棒)」
ヘクトル 「ロイ…どうしてお前はそんなに俺の事が憎いんだよ…(涙)」
エリンシア「あ、ヘクトルちゃん」
ヘクトル 「何だよ姉上」
エリンシア「私含めて今日は皆午後遅くまで出かけてるそうですわ。
      これは一応アナタにも、そしてスクリーンの前の皆様にもご報告ですわ」
ヘクトル (何でスクリーンの前の奴らも対象なんだ…?これは伏線か?)
ロイ   「二人ともメタ的発言自重して」

半時間後…

ヘクトル 「おりゃあ!」
ヘルボーン「GWOOOOO!」
ヘクトル 「てりゃあ!!」
アークビグル「イギーッ!!!!……ガクッ」
ヘクトル 「犬っころめ!せいやあ!?」
ケルベロス「ぎゃあうっ!!……グルルルルル……(怒)」
マシュー 「上級魔物相手に百人斬りなんて発想が凄いですね~、いよ!大統領ッ!!」
ファリナ 「ただアホなだけよ。ここは闇の樹海…敵は魔の力で強化された魔物達…
      いくらあいつでも無謀な行いだわ…
      べ、別に心配してる訳じゃないからね!か、勘違いしないでよ!!?」
マシュー 「あ、ファリナ危ない!」
(デスガーゴイルがキラーランスを持ってファリナに突っ込むが、
 体勢を変えて受け流し、持ってきたレークスハスタで串刺しにする)
ファリナ 「…ねえヘクトル様、危ないからもう帰るわよ!」
マシュー (じゃあ何で俺達についてきたんだ?と聞けば串刺しにされるから言わないでおこう…(汗))

146 :男へクトル危機一発!?祟りと誘惑と勘違いの三重奏!! 2/7:2008/12/21(日) 18:09:17 ID:H/2vnoD1
くっ…タイトルを微妙に間違えたよorz ×機器一発 ○危機一発

Dガーゴイル「SYAAAAA!!」
ヘクトル 「うおッ!!…く、ならこのキラーアクスで倒してやる!」

妖弧   (…又来たのかあの男は…
      一々ココの魔物達をけしかけよって…そのお陰で良く眠れんわい!
      まぁしかし…あちら側の岸に行かねばならぬ用事がある以上、
      あの男の近くの茂みを通って行くかの…)

ヘクトル 「必殺の一撃!!」
Dガーゴイル「GWAAAAAAA!?…ガクッ」
ヘクトル 「…はぁ…はぁ…よし、これで百人斬り大→達↑成↓ッ!!だぜ!」
マシュー 「流石ですね若様。正に『見ろ!魔物がゴミの様だ!』ですねw」
ヘクトル 「ムスカ乙」
ムスカ本人「私はあんなこそ泥じゃなーい!」
ファリナ 「…わざわざこんな所までそれ言いに来たの、アンタ?
      …やれやれだわ」
ヘクトル 「ジョ○ョ自重」
      はぁ…ツッコミ疲れた。よし、帰るz………あっ」
妖狐   「!!!!!」
(痛いのも無理は無い。ヘクトルは狐の尻尾を踏んでいた。想像出来るだろう…
 メタボに足を踏まれた時の痛mうわ何をするやめt)
妖狐   (痛ぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!?
      あのデブに尻尾を踏まれたアッー!)
ファリナ 「ああ、可哀相に…へクトル様謝りなさいよ!!」
ヘクトル 「だが断る。と思わせといて……馬鹿め!悪かった!」
マシュー 「ジ○ジョとラング将軍両名ともに乙」
妖狐   (な、何じゃあこの若者等は…人の尻尾を踏んだのに真面目に謝りはせん。
      …許せんぞ!(#^Д^)…)
ファリナ 「ビクッ…こ、今回ばかりはちゃんと謝った方が良いと思うわよ(汗)」
ヘクトル 「あーっ、大丈夫だよ。所詮は狐、踏まれた事だって明日には忘れてるだろうよ」
妖狐   「(###^Д^)」

147 :男へクトル危機一発!?祟りと誘惑と勘違いの三重奏!! 3/7:2008/12/21(日) 18:11:47 ID:H/2vnoD1
マシュー 「そっすね若様ッ!」
妖狐   (#####^Д^)<(もう堪忍袋の緒がキレたわい!)
ファリナ 「な、何か嫌な予感が…」
妖狐   (許さん。このわしの呪いでも食らえい!!ハアアアアアァッ!!!)
三人   「!!!」
(妖狐が口から紫色の光を放つ)
ファリナ 「キャアッ!」
マシュー 「うお、まぶし!」
ムスカ本人「うわぁぁぁ!目がッ、目がぁぁぁぁぁ!!!」
ヘクトル 「くっ、ま、眩しい…!!
      …てかムスカは早く帰れw」
妖狐   (…はぁ…はぁ…)
ヘクトル 「…………な、何だったんだ今のは…」
ファリナ?「……へクトルよ、気をつけなさい。…目の前の狐は恐ろしい敵…
      …関わってはなりません」
ヘクトル 「もう手遅れだよ!後ディアドラ自重w」
マシュー 「ああっ、今の紫光でファリナが変になっちまったΣ*1)」
ヘクトル 「よ、よし逃げるぞ!」
マシュー 「はい、若様!」
(錯乱したファリナをお姫様抱っこしてヘクトルとマシューが闇の樹海を後にする)
妖狐   (…あいたたた…尻尾が痛いのう。
      しかし!わしの妖術はヘクトルとか言うメタボに決まった。
      これは対象者を媒介に仲(ダキューン!)やライバル(ダキューン!)乱させるモノ…
      しっかりと謝ってもらうまでそなたを未来永劫呪うであろう!)

ヘクトル 「はぁ…ココまで来れば大丈夫か」
ファリナ 「(錯乱状態から回復した)何なのよあの狐は…」
マシュー 「若様が怒らせたからですよ…謝りにいったらどうですかwww」
ヘクトル 「馬鹿言うな!誰が狐なんかに…」
?????「ウィーッス!」
マシュー 「ん?今のは誰でしょ……( ゚Д゚)」
ファリナ 「何よマシュー、そんな『こっち見んな。』的顔を……( ゚Д゚)」
ヘクトル 「お前ら二人とも何で大口開けて馬鹿面を……(Д)  ゚゚ ポーン!」
フロリーナ「ヘクトル様ぁ~、一緒に遊ばな~い?」
(三人とも(゚Д゚)するのは無理も無い。フロリーナは下着一枚の踊り子姿で手で何かを後ろに隠して
 ヘクトルを誘ってるのである。
 正直ちょっとヘクトルがうらやまs…ゲフンッゲフンッ!)
ファリナ 「フ、フ、フロリーナ、何で格好をしてるのよ!?風邪引いたらどうするのよ!」
フロリーナ「あははっ!へクトル様に暖めてもらうんだから別にいーもん!」
ファリナ (´;ω;`)ブワッ

148 :男へクトル危機一発!?祟りと誘惑と勘違いの三重奏!! 4/7:2008/12/21(日) 18:15:47 ID:H/2vnoD1
マシュー 「フロリーナが変ですね…」
ヘクトル 「見れば分かるわ!
      仕方ない…ココはファリナに任せて俺達は行くぞ!」
マシュー 「そうっすね。ファリナ頼みましたよ!」
ファリナ 「わ、分かったわ」
フロリーナ「あ!待ってぇ~ヘクトル様ぁ~(はぁと)」
ファリナ 「フロリーナ!目を覚ましt…!!!…」
フロリーナ「惜っしーいな~!お姉ちゃん邪魔だから退いて!」
ファリナ 「わわわ危ないわよフロリーナ!?後ろにキルソード隠してたの!
      …お、落ち着きなさい!」
フロリーナ「誰に~も邪魔させな~い~わ~」
セネリオ 「酷い有様です」
ファリナ 「ちょっとアンタ、そんな所でボ~と突っ立ってないで少しは手伝いなさいよーッ!」
セネリオ 「えっ、ちょ、何僕を持ち上げて…」
ファリナ 「うおおおりゃあ!!つブラザーアーチ」
セネリオ 「アッー!コノヒトデナシーッ!」
リーフ  「あ~あ、セネリオさん無茶しやがって、馬鹿な奴だ」
ファリナ 「アンタもブラザーアーチの弾じゃあああ!つブラザーアーチ」
リーフ  「アッー!僕もかよコノヒトデナシーッ!!」

ヘクトル 「まったく…何がフロリーナをあんな事に…」
マシュー 「でもちょっと興奮したでしょ、若様?…ってアギャッ!
      げ、拳骨で殴る事は無いじゃないですか!!」
ヘクトル 「うるせーッ!興奮したのはお前だろうが//」
     (いや、興奮する所か不覚にも(自主規制ry)///)
マシュー 「とりあえず兄弟家に戻って体制を立て直しましょう」
ヘクトル 「分かった。
      うちはもう直ぐd……ってえええええっ!!!」
マシュー 「…これは…」
ライナス 「オラオラオラオラオラナオウラオラァ!!!」
ロイド  「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァ!!!」
(…何と驚く事にロイドとライナスが主人公兄弟家を壊していた!!)
ヘクトル 「ちょwてめーら何してるんだよ!」

149 :男へクトル危機一発!?祟りと誘惑と勘違いの三重奏!! 5/7:2008/12/21(日) 18:20:32 ID:H/2vnoD1
ライナス 「ハハハッ!…親父の命令で『ヘクトール』家を襲えと言われたからな!」
ロイド  「悪く思うなよ」
ヘクトル 「へクトール家…?確かにココは俺の住む家だが…」
ライナス 「そういう訳だ。壊れろ壊れろーッ!!アヒャヒャヒャヒャヒャ(・∀・)!!」
ヘクトル 「ああっ!リビングルームが…!?」
      こ、これもあの狐の仕業なのか…?
      とにかくお前ら二人とも落ち着きやがれぇぇぇぇ!!つソードキラー」

数十分後…

リーダス兄弟「ぐふっ」
ヘクトル 「はぁ…はぁ…」
リーダス兄弟「…ううぅ……」

俺 達 は 正 気 に 戻 っ た !!

ヘクトル 「竜騎士自重」
某カイン 「呼ばれた気がしたので飛んできますた。記念にガリ下さい」
ヘクトル 「(・∀・)カエレ!!」
ロイド  「…何だ…ヘクトルか?どうしたんだその有様は?」
ヘクトル 「お前ら、何も覚えてないのか?」
ライナス 「いや……黒い牙首領の親父の依頼で…
      賄賂を受け取ってフリージの民を苦しめているレプトール家を
      襲撃しろと言われたんだが…」
ロイド  「お前の家の近くを通る途中眩暈がした…どうやらその時混乱したのかもしれんな」
ライナス 「多分その時レプトール家をへクトール家と誤認したんだろうぜ」
ヘクトル 「マジかよ(´A)」
ライナス 「あーっ、悪かったなヘクトル。明日にでも修理に戻ってくるわ」
ロイド  「じゃあな」
ヘクトル 「OTL」

150 :男へクトル危機一発!?祟りと誘惑と勘違いの三重奏!! 6/7:2008/12/21(日) 18:21:59 ID:H/2vnoD1
マシュー 「若様の部屋は一応無事みたいですね…」
ヘクトル 「そう…だな」
マシュー 「もういい加減謝ってはどうですか?これ以上被害が出たら…」
ヘクトル 「分かってる!今からでm…うわ!」
マシュー 「お、斧が…浮いてる!?」
ヘクトル 「これはどういう事だ?誰も持ってないのに俺のキラーアクスが…
      ってうお!何か俺目掛けて飛んできた!?」
マシュー 「こいつはまさか…ポルターガイスト現象」
(マシューが怪奇現象の名を口にしたのを合図にしたかの様に、
 一斉にヘクトルの部屋の武器が飛び回る)
ヘクトル 「うわあああああああぁぁ!!!(AA略)」
マシュー 「に、逃げますよ若様ッ!」
ヘクトル 「あ、ああ!…おっと!そして今すぐあの馬鹿狐に謝りに行くぞぉぉぉ!!」

ヘクトル 「という訳だ。狐よ、許してくれ!」
妖狐   「…………」
マシュー 「あまり意味が無いようですね」
妖狐   「キュー、キュー、キュー!!」
     (お主らの謝りがフェイクっぽく聞こえるわ!
      もっと心の底から謝れい!)
マシュー 「何言ってるか分かりませんけど、どうやら許してくれなさそうですよ…」
ヘクトル 「くっ、そうか…」
(そんな殺伐とした状況にガチホモの救世主が!)
ビラク  「ソウルブラザーの危機に、良い男ビラク様が登場!!」
ヘクトル 「うわあぁ!ど、何処から沸いてきた!?」
ビラク  「ガチムチ男が居る限り俺達ブラザーは不滅さ!」
ヘクトル 「さりげなく俺もお前系の奴らの一員にするな!」
妖狐   (これで変態が三人になった…)
ヘクトル 「で、何の様だ?」
ビラク  「この狐の言ってる事が分かるアイテムをプレゼントしようと思ってな。
      つ『翻訳蒟蒻(ほんやくこんにゃく~)♪』」
ヘクトル 「おおっ!!まさが伝説のディアドラえもんの道具が実在したとはな!」
ビラク  「値段は20000ガチホモドルで、日本円に換算すると…約8億円だ」
ヘクトル 「高すぎるわ!!」
マシュー 「安すぎるわ!!」
ビラク  「使い方は簡単だぜ」
マシュー 「ああ知ってますよ。リアルのドラ○もんだと、
       確か食べる事で宇宙人語を含むあらゆる言語を理解し、話せる様になる代物」

151 :男へクトル危機一発!?祟りと誘惑と勘違いの三重奏!! 7/7:2008/12/21(日) 18:26:00 ID:H/2vnoD1
ビラク  「ノンノンノン…確かに効能は↑と同じだが、
      これは食べるのではなく、お尻に入れる事で効果を発揮するんだ!」
狐含む三人「*2)」

ヘクトル 「…ヒック…エク……グスッ…り、理不尽だよちくしぉー(´;ω;`)」
マシュー 「若様、自分の身を犠牲にして…( ;∀;)イイハナシダナー」
妖狐   (何かちょっと可哀相になってきた…)
ビラク  「よし今だ!あの狐に
ヘクトル 「ウウッ……き、狐…少し前に尻尾を踏んですまなかった!…許して下さい!」
妖狐   (………分かった。許してやるわい)
ヘクトル 「ほ、本当か!?」
妖狐   (あの男にあんな事強制されてまでわしに謝りたいその心、認めてやる!)
ヘクトル 「よ、良かったぜ……ふぅぅ…」
妖狐   (よし、わしの妖術を解いてやるわい!
      解除用の呪文は…『お前の姉ちゃん、キーンニクッ!』)
(そしてヘクトルの呪いが解ける)
ヘクトル 「…ふう…」
マシュー 「さっすがです若様!」
ファリナ 「おーいっ!マシュー!ヘクトル様―ッ!!」
ヘクトル 「ファリナ!…フロリーナも元に戻ったのか」
ファリナ 「ええっ…自分の姿を見たらあまりの恥ずかしさに気絶したけどねw」
ヘクトル 「分かった。直ぐに会いに行っておくよ…
      はぁ…まさかフロリーナやロイド、ライナスが大暴れしたり、
      ポルターガイストが起きたのがこの狐の呪いの力だったとはな」
狐    (…ん?お主の仲間の暴走は呪いの影響じゃが、
      最後のポルターガイストは知らんぞ)
二人   「えっ、それじゃあアレは一体どうして起きたんだ*3)ガクガクブルブル」
ファリナ 「?」

こうしてヘクトルと狐の呪い騒動は幕を閉じた。
ちなみにリーダス兄弟は本分にもある通り今度こそはレプトール家を襲撃したが、
うっかりティルテュとイシュタルが入浴中の風呂場を破壊した為、
逆鱗に触れて怒りトローンで返り討ちにあったそうな。
…ちなみにヘクトルの部屋で起きたポルターガイスト現象は今だ解明されていない。


*1 (;゜Д゜
*2 Σ(;゚Д゚
*3 *4
*4 *5
*5 ∑(;゚Д゚