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Last-modified: 2011-05-30 (月) 23:12:08

メディウス「うむ、今日の朝食も平和じゃの…」
ガトー  「それは真に良い事だ」
デギンハンザー(以下デギン) 
     「あのエフラムの家だと毎朝必ず流血沙汰になるらしいからな」
ユリア  「ユリウスお兄様、配達品を取って来てくれませんか?」
ユリウス 「何でこの俺が……俺は犬じゃないし、第一部下の十二魔将達に任せれb」
ユリア  「取 っ て 来 て く れ ま せ ん か ?( ^∀^)つ『ナーガ』」

ユリウス 「くっ…俺の扱いテラヒドス……いくら原作の悪行が原因って言ったって
      それは元はと言えば原作で親のアルヴィスが
      自分の妹をアッー!したからじゃねーかチキショーorz
      …ん?」
郵便配達員「ちわーっす!」
ユリウス 「郵便を受け取りに来たぞ」
郵便配達員「オイヨイヨ!?」
ユリウス 「むっ…貴様…さては酔ってるな?泥酔運転は犯罪だぞ」
郵便配達員「うぃーす!今度から気を付けマッスル!」
ユリウス 「少し…頭冷やそうか(AA略)
      つ【ロプトウス必殺】」
郵便配達員「ギイアアアアアア!!!」

ユリウス 「配達物取ってきました」
デギン  「おおっ、よくやった」
ユリウス 「なぁ、一通変な手紙があるんだが…」
デギン  「どれどれ………こ、これは…!?」
ユリア  「な、何ですのお爺様?」
デギン  「大事な部分だけ読み上げるぞ。
     『貴殿は紋章町中学校に保健室の先生として配属される事が決定した。
      貴殿の活躍と、健闘を祈る』」
ユリア  「ええええええっーー!!?」
ニニアン 「これは一体、誰宛の手紙なのですか!?」
デギン  「…不思議な事に誰宛かは書いてなかったが、
      住所は紋章町996-869…竜王家のモノだ」
ユリウス (ん?親父…住所を反対に読んで……気のせいか)
ニニス  「じゃあ一体誰の…」
イドゥン 「あの…もしかしたら私の事かと…」
竜王家一同「「「「な、何だってーッ!!?」」」」
ガトー  「そ、それは一体どういう事じゃ!?」
メディウス「kwsk」

イドゥン 「実は…数週間程前、リーフさんの案内であるせっ…たいに行きました。
      私の他に女の人が数名居まして、名前を呼ばれてから男の人に自己紹介しt…」
ガトー  「待て、それはもしかして『面接』の事かね」
イドゥン 「あ、はい。そうです。
      …何故か面接の人も、私と同じ面接に来た女の人達も顔が赤く、ちょっと息が荒かった様な…」
ニニス  (オイオイッ)
ニニアン (イドゥンお姉様には良くある事です。私もエリウッド様にそんな目で(以下略))
デギン  (孫は何処ぞの馬の骨とも知れぬ男には渡さぬぞ!)
イドゥン 「とに、かく…もしかしたらそれが学校の先生になる面接だったのかもしれません【※1】」

ヤアン  「くくくっ…紋章町中学校か。私もそこで歴史の講師として働いておるぞ」
アル   「俺もそこの生徒だぜ!」
イドゥン 「ヤアンお兄様、アル…不束者ですが、どうぞよろしくお願いします」
ヤアン  「いや、相手を間違えてるぞ。それは校長先生に言うべきだな」
     (しかし私はイドゥンが面接に来た覚えは無い…
      前の面接に来たのは確かエスリンという女だった様な…
      まぁ、だがさほど気にする事でもないか。
      ただ…イドゥンが本当に先生の器かどうか、
      少しばかりテストする必要があるかも知れんな)
アル   「まさかイドゥン姉貴が先生になるなんてな
      …ティーナに言っておくか」

エスリン (´;ω;`)ブワッ
キュアン 「ど、どうしたエスリン!?」
エスリン 「き、今日内定の手紙が来るはずなのに、一通も来てません!
      これはどういう事かしらキュアァァァン!」
キャアン 「お、落ち着くんだ!もしかしたら住所を間違えてるのかもしれん」
エスリン 「私達の家の住所は紋章町698-966です。
      一体どんなトンマが間違えるというのですか!?【※2】」

ティーナ 「それ本当なの、アル!」
アル   「ああ。そうらしいぞ」
ティーナ 「…学校の皆にはイドゥンさんの事は秘密にしておきましょ」
アル   「何でだよ?」
ティーナ 「こ、このバカ猿!良く考えてもみなさいよ!!
      普通の人間は、自分とは違う者(※つまり竜とか魔物とかビラクとか違う人種とか)を拒絶するモノなのよ!?
      幸いな事に…イドゥンさんが竜の一族の一人だって事は、
      ロイ将軍等一部を除いて誰一人知らないけど、
      いつ何処の誰が、その事を強請りのネタに使って、あんな事やこんな事n(自主規制以下略ry)」
アル   「…オイ!大丈夫か!!?」
ティーナ 「…な、何でも無いわ(汗)
      とにかく、イドゥンさんがアンタの親族だって事…そして竜だって事は内緒にね」
アル   「あ、ああ」

イドゥン 「ここが、紋章町中学校…」
ヤアン  「そうだ。私はちょっと用事が出来た故、ちょっとココで待っていてくれ」
イドゥン 「はい、分かりました」

イドゥン 「……あれは……猫?」
猫    「にゃあ」
イドゥン 「…可愛い…(手を近づけて頭を撫でたい…)」
猫    「…………」
イドゥン 「…そ~っと…」
猫    「………(ガブッ!!)」
イドゥン 「!!………んっ…」

ヤアン  「イドゥンよ戻ってきたぞ
      …その手の包帯、どうしたんだ?」
イドゥン 「何でもありません…」
ヤアン  「ふむっ、そうか」

ヤアン  「校長先生、失礼させて貰う」
???? 「はい。どうぞ入ってきて下さい」
イドゥン 「…この声は…」
ギネヴィア「……えっ?イドゥン…貴方が今日来ると言われる保健指導の先生だったのですか!?」
イドゥン 「はい」
ギネヴィア「そうですか…」
ヤアン  「カクカクシカジカ」
ギネヴィア「カクカクウマウマ…えっ?本当ですか…」
イドゥン 「?」
ギネヴィア「何でもヤアン先生が言うには、
      三頭竜に有毒生物や手当ての知識、人体の事について教えてもらったとの事。
      貴方が学校に居るのは私達にとっても幸いな事です」
     (まさか私の様にロイ君目当てでココに来たのでは…(汗))
ヤアン  (そんな事するのはお主位のモノだ。いや、セシリアという教師も同じだったか。
      まったく!あのロイを欲するが故にそこまでするなど、
      人間の女の考えてる事は分からんなぁ、くくくくくくっwww)
イドゥン 「?」
ギネヴィア「とりあえず、保健室に行く前に他の先生と自己紹介しておきましょうか。
      皆さん、入ってきて下さい」

ケル   「ふむ、竜王家のイドゥン殿が保健室の先生か。期待しているぞ」
ギネヴィア「彼はケル。武術の先生で、あの四牙のロイドさんにも引けを取らない実力者ですのよ」
ダグラス 「…失礼する」
パーシバル「おやおや、新しい先生に自己紹介の最中だろうか、確か彼女は…」
ギネヴィア「竜王家のイドゥンです。
      このお二人は両者共に教頭先生の位に居ますのよ。
      左がランゴバルド似の髭先生・ダグラス氏で、
      右が金髪大人バージョンのロイ様的イケメン・パーシバル氏ですわ」
ダグラス 「ランゴバルド似の髭先生って…(ノД`)」
パーシバル「金髪大人バージョンのロイって…(ノД`)」
イドゥン 「…そうですか。参考になります」
二人   「参考にしないでくれぇぇ!(´;ω;`)」
ギネヴィア「イドゥン、貴方には早速保健室に行って貰いますわ」
男生徒A (ジーッ)
ギネヴィア「…そこの覗き見してる生徒の為にもね」
男生徒A 「!!…まずい、早く逃げt」
ギネヴィア「授業に戻りなさい!パージッ!!【※4】」
男生徒A 「ギアッー!」

男生徒A 「うぐっ……か、帰りますた…」
セシリア 「又アナタなの!?一体何度クラスを密かに抜け出せば気が済むの!
      こうなったら私がムチと蝋燭を使って洗脳してアカルイミ」
男生徒A 「あ、あの正体不明の謎の美女・イドゥンたんが…ほ、保健室の先生になるぞ!」

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         /           ヽ、_/)ノ   なんだってー
        /     / ̄~`'''‐- 、.._   ノ 
    r、r.r 、i.    /          ̄l 7     なんだってー
  r |_,|_,|_,| ,!ヘ. / ‐- 、._   u    |/     
  |_,|_,|_,|/ |〃、!ミ:   -─ゝ、    __ .l                なんだってー
  |_,|_,|_人 (^i;    L(.:)_ `ー'"〈:)_,` /     なんだってー
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  |  `".`´ :!             ,,..ゝ!             なんだってー
  人  入_ノ 、    r'´~`''‐、  / \   \ \ メ / )`) )    さすが俺の嫁ー
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      /   ヽ、:..、  ~" //   ヽヽ メ /ノ )´`´/彡  
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    /  y         |      ヽ_/  \ _/  |ニニニニ|    なんだってー
   /\/     M   M   R  / υ      /   | ̄ ̄ ̄|         なんだってー

男生徒B 「…貴様、正気か?」
男生徒A 「うぐ…お、俺だって無駄にクラスを抜け出してる訳…じゃないんだぜ」
男生徒 「遂にやっとまともな事をしたか…ふっ…(*´Д`)イドゥンお嬢ハァハァ」
男生徒C 「正体不明の美女ktkr…いやむしろwktk(AA略)」
男生徒D 「確かイドゥンたんと言えば。竜王家と繋がりがあるって噂が…
      そんな事どうでもいいや…(*´Д`)ハァハァ」
セシリア (イドゥンがこの学校の先生となった……何か匂うわ)
女生徒  「授業の続きマダー?」
セシリア (まさか私や校長の様にロイ目当て……有り得るわね。
      遂に私達のロイ君争奪戦争に介入したみたいね)
女生徒  「あぁ、授業が…O| ̄|_」
ロイ   「このカオスじゃあ授業が出来ないよ!」

男生徒一同(*´Д`)ハァハァハァハァハァハァハァハァ…
リリーナ 「ふふっ」
ソフィーヤ「私…達の…」
ララム  「ロイ様争奪戦に!」
スー   「新たな歴史の」
シャニー 「1ページが」
セシリア 「刻まれました様ね!」
嫁候補一同(イドゥン如きにロイ(様)は渡さない!!!)
女生徒  「皆真面目に勉強して下さい、ていうか授業再開してよ(´;ω;`)」
セネリオ 「酷い有様です」
ティーナ 「今回ばかりはアンタに同感だわ。これは酷い有様よOTL」
ロイ   「皆何言ってるんだろう?……イドゥンさん、ここに来てるのか…」

イドゥン 「ココが保健室…とても綺麗…」
男生徒一同(貴方の方が綺麗ですよ(*´Д`)ハァハァハァハァハァハァハァハァ)
女生徒一同「正に深窓の令嬢的美しさ…
      …レズに目覚めそう(*´Д`)ハァハァハァハァハァハァハァハァ)」
ギネヴィア「くっ…何と熱狂的な……
      この私の美貌ですらアレだけの数は堕とせなかったというのに…くやしいっ!」
ヤアン  「どんな対抗心を燃やしておるのだギネヴィアよ。
      …この調子だと授業は明日まで無しかもな(笑)」

イドゥン 「ふう…緊張しました…」
ヤアン  「ふっ…だが大変なのはこれからだぞ」
イドゥン 「はい…ヤアンお兄様…」

リーフ  「(ピキーン!)…僕の嫁がロイの中学校の保健室の先生になった予感!!」
ガルザス 「コレ、リーフ!授業に集中しないか!!?つ『マスターアクス必殺』」
リーフ  アッー! コノヒトデナシーッ!!
ナンナ  「リーフ様…(;つд`)」
セネリオ 「酷い有様です」