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Last-modified: 2011-06-04 (土) 12:18:44

アイク「というわけで漆黒の騎士からエタルドを借りてきた」

ミカヤ「さすがというかそういう行動は早いわね」

リーフ「わざわざ漆黒さんのとこ行ってきたんだ」

アイク「ラグネルと重ね合わせて使うつもりならエタルドが自然だろう」

マルス「確かにね、もともとその二つは対をなしてるし」

ロイ「案外あっさり貸してくれるものだね…」

セリス「そういえば、いつも思うけどオルティナさん凄いよね」

シグルド「そうだな、これらを二刀流で使ったというのだから驚きだ」

エフラム「実はかなり筋肉質だったのだろうか」

エリンシア「KINNIKUと聞いて家事を放り出して飛んできました」

エイリーク「姉上自重してください、家事の続きしに行きますよ」

ヘクトル「相変わらずっていうかなんてーか…」

リーフ「もう慣れた感じもするけどね、エリンシア姉さんの筋肉好き」

ミカヤ「とりあえずアイク、試すのは構わないけどせめて外でやって頂戴ね」

エイリーク「あ、寝ていらっしゃるエリウッド兄上にも気を使ってください」

アイク「わかった、外でやる、エリウッドの事にも気をつける」

ヘクトル「まあ、面白そうだし俺も外に行くか」

エフラム「俺も行く、やる事がな…いや、急用を思い出した、ちょっと出掛けてくる」

ミカヤ「なんか予想外だわ、エフラムなら興味が湧きそうだと思ったのに」

エフラム「俺にだってたまにはこんなこともある、じゃあいってくる」

ロイ「いってらっしゃーい」

ミカヤ「さてと、私もエリンシアやエイリークの手伝いしてくるわ、またね」

リーフ「はーい、じゃあ残りの人はアイク兄さんについていくってことで」

~兄弟家の庭~
アイク「よし、ラグネルとエタルドを重ねてと」

マルス「さすがに重くない?」

アイク「ん…なんだ、これぐらいの重さなら片手でいけるな」

*暁での設定*
ラグネル:重量20
エタルド:重量20
=総重量:40

参考、アミーテ:重量10 鋼の大剣:重量17 鋼の戦斧:重量20
(間違ってたらゴメンナサイ)

リーフ「嘘ぉぉぉぉぉぉぉ!?」

ヘクトル「常識を超えてるぜ…」

リン「でもそれがアイク兄さんっていう人間よ」

ロイ「というか重量うんぬんの前に二つの剣重ねたら柄が離れて片手で持ちにくいと思うんだけど」

アイク「確かに少しギリギリだな…仕方ない今回は両手で妥協するか」

シグルド(今回"は"か…その内片手で持つ気かアイク)

ヴォンッ!

アイク「なかなかいけそうだ、片手で扱えるようになれば…」

リーフ「今ラグルド一振りだけで周囲に突風が起きたんだけど」

リン「何よそのラグルドって」

リーフ「ラグネル+エタルド=ラグルド 僕命名」

セリス「エタネルじゃだめなの?」

リーフ「ラグルドの方が馴染みがない? そこに似た名前の人がいるし」

シグルド「そこで私を指さすな、引き合いに出されても複雑だ」

セリス「なるほど! 一字違いで丁度いいね!」

シグルド「待て、そこで納得するなセリス!」

マルス「名前はともかく、威力は本物だろうなぁ…」

アイク「よし、こんなものか、大分慣れてきたぞ」

ロイ「適応力高いね、アイク兄さん…」

アイク「というわけで、ほら」

ガシャッ

ロイ「へ? これ封印の剣じゃん」

マルス「僕のファルシオン…」

リン「ソールカティ…」

シグルド「ティルフィングも…」

リーフ「ひかりの剣…これは僕に?」

セリス「ど、どういうこと?」

ヘクトル「どこに持ってたんだ、そもそも」

アイク「とりあえず受け取ってくれ」

ヘクトル「お、おう…?」

――専用武器(除:リーフ)装備全員完了

アイク「全員装備したな?」

リーフ(な、なんか嫌な予感…)

アイク「慣れたら次は実践だ、俺と一人ずつ戦ってくれ」

リーフ「嫌な予感的中シターーー!!」

ロイ「待って待って待って! 無理無理無理!」

ヘクトル「俺らが持たねぇよ! 加えて俺なんか斧で相性悪いってのに!」

マルス「そんなチート武器に敵うわけないじゃん!」

シグルド「そ、それにだ…さっきエイリークも言っていただろう? エリウッドが寝ている」

リン「そ、そうそう、だから騒いだら迷惑なわけで」

アイク「む、そうか…仕方ないな」

リン(ふぅ、さすがに諦めたかしr)

アイク「一気に終わらせよう、全員まとめて来てくれ」

リン「ちょっ! 予想の遥か斜めを行く展開!!」

リーフ「だから騒いだらダメだってば!」

アイク「ここまで来たら試したい欲求を抑えられん、というかもう我慢できん」

リーフ「ア、アイク兄さん本気で自ちょ…」

アイク「ぬぅん!!」

ドゴォッ!!

リーフ「アッーーーー!! この人でなしーーー!!」

シグルド「リーフが一瞬で星に…!」

ロイ「威力ヤバイって…!」

アイク「…どうして俺の前に立った」

ヘクトル「元から居ただろうが!?」

アイク「敵として対した相手に容赦はせん」

マルス「アイク兄さん? できれば力を半分ぐらいに抑えてくれないかな…」

リン「いや、いっそ1割ぐらいまで…」

アイク「悪いが…あんた達はここまでだ」

セリス「ここで終わりたくないよー!」

アイク「手加減してやるほど俺は甘くはない」

イヤー!!チョ、アイクニイサンヤメ… ヌゥンッ! フロリーナ…
ヤメルンダアイク! カクゴシロ ディアドラ…スマナイ
コウナッタラカウンターデ…! ムゥンッ! チョ、カンツウスルトカ…シーダ…ゴメン…
アワワ、ドウシタラ… ゼリャアッ! ラナ…ユリア…
ヤケダ!オノデボッコボコニシテ ハァッ! チクショウ…オノジャムリダッテノカ…
エンキョリデコウゲキスルシカ…! シュバァッ! ショウゲキハウテルンダッタ…リリーナ…

アイク「ふぅ、いい訓練だった」

セリス「も、もう勘弁して…」

リーフ「ダメージでかすぎる…」

マルス「リーフ、いつの間に戻ってたんだい…」

リーフ「ついさっき…空から帰ってきました」

セリス「お、おかえりリーフ兄さん…」

リーフ「こんな状況でも迎えの言葉もらえて嬉しいよ…」

リン「川が見えたわ…」

シグルド「三途の川って…綺麗だったんだな…」

ロイ「僕は花畑が見えたよ…」

アイク「む、しまった、もっとも重要な訓練をしていない」

リン「ちょ、もう私たち相手なんかできないからね!」

アイク「心配するな、これは俺個人でできる」

リーフ「え…何する気?」

アイク「天空の練習だ、やっぱりコレがないとな」

マルス「ちょ、アイク兄さん! それはここでやらないほうg」

アイク「天!k…あ…」

ズガァッ! ドゴォッ! コノヒトデナシ-!

ロイ「ああ、リーフ兄さんがピンポイントで飛んできたラグネルの被害に!」

マルス「二つの剣重ねて投げたらいくらアイク兄さんでもあらぬ方向に飛ぶよね…」

シグルド「しかも…もう一本のエタルドが」

リン「家に直撃したわね」

――蝶サイコー!!!

セリス「エリウッド兄さん起きてるし…」

リン「しかも直撃した場所、セリカの部屋じゃない」

ロイ「え、大丈夫かな、確かセリカ姉さん、自分の部屋にアルム兄さんと居たよね」

マルス「そういえば冒頭でいなかったね、あの二人」

シグルド「何!?…しまった、私としたことが油断した! KINSHINは許さんぞーー!!」

リン「あ、また荒れそうな予感…」

キンシンスルワルイコイネガー!
ウワッシグルドニイサン!
ベツニイイデショ、イチイチウルサイワヨ シグルドニイサン!!
モンドウムヨウ!キンシンタイサン!!
マタイエガコワレタ!!チョーサイコーーー!!!

マルス「あぁ…もう収拾つかない…」

アイク「…」

エフラム(訓練に巻き込まれぬよう頃合いを見計らって戻ってきたが…予想以上の惨事だな)

その後家事をしていたミカヤ、エリンシア、エイリークによって
KINSHIN騒動は鎮められ、アイクはミカヤに厳重注意をうけることとなった
更に一騒動を起こしたシグルドも同様に注意をうけたとか…
その日のうちにエタルドは漆黒に返され、アイクは家の修理を淡々とやり続けた

この騒動の後、アイクが懲りずにラグネルとエタルドを同時に用いる修行をしているとかしていないとか