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Last-modified: 2011-06-04 (土) 11:53:36

ミカヤ  「んーっ、良い天気ね~」
エリンシア「正に絶好の筋肉日和ですわね!」
セリカ  「ささ、早いとこ洗濯物も干して…きゃあっ!」
ミカヤ  「な、何!?」
セリカ  「ち、ち、近くに蜂が…」
エリンシア「うふふ…ただの蜂なんかに驚いt………( ゚д゚)」
スズメ蜂 (ブーンッ)
三人   「凄く…大きいです…。」

マルス  「で」
エイリーク「っていう?」
マルス  「そんな事で僕達は借り出されたの?」
アルム  「野菜に水あげてる途中だったんだけどなぁ…」
ヘクトル 「筋トレの途中だったんだが…」
リーフ  「シャナムと一緒にパンチラ版魔女っ子ミカリンフィギュアを製作中だったんだけどなぁ……あ」
ミカヤ  「お前ボコるわ…」
リーフ  「アッー!」
シグルド 「…そのスズメバチが巣を作ってたというのは本当か?」
セリカ  「うん。周りを見てみたらあの大木の所に…」
スズメ蜂×∞(ブーンッ×∞)
ロイ   「あっ、本当だ」
シグルド 「…ぬっ!あの蜂はまさか…」
ロイ   「知ってるの?」
シグルド 「あの蜂は『オオスズメバチ』と言って、
      日本のスズメバチ達の中でもっとも巨大で、もっとも強い毒性を持つ。
      毒針が持つ毒の殺傷力もさる事ながら、その強力な大顎で
      攻撃対象の皮膚を深く抉る事も出来る。
      彼らの本来の餌はダンゴ虫や大型の芋虫の胸部の筋肉だが、これらの数が減少し…、」
エリンシア「キャーッ!KINNIKU!!KINNIKU!!!」
エイリーク「お姉様落ち着いて下さい!」
シグルド 「大量のオス蜂と新たな女王蜂の養育が課題となる秋には、
      代わりに他の蜂(※ミツバチとか)の巣を襲い、
      滅ぼした巣に居るサナギや蜂の幼虫を持って帰って自分達の幼虫に与えるそうだ。
      ちなみに彼らはミツバチ農家の人達からは恨まれていてな。
      何でも農家の助けが無ければ蜜蜂達が短時間で全滅されてしまい、
      商売あがったりになってしまうからだと。
      悪魔で定説だが、30匹ほどのオオスズメバチがいれば、
      3万匹のセイヨウミツバチを3時間ほどで全滅させられるらしい。
      …分かりやすく言えば天↑空↓!持ち神将アイク30人で、リーフ3万人を3時間で全滅s」
ヘクトル 「シグルド兄貴詳しすぎバロスwwwww」
リーフ  「何で最後の例えの噛ませ犬がこの僕なのさコノヒトデナシー!」
マルス  「…そういう意味じゃあエリンシア姉さんもスズメバチの一種だよね(・∀・)
      他の人の筋肉にしか興味がn」
エリンシア「オオスズメバチの毒がたっぷり塗られたアミーテでぶっ飛ばして差し上げますわ!!」
マルス  「あぎいやああああああああ!!!?」
兄弟家  「あ~あ、マルス無茶しやがって、馬鹿な奴だ」

ミカヤ  「と、とにかく、あのスズメバチを撃退するのよ!?」
エイリーク「撃退といったって…」
エフラム 「シグルド兄貴の言う事が本当なら相当危険な奴らだぞ」
マルス  (オームの杖で生き返った)「…僕に考えがある」
兄弟家  「本当!?」
マルス  「セリスに蜂のコスプレを着させ、相手がその姿に油断した所を攻撃するんだ!」
セリス以外( ゚д゚)………

セリス  「うう…なんか恥ずかしいよぉ…」
ヘクトル (なぁエフラム、このミツバチのコスチュームってむしろ女性用じゃねぇか?)
エフラム (突っ込んだら負けかなと思ってる)
マルス  「よしスズメバチ達よ、これを見て
      (ウホッ!綺麗な女王バチ様と思って)油断しろ!」
スズメバチ一同(ねーよwwwwwwwwwwwwww)

ラナ   「セリス様がハチのコスプレをしたと聞いて」
ユリア  「私達もハチのコスプレをして来ました」
リーフ  (プバアアアアアアァァァ!!!)

ユリウス 「上記三人と、後マルスは本気で自重しろ…(怒)」

アルム  「さて、他に良い方法を考えようか…」
ナンナ  「リーフ様を囮にして、他の方が巣に近づいて撤去するのはどうでしょう?」
ユリウス 「それは良いな」
リーフ  「んなっ…そんな事されてたまるか!僕は逃g…ってあれ!?
      いつの間に大砲の中に入っt」
四人娘  「ターゲットは蜂の巣…行け!僕らのパー○ン!」
リーフ  「バー○マン助けてぇぇぇぇ!」
スズメ蜂×∞ (#^ω^)ピキピキ・・・
リーフ  「ぎゅあああああ!!刺される刺される刺されるよぉぉぉ!」
スズメ蜂×∞ 二三二三⊂(#^ω^)⊃ ブーン
リーフ  「アアアァァァ!…このままじゃおかしく!おかしく!おかしくなって…、

リーフ  「サ ○ コ ・ ○ ョ ッ カ ー に な っ ち ゃ う よ ー ッ ! ! !」
スズメ蜂×∞(うわあああ!エスパー絽バアアアァァァ!!!)
四人娘  「これどういう事!!?」

(※日本語で言う『おかしい』は、(この意味の)英語では『Psycho/Crazy』です。
つまり葉っぱは、スズメバチへの恐怖から、おかしくなって遊○王のサイ○・ショッ○ー
になっちゃうそうです…Psychoなだけに)

ミカヤ  「もう肝心の囮を砲弾にしたら駄目じゃないの!?しかも結局巣に当たらなかったし」
リーフ  「そういう問題!?」
エイリーク「リーフ、ちゃんと病院で治療してもらうのですよー」
アイク  「…仕方ない。俺が行く」
ヘクトル 「おいおい大丈夫か兄貴?相手は巨大スズメバチで…」
アイク  「そんな事は関係ない。俺の家族が迷惑してる奴は、誰だろうと容赦はせん」
シグルド (…出来るなら殺したくはないが、仕方ないか。これも運命なのさ(泣)

偵察バチA(…ん?何か大男が大剣持ってこちらに来てるぞ)
偵察バチB(ぬっ!…敵襲だ!働き蜂達を総動員して迎え撃て!)
スズメ蜂×∞(ブーンッ×∞)
アイク  「…どうして俺の前に立った」
偵察バチA(…いや、アンタが俺達の巣に向かって来t)
アイク  「敵とて容赦はしない。悪いがアンタは、これまでだ」
偵察バチB(くっ、皆の衆、かかれぇぇぇ!)
アイク  「…ふんっ!」
働きバチ達(ぎやあああ!!・・・ぐふっ)
偵察バチA(よし、今がチャンス!俺の毒針の餌食になr)

 カッキーン! NO DAMAGE!!

偵察バチB(なっ…ならば俺の顎で噛み砕かれt)

 カッキーン! NO DAMAGE!!

スズメバチ一同( ゚д゚)………(゚д゚)
アイク  「(B溜め最大)…噴火ッ!!」
スズメバチ一同(ぎいあああっ!!燃えるーッ!このひとでなしーッ!!)

エリンシア「…流石はアイクですわ!お体の方は…」
アイク  「ああ、問題ない。…所で晩御飯はまだか?」
エリンシア「ふふっ、洗濯物を干し終えたら今直ぐ出しますわ」

ヘクトル 「兄貴…凄すぎるぜ…」
エフラム 「鎧並みの硬さを誇る筋肉…」
二人   「アイク兄貴マジパネェっす!」

セリス  「ねぇ!放置プレイしてないで誰かこれ脱ぐの手伝ってよ!」

セネリオ 「…あれ?僕の出番は?この扱いが正に酷い有様ですorz」

ロイ   「…気になってたんだけどさ」
シグルド 「ん?何だロイ?」
ロイ   「どうしてあんなにオオスズメバチの事について詳しかったの?しかも何かちょっと涙ぐんでたし」
シグルド 「あ、ああ…あれか。
      いやな。前にグランベル社の近くにオオスズメバチの巣が有ってな、私を含めた会社員皆が難儀してたんだ。
      …だから私はあの蜂の生態を学んだ。
      そしてどうにか蜂達自体を傷つけずに巣だけを取り除くつもりで、    
      わざわざ特注の防護服を買い、ゴミ袋を用意して巣に近づいたら……、」
ロイ   「近づいたら?」
シグルド 「アルヴィスの奴が突然ファラフレイムを放ってきたんだ!!
      蜂達と巣は完全に燃え尽きたけど、私の○万円した防護服も燃え尽きてしまった!
      しかもあいつはヒーロー扱いでさ!
      あのスズメバチ達だって人間の土地開発が原因で、住処の森を滅ぼされて仕方なくそこに巣を作ったのに、
      それをあんな風に躊躇無く燃やし尽くすなんて…
      …いいかいロイ?炎で全てを焼き尽くすなんて、外道がすることなんだよ。
      そんな事も分からない阿呆は死んで俺に詫び続k(ry)」
ロイ   (ノД`)

ロイ   「…あっ、シグルド兄さんの言う事が本当ならさ。
      最初から炎魔法とかで焼き払えれば良かったね…」
シグルド 「それは言ったらあかんでごわすよ(´・ω・`)」