19-276

Last-modified: 2011-06-05 (日) 22:05:35

リーフ「ただいまー。っと、あれ、ルーテさん?」
ルーテ「お邪魔してます」
リーフ「もしかして、また何か作ってきたとか?」
ルーテ「はい。今回は国盗りシミュレーションゲームですよ」
リーフ「へぇ~。国盗りかぁ」
ルーテ「舞台は封印時代のエレブです。国の数的にもやりやすかったので。そして何より、作者が封印好きなので」
リーフ「メタ自重しようよ。ま、いいや……それじゃあ早速」

リーフ「オープニングの後、プレイする国を選ぶんだね」
ルーテ「初めに選択できるのはエトルリアとベルンしかありません。が、シナリオをクリアするごとにプレイできる勢力が増えていきます」
リーフ「なるほど。それじゃ、どっちにしようかな……と、考えるまでもなくエトルリアだけどね!」
ルーテ「どうしてですか?」
リーフ「セシリアさんがいるからさ!」
ルーテ「そうですか」
リーフ「よし、目指せエレブ統一!」

リーフ「内政コマンドと、軍事コマンドか……」
ルーテ「リーフさんならわかっているとは思いますが、内政では国力を上げるため、開墾、巡察などのコマンドが設けられています。対して軍事は、訓練や徴兵、傭兵団の雇用、配下武将の地位変更などができます」
リーフ「ふふふ、夢のお姉さん王国を築いてみせる! まずは魔導軍将のセシリアさんを近衛隊長に!」

 セシリアの忠誠が上がった
 他の武将の忠誠が下がった

ルーテ「武勲も特にあげていないような武将を取り立てれば、他の武将からの忠誠は失われます」
リーフ「構わない構わない。お姉さんさえいればそれでよし!」

 大軍将ダグラスが謁見を望んでいます
リーフ「了承ッと。ダグラスさんは忠誠も高いし、結構国のためになることを進言してくれるからね」
ルーテ「そこら辺は原作準拠のつもりです」
リーフ「メタ自重しようって」
ダグラス『陛下、願わくばこの大軍将の座を退かせてはいただけませぬでしょうか』
リーフ「は!? なんで!?」
ダグラス『無礼を承知で申し上げますが、最近の陛下の行動は些か目に余ります。実績のない者や他国から引き抜いた者を重用すれば、その分他の者の陛下に対する信用は失われてしまいますぞ』
リーフ「そんな馬鹿な! セシリアさんを近衛隊長にして、レジスタンスのリーダーだったエキドナさんを騎士軍将にして、ベルンから引き抜いたブルーニャさんを魔導軍将にしただけだよ!?」
ルーテ「それが問題なのでしょうね。……元騎士軍将のパーシバルさんが西方三島に新たな国を築いているくらいですから」
リーフ「くそっ! まだ僕のお姉さん王国は完成していないのにっ! ええい、ダグラスさんは解雇だ解雇!」
ダグラス『そうですか、それが陛下の選択ならば、私はもう何も言いますまい』
 ダグラスはエトルリアを去りました
リーフ「ふ、その分イリアからユーノさんとシグーネさんを取り立てて、っと」
ルーテ「……かなりエトルリアが変わっていきますね」

リーフ「うん、まあ……こんなもんでしょ! 夢のお姉さん王国!」
ルーテ「と、言っているうちにエトルリアの国土は半分以上ベルンとリキアに奪われていますが」
リーフ「今から取り返すさ! いざ往かん、お姉さん軍団!」

 エトルリア軍は西方三島を侵攻、支配しました

リーフ「パーシバルさんが降伏してる? 捕虜にして打ち首!」
ルーテ「鬼ですね」
リーフ「ふふふ、いかに能力値が高かろうと、お姉さん以外のキャラに魅力はなしさ」
ルーテ「しかし、予想以上のスピードで国土を取り戻していきますね」
リーフ「まあ、お姉さんを取り立てていつつも鍛錬は欠かさなかったし、国力も地味に上げてきてるからね。民の忠誠はマックスのはずだけど」
ルーテ「本当ですね。このままだと、クリアももうすぐでしょうか」
リーフ「違いない! ははは、お姉さん王国ならぬ夢のお姉さん大陸を作るぞー!」
ルーテ「おや、情報ウィンドウに何かが」
リーフ「ん、なんだ?」
 リキアでなにやら不穏な動きがあるようです
リーフ「なんだろう。……偵察コマンドっと」

 リキア地方は、フェレ侯爵ロイの手によって統一されました
 ロイが、リキア王となりました

リーフ「なんとまあ。いつの間に世代交代してたんだろう?」
ルーテ「どうやら前侯爵エリウッドは流行り病で死んでしまったようですね」
リーフ「ふーん。ま、実の弟だろうが関係ないね! リキアに攻め込めぇ!」

 リキア王国は陥落しました

リーフ「ロイが降伏してるのか……。さすがに弟を殺す気にはならないなあ」
ルーテ「配下に加えるのですか?」
リーフ「ま、外様だけどね」
ルーテ「……あ、見てください」
リーフ「ん?」

 近衛隊長セシリアと、ロイ将軍が新たな国を作りました

リーフ「オイコラ待てロイぃぃぃぃぃ!」
ルーテ「ロイさんとフラグの立つ人物は、皆こうなるようAIに設定しています」
リーフ「ぼ、僕のお姉さんが……お姉さんが……お姉……さ、ん…………」
ルーテ「リーフさん?」
リーフ「コノウラミ、ハラサデオクベキカ……! く、クカカカカカカカカカカカカ!」
ルーテ(さ、寒気が……?)
続く