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Last-modified: 2007-06-15 (金) 22:18:00

エリンシア「アイク、ちょっとお買い物に行って来てくれない?」
アイク「なぜ俺が」
エリンシア「今は誰もいなくて・・・私はお米を研がなくてはいけないし・・・」
アイク「分かった。行って来よう」
エリンシア「ありがとう。気をつけて行ってきてね」

アイク「さて、とっとと済ませるか」
ヨシュア「お、いいカモ発見」
ヨシュア「なぁ兄さん、ちょっと俺と勝負しないか?」
アイク「ん・・・?」

エリンシア「遅いわね・・・」
リーフ「どうせ闘技場にでも寄り道してるんじゃない?」
エリンシア「渡した食費を掛け金に使われると困るのだけれど・・・」
リーフ「いや、兄さんはそうそう負けないでしょ・・・」
アイク「ただいま」
リーフ「あ、帰ってきたよ」
エリンシア「おかえりなさい・・・・やけに手荷物が少ないようですけど・・・」
アイク「ああ・・・ちょっと・・・勝負に負けてしまって・・・・・すまない」
リーフ「アイク兄さんが負けたの!?すごい使い手がいたようだね」
アイク「いや闘技場で負けたわけじゃなくて・・・コイントスに負けてな・・・」
エリンシア「ギャンブルに?」
アイク「ああ。長髪赤髪のヤツに勝負を挑まれてな。自分の運に自信があったわけじゃないが、一回でやめようと思ってたんだ」
リーフ「だけど負け続けでむきになってたら全額無くなったと」
アイク「いや、少しだけだが金は残った。だからこれを買ってきた」
エリンシア「ま、マヨネーズ!?」
リーフ「なけなしのお金で何故マヨネーズ!?」
アイク「腰の頭痛が激しくて治療費が必要だって露天商がいてな。マヨネーズが安かったから買ってきた」
エリンシア・リーフ「・・・・・・・」
リーフ「し、しかもこれ消費期限が・・・・・」
アイク「本当にすまない・・・」

ネサラ「さて、今日は生ゴミ回収日だ」
ビーゼ「何か目ぼしいものありますかね・・・」
ニアルチ「ぼ、ぼっちゃま!!あちらにマヨネーズが!!」
ビーゼ「マヨネーズ・・・・・!」
ネサラ「何ぃ!ホントかニアルチ!でかしたぞ。今日はごちそうだぜ!!」