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Last-modified: 2007-07-08 (日) 00:38:02

アイク 「ボーレ、豆腐買いにきたぞ」
ボーレ 「…ん?…よぅ、アイク。今日は何丁買うんだ?」
アイク 「元気が無いな。どうした?またミストにセクハラして3マスぶっ飛ばされたか?」
ボーレ 「ちげーよ!つーかそれ何年前の話だ!てか3マスってなんだ!?」
アイク 「違うのか。じゃあ一体どうしたんだ?」
ボーレ 「とりあえず右向いてみろ」
アイク 「右……?」

 

少し離れた所に『豆腐屋 剣聖』と言う看板があり、そこに人だかりが出来ている。

 

アイク 「…つまり、新たに出来た豆腐屋に客を奪われ、落ち込んでるわけか」
ボーレ 「しかもそこを経営してるエディってやつ、ヨファとそうは変わらねぇ年齢って言う話だ」
アイク 「ほう、若いのに大したものだな」
ボーレ 「ぐっ、豆腐人生送って初のピンチだ。だがそれを乗り越えてこそ豆腐人生が待っているってもんだぜ」
アイク 「お前は何を言ってるんだ?」
ボーレ 「つーわけでアイク!対策を考えるからもう店じまいするぜ。じゃあな!」(バタン)
アイク 「…せめて、豆腐売ってから店しめてほしいんだが」

 

数日後

 

アイク 「ボーレ、今日こそ豆腐を買いに…っておい、ボーレ。これは何だ?」
ボーレ 「おう!三日三晩考えた結果、新メニューを出すことにしたぜ!」

 

店に『麻婆豆腐、始めました』と言う紙が貼られている。

 

アイク 「…………」
ボーレ 「これで店も盛り返す筈だぜ。アイクも買ってくか?」
アイク 「いや…、俺は遠慮しておく(麻婆豆腐は料理の名前の筈だが、まぁ突っ込まないでおくか)」

 

『豆腐屋 剣聖』にて

 

エディ    「その発想は無かった。よし!俺達も麻婆豆腐始めよう!」
レオナルド  「いや、そのりくつはおかしい」