~兄弟家にて~
エリンシア 「皆、おやつですよー♪」
ファ 「はーい♪」
チキ 「お菓子お菓子♪」
ミルラ 「エフラムお兄ちゃん…三時のおやつみたいです」
エフラム 「ん……そうみたいだな、エリンシア姉さんがお手製のアップルパイを焼いていたな」
テーブルを囲う5人…そしておもむろにお菓子へと手を伸ばす幼女組、そこへ
エフラム 「少し待った…お菓子といえども食べる前に必要な言葉かある」
チキ 「言葉?」
ファ 「お腹空いたー…」
ミルラ 「………いただきます…ですか?」
エフラム 「そうだ、この言葉の意味は『命を頂く』という事だ。植物だろうが一つの生き物として扱う」
エリンシア 「あらあら♪」
エフラム 「そしてその譲り受けた命に感謝して食べ物は食べなければいけない…という訳で皆、手を併せて」
幼女組 「はーい♪」
「「「「「いただきます」」」」」
マルス 「………一瞬エフラム兄さんが保父さんに見えた、テラ天職」
リーフ 「子供相手だろうが真面目だよね…まぁ、勉強になるけどさ」
マルス 「着々とリトルドラゴンプリンセスメーカーへの道h」
リーフ 「兄さん…勘ぐり過ぎだよ」
マルス 「ぁ………僕たちの分は?エリンシア姉さんのアップルパイ…」
リーフ 「兄さん涙目www、あの雰囲気壊したくないしさ。何か食べにいく?」
マルス 「言いだしっぺの奢りで決定、ktkr」
リーフ 「うわ、テラ鬼畜」
エリンシア 「エフラムちゃんも人様に色々教えれる歳になったのね、姉さん嬉しいわ」 #br
エフラム 「食育というか食事のマナーというか…昔エリンシア姉さんが言った事の受け売りなんだが」
エリンシア 「えぇ、受け売りだろうがキチンと伝わってるのは嬉しいことです。紅茶お代りする?」
エフラム 「あぁ…頂こう」