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Last-modified: 2013-11-06 (水) 21:55:38

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サラ「言えないって言うなら、じゃあちょっと私が言ってみる?見本として」

サラ「兄様♪」
エフラム「……いきなり背後から抱きつくのは止めてくれ、心臓に悪い」
サラ「またそんなこと言って……好きだって言ってくれる娘にこうされて嬉しくないの?」
エフラム「お前な……」
サラ「もう押し倒される覚悟はできてるのに……あんまり焦らされるのもね……兄様にもうちょっと度胸があればいいんだけど」
エフラム「お前……ちょっとこっち向け」
サラ「……あっ」
エフラム「そうやって俺をからかうがな……ちゃんと俺の目を見て同じことを言えるか?ほら」
サラ「……言えるわよ……兄様のことが……す……」
エフラム「……?」
サラ「……隙あり」

ごす

エフラム「!!?……お前、魔道書の角は止めろ。これハードカバーじゃないか、こんなもので人を殴るな」
サラ「……知らない」

アメリア「言えてなかったね」
ミルラ「流石に本気のときは照れるんですね」
サラ「…………うるさい」