32-166

Last-modified: 2013-11-07 (木) 00:32:25

166 :助けて!名無しさん!:2010/12/08(水) 00:14:59 ID:qBPqX2lZ

社長室

ヒーニアス「急に呼び出してすまないねセリス君、ユリウス君」
セリス「いえ、気にしてませんよ」
ユリウス「ところで用件は?」
ヒーニアス「君たちみたいに懸命に働いてくれる人は稀だ。時が経ったら是非フレリアコーポレーションに入ってくれないかな」
ユリウス「えっ!?大したことしてませんよ僕達!?(何したか分かんないけどさ!)」
セリス「そうですよ!!何も大したことなんて・・・」
ヒーニアス「以前君たちが見つけてくれたバグのことだがあれは質が悪いものでな・・・
君たちが見つけなかったら今月の経営は危なかったよ。大事なデータが入ってたからね」
ユリウス「失礼や罰を承知で聞いてもよろしいでしょうか」
ヒーニアス「ん、なんだい」
ユリウス「まさかエイリークさん関連のヤバいものですか」
ヒーニアス「あはははは!君は冗談が好きなのかな?そんなものを持ってたら彼女に対する冒涜だよ。
それに一部の話によるとエリウッドさんと駆け落ちしたらしいが・・・本当なら彼女は幸せかい、セリス君?」
セリス「はい、兄さんも姉さんもとても幸せそうです」
ヒーニアス「ならいいと私は思うよ」
セリス「ありがとうございます。兄たちを否定しないでくれて」
ヒーニアス「肯定もできないがね・・・まあそれは置いといて話を戻そう。
それで返事はどうだい?」
セリス「気持ちは嬉しいんですが少し考えさせてください」
ユリウス「あ・・・同じく」
ヒーニアス「分かった。気長に待たせてもらうよ。君たちのような人ならいつでも歓迎するよ」(ドガシャーン!!)
セリス「何だ!?」
ヒーニアス「君たちはここにいなさい!私が行く」
セリス「でもヒーニアス社長!」
ユリウス「僕達もなにかできればと・・・」
ヒーニアス「分かった。けど危なくなったら逃げるんだよ、いいね?」
ならず者A「ぎゃははは!例のブツを探せぇ!!」
ヒーニアス「そこまでだ!いったい何が目的だ?」
ならず者B「んー、あんたが社長か。じゃあ単刀直入に言うぜ。最新技術のデータをよこしな!」
ヒーニアス「断る!!」
ならず者C「じゃあ奪い取るまでだ!行くぞ!」
ヒーニアス「やむを得ないか・・・」
セリス「手伝います、ヒーニアス社長!」
ヒーニアス「問題ないさ」
ユリウス「でも3対1じゃ不利ですよ」
ヒーニアス「スナイパーの私でもこれくらいはやれるさ。鍛錬も欠かしてはいないしね」
ならず者A「お喋りとは余裕だなぁ!」
ヒーニアス「踏み込みが甘い!必的!!」
ならず者A「何だと・・・!」バタ
ならず者B「生意気なんだよ!スナイパー(笑)の分際で!」
ヒーニアス「だがそのスナイパー(笑)に押されているのは君たちだ。必的!」
ならず者B「アッー!!」
ヒーニアス「残りは1人だけだ、観念しろ!」
ユリウス(すげえこの人・・・鉄の弓で冷静に、そして余裕で距離取ってるし)
セリス「かっこいいや!ヒーニアス社長!」
ならず者C「そこまでだ!」
ヴァネッサ「申し訳ありません社長・・・」
セリス「ああ!」
ユリウス「人質かよ!」
ならず者C「解放の条件は分かるな?下手に動けば女も殺す」
ヒーニアス「そう自分を責めるなヴァネッサ。社員は私の家族も同然だ。そしてお前はこのデータが欲しいんだな」
ならず者C「分かればいいん・・・」
ヒーニアス「銃弾・・・?」
ユリウス「今度はサイレンサー持ちのヒットマンかい!!」

167 :助けて!名無しさん!:2010/12/08(水) 00:16:54 ID:qBPqX2lZ

>>166

ロイ「今日の任務完了っと・・・よし、セリス兄さんも無事か」プルルルル
ロイ「もしもし、ええっ!?今から新しい任務ですか?なんとか可能ではありますが。
ターゲットと作戦開始時間を教えてください。・・・・・・了解です。6時ごろにラウスのダーレンの始末ですね。成功させて見せます、では。
やれやれ、高校に通いながら暗殺者稼業するのも楽じゃないよホントに・・・」
セリス「ねえユリウス、今から家に来てくれないかな」
ユリウス「何の用だ?」
セリス「いいから来てよ」
ユリウス「構わないが」
セリス「やった!ありがとう!!」(ぎゅ)
ユリウス「だから抱きつくな!!・・・ん?」
しっこく「サザ、今日こそ貴様に勝つ!!」
サザ「しっこくごときが俺に勝てるわけないんよ。身の程をわきまえるんよ!!」つ瞬殺
しっこく「アッー!このヒトデナシー!!」
ユリウス(何じゃこりゃー!?普段は立場逆でしょ!逆!!
ミカヤさんを守るどころかこれじゃあ逆に守られますよ、漆黒さーん!?)
ビラク「・・・」
セリス「あっ、ビラクさん。何してるの?」
ビラク「デートの待ち合わせさ」
ユリウス(女?まさか・・・)
???「ビラクさん!待ちましたか?」
ビラク「やあ、プリシラ。俺も今来たばかりさ!」
ユリウス「本当に女だったし!しかもAKJでもトップクラスに危ない女じゃねーか!!」
プリシラ「AKJ?何ですかそれは?」
ユリウス「とぼないでください。あなた達のいる同盟でしょうが。兄が嫌いな女子はいませんがモットーの。」
プリシラ「確かに兄さまには感謝してますし家族として好きですがケンカなら何度もしたことありますし嫌いって思ったこともありますよ。
それにそんな同盟なんて聞いたこともありませんけど?」
ユリウス「そうですか・・・(もしかしてここって異世界?だったら何とか帰る方法を探さないと!!)」
ビラク「プリシラ、そろそろ行こう」
プリシラ「はい、ビラクさん」
ビラク「な!?」
プリシラ「恋人同士ですし腕を組むくらいいいでしょう?」
セリス「幸せそうだね」
ユリウス「そうだな・・・ってさっきから突っ込みどころが異常に多いとか思わないのかお前は!?」
セリス「えっ?いつもの光景じゃない」
ユリウス「どんないつもだよ!!」
セリス「それより行こうよ」
ユリウス「もういい・・・」

168 :助けて!名無しさん!:2010/12/08(水) 00:19:42 ID:qBPqX2lZ

兄弟家

セリス「ただいまー」
ディアドラ「おかえりなさい、セリスちゃん。あらお友達?」
セリス「違うよ。彼氏だよ」
ユリウス「全然ちゃうわ!!」
ヘザー「顔を赤くして言っても説得力ないわよー」
セリス「ただいま、ヘザー義姉さん」
シグルド「そういえばセリスもそんな年か」
ディアドラ「もう、あなたったら。セリスちゃんも恋愛くらいするわよ、ね?」
セリス「うん!ユリウスは本当にカッコいいんだよ!!」
ユリウス「だから違・・・」
ヘクトル「よう、セリス!久しぶりだな」
セリス「ヘクトル兄さん!それにファリナ義姉さんもお腹大きくなったね」
ファリナ「久しぶりねセリスちゃん。あと企業情報聞いた?シレジアが最近ヤバいらしいわね・・・社長が辞めたとか」
セリス「セティが辞めちゃったの!?」
ファリナ「噂によるとね。まあそんな話題は置いといてエリウッドさんとエイリークさんがもうすぐ着くみたいよ」
セリス「えっ!?2人とも帰ってくるんだ!!」
ユリウス「だから人の話を」
エリウッド「久しぶりだねセリス」
エイリーク「私とエリウッド兄上が出て行って2年ぶりですね」たゆーん
ユリウス(何、この人こんなに胸でかかったっけ!?Hカップは普通にあるんですけど!てゆーかこの人の胸は偽ることが不可能なほどの大平原だったと思うんですが!!)
エイリーク「あっ、セリスの恋人ですか?」
ユリウス「もうそういうことでいいです・・・」
セリス「みんなはどう思う?」
エイリーク「良い人じゃないですか」
ファリナ「こういう良い子はそういないから逃がしたらダメよ」
ヘクトル「仲良さそうだし長続きしろよ!」
エリウッド「君には安心して妹を任せられそうだしこれからもセリスを頼むよ!」
ユリウス「揃いにそろってあっさり快諾しないでください!!」
セリス「///」
ユリウス「そしてお前は頬染めるな!!」
シグルド「今夜は赤飯だな!ディアドラ」
ディアドラ「そうですね。エリンシアさん、準備をしましょう」
エリンシア「お義姉様、せっかくだから今夜は思いっきり腕を振るいません?」
ディアドラ「そうね・・・豪勢にしましょう!」
ヘザー「私も手伝います、義姉さん」

169 :助けて!名無しさん!:2010/12/08(水) 00:20:53 ID:qBPqX2lZ

>>168

アイク・ロイ・マルス「「「ただいまー」」」
ミカヤ「お帰りなさい」
アイク「ん、見かけん顔だな」
ヘザー「セリスちゃんの恋人よ。」
アイク「なるほどな」
ヘザー「風呂なら沸いてるわよ?ご飯までまだ時間あるから汗でも流してらっしゃい」
アイク「ありがとう。風呂からあがったら手伝おう」
ヘザー「いいわよ。夫が仕事を頑張ったんだからここは妻の私に任せなさいって」
アイク「すまないな」
ヘザー「いいのよ、気にしないで!」
マルス「相変わらず仲良いな~。兄さんも義姉さんも」
ロイ「確かに・・・それにしてもセリス姉さんに恋人か」
ミカヤ「ついにセリスにも恋人が・・・!これは絶対くっつけるわよ!!」
マルス「ミカヤ姉さんはひっつける気満々だしね」
ロイ「うん、すごく気合入ってるしねぇ」
アルム「セリカは今日も可愛いなぁ」
セリカ「もう・・・アルムったら」
シグルド「エリウッドやエイリークのような覚悟があるなら兄さんはお前たちのKINSHINを止めないよ」
アルム「覚悟なら決まってるよ!」
セリカ「ええ!とうの昔に!」
シグルド「その意気良し!お前たちのKINSHINを許す!!」
セリカ・アルム「「やったー!!」」
ユリウス「いつもだったらティルフィングだろーが!!」
ミカヤ「ユリウス君、ちょっと良いかしら?」
ユリウス「はあ」
ミカヤ「ちょっとこれにサインと判をしてほしいの」
ユリウス「分かりました(もう疲れたし帰りたい・・・)」
ミカヤ「ありがと~(ゲッヘッヘ)」つ婚姻届
ユリウス「ん?(゜ロ゜)!!?」

170 :助けて!名無しさん!:2010/12/08(水) 00:23:27 ID:qBPqX2lZ

>>169

竜王家
ユリウス「ちょっと待てええええええ!!!な、何だ夢か・・・それにしても質が悪い夢だな・・・
ん?すすり泣く声が聞こえるな」
ニニアン「スン・・・エリウッド様、どうしてあんな貧乳娘と・・・!!」
ミルラ「ふええええん!!エフラムのバカアアア!!」
ユリウス「ニニアン姉さんとミルラも同じ夢見たのかな・・・
僕も外の空気でも吸いに」ゴゴゴゴゴ
ユリウス「ま、まさかこの威圧感・・・!」
ラナオウ「・・・・・・・・・」
ユリウス(カーテン開けてみたけどやっぱりコイツかい!?表口からは逃げられないから裏口を使わないと!!)
ユリア「どこに行くのですか?お兄様・・・」つナーガ
ユリウス「おい、一体僕が何をしたと・・・」
ユリア「夢の中とはいえ女の子のセリス様と恋人同士でその挙句婚姻届にサインと判まで・・・
私なんかラナオウが恋人という悪夢でしたのに・・・!」
ラナ「許しませんよ・・・?」
ユリウス「待て!あくまで夢だろうが!!それにあいつは男だぞ!?」
ラナ「夢では女の子でした」
ユリア「・・・今回はナーガはやめてあげます」
ラナ「ユリア、どういうつもり?」
ユリア「こういうことです(ヒソヒソ)」
ラナ「今回は暴力系統のお仕置きはなしにしてあげましょう」
ユリウス(助かった・・・)
ユリア「けどこの部屋に入ってください」
ユリウス(暴力じゃないだけマシだな・・・ところで巨大スクリーンに何を映すつもりだ?)
ユリア「今月はクリスマスということもありこれから行きます」
イズカちゃん「うふん」(サンタコス)
ユリウス「ギャアアアアアアアアア!!!!!!目が腐るうううううう!!!」
ラナ「まだまだ行きますよ」
イズカちゃん「キャー!!」毎度恒例入浴シーン
ユリウス「心が!心が壊れるうぅぅぅ!!」
ユリア「ウフフ・・・まだまだ序の口ですよ、お兄様。他にもビキニ姿や着替えシーン、ヌード姿やその他色々ありますから」
ラナ「上映時間は4時間です。目を瞑ればもっと長くなりますよー?」
ユリウス「精神が破綻する!!誰でもいいから助けてくれええええ!!!!!」
ユリア・ラナ「「ウフフフフ・・・・・・・」」

171 :助けて!名無しさん!:2010/12/08(水) 00:27:05 ID:qBPqX2lZ

>>170

その他
エイリーク「エリウッド兄上!私と駆け落ちしてください!!」
エリウッド「ちょっと待て!本気にしてるわけじゃないだろうね!?あんな夢!」
エイリーク「巨乳になれるなら兄上に心から尽くします!!」
エリウッド「それはどう足掻いても不可能な」
シグルド「KINSHINは許さんぞおおおお!!」
エフラム「エリウッド貴様あああ!!この妹に手を出す変態野郎がぁぁぁぁ!!」
エリウッド「話を聞けえええ!!そもそも後者のヤツ!お前にだけは変態とか言われたくないわ!!この犯罪者が!!」
ギャーギャーワーワー
ファリナ「マーフィ?良い夢見れたけど胸騒ぎがするの!!どこか乗せて行って!!」
フロリーナ「オネエチャン、リンニヘクトルサマ・・・ドコ?」(虹彩消失状態)
ヘクトル「気のせいか体温が5度くらい下がった気がするんだが・・・」
リン「奇遇ね、私もだわ・・・」
プリシラ「私は一生兄さま一筋です!何が悲しくてあなたのようなガチホモなんかと付き合わなければならないんですか!!」
ビラク「俺だってへっきゅん一筋だZE!」
レイヴァン「ああ、所詮は夢か・・・きれいなプリシラは一体どこにいるんだ・・・?」
レヴィン「セティィィィィ!!戻ってきてくれええええ!!」
書き置き:兄上へ。しばらく留守にしますので仕事頑張ってください。ちなみに戻そうとしても戻る気は一切ありませんので。ちなみに下手に連絡したら付き合ってる女性のみなさんに今までの浮気とか教えてこってり絞ってもらいますよ。
ミーシャ「まあ自業自得ですね・・・」
ホーク「行きますよ。レヴィン社長」
レヴィン「仕事はやだぁぁ!!!」
ユンヌ「ウフフフフ、今回は私の勝ちね!」
セリカ「アンタのせいで今の紋章町は大混乱してんのよ!頭冷やせっ!!」つメダリオン
ユンヌ「押し入れは嫌ああああ!!!!」

終わり