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Last-modified: 2013-11-07 (木) 09:07:29

サラ「人生の過ちとかとんでもないとか言われてるけど、うちに来るのそんなに嫌?」
エフラム「嫌というか、自分で言うのも何だが向いてないと思うぞ」
サラ「ふうん……入り婿は向いてないから嫁に来てくれと」
エフラム「いや、なんでそうなるんだ……」
サラ「私は別にいいよ、兄様の家だと退屈しなさそうだし。それとも私の家に住む?
   どうせおじいさまはほとんど帰ってこないし」
エフラム「お前……そういう変に生々しい冗談を言うのは止めろって」
サラ「えー、だってあと四年くらい後の話じゃない、すぐだよ四年なんて」
エフラム「何がとは聞かないぞ」
サラ「……じゃあ、私が兄様のお嫁さんになりたいって言ったら嬉しい?」
エフラム「い、いや、いきなりそんなこと言われてもな」
サラ「………」
エフラム「いや、その……」
サラ「ふふ……子供の言うことくらい簡単に対応できないと苦労するよ?」
エフラム「こいつ……やっぱり話術の修行も検討した方がいいのか……」