32-344

Last-modified: 2013-11-07 (木) 09:25:12

344 :助けて!名無しさん!:2010/12/24(金) 01:50:00 ID:wiNsC+8b

>>330の通り投下します

【ヘクトルの部屋】
ヘクトル「今日はクリスマスかよ・・・」
エリウッド「予定はないのかい?」
ヘクトル「ああ、いまんとこはな」ぷるるるる
エリウッド「あっ、電話だ。もしもし。ファリナかい?」
ファリナ「あっ、エリウッド。ちょっと・・・」
エリウッド「ヘクトルだね。今代わるから」
ファリナ「ま、まだ何も言ってないじゃない!」
ヘクトル「もしもし。なんの用だ?」
ファリナ「・・・アンタ今日暇?」
ヘクトル「予定はねーな」
ファリナ「そんなことだと思ってたわ。・・・私とどっか行かない?」
ヘクトル「ああ、構わなねーぜ。集合時間は何時だ?」
ファリナ「紋章駅に18時。こ、この私がわざわざ誘ってやったんだから感謝しなさいよね!」
ヘクトル「おーよ。まだまだ余裕だな・・・」
エリウッド「へー、今年はファリナと過ごすんだ」(ニヤニヤ)
ヘクトル「普段の印象とあわねーからその顔よせ」
エリウッド「分かったよ。5分前に行ってやりなよ」
ヘクトル「ギリギリでいいだろ」
エリウッド「女性は待ってあげないと」
ヘクトル「そんなもんか」ぷるるるる
エリウッド「そういうものさ。もしもし」
フロリーナ「エリウッド様?ヘクトル様はいますか?」
エリウッド「ごめん今日ヘクトルは用事があって」
フロリーナ「そうですか・・・」
エリウッド「うん、じゃあまたの機会に誘ってよ」
ヘクトル「どうしたんだよ」
エリウッド「フロリーナからだよ」
ヘクトル「なら3人で行けば万事解決じゃねーか」
エリウッド「君はつらぬきのやりを2回くらった後にマーニ・カティの必殺をくらって聖夜に血を見たいのかい?」
ヘクトル「それは勘弁だな・・・」

【17:30 兄弟家】
ミカヤ「ヘクトル!どこに行くの?」
ヘクトル「ファリナと待ち合わせてるから今行くトコだが」
エリンシア「お姉さま!」キュピーン!
ミカヤ「ええ、エリンシア!!ヘクトル、明日は朝帰りでも構わないわ!!」
ヘクトル「姉上自重。じゃあ行ってくるわ」
エリンシア・ミカヤ「「行ってらっしゃい!!」」

345 :助けて!名無しさん!:2010/12/24(金) 01:51:52 ID:wiNsC+8b

【紋章駅】

ヘクトル「ちょうど5分前ジャストか・・・それにしても寒いな」
ファリナ「あらちゃんと来てたのね」
ヘクトル「うるせー。ところでどこに行くつもりなんだ」
ファリナ「エレブデパートよ」
ヘクトル「買い物に付き合えってか」
ファリナ「何よ、不満?」
ヘクトル「ちげーよ。単純に服とか買うならよく分かんねーんだよ」
ファリナ「そういうことね。心配しなくても自分で選ぶわよ」
ヘクトル「分かった。じゃあ行こうぜ」
ファリナ「そうね」ギュ
ヘクトル「珍しいな、お前が手繋いでくるなんて」
ファリナ「い、嫌ならいつでも離せばいいじゃない!」
ヘクトル「嫌じゃねーよ。どこから行く?」
ファリナ「じゃあまずはアクセサリでも買いにいきましょ」

【エレブデパート】
ファリナ「このネックレスとかどうかしら?」
ヘクトル「悪りぃ、本当に分からねーんだけど」
ファリナ「(ムカ)このメタボピザ!」
ヘクトル「メタボでもピザでもねえ!!
けどこの指輪とかどうだよ」
ファリナ「へえ・・・アンタにしたらなかなか良いセンスじゃない」
ヘクトル「ほっとけっつーの」
ファリナ「よし!これに決めたわ!」
ヘクトル「じゃあ俺も買うか。男女両方ともつけれるらしいし」
ファリナ「ちょ、ちょっとアンタ!それ指輪よ!?」
ヘクトル「それがどうしたんだ?俺には合わねえだろうがそれにお前が良いって言ったしな。」
ファリナ「知らないならいいわよ。もう・・・」
ヘクトル「顔赤いけど平気かよ」
ファリナ「問題ないわよ!」
ヘクトル「じゃあ次はどこに行くんだ?」
ファリナ「洋服屋よ!」
ヘクトル「ああ。じゃあ行こうぜ」

ファリナ「どう、なかなか似合うでしょ?」
ヘクトル「へぇ、似合ってるな・・・」
ファリナ「でしょ?」
ヘクトル「ああ、可愛いと思うぞ」
ファリナ「じゃあ決定ね!(よっしゃ!!)」
ヘクトル「良いのかよ、そんなにあっさり決めちまって」
ファリナ「良いのよ。私も可愛いって思うし」
ヘクトル「そっか。他にも何か買うもんあるか?」
ファリナ「当たり前!ご飯食べたらまだまだ行くわよ!」
ヘクトル「本番はメシ食ってからってか・・・!」

346 :助けて!名無しさん!:2010/12/24(金) 01:54:22 ID:wiNsC+8b

【展望台】

ヘクトル「おい・・・さすがにもういいだろ・・・」(手一杯の荷物)
ファリナ「うん、さすがにこれ以上は買えないもの」
ヘクトル「ん、雪が降ってら・・・」
ファリナ「キレイ・・・」
ヘクトル「カップルがたくさんだな。なんか場違いっていうか」
ファリナ「良いじゃない、場違いでも」ギュッ
ヘクトル「お前・・・少しくっつきすぎだろ(///)」
ファリナ「離れた方がいい?」
ヘクトル「いや、そういう訳じゃねーけどさ」
ファリナ「じゃあしばらく・・・このままでいなさいよ。
べ、別にアンタとくっつきたいわけじゃないんだからね!!(///)」
ヘクトル「分かってるって・・・」
ファリナ(バカ・・・)
ヘクトル「どうした?」
ファリナ「別に・・・
あと今日は付き合ってくれてありがと」
ヘクトル「構わねーよ。俺も楽しかったしな」
ファリナ「そう・・・ならいいけど」
ヘクトル「もう24時だ。あと少しでデパートも閉まるからそろそろ帰ろうぜ」
ファリナ「そうね・・・って何コレ!?」
ヘクトル「雪の勢い半端じゃねーぞオイ!!」
アトス「リア充共めぇ!!凍え死ねえええええ!!」つフィンブル
ヘクトル「原因はあのジジイかよ!たかがこんなことでキレるなんて八神将の名が泣いてるぜ・・・」
ファリナ「今さら止めてももう無理よ。泊まる場所探しましょう・・・」
ヘクトル「仕方ねえよな・・・」

ヘクトルが本当に朝帰りをしてきてミカヤやエリンシア、エリウッドやマルスにからかわれたのは言うまでもない・・・

【めぞん漆黒】
フロリーナ「オネエチャン・・・ドウイウイミ?」つキラーランス
ファリナ「どういう意味も何も目が怖いわよアンタ!」
フロリーナ「コンナコトシタクナイケドオネエチャンガワルインダヨ・・・」
ファリナ「ちょっと待ちなさーい!!」

こっちはこっちでペガサスナイトの三女が事情を理解するまで次女を追いかけまわしてたとか
追記:上手く書けなくてすみませんorz