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Last-modified: 2007-07-23 (月) 00:11:33

鬼畜なアイウエオ作文

 

◆授業参観中◆

 

ミカヤ 「(エリンシアは大学の講義中で忙しいから、代わりに来たけど…ロイは大丈夫かしら?)」
セシリア「は~い皆さん、今日はプレゼンテーションの日です。皆さんちゃんと準備してきましたか?」
一同  「《ざわざわ…》」
セシリア「プレゼンテーションのお題は『家族』でしたね。それでは誰からいきたいですか?」
《全員がロイの方を向く。》
ロイ  「え、何で皆僕の方を…?」
セシリア「それではロイ、最初にみんなの前で発表する?」
ロイ  「え、あ…はい、分かりました。」
《ロイ、黒板の前に立つ》
ロイ  「…え~と、今から僕の家族を「アイウエオ作文」で紹介したいと思います。」
レイ  「(ふん、お前は小学生かよ。)」
リリーナ「(その発想は無かったわ。ロイのそんな凄い発想…そこに痺れる憧れるゥ!)
レイ  「(ロイ信者自重しろ)」
リリーナ「(#^ω^)つ【影スキル付けた状態でのフォルブレイズ】」
《ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!!》
セシリア「(あれ?今何か『もの』が燃えるような音がしたような…気のせいかしら。)」

 
 

ロイ  「マルスの『マ』!…マゾとサディスト、相反する二つの心理を持った王子で。」
    「マルスの『ル』!…ルナの如く相手のハート (守備魔防)を貫通する鬼畜さを持った。」
    「マルスの『ス』!…スマートな初代FE主人公!マルス!!」

 
 

    「アルムの『ア』!…明るくて。」
    「アルムの『ル』!…ルーンソードの如き強さを持った。」
    「アルムの『ム』!…武者(むしゃ)!アルム!!」

 
 

    「セリカの『セ』!…セクシーで。」
    「セリカの『リ』!…理魔法使いの女神である。」
    「セリカの『カ』!…かわいい初代女主人公セリカ様!!」

 

ミカヤ 「(ロイ…そんなにセリカの事を…アルムに恋のライバル出現か!)」
ロイ  「(数日前、僕が家族について発表することを知っていたセリカ姉さんに、
     私の事を言う時は【セクシーで、理魔法使いの女神である、かわいい初代女主人公セリカ様!】と言いなさい!
     なんて怖い顔で言われた事なんて絶対言えはしないよ…(滝汗))」

 

「シグルドの『シ』!…正直者で。」
    「シグルドの『グ』!…グングニルを持ったトラバントさんと仲が悪くて。」
    「シグルドの『ル』!…ルゥみたいにおひとよしな。」
    「シグルドの『ド』!…どこからでも現れる一家の大黒柱!!」

 

ユリア 「次はセリスさまの番ですわ。」
ラナオウ「ロイ君がどうセリス様を説明するのか楽しみだわ!家族の目から見たセリス様は一体!!」
ミカヤ 「一体何処から入ってきたの。」
二人  「つ【リワープ】」

 

ロイ  「セリスの『セ』!…性格が優しくて。」
    「セリスの『リ』!…理解出来ない程に天然で。」
    「セリスの『ス』!…素敵な王子セリス!!」

 
 

    「リンディスの『リ』!…凛々しい顔立ちで。」
    「リンディスの『ン』!…ごめん、何もないや。」
    「リンディスの『デ』!…デカイ太ももがあって。」
    「リンディスの『イ』!…いい鼻を持った。」
    「リンディスの『ス』!…凄い肝っ玉母さん!GBA版FE最初の女主人公リンディス!!」
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ミカヤ  「(ロイがこんなこと言うはずが無いわ…(涙)」
《その頃…リンディスの通っている学校では。》
リン   「(´;ω;`)ブワッ」
フロリーナ「!!…リン、どうしたの!」
リン   「何か突然悲しくなってきたわ…何か凄い事言われた様な・・・・・・ぅぅ・・・。」
フロリーナ「しっかりして…(リンの悪口言った人、絶対見つけてあんな事やこんな事してあげるから…ね)」

 

ロイ  「(ゾクッ!!…今なんか凄い殺気が…(滝汗))」
    「エリウッドの『エ』!…絵になる気品さを持っていて。」
    「エリウッドの『リ』!…理想なお婿になるタイプで。」
    「エリウッドの『ウ』!…鬱になりやすい家計簿を付け。」
    「エリウッドの『ツ』!…辛い胃を持っているけど。」
    「エリウッドの『ド』!…どんな時にでも家族を想う真紅の騎士!!エリウッド!!」
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    「ヘクトルの『へ』!…へこたれない不屈の心。」
    「ヘクトルの『ク』!…苦しみを分かち合えるやさしさを持ち。」
    「ヘクトルの『ト』!…とことん己を鍛える。」
    「ヘクトルの『ル』!…ルール関係無しの猛将!ヘクトル!!」
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    「エイリークの『エ』!…エフラムの双子の妹で。」
    「エイリークの『イ』!…偉業と称えられるほどの文武両道の歴史を持ち。」
    「エイリークの『リ』!…理解不能な程に胸に拘る。」
    「エイリークの『―』!…ごめん、ンと同じで何もないよ(汗;)」
    「エイリークの『ク』!…黒さ0%のお姫様!エイリーク!!」

 

「エフラムの『エ』!…エネルギッシュで。」
    「エフラムの『フ』!…負傷を知らない豪傑を誇り。」
    「エフラムの『ラ』!…ランス(槍)に命をささげる。」
    「エフラムの『ム』!…無敵なるロリコン王子!エフラム!!」

 

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    「アイクの『ア』!…悪の心を持たなくて。」
    「アイクの『イ』!…生き物のカテゴリーを越えている。」
    「アイクの『ク』!…クライシスメイカー(※災いを招く者…ネルガルではないよ)なガチムチ兄貴!アイク!!」

 

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    「エリンシアの『エ』!…笑顔を絶やさないお姉ちゃん。」
    「エリンシアの『リ』!…利己関係に囚われない心を持ち。」
    「エリンシアの『ン』!…何もないね(汗)。」
    「エリンシアの『シ』!…主婦の鑑ともいえる。」
    「エリンシアの『ア』!…愛くるしい我が家のお姫様!エリンシア!!」

 

ミカヤ 「次は私ね‥何て言うんだろう…(汗)」

 

ロイ  「ミカヤの『ミ』!…見た目は子供、頭脳は大人な。」
    「ミカヤの『カ』!…体の中に3人の神様を宿している。」
    「ミカヤの『ヤ』!…ヤング世代に戻りたい一家の大黒柱!ミカヤ!!!」

 

ミカヤ 「( ゚д゚)…」
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ミカヤ 「(゚д゚)」
セシリア「こっち見ないで下さい」

 

ロイ  「コレで僕のプレゼンテーションを終わります。ありがとうございました。」
全員  「……」
ロイ  「(えっ?微妙!?)」
ロイ以外「(いつものロイじゃないわ…まさかコレは…。)」
セシリア「…ええ、ありがとうロイ。
     ちょっと先生と生徒の皆さんは急用を思い出したから…、
     ロイ君とミカヤさんはココに残っていてくださいね(棒読み)」
ミカヤ 「…あ、はい、分かりました。」
《セシリア、生徒達、保護者達が一斉に教室を出て行く。》

 

ミカヤ 「・・・・・・」
ロイ  「・・・・・・」
ミカヤ 「…ロイ、まさかそのプレゼンテーション、マルスに手伝ってもらわなかった?」
ロイ  「うん、プレゼンテーション用にどんな事言えばいいか分からなかった僕に、色々とアドバイスをくれたんだ。
     今のアイウエオ作文も後の半分(※リンディス辺りから)はマルス兄さんが教えてくれたよ。」
ミカヤ 「(…今夜の献立は挽肉ね。)」
ロイ  「?」

 

その日の夜、マルスは満身創痍で帰ってきた…だが、誰一人としてライブを使わなかった。
サザの話によると、ミカヤは杖の代わりに刃物を持ってマルスを追い掛け回したらしい…。

 
 
 

リーフ 「あれ?何で僕のだけ無いの?!ねぇっ!!?」
ナンナ 「リーフの『リ』!…利己関係に囚われて自滅しやすくて。」
ミランダ「リーフの『―』!…「ーーーー!!!」と声にもならないアホさを持った。」
サラ  「リーフの『フ』!…不思議な味がする人(はぁと)」
3人  「!!!!!」