同人わーくす
~兄弟家にて~
ヘクトル 「うおどりやぁぁぁぁ!!」
ルーテ「まるで水を得た魚の様な戦いっぷりですね」
エリウッド「ヘクトルにはピッタリのゲームだなぁ」
リン 「ただいまー・・・ルーテ、もう来てたのね。自信作とか言ってたけど・・・これ?」
ルーテ「はい、これです」
つ 『ヘクトル無双』
リン 「パッケージ・・・なんか綺麗なジャイアンみたいな顔立ちね」
パッケージは魔物の山とも言える屍の上に斧を突き立て、マントをはためかせてるヘクトルの画である。
そして凛々しい顔立ちを綺麗なジャイアンと評価したまでである。
リン 「それにしても・・・よくこんなに滑らかに動くわね」
ルーテ「その方面もプロの様ですし、ノールさん」
リーフ「クリアしたらカオスな一枚画とか出そうで怖いんだけど・・・プロの作品」
エリンシア「筋肉なら寧ろ望むところで♪」
ロイ「姉さん、マッシヴ自重」
ルーテ「その辺りはロケハン風にアスレイ君が隅々までしたので大丈夫かと」
そうこう話しているうちに音楽が一変し・・・
ヘクトル「ぉ?お決まりのボスってか・・・いててて、奇襲かよ!」
エリウッド「右側だ、矢を受けているぞ!」
画面上のヘクトルがグイッと体を右側へと振り向かせると
リン 「へ?これって・・・」
リーフ「間違いなくリン姉さんだね、馬に乗って弓射ってるけど」
ヘクトル「なんつーか・・・いいのか?どついても」
リン「ええ、構わないわよ。ゲームだし」
ロイ「後ろ手にマーニカティ自重して、姉さん」
ヘクトル「んじゃま、遠慮なく・・・せりゃあっ!」
正面に捉えてジャンプし馬上のリンへと斧が降り下ろされる・・・はずだったのたが
(ガシッ!ガキッ!!)
ヘクトル「おま!空中で関節決められるとか有り得ねーーー!!」
リン「あは、あははははははは!」
唖然とするヘクトルと笑いころげるリン、画面にはマッ○ルドライバーが決まった姿で地面に激突である。
ヘクトル「おい、この画面に出てきたカウントは何だ?」
ルーテ「撤退のカウントです、時間内に指定のボーダーラインまで下がればクリアです」
ヘクトル「クリアって・・・近付けば関節、距離離したら弓とか反則だろ・・・ちきしょおおおおお!」
ロイ 「ヘクトル兄さん、涙目」
エリンシア「バアトルさん辺りを主役にして敵もマッチョの筋肉祭りに・・・ハァ」
ロイ 「トリップしないで、姉さーん!」