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Last-modified: 2012-09-02 (日) 22:22:40

57 :助けて!名無しさん!:2012/06/02(土) 22:03:11.91 ID:oCkERInn

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レテ  「……」
ワユ  「……」
ミスト 「……」
イレース「……」
ユンヌ 「……」
サナキ 「……さて諸君。端的に言って、危機である」
ユンヌ 「まさかポッと出の新キャラにここまでリードされるとは……!」
ワユ  「それ以前にわたしたちってそもそもまだ土俵にすら上がれてない感があるし」
レテ  「何故奴はブレイクされなかったんだ……信じられん」
イレース「わたしたちと違ってアイクさんを恋愛対象と見ていないからではないでしょうか……」
ミスト 「じゃ、じゃあわたしたちも意識せずにお兄ちゃんと接すればフラグをブレイクされずに済むのかな?」
サナキ 「尼にでもなるつもりか、ミスト。我々にそんなことができるはずもなかろう」
ワユ  「情けないことを堂々と言うね、サナキ……」
ユンヌ 「……一つ確実なのは」
全員  「確実なのは?」
ユンヌ 「アイクと渡り合えるぐらい強くなれれば、少なくとも同じ土俵には立てるということ……!」
全員  「……!」
ワユ  「……今日からトレーニングのメニュー倍に増やそうかな」
ミスト 「わたしもお父さんに正式に訓練してもらうわ」
イレース「アルムさんの畑の作物を全部喰らい尽くします」
レテ  「半年ほど山籠りするか」
サナキ 「ベグニオン魔法研究所に連絡して新魔法を開発させよう」
ユンヌ 「姉さんと強引に融合して最強を目指すわ」

 かくして、アイクの嫁候補たちは己を高めるべく動きだしたのであった。

ロイ  「なんか最近紋章町の女の人たちの間でトレーニングブームが起きてるんだって」
エリンシア「そう……皆遂にKINNIKUの素晴らしさに目覚めたのね」
ミカヤ 「違うと思うけど……」