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Last-modified: 2007-09-17 (月) 15:14:28

リーフにもたまには良い思いをしてもらおうか

 

《リーフの通っている紋章町高校・教室》
リーフ    「今日はナンナ、ミランダ、サラ3人とも風邪で休みか。
        もう三日も来てないし…明日も来なかったらお見舞いに行ってあげようかな?
        あれ、誰か僕のほうに向かってくる…あの薄紫の髪は…ティニー?」
ティニー   「………」
リーフ    「どうしたんだい、ティニー?」
ティニー   「今週の土曜日は暇でしょうか?」
リーフ    「えっ…と、突然何言うかと思えば……うん、今週の土曜日は特に用事は無いけど。」
ティニー   「(つ【何かの紙切れ】を差し出す)」
リーフ    「(紙切れを受け取る)…これは遊園地のチケットじゃないかぁ!どうしてこれを僕に…」
ティニー   「理由は言えませんが…私と一緒に行ってくれませんか?お願いします。」
リーフ    「(僕が女の子に…)う、うん分かった。それで…何処で待ち合わせようか?」
ティニー   「この遊園地の近くに広場がありますので、そこで1時…はどうでしょう。」
リーフ    「ぅ、うん‥じゃあそうしよう。」
ティニー   「絶対来て下さいね、リーフ様……(ドアに向かって駆け出していく)」
リーフ    「( ・д・)・・・・・・」

 

 #br       

 
 

《ご存知FE兄弟家の食卓》
ロイ     「エリンシア姉さんの味噌汁は美味しいな。」
ヘクトル   「ああ、姉上の味噌汁は最高だな。」
エリンシア  「二人ともありがとう。」
ミカヤ    「…ねぇ見て(リーフを指差す)、何かリーフが凄い嬉しそうなんだけど。」
リーフ    「ニヤニヤニヤニヤ(・∀・)ニヤニヤニヤニヤ」
マルス    「へぇ…どうしたんだいリーフ?誰かに告白でもされたのかい
        (まぁリーフにそうするモノ好きなんであの3人娘以外に居なさそうだけど)?」
リーフ    「違うよ…実は今度の土曜日ティニーと一緒に遊園地に行くことになったんだ。」
 #br    

 

      (; ・`д・´) ナ、ナンダッテー !? (`・д´・ (`・д´・ ;)

 
 

マルス    「(告白どころかデートに誘うモノ好き居たアッー!!)」
シグルド   「( ゜д゜)・・・」
セリス    「兄さん味噌汁こぼしてるよ…ねぇ兄さんってば!」
ヘクトル   「……お前、それは冗談だよな?」
リン     「・・あのリーフが…」
エリウッド  「信じられない・・・う、胃が・・・」
リーフ    「ちょ、エリウッド兄さんそんな事で胃を痛めないでよ(汗)」
ミカヤ    「何というリーフ、聞いただけで分かってしまったわ。
        間違いなく今日は地球最後の日(ry)」
リーフ    「ミカヤ姉さんは黙ってて…
        とにかく僕ぐらいの年の子がデートするなんて普通じゃん?
        何でそんなに驚くの?」
エリウッド  「…だって…」
リン     「あの大金持ちのフリージ財閥の子と…遊園地だなんて」

 

シグルド   「よし!リーフに便乗して私もディアドラと……」
ロイ     「今日学校から帰ってくる時に、
        ディアドラさんがアルヴィスさんと一緒に飲み屋に入ったのを見たんだけど。」
シグルド   「 0| ̄|_ 
        …うむ、こうしちゃおれん‥ディアドラは私が護る!!」
        (ティルフィングを持って家を飛び出す)
リン     「兄さん、漆黒さんの口調で出て言っちゃったわね。大丈夫なの(汗)?」
エリウッド  「多分…大丈夫(汗)」
エリンシア  「でも何でリーフちゃんを誘ったのかしら?」
マルス    「良い男なら他に腐るほどいるのにね(笑)」
ロイ     「マルス兄さんそれはあんまりだよ。
        …リーフ兄さん、それでいつ遊園地に行くんだっけ?」
リーフ    「土曜日だよ。遊園地の前の広場で一時に待ち合わせてる。」
ヘクトル   「そうか…でもやっぱりお前がデートなんて信じられんな。
        …よしみんな、今日は早く寝ようぜ。」
リーフ・マルス以外「賛成~♪」
リーフ    「ちょ、みんな酷いよ(泣)ほんとの事なのに…」
マルス    「……僕は信じるよ。」
リーフ    「…兄さん…」
マルス    「…たださ…」
リーフ    「?」
マルス    「子供が出来たら僕を名付け親にしてね」
リーフ    「(#^∀^)」

 
 

《一連の会話を聞いていた例の3人組》
ナンナ    「私達が風邪で休んでる間に…そんな事が起きていたなんて。」
ミランダ   「リーフめ、裏切ったわね!?」
サラ     「………」
ナンナ    「サラはあんな小娘にリーフ様を渡せないわよね!?」
サラ     「…別に…」
二人     「ええっ!!?(やっぱりこの子って…クルクル電波(ry))」
サラ     「(ティニーに振り回されるリーフも…ちょっと見てみたいかも)」
ナンナ    「とにかく!別にリーフのデートを邪魔したいわけじゃないけど」
ミランダ   「あの小娘を遠ざける為にも、私達も遊園地に行くわよ」
サラ     「………分かったわ」
ナンナ    「それじゃあ決まりね。私達の待ち合わせ場所は遊園地前広場の午後1時。
        二人に見つからないように隠密に行動しましょう」

 

《そして土曜日 遊園地前広場 午後1時》
リーフ    「確かココだったね。もうそろそろ時間だ、
        ティニーはまだ来てないみたいだけど……所でこの袋には何が入ってるんだろう?
        マルス兄さんに本当に必要な時だけ開けろ、とは言われたけど…あまり重くはないな。何なんだろう?」

 

《そこらの茂みの物陰から》
マルス    「ティニーはまだ来てないようだ。」
ヘクトル   「まぁそのティニーに騙されてなきゃ良いけどな。」
リン     「(ヘクトルを見て)ティニーには何度か会った事あるけど、悪い人には思えなかったわよ。」
セリカ    「リーフがどう女の子と付き合うのか。」
アルム    「楽しみだね、セリカ。」
ミカヤ    「これがどう転ぶか楽しみね、うふふ。」
ロイ     「ミカヤ姉さんかユンヌかは分からないけど、とにかく自重して。」
エリウッド  「…何で僕達はリーフをストーキ」
マルス    「弟のデートを見守るのも僕達兄貴姉貴の仕事じゃないかぁ!!」
ミカヤ    「マルス…声を落として。」
リン     「所でマルス…あの袋には何が入っているの?」
マルス    「秘密だよ秘密…でもヒントは出すよ。
        ヒントは『このデートに必要になると思う物』さ。」
エリウッド  「何か怪しいな…(汗)」
ヘクトル   「変な物じゃないよな?」
マルス    「うん」
リン     「でも何かしら…?」
マルス    「まぁじっくりと考えてみてくれ。
        (リーフが絡む以上あの3人組は間違いなくこの広場のどこかにいる…
        悪いけど今回はあの3人組には邪魔させないよ!)」
ミカヤ    「そんな事よりも…やっとティニーが来たみたいよ。」

 

ティニー   「遅れて申し訳ございません。」
リーフ    「いや、僕は大丈…(ブバァァァァァァッ!)」
ティニー   「きゃあ!…だ、大丈夫ですかリーフ様!?」
リーフ    「う、うん…」
ティニー   「(バッグに手を入れる)ちょっと待ってくださいね。今ハンカチを出しますから。」
リーフ    「ねえ…何処でそんな服を…」
《ティニーの着ているソーニャ服を指す…どう見たって胸の谷間が見えます、本当にありが(ry)》
ティニー   「(リーフの顔を拭きつつ」ココに来る時に露天商に売ってもらったんです。
        何でもこれを着れば全てがうまくいく魔法の服だと。」
リーフ    「そ、そう…(ティニーって近くで見てみると意外と胸大きいよな…っていうか何か僕の息子が(自主規制))」
ティニー   「(突然しゃがみこむ)リーフ様、ポケットにボールペンなんて入れてはいけませんわ。」
リーフ    「えっ…」
ティニー   「そんなのをポケットに入れていたら、人を刺してしまうではないですか。」

 

男性陣(セリス以外) 「(ブバァァァァァァッ!)」
セリカ、エイリーク  「(意味が分かってない)きゃあ!男達が突然鼻血を噴出したわ!!」
エリンシア?ミカヤ?リン「(意味が分かっている)凄い事言うわね、あの子。普通あんな事男に言ったら押し倒されて(自主規制)」
シグルド   「ミカヤ姉さん&妹二人自重」
エリウッド  「(ボタッボタッ)・・・・・・・・・今どきの子の神経は・・・理解できないなあ(汗)」
マルス    「ニヤニヤ(・∀・)ニヤニヤ
        (ティニー、気をつけてないと刺されるのは君の方d(ry))」
セリス    「ねえ、何で皆鼻血を噴出したの?」
エイリーク  「…私もあんな服を着れば大きくなるのでしょうか?」
ヘクトル   「(鼻を押さえながら)エイリーク自重…と言うか論点はそこじゃねえよ!?
        しかしティニーって…男知らずというか、天然だよな(一瞬羨ましいなんて思った事は秘密だぜ)」
アルム    「う、うん…」
エフラム   「でも正直言って・・・あの女の家系の子とは思えん。」
シグルド   「確かにそうだな・・・。」
セリス    「あの家系って?」
エリウッド  「・・・・・・魔性の女・・・ヒルダ。」

 

ナンナ    「凄く…大胆です。」
ミランダ   「ちょっと殴ってくる。」
サラ     「ミランダ自重して」

 

リーフ    「まぁとにかく…(汗)遊園地に入ろうか」
《遊園地の入場ゲートに向かう》
リン     「遊園地に向かったみたいね。」
マルス    「僕達も気づかれないように行こう。」
エリウッド  「ただの尾行なのにお金を…」
マルス    「無問題無問題、あるルートからチケットを大量に入手したからね。それを使うよ…あれ、3つほど足りないような(汗)」
エリウッド  「結局3人分の出費かよorz」

 

ナンナ    「行ったみたいですね。」
ミランダ   「金はあるけど…あまり払いたくはn」
サラ     「チケットならココにあるわ…。」
ナンナ    「ナイス、サラ!!行きますわよ。」
サラ     「(ココに来てるリーフの家族が持ってきたチケットを、シーフの杖で3人分盗んだなんて言えない…)」

 

リーフ    「じゃあまずはどれに乗りたい?」
ティニー   「(前方に指差す)あれは…どうでしょうか?」
リーフ     ( ゜д゜)
       「…だ、大丈夫だよ大丈夫!!!よし、入ろうか(ティニーの手を引っ張る)」
ティニー   「(えっ…私が指差したのはあの真ん中の観覧車です‥‥
        何故隣の富〇急ハイ〇ンドのド〇ンパ級のジェットコースターに行こうとしてるのでしょうか…?)」
FE兄弟全員?3人娘「無茶しやがって…(AA略)」

 

《10分後》
ティニー   「(目を輝かせながら)リーフ様とても楽しかったですわ。ジェットコースターがあんなに楽しい物だとは思いもしませんでした。
        あのコースターが上に上がっていく時の緊張感。
        そしてレールの上から時速200km以上で落ちる感覚!
        とても貴重な思い出が出来ました。」
リーフ    「それは良かったよティニー!(ぶっちゃけ死ぬかと思った…)」
ティニー   「次はどこに行きましょうか?」
リーフ    「う~ん、じゃあアレにしない?」
《お化け屋敷を指差す》
ティニー   「ちょっと・・・怖いです。リーフ様は怖くないのですか?」
リーフ    「僕は大丈夫、ティニーと居れば怖くないよ。」
ティニー   「リーフ様・・」

 

マルス    「・・・背中が痒いよ・・・」
ヘクトル   「何か歯が浮きそうな口説き文句だな。どっかの係長よりは数倍マシだが」
シグルド   「ヘクトル、こっちみんな」
ロイ     「所でアイク兄さんはどこなの?僕たちと一緒に居ないようだけど」
リン     「警備員のアルバイト中らしいわ。どこでやってるかは分からないけど」
セリス    「僕達も入ろうよ」
エリウッド  「お化け屋敷か・・・ああいうのは好きじゃないけど」
マルス    「エリウッド兄さんにバーサク掛けてお化け屋敷の中に入れれば、そこらの下手な幽霊より怖いかt・・・・・・ぎゃあああああぁぁぁぁぁぁ」
リン     「(関節技を掛けつつ)マルス自重しなさい」
シグルド   「二人とも静かに、入っていったぞ。」
セリカ    「私達も入りましょ。」

 

サラ     「お化け屋敷に入っていったわね。」
ナンナ    「あまり乗り気になれないけど・・・」
ミランダ   「ナンナはあんなビッチにリーフを骨抜きにされたい訳!?」
ナンナ    「・・・・・それは・・・」
サラ     「行くわよ」

 

《お化け屋敷の中》
ティニー   「何か・・・寒いですね。」
リーフ    「うん、幽霊が居るからね(冷房強すぎなんだよ、ちくしょう!)」
ティニー   「地図によるとココで左ですね…。
        (角を曲がる)・・・そして次のドアを」
幽霊(変装)  「んばぁ!!」
リーフ    「うわぁ!?」
ティニー   「きゃあ!!!(条件反射的に魔道書を取り出して、お化けに雷を落とす)」
《ズッドーン!!》
リーフ    「ちょwwwティニーwwwww」
ティニー   「あの角から幽霊が出て来るなんて・・・ビックリしましたわ。」
リーフ    「(僕はそれよりも君がとっさに攻撃したことに驚いたんだけど・・・)」
ティニー   「それより・・・もうそろそろ出口のようですね。」
リーフ    「・・・・・・・・・」

 

エリウッド  「お化け屋敷って蝶サイコー!!!」
ロイ     「兄さん・・・」
ミカヤ    「つ【レスト】」
マルス    「(エリウッド兄さん・・・幽霊に脅かされている内にバーサク化して・・・お化け屋敷から出るまで、むしろ幽霊の方をびびらせちゃったよ・・・(笑))」
ヘクトル   「今のはとてもじゃねえが、ニニアン辺りには見せられなかったな。」
リン     「とにかく・・・尾行再開ね。」

 

ナンナ・ミランダ 「(改めてサラの凄さが認識できたわ・・・。まさか幽霊全員を脅かされる前にサイレスで黙らせてしまうなんて・・・)」
サラ     「あ~あ、つまんなかった。」

 

リーフ    「何かお腹すいて来ちゃったね。」
ティニー   「では・・・あの喫茶店に入りましょうか(そういって某喫茶店を指差す)」
リーフ    「うん。」
《喫茶店の中に入る》
リーフ    「(゜д゜)」
ティニー   「ちょっと暗いですけど・・・大丈夫でしょう。ここに店長のお言葉がありますわね。読み上げてみます。」

 
 

『やあ (´・ω・`)

 

ようこそ、喫茶店しっこくへ。
この角砂糖はサービスだから、まず座って落ち着いて欲しい。

 

うん、「また」なんだ。済まない。
女神の顔もって言うしね、謝って許してもらおうとも思っていない。

 

でも、この喫茶店が開店するのを見たとき、君は、きっと言葉では言い表せない
「安らぎの場所キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!」みたいなものを感じてくれたと思う。
全てが狂ってるこの世の中で、安らぎを忘れないで欲しい、そう思ってこの喫茶店を作ったんだ。

 

じゃあ、注文を聞こうか。』

 
 

リーフ    「(д) ゜゜」
ティニー   「まぁ、何てユーモアのあるお言葉なのでしょう。」
《ガラッ!》
漆黒     「ユーモアがあるかっこいい店長様と言われて飛んできた。注文は?」
リーフ    「誰もそこまで言ってないよ!?」
ティニー   「あなたが・・・この喫茶店の店長さん?」
リーフ    「(やはりティニーも驚いてるね・・・無理も無いか、突然真っ黒の鎧を来た変人が現れたら誰だって)」
ティニー   「こんなお言葉を考えれるなんて‥とても・・・素適です!」
リーフ    「工工工エエエェェェ(゜д゜)ェェェエエエ工工工」
漆黒     「ありがとう・・・しかし私にはすでに心に決めた人が・・・(※ミカヤの事)」
リーフ    「だから誰もそんな事聞いて」
漆黒     「身の程をわきまえよリーフ
        ・・・で、注文は何にするのだ。

 

ティニー   「注文とはいっても・・・・何がありますか?」
漆黒     「これを見られよ。つ【喫茶店のメニュー】」

 

『メニュー』

 

カレー 400G
カツカレー 600G
チキンカレー 550G
サラダ    430G
サンドイッチ 450G
漆黒カレー(乙女向け) 600G 『店長お勧めの品!』『乙女の肌は私が護る!!イカスミ配合の黒いカレーは乙女の肌をすべすべに。』
漆黒カレー(男向け)  600G 『店長お勧めの品!』『身の程をわきまえよ!!タバスコの100倍の辛さの激辛が貴様を襲う!!』

 
 

リーフ    「(Д)    ゜゜ 」
ティニー   「この乙女向け漆黒カレー一つお願いします。リーフ様は?」
リーフ    「・・・・・・あ~と・・・じゃあ僕はカツカレーに」
ティニー   「そんな・・・リーフ様ならこの男向け漆黒カレーに挑戦すると思いましたのに・・・」
リーフ    「  はい
        →いいえ」
ティニ-   「そんな、ひどい……」
リーフ    「  はい
        →いいえ」
ティニー   「そんな、ひどい……」
リーフ    「……!!なっ…いつの間にループ地獄に…………、
         →はい
         いいえ」

 

  《外から見ていた家族&3人娘》
「  無 茶 し や が っ て  ・・・」

 
 

《喫茶店から出る》
ティニー   「とても美味しかったです。」
リーフ    「(漆黒の騎士め・・・殺す気かorz)」
《林の方に歩いていく》
リーフ    「・・・・・・ティニー、ずっと聞きたかったんだけど・・・。」
ティニー   「何ですかリーフ様?」
リーフ    「どうして・・・僕を誘ったの?」
ティニー   「!!・・・・・そ、それは・・・」
???    「うがあぁ!!」
二人     「!!!!」

 

ミランダ   「こんな事はしたくないけど・・・もうあのビッチには渡しませんわ!つ【バーサクの杖】」
サラ     「まったく、仕方の無い子ね・・・」

 

スコット   「うがあぁ!!(ティニー目掛けて斧を振り下ろす)」
ティ二ー   「エルサンダー!!」
《雷を降らせるが、避けられる》
スコット   「ぐりゅあぁ!!」
リーフ    「うわっ!」

 

リン     「こうしちゃいられないわ!今すぐに私のマーニ・カティで」
マルス    「ストップストップ!!ココはリーフに任せ」
リン     「相手は狂戦士よ。リーフじゃあ荷が重いじゃないの!?」
マルス    「大丈夫、あれを使えばね・・・とにかくココはあの二人に任せよう」

 

リーフ    「そうだ!!こんな時は兄さんの・・・(袋の中身を取り出す)
        こ、これは・・・・・・うっ!!」
スコット   「くらえぇえ!!!」
《猛斧を剣で軽く受け止める》
リーフ    「・・・・・・・・・・はあっ!!」
《スコットを吹き飛ばす》
リーフ    「・・・ふっ、人間の体ではこれが限界だな。」
スコット   「うっ、う~ん・・・あれ、俺今まで何してたんだっけ?」
ティニー   「(スコットに駆け寄る)何も・・・覚えてらっしゃらないのですか?」
スコット   「何か突然・・・心から怒っちまった。すまねえ(そして帰っていく)」
ティニー   「いえ・・・」
リーフ    「さてと・・・この体で何が出来るのか?」
ティニー   「リーフ様・・・」
リーフ    「(ティニーの方を向く)お前は確か、ティニーとかいう女だったな・・・」

 

シグルド   「バーサク化したスコットを追い払ったようだが・・・何か感じが違うぞ。」
エイリーク  「どこかで感じた事があります・・・これは・・・」
エフラム   「魔王フォデスか!!?」

 

ティニー   「リーフ様・・・ではない・・・」
フォデス   「くっくっく、このリーフという者は我が乗っ取った。残念だったな?」
ティニー   「・・・・・・・・・・」
フォデス   「ふふ、ショックで言葉も出ないのk」
ティニー   「つ【トールハンマー必殺】&【レクスボルト必殺】」
《ズドドドドドドーッン!!!!》
フォデス   「グアアアア!こ、このザ・メシアと呼ばれる魔王の我が…
        こんなツインテール娘に…バ…バカなアアアアアア」
《フォデスが魔石に戻る》
ティニー   「リーフ様!!(リーフに駆け寄る)」
リーフ    「・・・・・・て・・・・ティニー?」
ティニー   「リーフ様・・・・・・ご無事で・・・良かった!!!(リーフに抱きつく)」
リーフ    「うわぁ、ティニー苦しいって・・・!!」

 

マルス    「姉さんギブギブ!!・・・いざとなったら聖石投げつけて解決するつもr」
リン     「(関節技を掛けつつ)そういってもアンタ、リーフをあんな目に会わせて!!!」
エリンシア  「マルスちゃんは『いい男部屋』送りですわね。」
マルス    「ちょ、それはらめえぇぇぇぇぇぇ!!!!!」

 

ナンナ    「(レスキューするつもりでしたけど・・・その必要は無いようですね。リーフ様が無事で良かった・・・。)」

 

《遊園地近くの林の中のベンチ》
ティニー   「リーフ様は・・・私が転校してきた時の事・・・覚えていますか?」
リーフ    「う、うん・・・ティニーは確か‥いじめられていたよね・・・何でかは忘れちゃったけど。」
ティニー   「・・・・・私のおば様、ヒルダは今でも子供狩りを続けています。
        子供狩りとはいっても、小さい子供に怖い話をしたり、人間不信にしたり、 
        未来は暗いと説法して〇ート族を増やす様なものですが。」

 

エリウッド  「ある意味では確かに子供(の未来)狩りだね(滝汗)」

 

ティニー   「他の子は私がヒルダの親戚だと知っていまして・・・それをネタに色々と言われました。        
       『お前も子供狩りに参加してるんだろ!?』とか
       『他の子にばらされたくなければ(自主規制)や(自主規制)をしろ!』と・・・意味は分かりませんでしたけど。」
全員     「(゚д゚)」
リーフ    「・・・・・・・・・」
ティニー   「でも、ある日リーフ様が私の前に来て・・・。」
リーフ    「えっ・・・・・・。」
ティニー   「私を強請っていた男達に『馬鹿な真似はやめろ!』と言ったじゃないですか。
        その後喧嘩になって・・・男達に必殺出されて負けてしまいましたけど。」
リーフ    「(思い出す) (つд`)」
ティニー   「・・・・・でも、その時のリーフ様・・・かっこよかったです。」
リーフ    「ティニー・・・」
ティニー   「(時計を見ながら)・・・もうそろそろ門限です、早く帰らないt」
《リーフがティニーを後ろから抱く》
リーフ    「もし辛い目に会ったら僕に言って・・・・・・出来る限りの事はするから…さ」
ティニー   「/////
        ・・・リーフ様・・・・・・・私・・・私・・・・・・」
《お互い目をつむって唇を近づける》

 

マルス    「(どうやらチェリーを一番早く捨てるのはリーフの様だ)
        セリス、エイリーク、よく見ておくんだよ。」
セリス・エイリーク「(・・・ドキドキ・・・)」

 
 

???    「・・・そこの二人、何をしている!」
二人     「!!!!」

 

エリンシア  「あ、あれは・・・アイク?」
リン     「アイク兄さん、この遊園地でアルバイトしてたんだ・・・」
マルス    「(最悪なタイミングでフラグクラッシャー来たアッー!)」

 

アイク    「狂戦士が暴れていると通報があってな・・・それに何かこの林から
        凄い邪気が感じられたからココまで来たんだが・・・」
ティニー   「////////(遊園地の方へ走っていく)」
リーフ    「ちょ、ティニー・・・ティニー!!!!」
アイク    「何か邪魔したか?」
リーフ    「こ、こ、こ。」
アイク    「こ?」

 

     『こ の 人 で な し !!!!』

 

この後一週間程、リーフはアイクに口一つ聞かなかった。
ただアイクはそんな事は気にせず・・・誰からは知らないが、ワープで送られてくる肉料理に満足しているようだ(どうやら某3人組のフラグクラッシュのお礼との噂も)。
マルスの結末は・・・まぁリーフに魔石を渡した刑罰としてアッー!