家族皆でボウリングに行こう!
《目の前の計15枚ものチケットを見ながら》
リーフ 「ボウリング?」
ミカヤ 「ボウリングなんて凄く久しぶりじゃないwww」
ヘクトル 「ボウリングwktk(?∀?)」
エリンシア 「マルスちゃん,何処でこれを手に入れましたの?」
マルス 「数日前、暴漢に教われてたシーダの女友達を助けたら・・・これを貰ったんだ。
精々2、3枚だと思っていたけど…まさかこんなに貰うとは思わなかったよ」
エフラム 「所でボウリングって何だ・・・輪っかが付いた矢を飛ばす競技か?」
エイリーク 「兄上・・・・・・」
セリス 「でも楽しみだね。」
セリカ 「で、何時行きましょうか?」
アルム 「今週の日曜日なんてどうかな?皆学校や仕事が無いから行けるでしょ?」
シグルド 「・・・でも、残念だが、私は今週の土日は会社の会議に付き合わなければならない」
アルム 「そっか~それは残念だなあ~っ(棒)」
シグルド 「残念だなんて1%も思ってないだろうが!!」
セリカ 「シグルド兄さんも落ち着いてよ《ニヤニヤ(・∀・)ニヤニヤ》」
シグルド 「お前も俺が居なくてうれしいのかちくしょう~!!!!!!(バタンッ!)」
《家を出て行く》
エリウッド 「シグルド兄さん・・・」
エリンシア 「いつもの事ではありませんの。夜になったら帰ってきますわ。」
エイリーク 「・・・・・・」
セリス 「でもボウリング、楽しみだな(・∀・)」
リーフ 「でもさ、この残ったチケット・・・どうするの?」
《全員お互いの目を見て、暗黙の了解を取る》
全員 「せぇ~の・・・ジャンケン、ポイ!」
《ロイがパー、それ以外が驚いた事にグーを出す》
ロイ以外 「何故俺(私)達グー出したんだアッー!」
ロイ 「あ、勝っちゃった。じゃあ前に貰ったクッキーのお返しに・・・」
《その週の日曜日》
ヘクトル 「おお、これか・・・そのボウリングセンターっていうのは」
《FE家族(シグルド除く)+αの前に立っているボウリングセンターを見る。》
エリンシア 「では皆さん、入りましょう」
全員 「はーい」
リン 「じゃあ皆着替えたわね。」
アイク 「ああ。」
エリウッド 「ああ。ってどう考えても上半身裸じゃないか!」
アイク 「すまん、店員の女の人に、俺に合うサイズの服を探してもらったんだが・・・無かった様だ。」
エリンシア 「仕方ありませんわね。アイク専用のボウリング服を
作ってきましたので、これを着てください」
《そういってバッグからアイク専用服を取り出す。どう見たってさっきの上半身裸と変わりありません。本当にありがと(ry)》
ロイ 「姉さんマジ自重して」
リリーナ 「・・・ねぇ、ロイ・・・」
ロイ 「うん?」
リリーナ 「私が来てよかったのかしら・・・」
ロイ 「そういっちゃ駄目だよ、リリーナ。一緒に楽しもう!」
リリーナ 「・・・そうね、ロイ!」
原作(ry)のロイの嫁候補達 「リリーナめ・・・父と同じで力(魔力)ばっかり伸びる脳筋の癖に…(ゴゴゴゴゴッ)」
エフラム 「さてと・・・皆準備は完了したな。俺から行くぞ。」
セリス 「エフラム兄さんがんばれ~!」
マルス 「(とりあえず球の投げ方は 念 の 為 に教えたからね・・・
流石に今回は純粋に皆でボウリングを楽しもうか)」
エフラム 「それぇぁ!・・・」
《ゴロゴロゴロゴロゴロッン、カッコーン!!》
エフラム 「くっ、8本か(しかしこれは・・・結構集中しないといけないようだな)」
《再び投げる・・・そして残りの2本を吹き飛ばす》
エイリーク 「流石です、兄上!スペアですね!!」
ロイ 「リリーナも投げてみなよ」
リリーナ 「えっ・・・・・・分かったわ。」
《コロコロコロコロコロコロッ、カラッン!!》
ロイ 「おおっ、ストライクだよリリーナ!!・・・リリーナはボウリングは初めて?」
リリーナ 「・・・うん・・・」
ロイ 「初めてでストライクだなんてもっと良いじゃないかぁ!!」
リリーナ 「・・・そ、それ程でも・・・・ないわよ・・/////」
ミカヤ 「(ふふふ、二人とも良い感じじゃないの)・・・私達も投げましょう。」
リーフ 「うん」
エリンシア 「そうですわねお姉様!」
《ゴロゴロゴロゴロゴロッン、カッコーン!!》
《ミカヤ10本(※ストライク)、エリンシア8本、リーフ0本》
リーフ 「・・・・・・・・・・・」
ミカヤ 「あれ、一本も倒れてないわよ。」
エリンシア 「リーフちゃんどうしたんですか?」
リーフ 「あ・・・ありのまま、今起こった事を話すよ!
『僕が球を右にカーブするように投げたら、
丁度ピンの手前でカーブしてガターに転がっていった』
目の錯覚だとか、カーブするタイミングだとか・・・
そんなチャチなもんじゃあ 断じてないんだ
もっと恐ろしいものの片鱗を味わったよ…」
マルス 「ポルナレフ乙・・・っていうか僕もそれを見たよ。
図にしてみるとこんな感じだった(笑)」
∥ 〇 〇 〇 〇 ∥ 〇=ピン
∥ 〇 〇 〇 ∥ ●=リーフが投げた球
∥ 〇 〇 ∥ ∥=ガター(つまり溝)
∥ 〇 ∥
∥ ∥
∥ ∥
∥ ● ∥
∥ 川 ∥
∥ 〇 〇 〇 〇 ∥
∥ 〇 〇 〇 ∥
∥ 〇 〇 ∥
∥ 〇 ∥
∥ ● ∥
∥ ∥
∥ 〇 〇 〇 〇 ∥
∥ 〇 〇 〇 ∥
∥ 〇 〇 ∥
∥ ●〇 ∥
∥ ∥
∥ ∥
∥ 〇 〇 〇 〇 ∥
∥ 〇 〇 〇 ∥
∥ ● 〇 〇 ∥
∥ 〇 ∥
∥ ∥
∥ ∥
マルス 「プギャー(^Д^)9m」
リーフ 「(´;ω;`)」
#br
《ゴロゴロゴロゴロゴロッン、カッコーン!!》
エフラム 「(投げ方一つにしても弾が真っ直ぐ行ったり、右に曲がったり・・・これは良い命中率向上の修行になりそうな予感!!?)」
ヘクトル 「うおぉ、あのエフラムが槍と幼女以外に興味を示しているなんて・・・ぐはぁ!」
エフラム 「黙れ。」
セリス 「ふうっ・・・ちょっと疲れちゃったな。トイレ行ってくる。」
《しかし迷ってしまう》
セリス 「ううっ・・・どうしよう・・・迷ってしまった・・・・・・(汗)
あ、あそこに人が、彼に聞いてみるとしよう。」
セリス 「あのう~すいません。トイレは何処にありますか?」
???? 「トイレはココから真っ直ぐ進んで二つ目の角にあるぞ。」
セリス 「おじさんありがとう・・・・・・・ってこの声は!?」
シグルド 「うん?ってセリス!?・・・・・・ココで何やってるんだ?」
セリス 「それは僕のセリフだよ。シグルド兄さんこそココで何してるんの?」
シグルド 「そうか・・・皆ココでボウリングしてるのか・・・(笑)
実は会社の行事でボウリングをしに来たんだ。」
セリス 「えっ!・・・どういう事?」
シグルド 「バイロン社長が《君達もこんな面倒臭い会議をやって疲れるだろう?
今日は堅苦しい会議は無しだ!ボウリングでもして
疲れを吹き飛ばそうじゃないかぁ!!!》といって・・・
そういう訳でボウリングをしていんだ。」
セリス 「・・・・・・・・・(プロ〇テ乙って言いたいけど言えないなんて・・・悔しい!)・・・」
シグルド 「それとだ・・・何とココにディアドラが来てるのだイャッホウーーーー!!!!
こうしちゃいられないな・・・愛しのディアドラに私のボウリングテクニックを見せなくては!」
《そういって走っていく・・・》
セリス 「( ゜Д゜)・・・・・・」
《ゴロゴロゴロゴロゴロッン、カッコーン!!》
《セリカ10本、リーフ8本、アイク10本、ロイ7本、ヘクトル10本》
アイク 「お、セリス戻ってきたか。」
ヘクトル 「セリス惜しかったな。今さっき4回連続でストライクを出した所だぜww」
リーフ 「セリスどうしたんだい?そんな顔して・・・」
セリス 「さっき・・・シグルド兄さんに会った。」
全員 「な、何だってーー!!!」
リン 「どうしてこんな所に・・・」
エリウッド 「会社の会議の真っ最中じゃ・・・・・・」
ヘクトル 「まさかサボり・・・イダダダダダダ!」
リン 「(ほっぺを思いっきり引っ張りながら)どの口が言ってんのよ、どの口が。」
エリンシア 「とにかく・・・会いに行きましょうか。」
中編(多分後編)に続く。