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Last-modified: 2007-11-09 (金) 23:30:32

劇的ビフォーアフター

 

リン「あれ?ミカヤ姉さん何見てるの?」
ミカヤ「部屋を掃除してたら古いアルバムが出てきたから見てたのよ」
エリウッド「どれどれ?はは、みんな小さいな。いつの写真だろう?」
ミカヤ「エリウッド達が小学校に入る前だから10年くらい前かしら」
エフラム「10年前…」
ヘクトル「よく覚えてんな。さすがに歳食ってるだけあr…すいません、セイニーは勘弁して下さい」
リン「あら?その写真の人誰かしら?」

 

写真には泣きべそかいてるエリウッド、エフラム、ヘクトル、リンと
穏やかに微笑む金色の髪の美青年、そしてその隣にミカヤが写っている

 

エリウッド「制服から見るに警官かな?」
エフラム「どういう状況だ?」
ミカヤ「確か……そうそう、あなた達が遊びに行ったきり帰ってこなかったことがあって、
    そのときにそのおまわりさんがあなた達をうちまで送ってくれたのよ」
エリウッド「思い出した。いつもと違うところに遊びに行ったから、迷子になったんだ」
リン「私も覚えてる。すごく優しい人だったわ」
エフラム「そういえばそんな人がいたな。しかし何で写真が残ってるんだ?」
ヘクトル「そりゃ、その人の隣にいるミカヤの姉貴を見りゃわかんだろうが。
     見るからに姉貴好みのイケメンだもんなあその警k…すいません、
     レクスオーラも勘弁して下さい」
ミカヤ「……まあ私も若かったし」
エフラム(否定はしないのか…)
リン「あのおまわりさん、今どうしているのかしら」
ミカヤ「少し気になるわね」
ヘクトル「気になるといえばよ」

 

エリンシア「お茶が入りましたよ」
ゼフィール「頂こう」

 

ヘクトル「何であいつうちで茶なんか飲んでんだ!?」
エリウッド「アイク兄さんと手合わせしに来たらしいよ。今留守だから無理だけどね♪」
ミカヤ「エリウッドうれしそう…」
エフラム「家壊される心配ないからな」
リン「そうだ!ゼフィールさんならあのおまわりさんのこと知ってるんじゃない?」
ヘクトル「そいつがまだ警官をやってるとは限らんが、聞いてみる価値はあるかもな」
ミカヤ「そうね。あの、ゼフィールさん」
ゼフィール「なんだ?」
ミカヤ「このおまわりさん知りませんか?と言っても10年前の写真ですけど」
ゼフィール「…それはわしだ」

 
 

一同「な、 な ん だ っ て ー !!!!!!!!!!!!!」

 
 

ヘクトル「馬鹿な!ありえねえ!どこに10年で美青年から世紀末覇者に変わる奴がいるんだよ!!」
エリウッド「いや、目の前にいるんじゃ……」
ミカヤ「あははははは面白い冗談ですね!!!!!!!!!」
エフラム「姉上落ち着け。いったいこの10年何があったんだ……!?」
リン「想像がつかない…」
ゼフィール「………」