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Last-modified: 2007-11-25 (日) 15:02:17

殺し文句?

 

リーフ「この人でなしー!」

 

レクスオーラが乱れ飛ぶ普段通りの兄弟家居間。

 

ユンヌ「うぉぉぉぉぉぉ桜井の野郎!!なんであたしがアイクの切り札に出ないんじゃああ!!」
アイク「…………」
マルス「あぁまたあの女神暴走してる。めんどくさいなぁ……えっとメダリオンどこやったっけな……」
アイク「待てマルス」
マルス「え?」
アイク「俺に任せてくれないか?ちょっと試したいことがある」
マルス「ん……まぁ兄さんがそう言うのならいいけど。何するの?」

 

何も言わずユンヌに近づいていくアイク。

 

ユンヌ「いいもんいいもん!!あたしなんかどうせいらない子だもん!!所詮『負』の女神だもん!!
    どうせ大人の事情で出れなくなる存在だもん!!」
アイク「………それでもいい」
ユンヌ「………え?」

 

リーフ「あ。なんかどっかで見たことあるシチュエーション」
マルス「まさかこれは……」

 

アイク「あんたは生き物全ての親のようなもんで…………なんていうか
    子供の喧嘩に親がしゃしゃり出るってのはやっぱ駄目だろう。」

 

マルス「 そ の り く つ は お か し い 」
リーフ「こんなんであのバーロー女神が納得するわけが」

 

そしてここでひざまずき微笑みを浮かべるアイク。

 

アイク「それもこれも全部ひっくるめて………見守ってくれないか? 頼む。」
ユンヌ「…………う、うん。」

 

リーフ「納得したァァ!!!」
マルス「滅多に笑わないアイク兄さんのテラ男前スマイルか。こりゃ落ちるわ」

 

ユンヌ「そうね……アイクのスマブラ……ひっそりと見守らせてもらうわ。……もう一度だけ……」蒼い炎となって消えていくユンヌ。

 

アイク「信じられんな……あのユンヌがこんなに大人しく言うことを聞くとは……」
リーフ「信じられんって……兄さんがやったんでしょう?!」
アイク「いや、セネリオが教えてくれたんだ。今度あの変態女神が暴走したらこれをやってみて下さいって
    ひざまずいて少し笑って『ミマモッテクレナイカ タノム』と言うだけでいいとか。まさかこんなにうまくいくとはな……」
リーフ「…………(^ω^;)」
マルス「…………まぁユンヌも大人しくなったことだし何も突っ込まないでおきますよ」
アイク「しかし多用は控えた方がいいとか……暴走した奴を止める禁断の呪法かなんかか?」
マルス「………まぁそういうことにしておけばいい思うよ。フラグ乱立するだけだろうし」
リーフ「でまたクラッシュの被害者が出ると……例えば」

 

例:幼女社長編

 

アイク「見守ってくれないか?頼む。」
サナキ「………!!」

 

【ベグニオン元老院会議 in サナキの脳内】

 

サナキ  「『 見守ってくれないか 』皆の衆、こ、この発言をどう思う……?」
セフェラン「見守ってくれないか→ 一生俺の側にいてくれないか → 嫁になってくれないか ではないかと……」
ルカン  「血の誓約……もとい婚姻の誓約ですな」
バルテロメ「プロポーズというやつですね……くすくす……」
オリヴァー「はんなりとほどよいプロポーズですな」
サナキ  「ななな……いきなりそう言われてもどうすればよい?!ツンデるべきかの………?!」
セフェラン「いえ……>>166-168の例から見てフラグクラッシャーにツンデレは『そうか』の一言で
      カキーン!!NO DAMAGE!! で涙目必至です。今の機会を逃せばもう次は無いでしょう」
ルカン  「なりふり構ってる場合ではありませんぞ社長」
バルテロメ「さぁ返事を返すのです……くすくす……」
オリヴァー「しっとりとほどよいOKを」

 

サナキ「……もちろんOKじゃ!!そうと決まればこれから相応しい式場と衣装を探しにゆこうぞ!!」
アイク「……何がだ?まぁ別にいいけどな」

 

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リーフ「結婚フラグが立った!不思議!」
マルス「あれ、もしかして逆にいいのかこれ」
リーフ「この台詞を言わせればようやくアイク兄さんにも嫁が」
マルス「いきなり結婚まで跳べばフラグも壊しようがないしね。うん、アイク兄さん『ミマモッテクレナイカタノム』じゃんじゃん使っていいから」
アイク「………そうなのか?とは言っても暴走する者も今は別にいないしな」
マルス「いやもうそんなこと気にせずにとりあえずレテさんかワユさん辺りにでも」
リーフ「アドリブで『キミニキスデキナイウンメイナンテ(ry』とかも入れていいk……ってぎゃあぁ!!」そこにリワープしてくるセネリオ。

 

セネリオ「大変です!アイク!食欲魔神が空腹のあまりまた暴れ出しました!!」
アイク 「何?!よし丁度使い時が来たな!!ミマモッテクレナイカタノム、ミマモッテクレナイカタノム……っと」

 

マルス・リーフ 「「 待 て !! そいつにだけは言っちゃ駄目だ!!」」

 

しかし結婚フラグだろうがなんだろうがバキバキに折って帰ってきて食費オワタな嫁が嫁いでくるのは防げたという