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Last-modified: 2007-11-25 (日) 15:05:04

聖戦ごっこ

前略 
年末の紋章町合同忘年会に向けて宴会芸を練習することになった兄弟家の面々。その演目とは

シグルド「竜王家がエフラムに包囲された、このままでは幼女が危ない。
     エリウッド、私は彼女らを助けに行く。あとのことは頼んだぞ!」
エリウッド「待って下さい兄上。まさか一人で行かれるつもりでは?」
シグルド「我が家の主力(アイク兄さん)は、イレースさん達と共にしっこく家にたかりに行って
      ここに残っている者はわずかしかいない。エフラムは弟とはいえ強敵だ。
      死ぬことがわかっている戦いにお前達をまきこめない」
エリウッド「バカなことを言わないで下さい。家族な以上兄弟げんかで死ぬのは当たり前・・ではないけど
      兄上一人を行かせられません。僕たちも共に参ります。リン、君も同じ考えだろう?」

リン「うん、もちろん。でもアイク兄さん達を止めるのが先じゃないのかな。
   彼らは行く先々の家をおそって 食べ、食べ、食べつくしているという。
   手おくれにならないうちに家々をまわって、守りを固めるように言わなければならないわ」
シグルド「確かにそうだ。町を守ることはわれら家族の義務、リン、よく言ってくれた」
リン「いや、本当はリーフの意見なんです。さすがは強盗団首領とまでいわれたトラ7の主役、
   まだ子供なのにいろんな悪事に良く気がつきます」

リーフ「・・・・・また僕はこんな役に・・」
セリス「ホラホラ、そこでちゃんとセリフいわなきゃダメだよ」

エリウッド「えーと続きをしていいかな・・?
      兄上、わが家の守りはどうします?誰か一人は守備に上がらないと危険です。
      もし本拠地であるこの家が敵に奪われたら、われらは全滅します」
リン「エリウッド、城の守りならコイツしかいないわ!ねっ、ヘクトル!」
ヘクトル「リンっ、なんで俺なんだよ」
リン「おそい、重い、でかい!三狛子そろってるのはあなただけでしょう?」
ヘクトル「おそい、重いってのはいいけど・・・ってよくねーよ!! 誰が考えたんだよこの台本!!」
シグルド「いや、ヘクトル、私からも頼む。家の守りを任せられるのはおまえだけだ」
ヘクトル「はぁ、わかったよ。そんなら取りあえず守備に上がろう。でもたまには俺も出撃させてくれよ」
     (シグルド兄貴のスルー技能凄いな・・・)
シグルド「よし、それでは行こう。とりあえずしっこくさんを助ける。そして竜王家へ!」