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Last-modified: 2007-12-02 (日) 23:20:19

↓+B

ヘクトル 「ただいま」
ロイ   「あ、ヘクトル兄さん。お帰りー」
ヘクトル 「・・・・・・・・・」
ロイ   「どうかしたの?」
ヘクトル 「いや、ロイもでかくなったなぁと」
エフラム 「確かにな。普段一緒に居るから気付きにくいが・・・」
エリウッド「もうロイも中学生だしね。そりゃ大きくもなるさ」
ロイ   「うーん、そういわれても自分じゃわかんないなー・・・」
ヘクトル 「よし!ロイ、俺と手合わせしようぜ!!」
ロイ   「えええぇぇぇぇ!!無理だよ!!!」
ヘクトル 「大丈夫だ、俺はこれ使うから」

つ「訓練用の斧」

エフラム 「こんなのどこから持ってきたんだ?」
ヘクトル 「アイク兄貴に貰ったんだ。もともとはグレイルさんが使ってたらしいけどな」
ロイ   「うーん、どうしようかな・・・」
エリウッド「ロイ、無理しなくて良いよ。どうせヘクトルだし」
ヘクトル 「どうせってなんだどうせって。ま、ロイが嫌なら無理にとは言わないけどよ」
マルス  「兄さん達、何ロイをいじめているんだい?」
エフラム 「いや、ヘクトルがロイに手合わせしようとか言い出してな」
マルス  「ふーん・・・・・・ロイ、受けてあげなよ。ヘクトル兄さんも手加減してくれるんでしょ?」
ヘクトル 「ま、流石にロイ相手にいきなり本気でやったりはしねーよ」
ロイ   「わかった、じゃあよろしくね、ヘクトル兄さん」

という訳で、庭へ移動
エリウッド「くれぐれも損害は出さないようにしてくれよ・・・」
ロイ   「分かってるよ、エリウッド兄さん」
エリウッド「ロイは大丈夫だと思うけど、ヘクトルが・・・」
ヘクトル 「うし、んじゃあやるか!!」
マルス  「その前にロイ、ちょっとこっち来て」
ロイ   「どうかしたの?」
マルス  「いいからいいから」

マルス  (ごにょごにょ・・・)
ロイ   (!!でも、いいのかな?)
マルス  (いいんだよ、どうせヘクトル兄さんだし)

ヘクトル 「準備できたかー?」
ロイ   「う、うん。まぁ一応」
エフラム 「マルス、ロイに何を吹き込んだんだ?」
マルス  「いやいや、ちょっとした戦略だよ」

ヘクトル:訓練用の斧装備
ロイ  :封印の剣装備

ヘクトル 「んじゃ、いくぜ!!」
ロイ   「はっ!」

ガキィン!!

ヘクトル 「おう、ちゃんと受け止められてるじゃねぇか」
ロイ   「まぁ、例の大会で多少は慣れてるしね」
ヘクトル 「そうか、んじゃあもう少し力出していくぜ!!」

ガキィン!!バキィン!!ジャキィン!!この人でなしー!!

マルス  「ねぇ、今葉っぱ飛んでいかなかった?」
エフラム 「丁度庭に出ようとした時に攻撃喰らったんだろう。哀れだな」

少し経って・・・

ヘクトル 「なかなか粘るじゃねぇか」
ロイ   「実際、そろそろ、キツイけど、ね・・・」
ヘクトル 「へっ、じゃあそろそろ最後だ!!」

マルス  「ロイ、チャンスだ!!」

チャキッ
ロイ   「今だっ!!」

ヘクトル 「嘘だろーーっ!!」

エフラム 「おお、ヘクトルが吹き飛んでる」
エリウッド「しかもしっかり建物を避けつつ飛ばしてる辺りがロイらしい!!」
マルス  「カウンター成功、だね」

ロイ   「ごめん、ヘクトル兄さん。大丈夫?」
ヘクトル 「まさかロイに吹き飛ばされるとはな・・・ま、俺は頑丈だし、幸い下に何か・・・?」
リーフ  「こっ、この人でな、しぃ・・・」
ロイ   「リーフ兄さん!?大丈夫、ってかライブ、ライブー!!」