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Last-modified: 2008-01-17 (木) 13:57:04

ヘクトル「はぁ~っ。もう正月も終わりか」
リン  「そうね。もうしばらく家でゴロゴロ出来ないわ」
ヘクトル「餅もついた分みんな喰っちまったしよ。あーぁ、つまんねえなぁ」
マルス 「そして正月太りした体だけが残るっと……いでででで!!ちょ、2人で関節とかマジでギブ!!」
ヘクトル「お前なぁ、俺はピザじゃねえって言ってんだろうがぁぁ!!」
リン  「…………いや、でも確かにあたし最近ヤバイかも……」
ヘクトル「はぁ?」
マルス 「ほら、別にいつものからかいで言ってる訳じゃなくて。みんなちょっと正月太りしてるよ」
リン  「確かに。言われてみるとヘクトルもいつもに増してメタボね」
ヘクトル「百歩譲ってピザは許すとしてもメタボって言うのだけはやめろぉぉぉ!!」
マルス 「そんなわけでこれ買ってきました。ボルトアクス電気店特製体脂肪計」
2人  「…………!!」
マルス 「さぁ、どうぞ」
ヘクトル「……リン、レディーファーストだ」
リン  「こんな時だけ紳士になってんじゃないわよ!とりあえずあんたで様子見てから」
ヘクトル「俺はこんなの絶対乗らねーぞ!」
マルス 「まぁ嫌なら別に良いけど。僕は見ないから気が向いたら測ってみて」
2人  「…………」

 

リーフ 「で、何?このモニターは」
マルス 「隠しカメラで体脂肪計の画面映してるモニターに決まってるじゃないか」
リーフ (そこまでするか普通……)
マルス 「あ、見なよ。やっぱリン姉さん気になって体脂肪計の前に戻ってきてる」
リーフ 「エイリーク姉さんも連れてるね。やっぱ他の人と比べてどれくらいか気になるのかな」

 

<体脂肪計前>

 

リン   「あたしも測ってみたいんだけどちょっと怖くて……エイリーク姉さん先に測ってみてくれない?」
エイリーク「でも……私もお正月で少し太った気がしますし……結構凄いと思いますよ?」
リン   「そんなことないわよ!エイリーク姉さん細いんだし」
エイリーク「では……」体脂肪計の上に乗る。

 

リーフ 「あ、すごい。エイリーク姉さん男性の数値と大差ないよ!」
マルス 「あはははははは!見てリン姉さんの真っ青になった顔」
リーフ 「影でこんなにコケにしてたら死亡フラグが立ちそうなんだけど」
マルス 「関係ない関係ない。次はいよいよリン姉さんの番か(ニヤニヤ)」

 

リン   「じゃあ今度はあたしが…………」

 

――測定中――

 

マルス 「プッギャーッ!!(^Д^)9m 1.5 倍!1.5 倍!出ました!エイリーク姉さんの1.5 倍!」
リーフ (とりあえず逃げる準備しとくか……)

 

リン   「 _| ̄|○ 」
エイリーク「あの……リン?」
リン   「もう駄目よ……あたしきっとヘクトル以上のピザだわ……」
エイリーク「そんな……リンは太ってなんか無いですよ。私とも大して体型違うわけじゃないですし」
リン   「じゃあ何?!この差は一体どこから来てるの?!」
エイリーク「えっと……それはですね。………!!」次の瞬間エイリークの目はリンの豊かな胸部に釘付けに。
リン   「え……?どうしたのエイリーク姉さん」
エイリーク「私……!正月太りしてきます……!」
リン   「え?!ちょ、姉さん?!」

 

マルス  「なんだ、乳の差か。ねぇリーフ?あれ、どこいったんだろ」

 

この後もちろん隠しカメラバレてフルボッコ

 
 

ちなみにヘクトルの場合

 
 

ヘクトル「さてどうしたもんか……」
アイク 「どうしたヘクトル?ん……それは何だ?」
ヘクトル「ん、これはマルスが持ってきた体脂肪計ってやつでな」
アイク 「あぁ、肉の霜降り具合を測るやつか」
ヘクトル「いや、かなり違う気もするが……まぁ大体そんなところだ」
アイク 「で、それで何をするんだ?」
ヘクトル「まぁちょっと俺も測ってみようと思ったんだが……」
アイク 「……どうしたんだ?」
ヘクトル「(ここでピザじゃないことを証明してデブキャラ脱却を図りたいところだが
      もしやばい値を出したら自他共に認める完全なピザキャラになっちまうからな……
      今は正月で食べ過ぎて正直やべぇし……ここは後回しにしてとりあえず……)
     あ、そうだ。兄貴も測ってみろよこれ。」
アイク 「え……霜降り具合をか?」
ヘクトル「ああもうその何でも肉に結びつける発想どうにかしろ!とりあえずこれに乗ってみてくれ」
アイク 「まぁ別にいいが……」

 

――測定中――   ERROR!
――測定中――   ERROR!
――測定中――   ERROR!

 

アイク 「なんかエラーしか出んぞ。壊れてるんじゃないか?」
ヘクトル「いや……違う!これはきっと限りなく0%に近くて測定できねぇんだ!」
アイク 「そうか。俺は肉として安物か」
ヘクトル「いい加減しつけぇよその話!しかし……さすが兄貴、鍛え方が違うんだな……」
アイク 「それはそうとお前も測るんじゃあなかったのか?」
ヘクトル「いや、俺やっぱやめとくわ……!(こんなの出された後で測れるわけねぇよorz)」

 
 

マルス 「だってさ」
リーフ 「おかしいな……誰しも脳の脂肪とかだけでも3㎏近くになるからそんな値になるはずないんだけど」
マルス 「文字通り脳筋ってことだね」